体型をキープするコツは痩せてる人に学ぼう!
スタイルがいい人を見ると、思わず「体型をキープするコツを教えてほしい!」と思ってしまいますよね。
そんな人は、ほとんど食べていないのかと思えば、意外と食べてることも多い。それなのに、どうやって抜群のスタイルを維持しているのでしょうか?
そこで今回は、体型をキープするためのコツについてご紹介します。
痩せてる人の食事や習慣をマネして、それをマイルールにしてしまいましょう!
目次
痩せてる人の食事と習慣をマイルールに!
抜群のスタイルをキープしている人を見ると、「きっと何か特別なことをしているんだろう」と思ってしまいますよね。
でも、彼女たちは、そもそもダイエットという概念を持っていない人が多いんです。
なぜダイエットをしなくても体型をキープできるのか? それは、毎日のちょっとした習慣の積みかさねで、大きな成果を出しているからです。
ダイエットに失敗しがちな人ほど、過酷なダイエットをしないと痩せられないと思い込んでいます。
でも実際には、ほんの少しのマイルールを厳守するだけで、スタイルをキープすることは可能です。
それどころか、痩せてる人の食事や習慣をマネするだけで、自然と今より痩せることもできちゃうんです。
では、どのような習慣をマイルールにすればいいのか、体型をキープするためのコツについてご紹介していきます。
体型をキープするためのコツ
体型をキープするためのコツは、「特別な日はない」と肝に銘じること。といっても、一生我慢するという意味ではありません。もっとハードルを低くして、自分が毎日続けられる習慣を見つけることが大事なんです。
では、痩せてる人はどのような習慣を続けているのでしょうか? それは、誰にでもできる超簡単なことばかり。ゆるい習慣だって、毎日続ければ大きな成果が出ます。大事なのは、自分ができることを理解し、上手にコントロールすることなんです。それが、数年後に結果として現れるでしょう。
朝の筋トレを習慣にする
年齢とともに体型をキープできなくなる原因は、筋肉が衰えることと、代謝が低下することが大きく関わっています。筋肉が衰えると筋肉量が減ってしまうので、どうしても代謝が低下してしまうんです。
これを防ぎ、体型をキープするためには、朝の筋トレを習慣にすることが効果的。
なぜ朝なのかというと、朝に筋肉を動かしておくと、代謝が高まっている状態が長く続くからです。
「毎日筋トレするなんて大変そう……」と後ろ向き発言をする前に、1日5分の筋トレ時間をつくってみてください。オススメの筋トレは、「スクワット」か「プランク」。
下半身の大きな筋肉を鍛えるスクワットは、もっとも効率的な運動の1つ。お腹の脂肪が気になりはじめた人は、プランクでお腹のインナーマッスルを鍛えましょう。
筋トレ以外でも、体を動かす習慣をつくればOK。小まめに動いたり、ながら運動を取り入れたり、エレベーターではなく階段を使ったり、体を動かす習慣をつくってみましょう。
「面倒くさいなぁ」という気持ちをちょっとだけ切り替えて、体を動かしてみると、意外とそれが快感になりますよ。
寝起きに白湯を飲む
体型をキープするためには、便秘は大敵です。体の中の余計なものをデトックスすることで代謝が良くなり、太りにくい体になります。便秘しがちな人は、まずは便秘しない体にチェンジしていきましょう。
便秘を解消してデトックス効果を高めるには、寝起きの白湯が効果的。白湯とは、沸かしたお湯を冷ましたもの。本当は奥が深い飲み物ですが、言ってみれば「ただのぬるま湯」です。
寝起きに体温よりも少し温かい白湯を飲むことで、内臓のはたらきが活発になり、水分補給もできて排便がスムーズになります。
時間がないときは、常温の水でもOK。とにかく朝一番に水を飲むことで、便秘を解消しやすくなりますよ。
もちろん朝一番だけでなく、1日を通して白湯や水を飲むのがオススメ。小まめな水分補給は、むくみ予防やデトックス効果を高めるための大切なポイントです。
体重を意識しすぎない
「痩せた」「太った」とすぐに口に出す人は、体重を意識しすぎていませんか? 自分の体重を把握しておくことも確かに大切ですが、体重に振り回されるようではストレスがたまってしまいます。
体型をキープするためには、体重よりも、体型を意識することが大事なんですよ。
◆「体重計」より「全身鏡」で体型をチェック
数字に振り回されてストレスになるくらいなら、体重計には乗らないほうが良いでしょう。体重計に乗るよりも、全身鏡で体型をチェックするのを習慣にしてみてください。「ここのお肉が気になる」と思うのであれば、そこを引き締めるための筋トレを取り入れてみましょう。
体重を意識しすぎると、ちょっと体重が増えただけで「食べる量を減らさなきゃ」と思ってしまいますが、鏡で体型をチェックすると「筋トレしなきゃ」と前向きな改善ができるんです。ここが大事!
体型を意識すれば、どんどんスタイルが良くなっていきますよ。
カロリー計算をしすぎない
摂取カロリーが多くなれば当然太りますが、カロリー計算ばかりしていると、体に必要な栄養の摂取がおろそかになってしまうケースがあります。
同じカロリーでも、食べ物によって栄養素が違うからです。
たとえば「ジャンクフード」と「アボカド」を同じカロリーになるように摂取すると、体に与える影響は大きく違いますよね。
「ステーキ」と「ポテトチップス」も、同じカロリーであっても栄養素がまったく違います。
このように、「どれくらいのカロリーか」ではなく、「どのような栄養が含まれているか」に注目することで、ムダに太ることもなくなり、健康的に体型をキープすることができます。
自分を許すメンタルも大事
体型をキープするためのコツは、特別な日をつくらないことだとご紹介しました。
でも人生の中には、特別な日もありますよね。たとえば、自分の誕生日など何かの記念日くらいは、ちょっとルールをゆるくしても良いでしょう。
とはいえ、いくら何でも暴飲暴食はやり過ぎです。ポイントは、「我慢しすぎないこと」と「ルールを破った自分に罪悪感を持たないこと」。
食べることを我慢できない人がいたとして、食べてしまった自分を許せないようでは、その先にあるのは精神の破滅です。
だから心を落ち着けて、自分を許すメンタルを持ちましょう。
体型をキープする食事のポイント
さて次は、体型をキープするための食事のポイントについてご紹介します。体型をキープするためには、やっぱり食事は重要です。健康な体をつくることを大前提に考えれば、意外と簡単にルールがわかります。
なるべく食事は自炊する
外食したときに、「もったいないから全部食べないと」と思ったことはありませんか?
外食は高カロリーで塩分や糖分などが多く含まれているのはもちろん、食べる量を調整できないのがデメリット。
外食が多く、毎回きれいに完食しまう人は、体型をキープするのはむずかしいでしょう。
そのため、なるべく食事は自炊することをオススメします。出来合いの弁当や総菜もなるべく控え、自分で手作りしましょう。そうすれば調味料など、自分の分量で調整できます。
◆食べる量より食べる物を厳選する
体型をキープするためには、食べる量を調整することも大事ですが、もっと大事なのは「食べる物を厳選すること」。
何をどう食べるかが、体型をキープするための最大のポイントです。
たとえば、たくさん食べても太りにくい「食物繊維」を多めに摂るとか、米を抜くのではなく量を減らして食べるとか、自分なりに調整することが体型をキープするコツです。
◆太らない調理法や調味料を工夫する
自炊するなら、調理法や調味料などを工夫してみましょう。揚げるより茹でるほうが太らないですし、塩分を控えめにしてハーブやスパイスで味付けすれば代謝がアップします。
徹底的に化学調味料を控えて、天然のスパイスだけにするのもオススメ。
また、化学調味料を控えると味覚が敏感になり、素材そのものの味を楽しむことができるようになります。天然の高い塩を買ってみたり、アレンジ料理を考えてみたり、食に対する楽しみが増えていきますよ。
ゆっくり食べる
体型をキープするコツは、ゆっくり食べること。早食いは太る元です。
朝は時間がなくて朝食をパパッと済ませたり、ランチの時間が十分に取れなくて丼物をかっ込んだりしていては、必要な量よりも多く食べてしまいます。
よく噛んでゆっくり食べるだけで、摂取カロリーを10%も減らすことができるそうですよ。食事は最低20分かけて食べることで、正常に満腹中枢が刺激され、満腹を感じることができます。
◆食べる順番をつねに意識する
痩せている人に多い習慣が、食べる順番を意識していること。食べる順番によっては体に脂肪がつきやすくなったり、痩せやすくなったりします。
そのため、体型をキープするためには、食べる順番をつねに意識することが大切なのです。
体型をキープする食べる順番は、最初に「食物繊維」が多いサラダや味噌汁などを食べ、それから肉や魚などの「タンパク質」を食べます。そして最後に「炭水化物」を食べましょう。
完璧にやる必要はなく、何となく「これが食物繊維が多そうかな」くらいでもOK。大事なのは、つねに意識することです。
過度な食事制限をしない
「食べる量を減らせば痩せる」という思い込みは、ダイエットが失敗しやすい人や、体型をキープできない人にありがちな間違いです。体に必要なエネルギーを摂取しないと、どんどん太りやすくなります。
そのため、過度な食事制限は絶対にしないようにしてください。体型をキープするには、健康な体をつくることが大事。
健康な体をつくることを意識すれば、過度な食事制限はNGだと想像がつきますね。
◆とくに朝食は抜かない
1日3食の食事を摂るのが基本ですが、絶対というわけではありません。でも、朝食だけは抜かないようにしましょう。
朝食を摂ることで体が目覚め、動き出します。体だけでなく、脳のはたらきも活発になり、健康なメンタルを形成することにつながります。
活動するためにはエネルギーが必要で、朝食を摂ることはエネルギー補給に他なりません。もし朝起きてお腹が空いていない人は、体が健康な状態ではないのかもしれません。
「起きたら空腹」という状態に体を持っていくことで、健康的に体型をキープすることができるでしょう。最初はスムージーやヨーグルト、ゆで卵などの軽い朝食でもOKです。
お酒は「赤ワイン」「焼酎」「ハイボール」
お酒は「エンプティカロリー」と言われていますが、それは純粋なアルコールのことです。日本酒やビール、ワインやサワーなどにはカロリーがあります。
できるだけ太ることなくお酒を楽しむには、赤ワイン・焼酎・ハイボールがオススメ。
焼酎でも、ジュースで割ったサワーは高カロリーなので、焼酎ロックか水割りにしましょう。ハイボールも同じで、シンプルなハイボールを選ぶのがポイント。
それに比べて赤ワインはカロリーがありますが、ポリフェノールが含まれているので、適量なら体に良い効果があります。
体型をキープする生活習慣のコツ
最後に、体型をキープする生活習慣のコツについてご紹介していきます。毎日の生活の中で、どのようなことに気をつければいつまでもスタイルを維持できるのか見ていきましょう。
ストレスは上手に解消する
体型をキープするために邪魔になるのが「ストレス」です。ストレスが多くなると血流が悪くなり、代謝が低下することで体に脂肪がつきやすくなります。
体の変化のみならず、ストレスを解消するためにジャンクフードに手が伸びてしまったり、暴飲暴食してしまうことも多いでしょう。
体型をキープするには、精神状態を安定させることが意外と重要です。キレイな人は、メンタルが安定している人が多いですよね。それをマネしてみましょう!
お風呂は湯船に浸かる
暑い日や早く寝たい日は、シャワーで済ませている人もいるかもしれませんが、お風呂は湯船に浸かることが体型をキープするコツです。
お風呂に入ったからといって痩せるわけではありませんが、お風呂で体を温めると基礎代謝が高まり、太りにくい体になることができます。
夜は安眠効果をアップするためにも、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かりましょう。半身浴で汗をかけば、デトックス効果も期待できます。
良質な睡眠をとる
残業で帰りが遅くなったり、飲み会で終電になったりする日もたまにはあるもの。でも、頻繁に寝る時間が遅くなり、睡眠不足になってしまうと代謝が低下し、太りやすくなってしまいます。
睡眠不足になるとホルモンに影響を及ぼし、高カロリーの物を食べたくなると言われています。そのため、良質な睡眠をとることは体型をキープするコツの1つです。
正しい姿勢を心がける
とくに、デスクワークをしている女性は運動不足になりやすく、筋力が低下している人が多いです。
朝の筋トレ習慣をはじめても、すぐには効果が表れにくいので、日頃から正しい姿勢を心がけるだけでも適度に筋力をアップさせることができます。
正しい姿勢を心がけることで鍛えられる筋肉は、おもに「お腹」と「背中」。
はじめのうちは、正しい姿勢をキープするだけで疲れますが、慣れてくると楽に姿勢を正すことができるようになります。姿勢を良くすると気分も良くなり、見た目も美しくなるというメリットづくしです。
体型をキープするコツは毎日の習慣から!
体型をキープするためのコツについてご紹介しました。痩せてる人の食事と習慣をマネしてマイルールにすれば、特別な努力をしなくても体型をキープできますよ。だからこそ、毎日の習慣がとっても大事。ちょっとした習慣を意識するだけで、太らない体をつくっていきましょう!