ダイエットしながらバストアップ!
ダイエットをして痩せたいけど、胸が小さくなるのが怖い……と思っていませんか? 痩せるのはうれしいけど、胸が小さくなるのは困りますよね。
そこで今回は、ダイエットしながら胸を大きくする方法をご紹介します。
胸が小さくならないようにキープするだけでなく、ダイエットとバストアップを同時に叶える方法を見ていきましょう。
目次
痩せながらバストアップできるの?
そもそも痩せながらバストアップすることは可能なのでしょうか?
ダイエットをすると、胸から痩せていくと感じている女性も多いと思いますが、痩せながらバストアップすることは可能です。
たしかに胸のほとんどは脂肪なので、痩せれば胸も小さくなりやすいです。でも、ダイエットのやり方さえ間違えなければ、痩せると同時にバストアップすることができるんです。
今回は、そのダイエットのコツについてご紹介していきますね。間違ったダイエットをすると、即刻バストから痩せていくので、コツをつかんでバストを守っていきましょう。
ダイエットしながら胸を大きくするなら食事に気をつけよう!
ダイエットしながら胸を大きくする方法は、おもに「食事」「筋トレ」「マッサージ」の3つです。それに加えてストレッチもご紹介します。では、まずは食事からご紹介していきましょう。
食事を減らすだけのダイエットは胸を小さくする
バストアップしたいなら、絶対にしてはいけないことは、食事を減らすだけのダイエットです。
痩せようとすると、どうしても食事を減らそうとしてしまいますが、ただ単に食事を減らすだけでは栄養不足となり、胸が小さくなってしまいます。
やみくもに食事を減らしたり、特定の食べ物だけを食べたりといった、極端な食事制限は絶対にNG。栄養バランスの良い食事を心がけ、腹八分目で終わらせるのが正しいダイエット食です。
「イソフラボン」で女性ホルモン活性化
ダイエットしながら胸を大きくしたいなら、大豆製品を摂ることをオススメします。
大豆製品には「イソフラボン」が含まれていて、女性ホルモンと似たようなはたらきをします。女性ホルモンは乳腺を発達させたり、女性らしい体をつくるために必要不可欠なものです。
そのため、ダイエットしながらバストアップしたい人は、女性ホルモンを活性化させる食べ物を取り入れるのがもっとも効果的。
大豆イソフラボンを摂るなら、1日あたり豆腐なら1/2丁、豆乳なら125ml、納豆なら1パックが適量です。
タンパク質はバストアップとダイエットの両方に良い
ダイエットしながら胸を大きくするには、タンパク質を摂ることをオススメします。植物性タンパク質である大豆製品は、低カロリーなのでダイエットにも良い効果があります。
ただし、バストアップには動物性タンパク質も必要です。肉や魚、乳製品や卵などが動物性タンパク質です。
バストやバストを支える大胸筋は、タンパク質で構成されているため、バストのボリュームをアップさせるには、肉などに含まれるコラーゲンや脂質も必要なのです。
また、動物性タンパク質は、筋肉をつくるためにも必要な栄養素です。筋肉量を増やし、代謝をアップするダイエット効果があります。
キャベツで「ボロン」と「食物繊維」を摂取
ボロンという成分には、バストアップ効果があると言われています。ボロンはキャベツやリンゴなどに含まれていて、女性ホルモンである「エストロゲン」のはたらきを活発にする効果があります。
また、キャベツには食物繊維も含まれていて、便秘を解消することでダイエット効果を高めてくれます。バストアップとダイエットの両方が同時に叶う食材なので、ぜひ取り入れたいですね。
ダイエットしながら胸を大きくするなら筋トレ!
ダイエットしながら胸を大きくするには、筋トレが効果的です。
有酸素運動をすると胸が揺れたり、脂肪が減ることでバストダウンの可能性もありますが、筋トレならバストの大きさを残しながら体を引き締めることができます。
ダイエット効果のためには、どのような筋トレでもOKですが、今回はバストアップを意識した筋トレをご紹介しましょう。
大胸筋を鍛えてバストアップ
大胸筋を鍛える筋トレをすると、胸が垂れるのを防ぎ、バストアップ効果が期待できます。胸を美しく保つには、大胸筋の筋トレは欠かせません。
◆膝つき腕立て伏せ
- 両手を肩幅に開き、四つん這いになります。
- 胸が床につくくらいまで肘を曲げ、腕立て伏せをします。
- 腰が反らないように注意しましょう。
- 10~20回繰り返しましょう。
肘を曲げたときに、体重を手に乗せるのがポイントです。
◆ダンベルベンチプレス
- ベンチがあれば、ベンチで仰向けになります。床の上でもOKですが、ストレッチポールなどがあればその上に仰向けになりましょう。
- ダンベルを両手で持ち、肩甲骨を寄せて胸を張ります。
- 肘を曲げた状態から、真上に腕を伸ばします。
- ゆっくりと腕を下げていき、再び上げます。
- 10~20回繰り返しましょう。
ダンベルの重さは、1個1キロ程度でOKです。肘が体よりも下に下がると効果的なので、できれば何かの上に乗ってやると良いでしょう。枕や座布団でも良いかもしれません。
◆ケーブルフライ
- イスに座り、ゴムチューブを背中に回します。
- ゴムチューブの両端を持ち、肘を伸ばします。
- 肘を伸ばしたまま、大きな弧を描きながら胸の前に手を引き寄せます。
- 10~20回繰り返しましょう。
ゴムチューブに反発するように、ゆっくりと動かすのがポイントです。
バストとアンダーの差をつける腹筋エクササイズ
美しいバストをつくりながらダイエットをするためには、ウエストを細くすることも重要です。ウエストが細くなれば、バストとアンダーの差ができ、ボディラインが美しくなります。では、バストとアンダーの差をつける腹筋エクササイズをご紹介します。
◆スパイダープランク
- 四つん這いから、肘を伸ばした「プランク」の体勢になります。
- 左足の膝を肩に近づけて、戻します。
- 右足も同様にやります。左右交互に行いましょう。
- 左右それぞれ10回ずつ繰り返します。
プランクの体勢をするだけでも腹筋のインナーマッスルを鍛える効果がありますが、足を動かすことで、より腹筋を鍛える効果が高まります。
◆腹斜筋トレーニング
- 仰向けになり、膝を曲げて肩幅に開きます。
- 両手は体の横に置き、上半身を少し起こします。
- 背中が床につかないように、左右のかかとを交互にタッチします。
- これを30秒、繰り返しましょう。
くびれをつくる効果もあるトレーニングなので、ボディラインがきれいになります。
ダイエットしながら胸を大きくするならマッサージは必須!
ダイエットしながら胸を大きくするには、バストマッサージは欠かせません。入浴中やお風呂上がり、寝る前などにマッサージをやってみてくださいね。
バスト周辺のリンパマッサージ
- 右手の指の腹で、左側の鎖骨の上下をマッサージします。内側から外側に向かって、順番に揉んでいきましょう。外側まで行ったら、内側に戻ります。
- 反対側も同様に行います。
- 右手の指の腹で、左の腕の付け根から胸の上部に向かってマッサージしていきます。胸まで行ったら、腕の付け根に戻ります。
- 反対側も同様に行います。
バスト周辺のリンパの流れを良くするだけでなく、胸のコリをほぐす効果もあります。
バストアップ効果のあるツボ押し
- 中府(ちゅうふ)……鎖骨の下あたりにあるツボ
- 乳根(にゅうこん)……バストの下にあるツボ
- 壇中(だんちゅう)……胸の谷間にあるツボ
中府はリンパの流れを良くする効果があり、乳根は女性ホルモンの分泌やリンパの流れを良くする効果があり、壇中は女性ホルモンのはたらきを促す効果があるツボです。
この他にも、天溪(てんけい)というツボがあり、バストアップに効果的だと言われています。
天溪は、バストトップから外側にずれていき、バストとボディの境目にあるツボです。乳腺を発達させるツボなので、とくにバストアップ効果が期待できます。
女性ホルモンを活性化する乳腺マッサージ
- 右手を左胸の上に、左手を左胸の下に当てます。
- バストを包み込むようにして、左右に15回さすります。
- 反対側も同様に行います。
- 力を入れずに、やさしくマッサージしましょう。
乳腺マッサージをすると女性ホルモンが活性化され、バストアップ効果があります。また、乳腺を直接刺激することで、乳腺を発達させる効果も期待できます。
ダイエットにもバストアップにもストレッチが効果的!
ストレッチをすると血行が良くなり、代謝を高めてダイエットをサポートしてくれます。とくに、「肩甲骨」のストレッチは効果的。肩甲骨周辺には褐色脂肪細胞があり、ここを動かして刺激すると代謝がアップして痩せやすくなると言われています。
また、バスト周辺や肩甲骨のストレッチをすることで胸の血行が良くなり、バストアップ効果があります。ダイエットにもバストアップにも効くので、ぜひストレッチをやってみましょう。
バスト周辺のストレッチ
- 四つん這いになります。
- 左手を耳の後ろに当て、左肘を上に引き上げて、左を向きます。
- 10~20回繰り返したら、反対側も同様に行いましょう。
胸が伸びているのをしっかりと感じましょう。胸のストレッチと同時に、肩甲骨も程よくストレッチできます。
肩甲骨のストレッチ
- 正座になります。背もたれのないイスに座っても良いでしょう。
- 背中を広げるようにして、腕を前に出します。
- そのまま腕を上げて伸ばし、顔も上を見ます。
- さらに、そのまま腕を後ろに回し、肩甲骨を引き寄せます。顔は上を見たままです。
- 腕が下まで来たら、もう一度「2」から繰り返します。
- これを3回繰り返しましょう。
呼吸を止めずにストレッチするのがポイントです。肩甲骨のストレッチは、代謝をアップして痩せやすくなる効果があるため、バストアップにもダイエットにも効果的ですよ。
シーンに合ったブラジャーをつけてバストアップ
ダイエットとバストアップを同時に叶えたいなら、シーンに合ったブラジャーをつけることが大切です。昼間はふつうのワイヤーブラでもOKですが、以下のシーンでは適したブラジャーを着用しましょう。
スポーツ時にはスポーツブラをつける
ダイエットしながら胸を大きくするには、運動が欠かせません。
しかし、運動によって胸が揺れると、バストを支えている「クーパー靭帯」というコラーゲン組織が損傷して、バストの垂れやサイズダウンの原因になります。
そのためスポーツ時には、必ず「スポーツブラ」をつけるようにしましょう。
寝るときはナイトブラをつける
寝るときはノーブラの人も多いかもしれませんが、寝ているときのバストは、想像以上に揺れ動いています。
胸が動くとクーパー靭帯が引っ張られるので、伸びたり切れたりする原因になります。
そのため、バストアップのことを考えるなら、寝るときはナイトブラをつけることをオススメします。
ナイトブラは、寝ているときのバストの動きに対応して、バストをしっかりとホールドしてくれるブラジャーです。
起きているときとは違う動きをするバストを、しっかりと支えてくれるナイトブラをつけて寝ることで、バストダウンを防ぐと同時に、バストアップ効果も期待できますよ。
ダイエットしながら胸を大きくすることは可能!
ダイエットしながら胸を大きくする方法についてご紹介しました。痩せたら胸が小さくしぼんでしまうことが多いですが、やり方によっては痩せながらバストアップすることも可能なんです。上手に体を引き締めながら、胸を大きくするコツをつかんでバストアップしていきましょう!