痩せ型女子のための胸を大きくする方法
「食べても太らないなんて羨ましい」「ダイエットしなくていいって、楽だよね」なんて言われることが多い痩せ型女子。
食べれば太る女性が圧倒的に多い中で、「食べても太れない」「そもそも、あまり食べられない」と悩んでいる女性もいるのではないでしょうか?
そんな痩せ型さんが、ひそかに悩んでいること。それはきっと、胸が小さいことだと思います。
でも、ふつうのバストアップ方法ではあまり効果が感じられないことが多く、あきらめかけている人も多いはず。
痩せ型さんがバストアップするために、まず考えられるのは太ることですが、胸以外が太ってしまうのは困りますよね。
では、足やウエストは細いままで、胸だけ太ることはできるのでしょうか?
目次
胸だけ太ることは可能なの?
女性なら、誰しも一度は「胸だけ太ることは可能なのか?」と考えたことがあるのではないでしょうか? 胸は、ほぼ脂肪でできているので、脂肪を増やせば胸だけ大きくすることは可能です。
でも、「そもそも胸だけに脂肪をつけることってできるの?」という疑問が残りますよね。これも、やり方によっては可能です。
ガリガリ痩せ型さんは、健康な体づくりが必須
全身がガリガリに痩せてしまっている痩せ型さんは、まずは健康な体づくりをすることが大切です。
痩せ型の人の多くは、栄養不足で体力がなく、メンタル的にも元気がない人が多いです。これは性格の問題ではなく、体の問題である可能性が高いのです。
それに痩せ型さんは体温が低く、冷え性の人が多いですよね。そのため血行が悪く、バストに充分な栄養が行き届かないのです。また低体温の人は免疫力が低く、女性ホルモンのバランスも乱れがちに。
このように、胸が小さくなる原因がたくさん考えられるので、まずは健康な体づくりをすることから始める必要があるのです。
体に適度な脂肪がついてくれば、ふつうのバストアップ方法も効果が期待できますし、バストアップマッサージによって乳腺を発達させ、胸の脂肪を増やすことも可能です。
上半身ガリガリさんは、血流改善でスタイルアップ
下半身は普通なのに、上半身だけ痩せている女性もいると思います。この体型の女性は、とくに「胸だけ太りたい」と思っているのではないでしょうか?
安心してください。おもな原因はわかっています。それは、「血行が悪く、体がむくんでいることが原因」です。
これだけが原因ではありませんが、大きな原因は「むくみ」だと考えられます。体がむくむと血流が悪く、胸に必要な栄養が届きません。そのため胸が育たず、小さくなってしまうと考えられるのです。
体のむくみを解消し、血流を改善すれば、下半身は今よりもっと細くなる可能性があるんですよ。これは嬉しいオマケですね。
痩せ型さんが太れない1番の原因は「栄養不足」
痩せ型さんは、もともと食欲があまりなく、たくさん食べられない人が多いと思います。人間の体は、食べ物から栄養を摂取しますので、食べる量が少ないと、とうぜん栄養が足りなくなってしまいます。
栄養が足りないと、バストアップに必要不可欠な「女性ホルモン」の分泌が少なくなり、乳腺が発達しにくくなります。
バストは、おもに「乳腺」と「脂肪」でできていて、乳腺のまわりに脂肪がつくことで、胸が大きくなります。
この乳腺を発達させるには、「女性ホルモン」が必要なのです。
酵素をしっかり摂り、胃腸のはたらきを良くする
痩せ型さんがとくに不足している栄養は、「酵素」だと言われています。酵素は様々な食べ物に含まれていますが、この酵素が足りなくなると、消化機能が低下して、胃腸が弱くなることがあります。
痩せ型さんが、太りたくても食べられない理由は、この酵素が足りないことが原因の1つです。酵素の中には「消化酵素」があり、食べ物を消化するはたらきがあります。
この酵素が足りないと、食べ物をうまく消化できないため、たくさん食べられないことが多いのです。
酵素は、生の野菜や果物に多く含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。
ただし、野菜や果物には食物繊維が多く、先に食べるとお腹がいっぱいになって、お肉やご飯を食べられなくなってしまいますよ。
炭水化物は吸収が速く、栄養になりやすい
痩せ型さんが太るために必要な栄養は、タンパク質・脂質・炭水化物をバランス良く摂ることが大切です。これは三大栄養素と言って、毎食で食べる必要がある栄養素なんです。
でも、小食の人が多い痩せ型さんは、バランスよく食べることができず、なかなか太れないですよね。そこでオススメの食べ方は、「炭水化物を先に食べること」です。
炭水化物は、ご飯やパンなどの主食に多く含まれていて、血糖値が上昇しやすい特徴がある食べ物です。血糖値が上昇すれば、脂肪が蓄積しやすくなるため、効率的に太ることができます。
プロテインなら効率的に栄養補給できる
「もっと効率的に栄養補給をしたい!」という人にオススメなのが、プロテインです。プロテインはおもにタンパク質ですが、脂質と炭水化物もバランス良く含まれている飲み物です。
そのため、栄養補給にはピッタリなんですよ。体調を崩しがちな人や、食事量が少ない高齢者などにもオススメしたいですが、あまり知られていませんよね。
スポーツをする人がなぜプロテインを飲むかというと、ハードな運動によって消費された栄養を、効率的に補給するためなんです。そうしないと体が故障して、なかなか治らなくなります。
この原理を考えると、食事量が少ない痩せ型さんの栄養補給としては、とってもオススメ。ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね。1日3食のほかに、朝か夜に飲むと良いでしょう。
プロテインの種類には、「ソイプロテイン」「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」がありますが、ホエイプロテインがオススメです。体に吸収しやすく、栄養価がもっとも高いです。
痩せ型さんにバストアップブラは効果なし!?
バストアップと言えば、必ず出てくるのが「バストアップブラ」ですよね。でも、痩せ型さんのバストアップ方法としては、あまり効果がありません。まずは体質を改善することから始め、その後でバストアップブラに登場してもらいましょう。
そもそもバストに寄せ集める脂肪がない
バストアップブラをすると、バストのまわりの脂肪を集めることで、胸が大きくなると言われていますよね。
でも痩せ型さんは、バストだけでなく、全身に脂肪が少ないため、バストに寄せ集める脂肪が足りない可能性があります。
そのため、バストアップブラの効果は、あまり感じられないでしょう。
良質な脂肪分で、ふっくらバストをつくる
先ほど、タンパク質・脂質・炭水化物をバランスよく食べることが大事と言いましたが、その中でも脂質を摂ることで脂肪は増えやすくなります。
ただし、良質な脂質でないと血行を悪くし、ますますバストへ栄養を届けることができなくなります。
それに、脂質を摂り過ぎるのも血行不良の原因になるので、基本的にはタンパク質・脂質・炭水化物をバランスよく食べることが大切なのです。
良質な脂質で、女性ホルモンの分泌もうながしてくれる食べ物は、「アボカド」と「アーモンド」です。
女性ホルモンを活性化して、適度に脂肪を増やす
女性ホルモンはバストアップに必要ですが、その理由は「適度に脂肪を増やす効果」があるからです。女性ホルモンは、適度に脂肪をつけることで、女性らしい体をつくる効果があるのです。
どんな女性もそうですが、とくに痩せ型さんは、女性ホルモンを活性化することが大切ですよ。
痩せ型さんのためのバストアップ方法
すでにいくつかご紹介しましたが、ここで改めて「痩せ型さんのためのバストアップ方法」をご紹介します。ポイントは、「運動」「食事」「睡眠」です。生活習慣の改善もかねて、胸を大きくしていきましょう。
プロテインや筋トレで、適度に筋肉をつける
痩せ型さんは、脂肪が少ないだけでなく、筋肉も少ない特徴があります。そのため、適度な運動をして、筋肉をつけることがバストアップに必要です。
筋肉が少ない状態で脂肪だけ増やすと、胸の脂肪を支えられずに、垂れ乳になりやすいのです。また、筋肉が増えると体が温まりやすく、血行も良くなります。
筋肉を増やすだけで、バストアップに必要ないくつかの条件が、一気にクリアできるんです。
❤栄養が足りないと筋肉がつかないので注意!
痩せ型さんが太れない理由は、栄養不足が原因でしたね。バストアップに必要な筋肉をつけるために、筋トレなどの運動をしても、栄養が足りない状態では筋肉がつきにくいです。
そのため、必要な栄養素をしっかりと補給した上で、筋トレなどをするようにしましょう。とくにタンパク質は、充分に摂取する必要があります。すでにご紹介したように、プロテインなら、効率的に栄養を摂取できますね。
バストアップの大敵、ストレス軽減には「肉食」
痩せ型さんは、栄養不足からメンタルにも悪影響が及びがちです。とくにストレスは、バストアップの大敵です。
ストレスがたまると女性ホルモンの分泌を減らし、ホルモンバランスが崩れて、うまくバストアップすることができなくなります。
やる気が出ない、イライラする、気分にムラがあるなどの症状がある場合、軽いうつ症状になっている可能性もあります。ストレスの軽減やうつ症状の緩和には、肉を食べると効果的だと言われています。
肉をあまり食べない人は、うつ病になりやすいというデータもあるそうです。
栄養のある食べ物と、太る食べ方をする
痩せ型さんがバストアップする方法は、栄養バランスの良い食べ物を食べることです。それに加えて、太りやすい食べ方をすると、脂肪がつきやすくなります。
バストアップのための食事法は、以下の3つに気をつけてみてください。
- 炭水化物から食べると血糖値が上がり、脂肪がつきやすくなる
- 野菜を食べる前に、肉などの「タンパク質」「脂質」を食べる
- 「揚げ物より肉」のように、栄養価の高い食べ物を選ぶ
まずは、血糖値が上昇しやすい「炭水化物」から先に食べることで、脂肪がつきやすくなります。そして次に、肉や魚などのタンパク質を食べると良いでしょう。肉のほうが脂質も多いので、効率的に脂肪を増やすことができます。
また、太る食べ物の定番である「揚げ物」ですが、良質な油で揚げた物ならOKです。
良質な油とは、亜麻仁油(あまにあぶら)やエゴマ油です。これらは、オメガ3脂肪酸と呼ばれ、血行が悪くなりにくい脂質だと言われています。
脂肪を増やすと言うと、油を摂ったほうが良いと思いがちですが、痩せ型さんがバストアップするには、栄養が必要です。そのためタンパク質と脂質を同時に摂取できる「肉」を食べるほうが、栄養価も高く効率的です。
良質な睡眠をとって、ホルモンバランスを整える
すべての女性にとって必要なもの。それは「女性ホルモン」です。女性ホルモンの分泌が正常になると、バストアップ効果が高くなります。
とくに痩せ型さんのバストアップには、女性ホルモンの分泌を活発にして、ホルモンバランスを整えることが大切です。
女性ホルモンはバストアップだけでなく、美肌やアンチエイジング効果、ストレスの軽減やダイエットなどにも必要です。
女性ホルモンのバランスを整える方法は、食事や運動などの生活習慣も大切ですが、とくに大切なのが「良質な睡眠」です。質の良い睡眠を充分とることで、睡眠中のホルモンの分泌が活発になります。
痩せ型さんが太りたい時に注意すること
痩せ型さんのバストアップ方法をご紹介してきましたが、体に負担がかかる方法で太るのはオススメできません。痩せ型さんが太る方法を実践する上で、注意することをご紹介しておきますね。
無理して暴飲暴食せずに、よく噛んで食べる
痩せ型さんが、早く太りたくてやってしまいがちなのが、「暴飲暴食」です。「とにかくたくさん食べれば太る」と思うのも無理はありませんが、痩せ型さんは胃腸が弱いのも特徴なので、暴飲暴食をすると、胃腸が悲鳴をあげてしまいます。
痩せ型さんは、日頃からあまり食べていない人が多いと思いますので、無理して暴飲暴食をせず、適量の食べ物をよく噛んで食べましょう。
胃腸のはたらきが悪くなると、胃痛や消化不良を起こすほかに、便秘になって血流が悪くなり、バストアップできなくなります。
薬の副作用を利用するなど、体に負担をかける方法は逆効果
薬には、さまざまな副作用を起こす恐れがありますが、その副作用の中には、「太りやすくなる」というものもあります。薬だけでなく、サプリでも副作用がある場合があり、通常は体に異変があれば服用を中止します。
でも痩せ型さんの中には、「副作用でもいいから太りたい」と思っている人がいるかもしれません。そのような体に負担をかける危険な方法は、逆効果になりますので注意しましょう。
痩せ型さんは「健康づくり=胸が大きくなる」
痩せ型の女性でもバストアップする方法をご紹介しました。巷には色々なバストアップ方法が紹介されていますが、痩せ型さんには効果がない方法も多いですよね。
痩せ型さんが本気でバストアップを考えるなら、まずは健康づくりをするのが先決です。健康になれば、体や心の状態も良くなり、自然とバストアップできる可能性もあります。痩せ型さんの胸を大きくするには、健康になることが欠かせないポイントですよ。