ダイエット

痩せると老ける理由とは?40代からの若返る痩せ方のコツ

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40代からは「若返る痩せ方」で美しく痩せよう!

40代になると、20代の頃のようなダイエットでは痩せにくくなりますよね。

とはいえ、なかなか痩せないからといって無理なダイエットをすると、老けた印象になってしまうことも少なくありません。

キレイになるために、そして若々しく見えるためにダイエットをしたはずが、「痩せたら老けた」という結果ではショックを隠せません。

これからダイエットを考えている人も、老けるのが怖くてダイエットをためらってしまいますよね。

では、なぜ痩せると老けてしまうのでしょうか?

いつまでも美しくあるために、今回は「痩せると老ける理由」「40代からの若返る痩せ方」についてご紹介します。

なぜ痩せると老けるの?

せっかく痩せても、40代を過ぎてからのダイエットは、やり方を間違えると老けて見えてしまいます。昔の体重を目指して頑張ったのに、キレイになるどころか老けてしまったら悲しいですよね。

では、なぜ痩せると老けてしまうのでしょうか?

  • 顔が痩せると頬がこけて見える
  • 急に痩せると皮膚がたるむ
  • 脂肪が落ちると肌にハリがなくなる

このような状態になってしまうのは、すべて間違ったダイエットが原因です。

年齢を重ねたら、キレイに痩せるにはコツがあるのです。まずは、「痩せたらキレイになる」という単純な考えは捨てましょう。

では、どのようなダイエットがNGなのかご紹介します。

老けるNGダイエットとは?

40代からのダイエットには、コツがあります。健康でキレイな痩せ方をするために、まずは老けるNGダイエットから見ていきましょう。

食事を減らすだけのダイエットは確実に老ける

痩せたい、と思ったときにまず考えるのが「食事を減らすこと」ですよね。ダイエットには、ある程度の食事制限は必要です。

とくに体重が多めの人は、食事制限ナシでは痩せられません。なぜなら、加齢とともに代謝が低下して、太りやすくなっているからです。

しかし、極端に食事を減らすだけのダイエットでは、確実に老けると考えたほうが良いでしょう。

栄養のことを考えずにやみくもに食事を減らすと、肌や髪、爪や骨までも老けてしまいます。

さらに、食事を減らすと脂肪だけでなく、筋肉も落ちてしまいます。筋肉量が減ると、代謝が低下することで痩せにくくなるのです。

そのため40代からのダイエットは、必要な栄養素をしっかり摂ることが重要なポイントです。必要な栄養素とは、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの5大栄養素。

たとえば、抗酸化作用の高い「ビタミンC」や「ビタミンE」、「カルシウム」や「亜鉛」などのミネラルをバランスよく摂りましょう。

運動なしダイエットは「たるみ」を覚悟

いくら食事の栄養バランスを考えても、食事制限だけで運動なしのダイエットをすると、40代からは「たるみ」を覚悟しなければいけません。

今までは脂肪で張っていた皮膚が、脂肪がなくなることでたるんでしまいます。

たとえ細くなっても、顔がやつれて不健康そうに見えてしまったり、重力に負けて皮膚が垂れ下がったりすると、老けて見えてしまいますよね。

運動をすると筋肉がつきます。筋肉は、脂肪よりも肌にハリを持たせてくれるメリットがあります。

また、筋肉がつくことで代謝がアップし、加齢とともに痩せにくくなった体をキレイに引き締めてくれるのです。

40代からの若返る痩せ方のコツ

運動と正しい食事制限が必要だとわかりましたが、具体的には、どのようなダイエットが正解なのでしょうか? 正しいダイエットをすれば、老けるどころか若返ることができますよ。では、40代からの若返る痩せ方のコツをご紹介します。

痩せても老けない食事は「糖質」を減らしすぎない

痩せても老けないためには、食事制限で「糖質」を減らしすぎないことです。たしかに加齢とともに糖代謝が低下し、糖質を摂り過ぎると太りやすくなります。

そのため、糖質を気にしている人は多いと思いますが、炭水化物をほとんど摂らないのはNG。

糖質を抜くと、エネルギーが不足して疲れやすくなります。見た目がゲッソリする上に、体力もなくなったら、救いようのないご老体になってしまいます。

40代からの若返る痩せ方は、糖質を抜くのではなく、糖質の種類を厳選しましょう。

白米を玄米に変える、食パンをブランパンやライ麦パンに変える、うどんを蕎麦に変えるなど、低GI食品を選ぶと良いでしょう。

これらは糖質の量が少なく、ビタミンやミネラルが含まれているため、太りにくい食材です。

40代からのダイエットを、強力にサポートしてくれますよ。

痩せても老けない運動は「筋トレ」

運動なしのダイエットはNGとはいえ、どんな運動をすれば良いのかわからないですよね。余分な脂肪がたっぷりとついた体をスリムにするには、筋トレが必須です。

筋トレをすると成長ホルモンが分泌されて、痩せるだけでなく若返り効果も期待できます。

また、筋肉量が増えることで代謝がアップし、太りやすくなった体を痩せやすい体に変えてくれます。

「体力ないし、筋トレなんて無理」と思うかもしれませんが、ジムでバーベルを上げろとは言いません。筋肉に負荷をかければOKなので、スクワットや腹筋、腕立て伏せなどのトレーニングをしてみましょう。

オススメなのはスクワット。痩せにくい下半身の筋肉を鍛えられる上、大きな筋肉を鍛えることで全身の脂肪が燃焼しやすくなりますよ。

ただし体重が多い人は、まずはウォーキングなどの有酸素運動で、脂肪を燃焼させることが大切です。

筋トレは、脂肪を燃焼するための筋肉を増やしてくれますが、筋トレそのものの消費カロリーは少ないため、脂肪燃焼効果の高い有酸素運動を取り入れましょう。

もちろん、同時に筋トレも行うと効果的です。

顔が痩せても老けない「表情筋トレーニング」

「痩せたら顔が老けた」という人も多いですが、これは表情筋をあまり動かしていないことが原因かもしれません。顔の脂肪が減っても、表情筋が衰えていると顔がたるみます。

そのため、表情筋トレーニングをするのがオススメ。たとえば、以下のようなトレーニングをしてみましょう。

  • 「イ・ウ」の口を10~20回くり返す
  • 「アイウエオ」を大きな口を開けて言う
  • 割り箸を横にして奥歯で噛み、口を横に開いて1分キープ

表情筋トレーニングをしなくても、日頃から「よく笑う」習慣を心がけるだけでもOKです。

「歳を取ると性格が顔に表れる」なんて言われていますが、日頃から笑顔を多くすれば、まわりからも好印象を持たれることでしょう。

また、笑顔になると自然と心が明るくなるとも言われています。落ち込んだときや、イライラしたときこそ笑顔になってみてはいかがでしょうか? メンタルまで若返りますよ。

体型維持には「姿勢」も重要なポイント

運動や食事など、若返る痩せ方のコツをご紹介しましたが、実は、姿勢を良くするだけでも効果があります。加齢とともに筋肉が衰えると、猫背になりやすく、筋肉がどんどん衰えていきます。

猫背の姿勢は、筋肉がお休み状態になってしまうので、日頃から姿勢を良くするだけでも、「お腹」と「背中」の筋肉を適度に使っているのです。

デスクワークをしている人は、姿勢を良くするだけで、1日中軽い筋トレ状態をキープできます。

猫背に気づいたら、背すじをピンと伸ばすだけで「今、若返ってる!」と感じれば楽しくなってきますね。

しなやかな体をつくるにはストレッチも効果的

加齢とともに筋肉や関節の柔軟性がなくなり、どんどん体が硬くなっていきます。そのため、ストレッチを取り入れることで「しなやかな体」をつくることができます。

とくに意識したいのが、「肩甲骨」や「股関節」のストレッチ。

肩甲骨のストレッチをすると肩こりが解消され、猫背改善にも効果的です。また、股関節のストレッチをすると、下半身の血行が良くなり、足のむくみを解消することができます。

◆肩甲骨ストレッチ

  1. ひざ立ちをして、上半身を後ろに反らします。
  2. 両手でかかとを持ち、みぞおちを突き出して10秒キープ。
  3. 次に、立った状態でみぞおちに両手を当て、組みます。
  4. 肩甲骨を引き寄せるイメージで、肘を後ろに引きます。そのまま3~5秒キープ。

◆股関節ストレッチ

  1. 床に座り、膝を両側に開きます。
  2. かかとを体に近づけて、背すじを伸ばします。
  3. つま先を持ち、上半身を前に倒します。背中が丸まらないように注意。
  4. 息を吐きながら20秒キープ。

体が柔らかくなれば、体が軽くなり、動いても疲れにくくなります。筋トレと同じタイミングで、ストレッチも並行して行いましょう。筋トレのための準備運動としてもオススメです。

体重よりボディラインを重視する若返りダイエットを実践

これからダイエットをする予定の人も、体重は減ったけど老けてしまった人も、若返りダイエットを実践しましょう。40代からは、体重よりもボディラインを重視するダイエットを意識してくださいね。「栄養バランスの良い食事」「筋トレ」をはじめると、不思議と心まで元気になっていきます。体がキレイになるだけでなく、心まで若返るダイエットで、いつまでも老けない体をつくっていきましょう!