1日1食ダイエットで健康的に痩せる!
1日1食ダイエットとは、食事を1日1回だけにするというダイエット方法です。
今までは、「1日3回の食事を摂る」というのが健康的な生活の常識でしたが、長年の常識をくつがえすダイエット方法が話題を呼んでいます。
芸能人でも実践している人が多く、若返りながら痩せるダイエット方法として人気がありますが、健康面で問題はないのでしょうか?
そこで今回は、1日1食ダイエットの効果とやり方についてご紹介していきます。
正しく行えば効果の高いダイエット方法なので、注意点を守ってダイエットを成功させましょう!
目次
1日1食ダイエットとは?
きっちり1日3食摂っている人の中には、「食事の時間だから」という理由で、とくにお腹が空いていなくても食事を摂っている人がいると思います。
でも、本当に1日3食必要なのでしょうか?
とくにデスクワークなどで体を動かさない人は、1日1食でも食事量は足りていると言われています。
つまり、1日3食は食べ過ぎの可能性があると考えられているのです。
ただし、1回しか食事を摂らないからこそ、その食事内容がとても重要になってきます。
好きな物だけ食べると栄養が偏ったり、十分な食事が摂れないと体調不良になったりしてしまう場合もあります。
1日1食ダイエットに細かいルールはほとんどありませんが、正しいやり方で、食事内容にも気を付けながら行うことが大切です。
そんな1日1食ダイエットには、どのような効果が期待できるのか見ていきましょう。
1日1食ダイエットに期待できる効果
1日1食ダイエットは、痩せるというダイエット効果があるのはもちろん、美容や健康にも良い効果をもたらしてくれます。では、どのような効果が期待できるのか見ていきましょう。
若返り効果
1日1食ダイエットは、細胞が活性化されることで、若返り効果が得られます。1日1食にすると空腹の時間が長くなり、サーチュイン遺伝子が活性化されます。
この遺伝子は、細胞を若返らせる効果があり、シミやシワ、たるみなどを改善するアンチエイジング効果が期待できます。
また、成長ホルモンの分泌が活発になり、肌のターンオーバーが正常になることで皮膚粘膜を修復する効果が高まります。その結果、美肌効果が得られることで若返り効果が期待できるのです。
便秘解消
1日1食ダイエットの効果は、ダイエットの大敵である便秘を解消できることです。1日1食しか食べないことで、胃腸を休ませることができ、腸のはたらきを正常にすることができます。
そのため、体内の余分なものを排出する機能が高まり、便秘を解消できるのです。
体臭・肌荒れ予防
1日1食ダイエットの効果は、血中コレステロールが下がることで皮脂の分泌が減ります。皮脂の分泌が減ると、体臭の原因となる雑菌の繁殖を防ぐ効果があるため、体臭の軽減につながります。
また、皮脂の分泌が減れば、ニキビや吹き出物などの予防になり、肌荒れを防ぐことができます。
このように、1日1食ダイエットには「体臭」や「肌荒れ」を予防する効果が期待できます。
1日1食ダイエットのやり方
1日1食ダイエットは、正しいやり方で行うことがポイント。細かいルールはそれほどありませんが、とくに食事の栄養バランスには気をつけて行いましょう。では、食事内容以外で気をつけるべきポイントをご紹介します。
1日あたり1.5~2リットルの水を飲む
1日1食ダイエットでは、しっかりと水分補給をすることが大切です。人間の体は約70%が水分なので、絶対的に水分が必要です。
しかし、1日1食にすると食事量が減り、食べ物に含まれる水分を補給することができなくなります。すると水分不足におちいる危険性があるため、意識して水を飲むように心がけましょう。
1日あたり1.5~2リットルの水分補給が目安です。1回につきコップ一杯程度の水を、1日に数回に分けて飲むようにしましょう。冷たい水ではなく、常温の水を飲むのがオススメです。
お腹が空いたら無理せず間食をする
1日1食ダイエットでは、空腹に耐える時間が長くなります。
しかし、あまりにも我慢しすぎると、その反動でドカ食いをしてしまったり、イライラして仕事などに集中できなくなってしまい、日常生活に支障をきたす場合も。
そうならないためにも、あまりにもお腹が空いたら、無理せず間食をしましょう。間食といっても、甘いお菓子はNGです。
血糖値が上昇することで余計にお腹が空いてしまうので、血糖値があまり上昇しない食べ物を選ぶのがポイントです。
たとえば、ナッツ類や果物など、食物繊維やビタミンなどが含まれているものがオススメ。果物には糖分が含まれているので、摂り過ぎには注意しましょう。
野菜や果物をスムージーにして飲むと、満腹感があって空腹をしのげますし、栄養も摂れるのでオススメです。
食事は12~20時の間に摂る
1日1食にすると、いつのタイミングで食事を摂れば良いのか迷ってしまいますよね。人間の体には消化や排泄などのサイクルがあるため、そのサイクルに合わせて食事を摂るのがベストです。
午前中はおもにデトックス(排泄)の時間なので、その時間を避けて12~20時の間に食事を摂ると良いでしょう。
つまり、1日1回の食事は「昼食」か「夕食」にするのがオススメです。排泄の時間を避けて食事を摂ることで老廃物の排出を促し、効果的に便秘を解消することができます。
腹八分目にする
1日1食ダイエットでは、とくに食事内容は決まっていません。しかし、ドカ食いしてしまうと1日3食よりもカロリーオーバーしてしまう恐れもあるため、腹八分目にすることが大切です。
料理を作っているときや買い物をしているときは、お腹が空いているので多めに作ったり、買ったりしてしまいがちです。
そうなると食べ過ぎの恐れがあるので、心を落ちつけて適量を見極めましょう。
食事は「量」より「質」です。栄養バランスの良い食事を腹八分目にすることを意識しましょう。
できるだけ運動を取り入れる
1日1食にしたとしても、運動をしないと消費カロリーが少なく、痩せられない可能性があります。
また、食事量を減らすと、脂肪より先に筋肉が落ちてしまうので、代謝が低下して痩せにくくなります。
そのため、1日1食ダイエットでは、できるだけ運動を取り入れて、筋肉量を減らさないようにすることが大切です。筋肉量を保つことで代謝の低下を防ぎ、効率よく痩せることができますよ。
1日1食ダイエットの注意点
美容や健康に効果のある1日1食ダイエットですが、過酷なダイエットでもあるため、推奨するかどうかは医師によって賛否両論が分かれます。
そのため、ダイエット中にもし体調に異変を感じたら、無理せず中断するようにしましょう。
女性の場合は生理が乱れてしまったり、持病や体調不良を抱えている人の場合は、症状を悪化させる恐れもあるため、チャレンジする場合には自分の体調を見極めて行うことが大切です。
また、空腹の時間が長くなることでドカ食いしてしまったり、高カロリーのものばかり食べてしまうリスクが生じます。
すると、結果的に痩せられなかったと失敗に終わるケースもあるため、食事の内容や量に注意するとともに、運動を取り入れたダイエットにすることが成功のポイントです。
1日1食ダイエットが向いている人・不向きな人
1日1食ダイエットは、向いている人と向いていない人がいます。1日1食ダイエットに向いている人は、1回の食事で満腹感を得たいという人。
1食を少なくすると満腹感が得られず、3食摂っていてもストレスがたまってしまうような人は、1日1食ダイエットが向いていると言えるでしょう。
逆に、1日1食ダイエットが向いていない人は、空腹感が苦手な人です。
ちょっとでもお腹が空いたら空腹を我慢できなくなる人や、何か口に入れないと口さみしくなってしまうような人は、1日1食ダイエットには不向きと言えるでしょう。
そのような人は1食でお腹いっぱい食べても、結局間食をしてしまう恐れがあるので、ダイエットが成功する確率が低くなります。
また、お酒を飲むことが好きな人も、1日1食ダイエットには向いていません。アルコールはカロリーの高いものが多く、頻繁にお酒を飲むとカロリーオーバーになってしまう場合があるからです。
適量のお酒をたまに飲む分にはOKですが、1日1食をお酒を飲みながら摂ることを楽しみにするような人には、あまり向いていないダイエット方法と言えます。
1日1食ダイエットは若返りながら健康的に痩せる!
1日1食ダイエットの効果とやり方などをご紹介しました。ルールが簡単で、美容や健康にも良い効果が期待できるダイエット方法なので、自分に向いていると思った人はチャレンジしてみてくださいね。でも、体調に異変が起きたら無理せず中断しましょう。若返りながら健康的に痩せる方法で、ダイエットを成功させましょう!