綺麗なデコルテを手に入れて鎖骨美人へ!
デコルテが綺麗な女性は品があり、どんな服装でも似合いますよね。綺麗なデコルテラインの条件は、何といっても「鎖骨がクッキリと浮き出ている」こと。
鎖骨が出ていると華奢に見えるし、肩や胸元の開いた服を着るときも、ステキに着こなせますよね。
では、鎖骨が埋もれてしまうのはなぜなのでしょうか? 骨格の問題だと思っている人もいるかもしれませんが、鎖骨が埋もれてしまうのには原因があります。
そこで今回は、鎖骨が埋もれてしまう原因とともに、綺麗なデコルテの作り方をご紹介します。
デコルテの「肌ケア」と「鎖骨をクッキリさせるケア」で綺麗なデコルテを手に入れ、鎖骨美人になっちゃいましょう!
目次
綺麗なデコルテとは?
綺麗なデコルテは「女性らしさ」の象徴であり、女性の憧れですよね。デコルテは年齢が現れやすいパーツなので、しっかりケアしてあげないと老けて見える原因になってしまいます。
たとえば、デコルテにシミやシワ、くすみができると老けて見えますし、ニキビや乾燥などの肌トラブルが起きると、綺麗なデコルテをキープすることができません。
では、綺麗なデコルテとは、どのような条件をクリアしていれば良いのでしょうか?
- 鎖骨がクッキリ出ている
- 鎖骨ラインが平行に近い
- 胸の上部のデコルテがふっくらしている
- デコルテの肌にハリやツヤがある
綺麗なデコルテとは、鎖骨がクッキリ出ていることは外せない条件ですが、鎖骨が浮き出ているだけではダメなんです。鎖骨がまっすぐ平行になっていることも大事な条件です。
また、胸の上部のデコルテがふっくらとしていて、肌にハリやツヤがあることも大切です。
このような条件を満たす「綺麗なデコルテ」を作るためには、「デコルテラインが綺麗に見えない原因」を知ることが大事です。
綺麗に見えないデコルテラインの特徴と原因
綺麗に見えないデコルテラインの特徴とは、上記でご紹介した「綺麗なデコルテの条件」を満たしていないデコルテのことです。では、それぞれの特徴に合わせて、その原因を見ていきましょう。
デコルテがむくんで鎖骨が埋もれている
デコルテに関する悩みの中でも、多くの人が感じているのは「鎖骨が埋もれている」ことではないでしょうか?
鎖骨が埋もれてデコルテラインがぼやけてしまうのは、若い女性にも見られる悩みの1つだと思います。
鎖骨が埋もれてしまう原因は、リンパや血液の流れが滞り、老廃物がたまることで「むくみ」が生じているからです。
全身を巡るリンパは、鎖骨周辺にある「鎖骨リンパ節」に流れ着きますが、鎖骨のリンパがつまってしまうと、鎖骨が埋もれるだけでなく、顔色が悪く見えたり、肌荒れにつながってしまったり、美容面で女性の悩みを増やしてしまいます。
綺麗なデコルテを作るには、デコルテのむくみを解消して、鎖骨をクッキリさせることが大切です。
デコルテ周辺の筋肉のコリで鎖骨がV字になっている
綺麗なデコルテとは、鎖骨がまっすぐ平行になっていることが条件ですが、デコルテ周辺の筋肉が硬くなっていると、鎖骨がV字になってしまうことがあります。
デコルテ周辺の筋肉が硬くなってしまう原因は、デスクワークで長時間同じ姿勢をしていることや、悪い姿勢で首に負担がかかり、筋肉がこって硬くなってしまうことです。
綺麗なデコルテを作るには、デコルテ周辺の筋肉のコリを解消し、鎖骨を平行に近づけることが大切です。
デコルテが骨ばって貧相に見える
加齢によって筋肉は衰えていきますが、デコルテ周辺の筋肉も加齢によって衰えます。デコルテ周辺の筋肉が衰えると、デコルテが骨ばって貧相に見えてしまい、綺麗なデコルテから遠ざかってしまいます。
デコルテが貧相に見える原因は、加齢とともに胸の上部がそげて痩せてしまうからです。
これは、バストアップを意識している人なら良く知っていると思いますが、綺麗なデコルテを作る上でも意識したいポイントです。
綺麗なデコルテを作るには、デコルテ周辺の筋肉を適度に鍛え、ふっくらとした胸元にすることが大切です。
デコルテに肌トラブルがある
デコルテの皮膚は、顔や首と同じくらい薄いので、外部からの刺激を受けやすく、肌トラブルが起きやすい場所です。
たとえば、以下のような肌トラブルがあると、綺麗なデコルテから遠ざかってしまいます。
- 乾燥
- シミ・シワ
- ニキビや吹き出物
- 角質がたまっている
デコルテは、服で隠れていないので紫外線の影響を受けやすく、日焼けしてシミができたり、肌が乾燥することでシワができたりすると綺麗に見えなくなってしまいます。
また、デコルテのスキンケア不足でニキビや吹き出物ができてしまったり、角質がたまったりすると、デコルテのハリやツヤがなくなり、綺麗に見えなくなってしまいます。
綺麗なデコルテを作るには、デコルテにも日焼け止めを塗ったり、顔と同じようにスキンケアをすることが大切です。
綺麗なデコルテの作り方
では、綺麗なデコルテを作るには、どのようなケアをしていけば良いのでしょうか? まずは、埋もれている鎖骨をクッキリさせるケアをご紹介していきます。
鎖骨をクッキリさせるマッサージ
綺麗なデコルテを作るには、鎖骨をクッキリさせるマッサージが効果的です。左側の鎖骨には、全身のリンパが流れ着く「鎖骨リンパ節」があり、そこから血管につながっています。
そのため、まずは鎖骨のリンパの流れを良くすることが大切です。
- まずは、クリームやオイルなどを塗り、滑りを良くします。
- 左側の鎖骨の上下を右手の2本指で挟み、外側に向かってさすります。5~6回を目安に。
- 右側の鎖骨も、同じようにやってみましょう。
- 次に、3本指を耳の裏に当て、クルクルと円を描きながら鎖骨に向かってマッサージします。左右5~6回を目安に。
お風呂上がりの体が温まっているときにマッサージをすると効果的です。ただし、体調がすぐれないときはマッサージを控えましょう。
デコルテの血液やリンパの流れを良くするストレッチ
綺麗なデコルテを作るには、マッサージと並行してストレッチをするのがオススメ。
鎖骨は腕とつながっているので、腕を動かすストレッチをすれば血液やリンパの流れが良くなり、老廃物が流れることでデコルテが綺麗に見えますよ。
- 両手を肩に置き、大きく肩を回します。
- 両腕を上げて、片方を曲げて指先を背中に。反対の手で肘をつかみ、引き寄せます。
- 10秒キープしたら、反対側も同じようにやります。
- 次に、両手を体の前で組み、背中を丸めて伸ばします。
- 今度は両手を体の後ろで組み、肩甲骨をくっつけるようにして胸を開きます。
- 4~5を3回くり返しましょう。
このストレッチをすると、肩・肩甲骨・腕・鎖骨など、デコルテ周辺がスゥーっとして、血液やリンパの流れが良くなったのを感じられるはずです。
綺麗なデコルテラインを作るトレーニング
綺麗なデコルテラインを作るには、胸元をふっくらさせることも大切です。骨ばった胸元をふっくらさせるには、適度なトレーニングをして、加齢とともに衰えやすくなった筋肉を鍛えてあげましょう。
では、胸元にある「大胸筋」や「小胸筋」を適度に鍛えるトレーニングをご紹介します。
- 安定した高めのテーブルに両手をつき、手と手の間隔は肩幅よりやや広めにします。
- かかとが浮くくらいに体を傾けて立ちます。(腕立て伏せのような状態)かかとから頭まで、一直線になるようにキープします。お尻が出っ張らないように注意してください。
- 背中が丸まらないように、ゆっくりと肘を曲げ、胸をテーブルに近づけます。肘が背中よりも後ろに出るくらいまで曲げます。
- 背中が丸まらないようにして肘を伸ばし、体を元の位置に戻します。
- これを10回3セット行い、慣れてきたら20回を3セットにしてみましょう。
疲れてくると猫背になりやすいので、かかとから頭まで一直線にキープすることを意識しましょう。
姿勢を良くする
姿勢が悪いと、肩が内側に入り込んで「巻き肩」になっている可能性があり、鎖骨が沈み込んで埋もれてしまいがちに。
巻き肩を改善して鎖骨をクッキリさせるには、日頃から姿勢を良くすることが大切です。
座るときは、机とお腹の間を「こぶし1個分」になるくらいまで近づけ、背すじをピンと伸ばしましょう。
立っているときも姿勢を良くし、「片足重心」や「バッグを片側ばかりで持つ」などの悪いクセがある人は改善していきましょう。
姿勢を良くすることで鎖骨が浮き上がり、デコルテの血液やリンパの流れも良くなります。
下着の締めつけにも気をつけて!
綺麗なデコルテを作るには、デコルテ周辺の血行を妨げるような下着の締めつけにも気をつけましょう。
締めつけがきついブラジャーをつけていると、デコルテ周辺の筋肉が衰えやすくなったり、血行不良を招いたりして、むくみの原因になってしまいます。
鎖骨をクッキリ浮き上がらせるには、サイズの合ったブラジャーをつけるのはもちろん、あまり締めつけのきつい下着をつけないようにしましょう。
とくに、補正下着は締めつけが強いので、帰宅後はすぐに外すなどの対策をとるようにしましょう。デコルテが、つねに圧迫された状態にならないように気をつけてくださいね。
綺麗なデコルテを作るスキンケア方法
綺麗なデコルテを作るには、デコルテの肌を綺麗にすることも大事なポイントです。デコルテの肌にハリやツヤがあれば、若々しくて輝いて見えますよ。
顔と同じようにスキンケアをする
綺麗なデコルテを作るためには、デコルテの肌も、顔と同じようにスキンケアをしましょう。顔のスキンケアをするタイミングで、ついでにデコルテまでケアすれば簡単ですよね。
顔に使っている化粧水や乳液、保湿クリームをそのまま使っても良いですし、デコルテ専用のクリームがあるので、それを使っても良いでしょう。
また、顔の保湿のために「顔用シートパック」を使っている人も多いと思いますが、顔に使った後のシートパックにはまだ美容液などが残っているので、そのまま捨てるのはもったいないですよね。
首やデコルテの保湿にも再利用するとムダなく使えますし、美容液の成分で綺麗なデコルテを作ることができますよ。
紫外線対策もしっかりと
顔と同じようにスキンケアをするなら、デコルテもしっかり紫外線対策をしましょう。デコルテは顔と違ってメイクをしないので、すっぴん状態です。
そのままでは紫外線の刺激を受けやすく、シミやシワ、くすみなどの原因になってしまいます。
そのため、外出するときには、デコルテにも日焼け止めを忘れずに塗りましょう。
また、デコルテは汗をかきやすかったり、服の摩擦などで日焼け止めが落ちやすいため、小まめに塗り直すことが大切です。
日焼け止め以外の対策としては、ストールを巻いてデコルテをカバーするのもオススメの紫外線対策です。
ニキビや吹き出物のケア
綺麗なデコルテを作るためには、デコルテのニキビ対策も意識しましょう。
デコルテも顔と同じように皮脂が分泌されるため、ニキビの原因菌が増殖して、ニキビや吹き出物ができてしまう場合があります。ニキビ予防のためにも、デコルテの肌を清潔に保つことが大切です。
また、シャンプーやリンスなどがデコルテに残っているとニキビの原因になるので、髪を洗った後に体を洗うようにしましょう。
ほかにも、デコルテのニキビ対策のためには、栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレスをためない生活などの習慣に気をつけることも大切です。
デコルテの角質ケア
綺麗なデコルテを作るには、角質ケアをして、くすみがちな肌をクリアにしていくことも大切なスキンケアの1つです。
デコルテの肌がゴワゴワしてきたり、くすみがちになったりするのは、角質がたまっている証拠なので、「スクラブ洗顔」や「ピーリング剤」などで古い角質を除去すると良いでしょう。
また、綺麗なデコルテを作るには、肌を傷つけないスクラブ剤やピーリング剤を選ぶこともポイントです。
ただし、角質ケアをやり過ぎると乾燥の原因になってしまうので、週1~2回を目安にすることをオススメします。角質ケアをした後は肌が乾燥しやすくなっているので、いつも以上にしっかりと保湿ケアをしてくださいね。
綺麗なデコルテを作るには、定期的に角質ケアしてツヤのある肌を目指しましょう。
綺麗なデコルテになって輝くような胸元に!
綺麗なデコルテの作り方をご紹介しました。顔のケアは気にしていても、デコルテのケアは怠りがちになってしまいますよね。デコルテは顔に近いので、他人からも見られやすい場所です。日頃からきちんとケアをして、綺麗なデコルテを作っていきましょう。デコルテのスキンケアと、鎖骨をクッキリさせるケアの両方を行うことで、年齢に負けない輝くような胸元を作ることができますよ。