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オイリー肌の化粧水の選び方|ベタつきを改善してサラサラ肌へ

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オイリー肌にオススメの化粧水の選び方 

「洗顔しても、すぐに顔がベタついてしまう」

「肌がテカりやすく、メイクが崩れやすい」

「しっかりケアしても、すぐにニキビができてしまう」

オイリー肌の人は、このような肌トラブルに悩まされていませんか? そんなオイリー肌の人は、化粧水の選び方を変えるだけで改善できる可能性があります。

そこで今回は、オイリー肌を改善する化粧水の選び方をご紹介します。

オイリー肌を改善するには、ベタつきを抑えるだけでなく、実は、保湿も重要なポイントになります。

化粧水に含まれている成分に注目して化粧水を選び、効果的にオイリー肌を改善していきましょう!

オイリー肌とは

オイリー肌とは、皮脂が過剰に分泌している肌のことです。そのため肌がベタつきやすく、ニキビができやすいのも特徴です。

オイリー肌といっても、人によって肌タイプが異なり、おもに3種類に分けられます。

  • テカリやベタつきが多い「脂性肌」
  • ベタつくのに内部は乾燥している「インナードライ肌」
  • ニキビができやすい「ニキビ肌」

オイリー肌の人は、もともと皮脂の分泌が多い体質である「脂性肌」が一般的ですが、実は肌の内部が乾燥している「インナードライ肌」の人もいます。

その場合、見た目はベタベタしているので洗顔を一生懸命して、皮脂を落とすことばかり考えてしまいがちですが、肌の内部はカラカラに乾燥しているので逆効果になってしまいます。

肌の内部が乾燥していると、乾燥を防ぐために過剰に皮脂が分泌されてしまい、見た目にはベタつきが気になってしまうのです。

皮脂が分泌されても肌の内部の水分が足りないと、インナードライ肌を改善することができないので、しっかりと保湿することが大切です。

また、ただ皮脂が多いのではなく、ニキビができやすいオイリー肌の人は、化粧水の選び方もニキビ対策に合ったものを選ぶことが大切です。

では、オイリー肌に合った化粧水の選び方を見ていきましょう。

オイリー肌の化粧水の選び方

オイリー肌を改善する化粧水の選び方は、肌の悩みに合った成分が配合されている化粧水を選ぶことがポイントです。オイリー肌のタイプによっては逆効果になることもあるので、しっかりと自分の肌質に合った化粧水を選びましょう。

さっぱりとしたテクスチャーの化粧水

肌のベタつきがきになるオイリー肌の人は、さっぱりとした水っぽいテクスチャーの化粧水がオススメです。サラっとしたテクスチャーなら肌になじみやすく、肌にしっかりと水分を与えることができます。

とろみのあるテクスチャーの化粧水は、肌の水分を守る効果は高いものの、肌になじみにくく、オイリー肌に水分補給をする上ではあまり適していないと言えるでしょう。

オイリー肌の人は、さっぱりとしたテクスチャーの化粧水のほうが、使った後に気持ちいいと感じる人が多いので、ベタつきやすい肌がサラっとするような使い心地の化粧水がオススメです。

皮脂を抑える成分配合の化粧水

オイリー肌の人は皮脂の分泌が過剰になっている状態なので、皮脂を抑える成分が配合された化粧水を選ぶのがオススメです。皮脂の分泌が減少すれば、肌のベタつきが改善し、ニキビもできにくくなります。

皮脂の分泌を抑える成分なら、以下の2つがオススメです。

  • ビタミンC誘導体
  • イソフラボン

「ビタミンC誘導体」は、肌がベタつきやすいオイリー肌の原因となる「過剰な皮脂の分泌」を抑え、毛穴を引き締める効果もあるので、オイリー肌の人にオススメの有効成分です。

また、「イソフラボン」は女性ホルモンと似た働きをする成分で、ホルモンバランスを整えることで肌を適度に保湿し、皮脂の分泌をコントロールする働きがあります。

肌がテカりやすく、メイクが崩れやすい脂性肌タイプの人は、これらの成分が配合された化粧品で皮脂の分泌を抑え、ベタつきやすいオイリー肌を改善していきましょう。

毛穴を引き締める収れん化粧水

皮脂の分泌が多いオイリー肌の人は、毛穴が目立ってしまうのも悩みの1つになっているのではないでしょうか?

毛穴が目立つ理由は、毛穴が開いてしまうことなので、毛穴を引き締める効果のある「収れん化粧水」がオススメです。

収れん化粧水は、毛穴を引き締めることで皮脂の分泌を抑え、肌のキメを整える効果があります。

収れん化粧水を使うタイミングは、ふつうの化粧水と違って、スキンケアの最後に使うことがポイント。

まずは、ふつうの化粧水で肌に水分を与え、乳液などで保湿をしてから収れん化粧水で毛穴を引き締めましょう。

保湿効果の高い成分配合の化粧水がオススメ

肌表面はベタついているのに、洗顔後に肌がつっぱる人は「インナードライ肌」の可能性が高いです。

インナードライ肌は、肌の内部が乾燥しているため、保湿効果の高い成分が配合された化粧水がオススメです。

肌を保湿する効果の高い成分は、以下の3つです。

  • 保湿効果の高い「セラミド」
  • 肌の弾力を取り戻す「コラーゲン」
  • 保水力の高い「ヒアルロン酸」

このような保湿効果の高い化粧水を選ぶのはもちろん、肌に刺激を与える「アルコール(エタノール)」が含まれていないアルコールフリーの化粧水を選ぶこともポイントです。

インナードライ肌は、肌に刺激を与える化粧水を使うと、シミやシワを増やす原因になってしまいます。

また、「ナールスゲン」もインナードライ肌の人にオススメの成分です。ナールスゲンは、肌の弾力をアップさせたり、肌のハリやツヤを保持する効果があります。

殺菌作用・抗炎症作用のある化粧水がオススメ

オイリー肌の人は、ニキビができやすいことで悩んでいる人も多いことでしょう。

ニキビの原因菌である「アクネ菌」は、皮脂をエサにして繁殖します。そのためニキビは、皮脂の分泌が多いオイリー肌の人に起こりやすい肌トラブルの1つです。

そんなニキビを改善するには、以下のポイントを押さえた化粧水を選ぶことが大切です。

  • 炎症を防ぐ「グリチルリチン酸ジカリウム」
  • ニキビの原因菌の繁殖を抑える「ノンコメドジェニック化粧水」
  • 保湿効果と抗炎症作用のある「ビタミンE誘導体」

ノンコメドジェニック化粧水とは、ニキビの原因菌である「アクネ菌」の栄養になりにくい油分が含まれている化粧水のことで、アクネ菌の繁殖を防ぎ、ニキビをできにくくしてくれます。

ただし、すでにできているニキビを治す効果はなく、ニキビ予防に効果のある化粧水です。

また、ビタミンE誘導体は、強い抗炎症作用があるので、炎症を起こしている「赤ニキビ」の改善に効果があります。

ニキビが多くて悩んでいる人は、殺菌作用や抗炎症作用など、上記に書いてある成分が配合された化粧水を試してみると良いでしょう。

オイリー肌を改善するスキンケアのコツ

オイリー肌を改善するには、スキンケアで気をつけるポイントや、効果的に改善するコツなどがあるのでご紹介していきます。

洗顔で皮脂を取りすぎない

オイリー肌の人は、洗顔で皮脂を落とすことが大切ですが、皮脂を落とし過ぎると乾燥を招き、皮脂が過剰に分泌する原因になります。

皮脂が過剰に分泌すると、肌のテカリやベタつきにつながってしまうため、洗顔で皮脂を取りすぎないことも大切なのです。

オイリー肌の人にとって皮脂は、天敵のように感じられるかもしれませんが、皮脂には肌を守る役割があります。

肌を乾燥から守ったり、紫外線や摩擦などの刺激から守る「バリア機能」を正常に保ってくれます。

そのため、皮脂を取りすぎると肌を守れなくなってしまい、ダメージを受けやすい状態になり、肌トラブルが起こりやすくなります。

皮脂を取りすぎない洗顔料や洗顔方法で、肌を刺激から守りましょう。

オイリー肌も保湿が重要

オイリー肌の人は、「肌がベタつくから化粧水だけしかつけない」という人もいるかもしれませんが、必ず乳液で保湿することが大切です。

乳液をつけることで化粧水を肌に閉じ込め、肌の水分量を増やすことができます。肌の水分量が増えれば、皮脂の分泌を減らすことができます。

また、オイリー肌の人は肌の油分が多いので、肌の水分を増やし、油分と水分のバランスを保つことも大切。

コットンに化粧水をたっぷり染み込ませて、コットンパックをすると肌がモチモチになりますよ。

肌のベタつきが気になるから化粧水しか使っていなかった人は、化粧水をたっぷり使った後に、乳液で肌のうるおいをキープしましょう。

あぶら取り紙を使わない

洗顔で皮脂を取りすぎないことが大切だとご紹介しましたが、オイリー肌の人が好んで使っているアイテムに「あぶら取り紙」が挙げられます。

あぶら取り紙は、肌のテカリを抑えるには必須アイテムに感じますが、皮脂を取りすぎることで、余計に皮脂の過剰分泌を招く原因になってしまいます。

肌のテカリが気になるときは、あぶら取り紙ではなく、ティッシュで軽く押さえるようにしましょう。

オイリー肌の改善には食生活も重要

オイリー肌の改善には、食生活も重要なポイントになります。とくに気をつけたいポイントは、以下の2つです。

  • 皮脂を増やす「油っこい食べ物」を控える
  • 皮脂をコントロールする「ビタミンB群」を摂る

油っこい食べ物ばかり食べていると、皮脂の分泌を増やす原因になるので、できるだけ控えるようにしましょう。

また、ビタミンB2やビタミンB6などのビタミンB群は、皮脂の分泌をコントロールする働きがあるので、積極的に摂ることがオススメ。

ビタミンB2が含まれる食品は、牛肉やウナギ、海藻類や卵などに多く含まれています。ビタミンB6が含まれる食品は、生ニンニクやかつお、マグロなどに多く含まれています。

ホルモンバランスを整える生活習慣を心がける

皮脂の分泌を増やす原因の1つに、ストレスが挙げられます。ストレスを受けると男性ホルモンの分泌が増え、ホルモンバランスが乱れる原因になります。

ホルモンバランスが乱れると、皮脂の過剰分泌を招いてしまうので、なるべくストレスをためない生活を心がけることが、オイリー肌の改善につながります。

適度な運動をしたり、質の良い睡眠をとるなどの生活習慣を心がけ、できるだけ笑顔で過ごすことも大切です。

また、喫煙やアルコール、暴飲暴食なども皮脂を増やす原因になるので、できるだけ控えるようにしましょう。

オイリー肌に合った化粧水でサラツヤ肌を目指そう!

オイリー肌を改善する化粧水の選び方をご紹介しました。オイリー肌は皮脂の分泌が多いことが原因なので、皮脂の分泌を抑える成分や、毛穴を引き締める成分が配合された化粧水がオススメです。オイリー肌に合った化粧水を使い、サラサラでツヤのある肌を目指しましょう!