女性なら誰しもあこがれるのが、美しいくびれ。
くびれがあるだけでスタイルがよく見えるので、何としても手に入れたいですよね。
でも、くびれを作るにはハードなエクササイズが必要だと思っていませんか?
実は、辛いエクササイズをしなくても、簡単なストレッチをするだけでくびれを作ることが可能です。
そこで今回は、ウエストまわりを気持ちよく伸ばす「くびれストレッチ」をご紹介します。
運動が苦手な人でも簡単にできるので、ぜひ習慣にして美しいくびれを手に入れましょう。
目次
くびれを作るのにストレッチが効果的な理由
くびれを作るにはエクササイズも効果的ですが、いきなりハードなエクササイズを続けるのは大変です。
そこでおすすめなのが、くびれを作るストレッチ。
ストレッチはエクササイズよりも簡単で、気持ちいいので続けやすいことがメリットです。
では、なぜくびれを作るのにストレッチが効果的なのか、その理由をご紹介します。
腸を動かして便秘を解消できる
美しいくびれを作るには、ぽっこりお腹を解消することが大切です。
ぽっこりお腹になってしまう大きな原因は、ずばり便秘。
まずは便秘を解消し、お腹をペッタンコにする必要があります。
くびれストレッチは腸を動かして刺激することができるので、便秘解消に効果的です。
血行促進で基礎代謝がアップする
くびれを作るには、ウエストの脂肪を燃焼させることが大切です。
筋肉量を増やすためにエクササイズをするのも効果的ですが、ストレッチで血行を促進させることも脂肪燃焼に有効です。
血行が良くなることで基礎代謝がアップし、痩せやすい体を作ることができます。
体が痩せやすい状態になれば、ウエストの脂肪を落としやすくなり、くびれを作ることができます。
エクササイズで腰を痛めることがない
くびれを作るには、ハードなエクササイズが必要だと思いがちですよね。
でも、日頃から運動することに慣れていない人は、いきなりエクササイズを始めると腰を痛めてしまうことが多いのです。
ケガをしてしまうとダイエットを続けられないので、くびれを作る前に断念してしまうこともしばしば。
ストレッチなら運動が苦手な人でも簡単にできて、ケガをすることも少ないのでおすすめです。
気持ちいいストレッチで、美しいくびれを作りましょう。
くびれを作るストレッチのやり方
では、くびれを作るストレッチのやり方をご紹介します。
どれも簡単で効果抜群なので、ぜひ毎日やってみてくださいね。
腹斜筋を伸ばすくびれストレッチ
ウエストのちょうど「くびれ部分」にある筋肉を腹斜筋と言います。
くびれを作るには、この腹斜筋をしっかり伸ばしてストレッチすると効果的です。
- 背骨を伸ばして、あぐらをかきます。
- 「おへそ」と「かかと」が一直線になるようにします。
- 右手を左膝に当て、息を吸いながら左手を上に伸ばします。
- 息を吐きながら、右に体を倒します。目線は天井へ向けます。
- 呼吸を止めずに適度にキープしたら戻し、反対側も同様に行いましょう。
膝が床から離れないように意識しましょう。
腹斜筋ストレッチをすることで内臓機能が活発になり、便秘解消効果が期待できます。
背中もほぐすくびれストレッチ
くびれを作るには、背中の筋肉を鍛えたり、ストレッチしてほぐしたりすることが効果的です。
運動不足や姿勢が悪いことで背中が硬くなると、ウエストラインがたるんでしまう原因になります。
腹斜筋ストレッチは背中も同時に伸ばせるため、背中のストレッチ効果も期待できます。
- 足を腰幅に開き、膝立ちの姿勢になります。
- 手を頭上に上げて、右手首を左手で持ちます。
- そのまま上半身を左に倒し、しばらくキープして、ゆっくりと戻します。
- 反対側も同様に行いましょう。
体が前に倒れないように、上半身の前面はつねに前方を向くように意識しましょう。
ひねるだけのくびれストレッチ
ウエストをひねるストレッチは、ウエストまわりの血行を良くするとともに、腸を刺激する効果もあります。
そのため、基礎代謝アップや便秘解消に効果的です。
しかも気持ちいいストレッチなので、誰でも簡単に取り組むことができますよ。
- 仰向けになり、両手を横に伸ばします。
- 片足の膝を曲げ、腰をひねりながら体の反対側に向けます。
- そのまま30秒キープします。
- ゆっくりと戻り、反対側も同様に行いましょう。
腰をひねったとき、顔は足と反対側を向くとストレッチ効果が高まります。
また、このときに肩が床から離れないように気をつけてください。
座りながらできるくびれストレッチ
腹斜筋はくびれ部分にある筋肉のことで、腹横筋はお腹の内側にあるインナーマッスルです。
ウエストまわりの筋肉をまとめてストレッチできるので、くびれ効果が抜群ですよ。
座ったままできるストレッチなので、テレビを観ながらでも簡単にできるでしょう。
- 背すじを伸ばして体育座りをします。骨盤が後傾しないように、引き上げるようなイメージで骨盤を立てます。
- 左肘を右膝の外側に当て、上半身をひねります。息を吐きながら、背すじは真っすぐにキープです。
- 3秒間キープしたら、反対側も同様に行いましょう。
- 左右1回ずつを1セットとし、2セット行いましょう。
腸を刺激するストレッチなので、便秘解消効果も期待できるでしょう。
寝ながらできるくびれストレッチ
お腹痩せのエクササイズといえば「腹筋運動」ですが、くびれを作るには効果がありません。
とはいえ、お腹がぺったんこにならないと美しいくびれを作ることができないため、少しずつ鍛えることが大切です。
以下のひねりストレッチはエクササイズ効果も期待でき、効率的にくびれを作る効果があります。
- 仰向けになり、両膝を曲げて持ち上げます。(膝が90℃になるように)
- 両手は体の横につき、足を左右にゆっくりと倒します。(膝が開かないように)
- 左右交互に5回くり返しましょう。
ポイントは、肩や腰が床から離れないようにすること。浮いてしまうと効果が半減してしまうので気をつけましょう。
このくびれストレッチは、「腹直筋」「腹斜筋」「腹横筋」のすべてにアプローチできますよ。
くびれストレッチのポイント
くびれストレッチをする際には、以下の4つのポイントを意識して行いましょう。
やり方を間違えると、くびれ効果が半減してしまうので気をつけてくださいね。
- お腹がしっかり伸びているのを意識する
- 反動をつけない
- 痛くないところで止める
- 呼吸を止めない
お腹がしっかり伸びているのを意識する
くびれストレッチの効果を高めるには、ストレッチしている部位に意識を集中させることが大切です。
エクササイズでもストレッチでも、ターゲットの部位を意識することで効果がアップしますよ。
反動をつけない
ストレッチは、反動をつけて行うと効果がありません。
じっくりゆっくり伸ばすことで、その部位を刺激することができるのです。
体が硬いうちは痛いかもしれませんが、無理のない範囲で少しずつストレッチすれば、だんだん体がやわらかくなっていきますよ。
痛くないところで止める
ストレッチの効果を高めようとして、痛いのを我慢して無理に伸ばすのはNGです。
無理やり伸ばすと組織を傷つけてしまうことがあるため、痛くないギリギリのところで止めるようにしましょう。
負荷が弱すぎても効果がありませんが、痛いほどストレッチするのはおすすめできません。
イタ気持ちいいくらいがベストです。
呼吸を止めない
体が硬い人は、ストレッチをするときに呼吸を止めてしまうことが多いです。
ストレッチ中に呼吸を止めると、血流も滞ってしまうため危険を伴う場合があります。
ストレッチをするときは、ゆっくりと呼吸をくり返しながら行いましょう。
伸ばすときに息を吐くと、ストレッチの可動域を広げることができます。
呼吸に合わせて、少しずつ可動域を広げていきましょう。
まとめ
美しいくびれを作るには、ストレッチが効果的です。
ウエストまわりの筋肉を鍛えるエクササイズも効果的ですが、ケガを防ぐにはストレッチをおすすめします。
気持ちいい程度にストレッチすることで、くびれ部分の血行を良くしたり、腸を刺激して便秘を解消したりする効果が期待できます。
基礎代謝をアップさせるためにも、ぜひ「くびれストレッチ」を取り入れてみてくださいね。