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顔の産毛を処理する方法|ワントーン明るい肌になる顔剃りテクニック

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顔の産毛を処理してワントーン明るい肌になる!

近くで見ると、意外と目立つ顔の産毛。手や足のように隠せない場所だから、産毛が伸びてくると困ってしまいますよね。

メイクのノリが悪くなったり、うっすらとヒゲが生えてきたりするのは、美意識の高い女性にとっては致命的です。

でも、大丈夫! 正しい方法で産毛を処理すれば、見た目が綺麗になるのはもちろん、うれしいメリットがたくさんあるんです。

そこで今回は、顔の産毛を処理するメリットや正しい処理方法をご紹介します。

間違ったやり方をしてしまうと、かえって産毛が目立ってしまったり、肌トラブルを引き起こしたりするので、正しいやり方で処理することが大切です。

服などで隠せない無防備な場所だからこそ、肌をいたわりながら、キレイに処理していきましょう。

顔の産毛って処理したほうがいいの?

顔の産毛を処理するメリットは多く、ワントーン明るい肌になったり、化粧のノリが良くなったりします。その一方で、顔の産毛がなくなることによるデメリットもあります。

では、顔の産毛を処理したほうが良いのか、しないほうが良いのか、産毛を処理するメリット・デメリットを見ていきましょう。

顔の産毛を処理するメリット

顔の産毛は、人から見ると意外と気になるもの。とくに、口元に産毛がびっしり生えていると、男性は幻滅してしまうこともあるようです。

女性なら、誰にいつ見られても恥ずかしくないように、きちんと処理しておきたいですよね。

そこで、顔の産毛を処理するメリットをご紹介します。

◆化粧のノリが良くなる

顔に産毛があると肌の表面に凹凸ができ、それがファンデーションの邪魔をするため化粧のノリが悪くなってしまいます。

産毛を処理するメリットは、産毛がなくなることで肌がフラットになり、メイクがしっかりと肌に密着することです。

ファンデーションがムラになりにくくなるのはもちろん、ヨレを防いだり、メイク崩れを防いだりすることで、キレイな仕上がりをキープできます。

◆ワントーン明るい透明感のある肌になる

顔の産毛を処理する1番のメリットは、肌がワントーン明るくなることです。産毛の1本1本は細くて目立たない毛ですが、細かい毛がたくさん集まると、肌が暗く見えてしまいます。

その産毛を処理することでキレイな肌がむき出しになり、透明感のある明るい肌を手に入れることができるのです。

◆スキンケア化粧品の浸透が良くなる

美肌効果の高いスキンケア化粧品を使っていても、産毛が生えているとそれが邪魔をして、化粧品が肌に浸透しにくくなります。

産毛を処理すると、肌にスッと美容成分が入っていくので、しっかり肌の奥までスキンケア化粧品を浸透させることができます。

化粧品の浸透力がアップすると、しっかりと保湿できるのはもちろん、内側から輝くような美肌をつくることができます。

◆古い角質が取れてくすみのないツヤ肌になる

古い角質が肌表面に残っていると、シミやしわ、乾燥やくすみなどの肌トラブルにつながります。

カミソリなどで産毛を処理すると、産毛と一緒に古い角質も取り除かれるので、くすみのないツヤ肌になります。定期的に産毛を処理することは、ピーリングと同じような効果も期待できるのです。

顔の産毛を処理するデメリット

顔の産毛を処理するメリットは多いですが、その一方で、産毛を処理するデメリットもあります。メリットもデメリットも把握した上で処理すれば、肌への負担を最小限にできます。

では、定期的に顔の産毛を処理することには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

◆処理方法を間違えると肌が傷つく

顔の産毛処理にはカミソリを使うことが多いので、カミソリ負けして肌トラブルが起きてしまうことがあります。カミソリ以外の処理方法でも、やり方を間違えると肌を傷つけてしまう恐れがあるので、肌を守りながら処理することが大切です。

◆ホコリや紫外線などの外的刺激を受けやすくなる

肌は、ホコリや紫外線などの外的刺激につねにさらされているので、産毛がなくなるとその刺激を受けやすくなります。実は、産毛があるだけで、肌をダメージから守ってくれているのです。

◆毛穴に汚れがたまりやすくなる

顔の産毛は定期的に生え変わりますが、古い産毛が抜けるときに、毛穴にたまった汚れや老廃物を一緒に取り除いてくれます。しかし、産毛がなくなると汚れが毛穴にたまりやすくなり、肌トラブルが起こりやすくなるデメリットがあります。

◆肌が乾燥しやすくなる

顔の産毛がなくなると、肌の水分が蒸発しやすくなり、肌が乾燥しやすくなります。産毛があれば、毛穴から出る皮脂が産毛に浸透し、肌に適度な水分を保ってくれますが、産毛がなくなると肌に水分を保ちにくくなり、乾燥しやすくなってしまうのです。

顔の産毛を処理するにはどんな方法があるの?

顔の産毛を処理するには、おもに5つの方法があります。まずは、どんな方法があるのか見ていきましょう。

カミソリで剃る

自分で顔の産毛を処理するなら、カミソリで剃るのがオススメです。使いやすく、手軽に購入できるので、気になったときにすぐに処理できるのが良いところですね。

顔を剃るなら、「T字カミソリ」「I字カミソリ」がオススメです。I字カミソリには、ガードがついているものと、ついていないものがあります。

ガードがついていないタイプは産毛がよく剃れるメリットがありますが、使い慣れていない人は、肌を傷つけてしまう恐れがあります。

その場合には、ガードがついているタイプのほうが、肌に直接刃が触れないので安全です。自分に合ったカミソリを選んで、より安全に、キレイに産毛を処理しましょう。

ただし、カミソリは使い方を間違えると肌を傷つけてしまうので、肌への負担を最小限に抑えるための「正しい剃り方」を次の項でご紹介します。

電動シェーバーで剃る

電動シェーバーは、肌に直接「刃」が当たらない構造になっているので、肌への負担を減らしたい人にはオススメです。

ただし、産毛を根元から処理できないので、毛が生えてくるのが早いというデメリットがあります。

脱毛パック・脱毛シートで一気に処理

脱毛パックや脱毛シートを使えば、顔の産毛を一気に処理できるので楽ちんです。粘着質のパックやシートを顔に貼り、剥がすだけなので簡単に産毛を処理することができますね。

この方法は、シェービングと違って毛根から産毛を引き抜くので、産毛と一緒に角栓も除去できます。そのため、つるつるのお肌になるメリットは捨てがたいですね。

ただし、毛穴が開きやすくなったり、肌への負担が大きかったり、というデメリットがあるので、肌が弱い人にはオススメできない処理方法です。

抑毛ローション・クリームを使う

抑毛ローションや抑毛クリームとは、肌や毛穴に作用して、産毛が生えてくるのを遅らせる効果のあるアイテムです。

生えてくる産毛を細くする作用もあるので、使い続けることでだんだんと産毛が目立たなくなっていきます。

ただし、即効性がないので、気長に使い続ける必要があります。

そんな抑毛ローションやクリームの効果的な使い方は、カミソリや電動シェーバーで処理した後に塗る方法。

美肌成分が配合されているものが多いので、処理後の肌への負担を軽減し、よりキレイな肌状態へと導いてくれるでしょう。

家庭用脱毛器で処理する

家庭用脱毛器とは、エステやクリニックで使われている脱毛器を、家庭でも安全に使えるように、照射レベルを低くした脱毛器のことです。

種類が豊富で高品質のものも増えていますが、顔の産毛に対応できる機能がついているか、しっかりチェックして購入するようにしましょう。

商品によって使い方や使用頻度、注意点などが異なるので、しっかりと説明書を読んでから使用してください。

顔の産毛を剃る正しい手順

5つの方法をご紹介しましたが、カミソリは剃り方を間違えると、肌を傷つけてしまうことがあります。ここでは、肌を傷つけないために、顔の産毛を剃る正しい手順についてご紹介します。

剃る前の準備として肌をキレイにしておくことや、きちんとアフターケアをすることで肌を守ることができます。では、順番に解説していきます。

①鏡が良く見えるように、必ず明るい場所で剃る

顔の産毛を剃るときは、薄くて細い産毛がしっかりと見えるように、必ず明るい場所で剃るようにしましょう。

薄暗くて、鏡に映った産毛が良く見えない場所で剃ると、思わぬケガにつながることもあるので気をつけてくださいね。

②洗顔をして顔の汚れを落とす

顔の産毛を処理する前には、必ず洗顔をして顔の汚れを落とすようにしましょう。メイクを落とすのはもちろん、ノーメイクで過ごした日でも、必ず洗顔をしてから剃るようにしてください。

もし、そのままカミソリを使うと、顔に付着した雑菌や皮脂が肌の奥に入りやすく、肌トラブルの原因になってしまいます。必ず顔を清潔にしてから、カミソリを当てるようにしましょう。

③蒸しタオルで肌を柔らかくするorお風呂上がり

洗顔後に、蒸しタオルを顔に1~2分のせて、肌が柔らかくなってから顔の産毛を剃りましょう。もしくは、お風呂上がりにお手入れするのもオススメです。

肌が柔らかくなることでカミソリが滑りやすくなり、肌を傷つけにくくなります。

また、顔を温めることで毛穴が開くので、産毛がまっすぐ立ち上がります。そのため、カミソリをやさしく当てるだけでキレイに剃ることができますよ。

④シェービングフォームをつける

カミソリを肌に当てるときは、必ず「シェービングフォーム」もしくは「クリーム」などをつけるようにしましょう。

何もつけない状態でカミソリを肌に当てると、肌の角質を落としすぎて、肌に大きなダメージを与えてしまいます。

洗顔料や石けんをシェービングフォームの代わりにする人がいますが、これはNG。洗顔料を長時間つけていると、肌が乾燥しやすくなります。

また、洗顔料ではカミソリと肌との摩擦を軽減する効果が少ないため、肌が傷つきやすくなってしまいます。

もしシェービングフォームがないなら、お手持ちの乳液や保湿クリームなど、油分が多く滑りやすいアイテムを使うと良いでしょう。

⑤毛の流れに沿って剃る

カミソリで顔を剃るときは、力を入れないで、やさしく肌の上を滑らせましょう。このときに、毛の流れに沿って剃ることがポイントです。

毛の流れに逆らうと肌が傷つきやすくなり、肌への負担が大きくなります。

また、毛の流れに逆らうと、毛の断面が目立ちやすくなり、伸びてきたときに産毛が濃くなったように感じてしまいます。そのため、毛の流れに沿って剃ることが大切です。

シェービングする順番も大切なので、以下の順番でお手入れしていきましょう。

シェービングの順番と剃る方向

  1. おでこ……上(生え際)から下(眉)へ
  2. 眉間……上から下へ
  3. 眉下……外側から内側へ
  4. こめかみ……上から下へ
  5. もみあげ……上から下へ
  6. 頬骨……中央から外側へ1回だけ
  7. 鼻筋・小鼻……上から下へ
  8. 鼻の下……上から下へ
  9. フェイスライン・口角……外側から内側へ
  10. 顎……上から下へ

このような順番で、方向を間違えないようにやさしく剃れば、剃り残しを減らし、キレイにお手入れすることができます。

⑥洗顔をして肌をキレイにする

顔の産毛を剃り終わったら、ぬるま湯か水で顔をサッと洗いましょう。剃った毛や角質を軽く洗い流す感じです。

濡れたタオルやコットンで、顔に残っているクリームやフォームを拭いても良いでしょう。

⑦カミソリ負けを防ぐために、顔を冷やす

顔剃りで刺激を受けた肌は熱くなっているので、顔を冷やすようにしましょう。カミソリ負けをして赤くヒリヒリしないように、冷蔵庫で冷やした濡れタオルを使うのがオススメです。

⑧必ず保湿をする

最後に、すべての手順を終えたら、必ず化粧水や乳液で保湿することが大切です。化粧水や保湿パックなどで保湿し、最後に乳液やクリームを塗って、肌のうるおいが逃げないようにフタをしましょう。

ワントーン明るい肌になる顔剃りテクニック

プロが使うシェービングテクニックの1つに、「張り手」というやり方があります。

張り手とは、剃る方向とは反対側に皮膚を手で引っ張り、フラットな状態にして剃る方法です。張り手をすると、毛が立つことで根元から剃りやすくなり、キレイにお手入れすることができます。

張り手で剃ることによる効果は、肌がワントーン明るくなることです。自分で処理しても肌が明るくなりますが、プロの技術はひとあじ違います。

この効果を一度体験すると張り手にハマってしまい、産毛処理をプロにお願いする女性が増えているようです。

自分で剃るときにも張り手をすることができるので、チャレンジしてみるのも良いかもしれません。

ポイントは、皮膚のたるみをピンと張らせることです。普通に剃るよりも深剃りになる恐れがあるので、くれぐれも肌を傷つけないように注意しましょう。

顔の産毛を処理するときの注意点

顔の産毛を剃る正しい手順をご紹介しましたが、注意点が4つあるのでご紹介します。この注意点を意識することで、肌を守りながらキレイに産毛処理をすることができますよ。

産毛処理の頻度は3~4週間に1回程度が目安

顔の皮膚は、他の場所に比べると薄くてとてもデリケートです。そのため、頻繁に剃ると肌に必要な角質まで落としてしまい、肌ダメージを受けやすくなったり、肌が乾燥しやすくなったりしてしまいます。

産毛が生え替わるサイクルは、約20日前後なので、産毛処理は3~4週間に1回程度を目安にしましょう。

何日も続けて剃ると、肌に負担を与えてしまいます。多くても2週間に1回程度にしておきましょう。

清潔で切れ味の良いカミソリを使う

産毛処理をしたカミソリをそのまま放置したり、濡れた状態のまま置きっぱなしにしたりしていると、刃が錆びたり、雑菌が繁殖したりして清潔な状態ではなくなってしまいます。

産毛処理をしたカミソリは必ず洗い、しっかりと乾燥させて保管するようにしましょう。

また、切れ味の悪いカミソリで顔を剃ると、肌を傷つけてしまいます。切れ味が悪くなってきたら、すみやかに新しいカミソリに取り替えるようにしましょう。

お風呂場で産毛処理をしない

入浴中は肌が柔らかくなっているので、産毛処理に適した肌状態になっていますが、お風呂場で産毛処理をすることはNGです。

お風呂場には雑菌が多く、肌トラブルの原因になることがあるため、顔剃りはお風呂上がりに行うようにしましょう。

また、お風呂場の照明は意外と暗く、湯気で鏡が曇ると見えにくいので、産毛が良く見える明るい場所で剃るようにしましょう。

体調不良・生理中は産毛処理をしない

体調不良のときや生理中は、肌が敏感になっています。肌が敏感なときに産毛処理をすると、肌トラブルの原因になるので控えましょう。

産毛処理は、体の調子が良いときに行うのがベストです。ちなみに、生理直後は肌状態が良好であることが多いので、産毛処理にオススメの時期です。

近くで見られても綺麗なワントーン明るい肌へ!

顔の産毛を処理する方法をご紹介しました。顔の産毛を処理すれば、近くで見られても綺麗なワントーン明るい肌になれますよ。肌を傷つけないように、正しい手順でお手入れして、誰にいつ見られても自信が持てる美肌を手に入れましょう。