大根おろしを毎日食べるだけの生大根ダイエット
生大根ダイエットは、「生の大根」を食べるだけのお手軽ダイエット。
1日に食べる量は、大根の輪切り約6センチでOK! たったそれだけで高いダイエット効果があるのはうれしいですね。
そこで今回は、生大根ダイエットの効果とやり方についてご紹介します。
「痩せたいけど、そんな簡単なダイエット方法があるはずない」と思っている人にこそ試してほしいダイエット方法です。
では早速、生大根ダイエットの効果から見ていきましょう。
目次
生大根ダイエットの効果とは?
生大根は、舌にピリッとくる辛みが苦手な人もいると思いますが、実は、その辛みにもダイエット効果があります。記事の後半では、辛みをマイルドにする食べ方もご紹介しますので、苦手意識を持っている人も安心してくださいね。
では、生大根ダイエットの効果を見ていきましょう。
イソチアネートで代謝アップ
生大根を食べたときに感じる辛みは、「イソチアネート」という成分によるものです。イソチアネートには代謝を活発にする効果があり、脂肪の燃焼を高めることでダイエット効果が期待できます。
さらに、イソチアネートには抗酸化作用があり、アンチエイジング効果も期待できます。ドロドロの血液をサラサラにしたり、活性酸素のはたらきを弱めることで美肌になる効果があります。
このイソチアネートは、加熱した大根ではなく、生大根を食べるからこそ得られるうれしい効果です。
アミラーゼで消化促進
生大根には「アミラーゼ」という酵素が含まれていて、消化を促進する効果があります。消化が促進されると便秘が改善されたり、体に脂肪がつきにくくなる効果があります。
また、アミラーゼは炭水化物の消化を促進する効果が高く、炭水化物を大幅に減らさなくてもダイエットをサポートしてくれます。
食物繊維で便秘解消
大根は根菜類の1つなので、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は腸内環境を良くして、便秘を解消する効果にすぐれています。
大根に含まれる食物繊維は「水溶性食物繊維」で、腸内の脂質やコレステロールを吸着して排出を促してくれます。
そのためコレステロール値を下げたり、脂肪をたまりにくくする効果があります。
また、血糖値の上昇を抑える効果もあるため、生大根はダイエットに最適な食べ物なのです。
生大根ダイエットのやり方
毎日、生大根を食べるだけの簡単なダイエット。では、いつのタイミングでどれくらいの生大根を食べれば良いのか、生大根ダイエットのやり方についてご紹介します。
生なら食べ方自由。大根おろしがオススメ
生大根ダイエットでは、生の大根なら食べ方は自由です。細切りにしても良いし、輪切りで食べてもOK。その中でも、とくにオススメの食べ方は「大根おろし」です。
大根をすりおろしたときに「イソチアネート」が発生するため、ダイエット効果がアップします。
そして、大根をすりおろすときに出る「汁」も一緒に飲むようにしましょう。実は、この汁にこそイソチアネートがたくさん含まれているのです。
また、大根の皮にも栄養がたっぷり詰まっています。できれば、皮も一緒に大根おろしにして食べましょう。
食前に食べる
食べ物を食べると、消化が始まります。生大根には、消化を促進する「アミラーゼ」が含まれているため、食前に生大根を食べることで消化を促し、代謝をアップさせる効果があります。
食事と一緒に食べてもOKです。できるだけ食事の最初のほうに食べることで、血糖値の上昇を抑える効果も期待できますよ。
食物繊維の効果で満腹感も得られるので、ダイエットに良いことづくしですね。
1日の目安量は300g
生大根ダイエットで、1日に食べる大根の量は300gです。300gというと、大根を輪切りにしたときに約6センチほどの厚さになります(大根の太さによって異なるので、あくまでも目安)。
とくに食べ方は決まっていませんが、3食それぞれの食前に食べると良いでしょう。そうすれば、1回あたりの量もそれほど多くはありません。
生大根ダイエットのポイント
生大根ダイエットの効果を、より高めるためのポイントを2つご紹介します。
生大根をすりおろすのは食べる直前に
大根おろしにすることで、イソチアネートが発生してダイエット効果がアップします。でも、大根をすりおろすのって、意外と疲れるし面倒ですよね。
だからといって、作り置きするのはNG。食べる直前にすりおろすのがポイントです。大根おろしは、時間が経つほどダイエットに効果的な成分が逃げていってしまうからです。
下の部分は辛みがあり、ダイエット効果アップ
生大根の辛みは、大根の下の部分に集中しています。そうです、イソチアネートのことですね。そのためダイエット効果を高めたいなら、葉っぱのほうより、しっぽのほうを買いましょう。
生大根ダイエットを成功させるレシピ
生大根ダイエットを成功させるには、やっぱり美味しいレシピが必要ですよね。飽きずに毎日食べるために、おすすめの生大根レシピをご紹介します。
シャキシャキ感がたまらない「大根サラダ」
生大根といえば、大根サラダ。居酒屋メニューでは定番ですね。大根を細切りにして、大葉・カニカマ・海苔を加えます。
このレシピのポイントは、ドレッシングではなく「醤油」をかけて食べるところ。ダイエット中にはうれしい味付けですね。
また、洋風の大根サラダにする場合は、スティックサラダにしてディップをつけて食べたり、薄切りにしてマリネにしても美味しいです。大根は味にクセがないので、どんな味付けにも合いますよ。
食卓の定番「しらすおろし」
昔ながらの食卓の定番といえば、「しらすおろし」ですよね。わたしは子どもの頃から大好きです。
「大根おろし」と「しらす干し(釜揚げシラスでもOK)」に醤油をかけて食べます。文句なしの美味しさ。飽きることもありません。
意外と美味しい「冷奴に大根おろし」
冷奴に大根おろしは、意外と相性が良いです。冷奴は「生姜おろし」と「めんつゆ」だけでOK。
お好みで「大葉」「みょうが」「きゅうり」などを乗せても良いでしょう。そこに大根おろしを乗せて頂きます。とっても簡単な時短レシピです。
サラサラ食べられる「納豆&大根おろし」
大根おろしと大葉が、納豆の臭みを消してくれるので、納豆が苦手な人でも無理なく食べられるレシピです。
トッピングは大葉・青ネギ・かつお節となっていますが、好きな物をトッピングしてみてください。
絶対に外したくないのが「大葉」。大葉の風味があると、何でも美味しくなっちゃいます。全部混ぜてそのまま食べても良いですし、ご飯にかけても美味しいです。
肉にも野菜炒めにも「大根おろし乗せ」
あれこれ考えるのが面倒なときは、何にでも大根おろしをのせてみましょう。
とりあえず大根おろしを小鉢に入れて食卓まで持っていき、食べるときに「肉のソテー」や「野菜炒め」などに乗せて食べてみてください。豚しゃぶに大根おろしも最高ですね。
油っこい料理もサッパリとして、美味しくいただけますよ。
辛みが苦手な人は「生大根ヨーグルト」
生大根が辛くて食べられない人には、ヨーグルトに入れて食べるのがオススメです。ヨーグルトによってマイルドな味になり、甘みを加えることで辛みを感じにくくなります。
また、生大根に食べ飽きたら、デザート感覚で生大根ヨーグルトを食べるのもいいですね。なかなか斬新なアイデアです。
お好みのジャムやハチミツで甘さをプラスすると、ダイエットデザートの完成。ぜひお試しください。
生大根ダイエットは大根おろしがオススメ!
生大根ダイエットのやり方はとっても簡単。大根はすぐに手に入る食材なので、今日からでも始められますね。生大根ダイエットの効果は、痩せる効果はもちろん、美容や健康にも良い効果があります。手軽に始められて、脂肪がつきにくい体になる「生大根ダイエット」。ぜひ、今日からチャレンジしてみてくださいね。