高校生は正しいブラ選びがとっても重要!
高校生は、だんだんと体が大人になっていく時期。だからこそ、ブラ選びがとっても重要です。
でも、自分に合ったブラジャーが見つからなくて、困っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、高校生のためのブラジャーの選び方をご紹介します。
どんなポイントに気をつけて選べば良いのか、また、間違ったブラジャーをつけ続けることの危険性についてもご紹介します。
自分にぴったりのブラジャーを見つけて、きれいなバストをつくっていきましょう!
目次
高校生のブラ選びが大事な理由
成長期の高校生は、大人の体に変わっていく大事な時期。そのため、自分の体に合ったブラ選びがとっても重要です。
もし「可愛いから❤」という理由だけでブラを選んでいるなら、今すぐブラを見直したほうが良いかもしれません。
体に合っていないブラをつけ続けていると、体に大変な悪影響が出てくることがあるんです。
また、高校生は大人の体型とは違うので、大人用のブラジャーをつけると体に合いません。
バストそのものの形も違うので、胸をつぶしてしまったり、逆に、ブラがパカパカしてしまったりします。しかも、大人用のブラジャーは締めつけがキツイので、高校生の体にとって良くない影響があるのです。
「それならカップ付きインナーとか、楽なほうがいいの?」と思うかもしれませんが、実は、それもNG!
カップ付きインナーではホールド力が弱すぎるので、バストをしっかり支えることができません。
胸を支えられないブラをつけ続けていると、将来的にバストが垂れる原因になってしまいます。
高校生のブラ選びが、どれほど重要かおわかり頂けましたか? 大人になってから後悔しないためにも、正しいブラ選びをしていきましょう。
では、もし間違ったブラをつけると、どうなってしまうのでしょうか?
間違ったブラジャーが体に与える影響とは?
きついのがイヤで大きめサイズを買ってしまったり、逆に、ブラがきつくなってきたのに古いブラを使い続けていたりというように、体に合わないブラをつけている人はいませんか?
間違ったブラジャーをつけていると、体に悪影響があるんです。では、なぜ体に合わないブラジャーをつけるとダメなのか、その理由を見ていきましょう。
締めつけが苦しいと体調不良になる
締めつけがきついブラや、サイズが小さいブラなどで体を絞めつけていると、肋骨の辺りが苦しくなったり、血行が悪くなったりしてしまいます。肋骨の周辺には肺もあるので、息苦しさを感じる人も多いことでしょう。
さらには、胃などの内臓も絞めつけてしまうことがあり、体調不良を引き起こすことがあります。
「まさか、ブラでそこまでの影響が?」と思うかもしれませんが、体を絞めつけたり血行が悪くなったりすると、他にもさまざまな悪影響が起こる可能性があります。そのため、慎重にブラを選ばないといけません。
バストの形が崩れる
サイズの合わないブラをつけていると、バストの形が崩れてしまうことがあります。ブラが小さいと胸をつぶしてしまい、そもそもバストの成長をストップさせてしまうことも。
逆に、ブラが大きいと胸を支えられず、バストの形が崩れやすくなります。そうなっては、もはやブラをつけている意味がありません。
バストの形が崩れないようにするためには、「クーパー靭帯」というコラーゲンにバストを支えてもらう必要があります。
しかし、サイズの合わないブラをつけていると、クーパー靭帯が切れたり、伸びたりしてしまうことで、胸を支えられなくなってしまうのです。
クーパー靭帯は、一度切れたり伸びたりすると元に戻らないと言われているので、将来的にバストが垂れてしまう可能性が高くなります。
バストの形が崩れてからでは遅いので、高校生のうちから自分に合ったブラをつけておくこと大切です。
肌に黒ずみができる
体に合わないブラジャーをつけていると、肌にこすれて摩擦が起きたり、ブラが食い込んで赤くなったりします。
サイズが合っていないブラはもちろん、ベルトやホックなどが当たって肌に刺激を与えてしまうこともあり、それが、やがて肌の黒ずみの原因になることもあります。
みずみずしくてスベスベのお肌が黒ずんでしまうのは、あまりにも悲しすぎます。
キレイなお肌を傷つけないためにも、ブラを選ぶときは「当たって痛いところはないか」などもチェックして、体に合ったブラジャーを選ぶことが大切です。
太って見える
小さいブラをつけると、キュっと引き締まって、何となく体が細く見えそうな気がしますよね。
でも実は、小さいブラからはみ出したバストがシルエットを崩し、かえって太って見えてしまうことがあります。
また、実際のサイズよりも大きなブラをつけると、全体的にぽっちゃりとした印象に見えてしまうことも。
つまり、大きいブラでも小さいブラでも、サイズが合っていないブラは、結果的に太って見えてしまうのです。
本当は痩せているのに、実際よりも太って見えるなんて、何だか損した気分になりますよね。そのため、自分に合ったブラをつけることは、スタイルを良く見せるためにも大切なんですよ。
骨盤が歪む
女性に多い骨盤の歪み。実は、間違ったブラジャーをつけ続けていると、骨盤が歪んでしまうことがあります。
体に合わないブラをつけていると、上半身が動きにくくなり、それが原因で「姿勢の悪さ」や「骨盤の歪み」につながってしまうことがあるのです。
骨盤が歪むと体の血行が悪くなり、足が太くなったり、ぽっこりお腹の原因になったりします。
ブラのせいで体型が悪くなるのは避けたいので、自分の体に合ったブラジャーをつけましょうね。
集中力が低下することも
合わないブラが体に与える影響の中でも意外なのが、集中力が低下してしまうこと。サイズの合わないブラをつけていると不快感があり、そのせいで集中できなくなることがあります。
また、体に合わないブラをつけると猫背になってしまうこともあり、姿勢が悪くなることで集中できなくなることもあります。
正しいサイズのブラを選ぶことは、学校の授業での集中力を高めたり、運動するときの違和感をなくしたりすることにつながるのです。
知っておこう! ブラジャーの種類
高校生は、自分に合ったブラジャーをつけることが大切だとわかりましたね。では、高校生はどのようなブラを選べば良いのでしょうか? まずは、どのようなブラがあるのか、ブラの種類を見ていきましょう。
フルカップブラ
フルカップブラは、バスト全体を包み込み、自然なバストメイクができるブラジャーです。
バストを覆っている部分が広いので、バストが大きい人やバストが柔らかい人でも、しっかりと支えてくれます。
また、バストが脇に流れるのを防いでくれるので、バストアップ効果も期待できます。バストをしっかり支えられれば、クーパー靭帯を守ることもできるので、バストの形が崩れるのを防ぐことができますよ。
ハーフカップブラ
ハーフカップブラとは、1/2カップブラのことで、バストの半分を包んでくれるブラジャーです。
ハーフカップブラは、バストを下から支える力があるので、バストの下部にボリュームがある人や、バストがやや垂れ気味の人にオススメ。バストに自然なボリューム感を出すことができるでしょう。
ハーブカップブラは、谷間を作りにくいというデメリットはありますが、バストを丸く整えながら、しっかりと下から支えてくれるのはメリットです。
可愛いデザインが多く、ストラップを外せるタイプなら、肩の開いた服を着るときにも重宝します。
3/4カップブラ
3/4カップブラは、ハーフカップブラよりも布面が広く、ワイヤーやパッドが入っているタイプがほとんどです。
バストを斜めから寄せてくれるので、キレイな谷間を作りたい人にオススメです。
デコルテにボリュームを出したい人や、左右のバストが離れている人も、キレイにバストをボリュームアップしてくれます。
スポーツブラ
スポーツブラは、小中学生がつけるイメージがあるかもしれませんが、部活や体育の授業をする高校生にとっては必須アイテムです。
通常のブラジャーよりもバストを支える力が強いので、激しい動きをしてもバストが揺れにくく、クーパー靭帯を守ってくれます。
もちろん大人でも、スポーツをするときには必須のブラジャーです。スポーツブラはスポーツ専用のブラなので、汗をしっかり吸い取ってくれたり、汗が乾きやすかったりするのも特徴です。
そのため汗をかいても蒸れにくく、快適につけることができます。
ただし、普通のブラジャーよりもきついので、運動が終わったら外したほうが良いでしょう。つけっぱなしにすると血行が悪くなり、胸の成長の妨げになります。
ノンワイヤーブラ
ワイヤー入りのブラは、きつくて不快だと感じている人も多いと思いますが、ノンワイヤーブラは、そんな苦痛から解放してくれる快適なブラです。
ただし、ワイヤーが入っていないので、胸を支える力は弱めです。とくに運動をするときには、バストを支え切れません。
そのため、ノンワイヤーブラは家でのリラックスタイムに利用するのがオススメです。
また、どうしても締めつけが苦手は、ノンワイヤーブラを常用するのも良いかもしれません。ただし、バストの形が崩れないためには、できればワイヤーブラのほうが良いでしょう。
モールドカップ
モールドカップとは、ブラジャーの表面にレースなどの飾りや縫い目がないブラジャーのことです。そのため、体にフィットした服を着るときも、ブラが目立たないのが特徴です。
Tシャツなどの薄くてピタっとした服を着るときでもブラが映りにくいので、「Tシャツブラ」と呼ばれることもあります。
ホルターネック
ホルターネックは、肩紐を首の後ろにかけて着用するタイプのブラジャーです。水着でよく見るデザインですよね。
オシャレをしたときに、ブラの肩紐が見えてしまうのは気になりますが、ホルターネックなら見えても気にならないのがうれしいポイント。
また、肩紐がずり落ちてこないのも、快適にブラを着用できるメリットになります。ずり落ちないように肩紐の長さを調整するのは意外とむずかしいですが、ホルターネックならその心配がありません。
また、リボンが付いていたり、デザインが可愛いタイプが多いので、見せブラとしても利用できます。
高校生のためのブラの選び方
ブラには、たくさんの種類があることがわかりましたね。では、どのようなブラを選べば良いのでしょうか? 高校生のためのブラの選び方をご紹介していきます。
ティーンズ用ブラを選ぶ
ブラジャーは、ティーンズ用と大人用に分かれています。高校生と大人の女性では体型が違うので、十代の女性の体に合った「ティーンズ用のブラ」を選ぶことが大切です。
ブラのワイヤーは「L字」と「U字」の2種類ありますが、高校生ならL字のワイヤーがオススメです。
ワイヤーが体に合っていることは重要ポイントなので、実際に試着してみて、「痛くないか」「バストの形に合っているか」などをチェックして決めると良いでしょう。
目的に合ったブラを選ぶ
ブラジャーにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴や役割があります。そのため、ブラを選ぶときには、自分の体や目的に合ったブラジャーを選びましょう。では、目的別にオススメのブラをご紹介していきます。
- バストが柔らかい人はフルカップ
- ボリュームを出したい人は3/4カップ
- バスト下部にボリュームがある人はハーフカップ
- 服に響かないようにしたい人はモールドカップ
- 締めつけがイヤな人はノンワイヤー
- スポーツをするときはスポーツブラ
バストの肉質が柔らかい人には、フルカップブラジャーがオススメ。
スポーツをするときにはスポーツブラ、谷間を作りたいときには3/4カップブラというように、バストの特徴や目的に合わせてブラを選びましょう。
サイズの合ったブラを選ぶ
正しいブラを選ぶには、正しいサイズのブラを選ぶことが大事なポイントです。正しいサイズのブラをつけるには、まずは自分のバストサイズを正しく知ることが大切。
では、正しいバストサイズを測るには、どうすれば良いのでしょうか?
正しいバストサイズを測るには、トップとアンダーのサイズを測るのが基本です。
トップとアンダーの差でカップサイズが決まりますが、ここで正しく測らないと、体に合わないブラとつけることになり、体に影響が出ます。
では、バストサイズを正しく測るには、どのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか?
❤サイズを測るときのポイント
- パッドの入っていないブラをつけた状態で測る
- まっすぐ立つ
- メジャーは床と平行に
- 締めつけ過ぎず、自然にメジャーを当てる
ブラサイズを測るときは、パッドの入っていないブラジャーをつけて、自然にバストを持ち上げた状態で測ると良いでしょう。猫背にならず、姿勢を正した状態で、まっすぐに立ちます。
メジャーを体に当てるときは、鏡を見ながらメジャーが床と並行になるようにキープします。メジャーがねじれていたり、斜めになっていたりすると、正しいサイズが測れません。
そして、メジャーで締めつけ過ぎず、自然に体に当てましょう。締めつけ過ぎると実際よりも小さいサイズになってしまいますし、ゆるめ過ぎると実際よりも大きいサイズになってしまいます。
以上の点に気をつけて採寸をしてみましょう。
成長に合わせてブラを買い替える
高校生のバストはまだ成長段階なので、すぐにサイズが変化してしまうことが多いです。そのため、小まめにサイズを測り直して、正しいサイズのブラに買い替えることが大切です。
大人の女性でも、生活習慣などによってバストサイズは変化するので、一度測ってもらったからと安心せず、1年に1回くらいは採寸するようにしましょう。
自分の体に合っていないブラをつけることが、どれほど体に悪いのかはもう知っていると思いますので、小まめにサイズチェックをしましょう。
大人のブラに替えるタイミング
高校生のときに自分にぴったりのブラを選んでも、大人になったら大人用のブラに替えなければいけません。
大人になると、バストサイズは変わっていないのに、バストの形が変わってくることがあります。バストの形が変わったら、大人のブラへ変えるタイミング。
では、具体的にはどのようなタイミングで大人のブラに替えれば良いのでしょうか?
胸が柔らかくふっくらしてきたときに
高校生のバストは成長途中なので、バストの中にある「乳腺」も発達している途中です。乳腺が発達している胸は、ハリがあって硬めなのが特徴。
そのため高校生のバストは、わりと硬いことが多いんです。
それが、大人になるにつれて段々と柔らかくなり、ふっくらとしてきます。「以前よりも胸が柔らかくなってきたな」と感じたら、大人のブラに替えてみましょう。
高校生だからこそ着けたい育乳ブラ
何度も言っている通り、高校生のバストは成長段階です。それって、どういうことかわかりますか?
実は、バストアップの大チャンスなんです。バストアップ方法には色々ありますが、いちばん簡単なのは「育乳ブラをつけること」。
育乳ブラとは、おもに寝るときにバストの形が崩れないためにつける「ナイトブラ」が主流ですが、昼間につけるタイプもあります。
運動するときにつけるのはオススメできませんが、それほど激しく動かない日には、こっそり育乳ブラをつけてバストアップを目指すことができちゃいますよ。
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自分に合ったブラジャーを見つけて大人の階段を昇ろう
高校生のためのブラの選び方をご紹介しました。高校生のバストは成長の途中にあります。そんな大事な時期に間違ったブラジャーをつけてしまうと、大人になってから後悔する日が来るかもしれません。しっかりと自分に合ったブラジャーを見つけて、大人の階段を昇っていきましょう!