柔らかくて垂れやすい胸をハリのあるバストにする方法
柔らかい胸は男性に人気だし、羨ましいと思われがちですが、垂れやすいのが悩みの種ですよね。
ひそかに胸が垂れることを不安に思っているあなたに、ハリのあるバストにする方法をご紹介します。
では、そもそも胸が柔らかいと、なぜ垂れやすいのでしょうか?
いつまでもキレイなバストを維持するために、今からできることを見ていきましょう。
目次
男性に人気の柔らかい胸!でも垂れてると残念な印象に
柔らかい胸は、男性から圧倒的な人気を誇っていますが、垂れていると残念な印象になってしまいます。
実際に男性の声を聞いてみても、「ブラをしてる時は、ふんわり感がたまらないけど、垂れてる胸を見た瞬間にガッカリ……」なんて悲しい現実も。
胸が柔らかい女性からすると、若いうちから悩みが絶えないのではないでしょうか?
- 形が崩れやすいから年齢を重ねるのが怖い
- 胸が垂れてしまうことは覚悟している
- 小さくてもいいからハリのある胸が欲しい
胸が柔らかくて垂れやすい女性は、それなりにバストサイズが大きいイメージがありますよね。
小さいバストでも、柔らかい人は垂れる可能性がありますが、胸が大きい女性は、垂れることをある程度は覚悟しているようです。
でも、できることなら垂れない方法が知りたいですよね。では、そもそも胸が柔らかいと垂れやすい理由は、どんなメカニズムになっているのでしょうか?
胸が柔らかいと垂れやすい理由
胸が柔らかいと垂れやすい理由は、何となくイメージできますが、具体的にどのようなメカニズムになっているのかは、よくわからないですよね。そこでまずは、胸が柔らかいと垂れやすい理由をご紹介していきます。
乳腺に対して、脂肪の量が多い
胸が柔らかいと垂れやすい理由は、乳腺に対して脂肪の量が多いからです。胸が柔らかい人は、一般的な胸よりも乳腺が少ないことが多いです。
逆に、乳腺が多くて脂肪が少ないと、硬い胸になります。どちらの女性も、きっと悩みを抱えていることと思います。
脂肪は基本的に柔らかいものなので、脂肪が多ければ多いほど、胸が垂れやすい要素を持っていることになります。
では、なぜ脂肪が多くなってしまうのでしょうか?
❤なぜ脂肪が多くなるの?
乳腺よりも脂肪が多くなってしまう理由は、いくつか考えられます。
ホルモンバランスが乱れて、乳腺が発達しにくくなっていることも考えられますし、体全体に脂肪が多い場合もあります。
また、年齢とともに筋肉が衰えて、脂肪が増えたとも考えられます。胸はもともと、ほとんどが脂肪ですが、乳腺が十分に発達していないと美バストの条件を満たすことができません。
もし乳腺が少ないなら、これからご紹介する方法で乳腺を発達させて、胸が垂れる不安から解放されましょう。
大胸筋が鍛えられていない
胸が柔らかい人は、胸の土台である「大胸筋」が鍛えられていない可能性があります。大胸筋が衰えると、バストを支えることができなくなり、胸が垂れる原因になります。
大胸筋を鍛えすぎると胸が硬くなってしまうので注意が必要ですが、適度に大胸筋を鍛えることは、バストの下垂れを予防する上でとっても大切なポイントになりますよ。
適切なブラをつけていない
胸が柔らかい人が適切なブラをつけていないと、胸が垂れる大きな原因になります。たとえば、以下のような場合は胸が垂れやすくなります。
- サイズが小さいブラを使っている
- サイズが大きいブラをつけている
- スポーツブラをつけないで運動している
胸が柔らかい人は、サイズが小さいブラをつけることで胸がつぶされ、血行が悪くなることで胸が垂れやすくなります。
逆にサイズが大きいブラをつけていると、胸をしっかりと支えられないので胸が垂れやすくなります。
また、スポーツブラをつけないで運動をすると、胸が激しく揺れることでクーパー靭帯が損傷してしまうので、胸を支えられなくなり垂れてしまうことが多いのです。
胸が垂れる原因は他にもありますが、胸が柔らかい人はブラ選びも大切なポイントですよ。柔らかい胸をハリのあるバストにするためには、適切なブラをつけようにしましょう。
猫背になりやすい
長時間スマホやパソコンを使っている人は、気づかないうちに猫背になってしまいがちです。
猫背になると、胸を支えている大胸筋がゆるみ、大胸筋が衰えることで胸が垂れやすくなります。
また、猫背になると胸が圧迫されて血行が悪くなり、胸に栄養が届かなくなることで胸が垂れやすくなります。
このように、猫背の姿勢を続けていると、胸が垂れる可能性が高まるばかりです。今すぐ姿勢を改善して、ハリのあるバストを目指しましょう。
胸が柔らかい女性の悩みとは?
胸が柔らかい女性は、胸が垂れること以外にも悩みがあるようです。では、どのようなことで悩んでいるのか、胸が柔らかい女性の悩みを見ていきましょう。
ブラをつけないで寝ると、胸がペッタンコになる
胸が柔らかい女性の悩みは、ブラをつけないで寝ると、胸がペッタンコになってしまうことです。彼氏と一緒に寝ているときに、胸がペッタンコだと気になりますよね。
胸が柔らかい女性は、柔らかすぎるあまり、仰向けに寝ると胸のふくらみが「無」になってしまうのです。そのため、昼用のブラをつけたまま寝てしまうことも。
でもこれはNG! 寝るときは、必ず「ナイトブラ」をつけることが大事ですよ。
しっかりバストメイクしても、すぐに流れてしまう
胸が柔らかい女性の悩みは、しっかりとバストをブラに入れてバストメイクをしても、動くとすぐに流れてしまうことです。
せっかくボリュームがあるように形を整えても、胸が柔らかいとすぐに形が崩れてしまうのです。
これを改善するには、自分のバストサイズに合ったブラジャーを選ぶことがとっても大切です。しっかりとサイズを計って、ジャストサイズのブラを見つけましょう。
柔らかい胸をハリのあるバストにする方法
では、柔らかい胸をハリのあるバストにする方法は、どうすれば良いのでしょうか? 程よくハリと弾力のあるバストを目指しましょう!
胸の筋肉を鍛える
柔らかい胸をハリのあるバストにする方法は、胸の筋肉を鍛えることです。ハリのあるバストにするためには、「大胸筋」と「小胸筋」を鍛えることが大事。
胸の筋肉が衰えると、胸を支えている「クーパー靭帯」に負担がかかります。
クーパー靭帯は、一度伸びてしまうと修復がむずかしいので、胸の垂れを防ぐためにも胸の筋肉を鍛えましょう。
❤大胸筋を鍛える筋トレ
- ヒザを立てた状態で座り、軽く足を開きます。
- 呼吸を意識しながら、足と手で押し合うように力を入れましょう。
- 足を閉じて、ヒジをヒザに当てます。手は合掌のポーズです。
- 上に伸びるようにして、ヒザとヒジを押し合いましょう。
呼吸を意識することで、リラックス効果が高まり、女性ホルモンのバランスも整えてくれますよ。
❤ヒザをついたまま腕立て伏せ
大胸筋の筋トレをもう1つご紹介します。といっても、とっても簡単です。
- 床の上に四つん這いになります。
- 肩幅よりも広くなるように両手を着き、足は閉じます。
- そのまま腕立て伏せをしましょう。
- 10回くり返して、10回目で5秒間キープします。
注意点は、膝から頭までを一直線にキープすることです。お尻の体重を乗せると、大胸筋にダイレクトに効いているのがわかりますよ。
呼吸を止めずに、ゆっくりとやってみましょう。柔らかい胸を、ハリのあるバストに変えてくれますよ。
ナイトブラをつける
柔らかい胸をハリのあるバストにする方法は、寝るときに「ナイトブラ」をつけることです。
胸が柔らかいと、寝たときにバストが横に流れやすくなるので、ナイトブラでしっかりと胸をホールドすることが大切です。
胸が柔らかい人は、極力ノーブラの時間を減らすことが大事なので、寝るときもナイトブラを愛用してみてくださいね。
つねに胸をブラで支えてあげれば、クーパー靭帯を守り、胸が垂れるのを防ぐことができますよ。
胸を支える機能が高いナイトブラも増えていますし、ナイトブラとは思えない可愛いブラもあるので、女子としてのテンションも上がりますよ。
ホルモンバランスを整える
柔らかい胸をハリのあるバストにする方法は、ホルモンバランスを整えることです。
女性ホルモンのバランスが崩れるとバストのハリや弾力が失われ、垂れやすくなるので、バストのハリを保つためにもホルモンバランスを整える生活を心がけましょう。
ホルモンバランスを整えるには、ストレスを軽減し、良質な睡眠をとることが効果的です。
疲れはなるべく早めに解消し、穏やかな気持ちで過ごすことが、ホルモンバランスを整えるポイントです。
バストケアの基本!バストマッサージは必須
硬い胸を柔らかくするためにも、柔らかい胸にハリをもたせるためにも、バストマッサージは基本です。どんなバストケアにも、バストマッサージは必須ですよ。
とくに胸が柔らかい人は、乳腺を発達させることが重要なポイントなので、乳腺を刺激するバストアップマッサージをすると良いでしょう。
❤胸が柔らかい人のバストマッサージ
胸が柔らかく、ハリがない人のバストマッサージは、乳腺を刺激するツボを押すことが効果的です。
乳腺を刺激するツボは、バストトップの延長線上にある脇の下の「天渓(てんけい)」というツボです。女性ホルモンを活発にする働きもあります。
少しくぼんでいて、痛みが少しだけある場所です。ここを「5秒押して離す」を3~5回くり返してみましょう。
また、バストトップと鎖骨のちょうど真ん中に位置する「よう窓(ようそう)」というツボも、乳腺を刺激するツボです。
この部分を、らせんを描くように優しくさすりましょう。リンパの流れも良くなります。
❤バストアップクリームも重要ポイント
せっかくバストマッサージをするなら、バストアップクリームも使いたいところ。胸に何もつけないでマッサージすると、バストを痛めてしまうことがあるので気をつけてくださいね。
バストアップクリームで滑りを良くして、やさしくマッサージをしましょう。
姿勢を改善して、バストの血行を良くする
柔らかい胸をハリのあるバストにする方法は、姿勢を改善して、バストの血行を良くすることです。
猫背気味の人は、バストや全身の血行が悪くなりがちなので、まずは姿勢を改善することが大切です。
猫背だと体が歪んでいる可能性が高く、肩こりになりやすいでしょう。そのため、姿勢を改善することで肩こりが解消され、ハリのあるバストも手に入れることができますよ。
柔らかい胸にハリを取りもどすには「冷え」が大敵!
柔らかい胸にハリを取りもどすには、冷えが大敵です。女性は冷え性の人が多いですが、体が冷えているとバストの問題だけでなく、さまざまな悪影響が考えられます。毎日の生活の中で、冷えを改善していきましょう。
お風呂に浸かって胸を温める
柔らかい胸にハリを取りもどすには、シャワーで済ませるのではなく、しっかりお風呂に浸かることが大切です。
お風呂に浸かって体が温まると全身の血行が良くなり、胸も温められるのでバスト周辺の血行が良くなります。
ハリのあるバストを目指すには、バスト周辺の血行を良くして、胸まで栄養を届けることが大切。胸まで栄養が届くようになれば、バストにハリが戻ってきますよ。
朝起きたら白湯や温かい飲み物を飲む
冷えを改善して、ハリのある胸を取りもどすには、朝起きたときに「白湯」を飲むことです。白湯がベストですが、それ以外でも、温かい飲み物ならOKです。
寝起きは体に水分が足りない状態なので、血行が悪くなっています。血行が悪いということは、体が冷えているということなので、いち早く温めることが大切です。
5~10分だけ早起きをして、のんびりと白湯を飲む時間をつくりましょう。リラックスすることで血行が改善され、女性ホルモンのバランスを整える効果も期待できますよ。
胸が柔らかい人は「栄養バランスの良い食事」でバストにも栄養を
胸が柔らかい人は、栄養バランスの良い食事をすることが大切です。前述の「冷え」を改善できれば胸の血行は良くなりますが、そもそも栄養バランスの良い食事をしなければ、バストに栄養を届けることができません。では、どのような食生活をすれば良いのでしょうか?
胸にハリをもたせるには「タンパク質」が大事
柔らかい胸にハリをもたせるには、「タンパク質」を摂ることが大事です。タンパク質は、胸が垂れるのを防ぐ「大胸筋」や「クーパー靭帯」の元になる栄養です。
大胸筋を鍛える筋トレをするなら、タンパク質を摂れば、効果はバツグンですよ。バストだけでなく、タンパク質は人間にとって必要不可欠な栄養なので、しっかり摂りましょう。
「大豆イソフラボン」でハリのあるバストをつくる
ハリのあるバストをつくるためには、女性ホルモンが必要です。しかし加齢や生活習慣などによってホルモンバランスが崩れると、バストのハリが失われてしまいます。
そこで活躍してくれるのが、大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」です。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンである「エストロゲン」と似た働きをするため、ホルモンバランスを整えるとともに、ハリのあるバストをつくる効果が期待できます。
大豆イソフラボンは、納豆・豆乳・きな粉などの大豆製品に含まれているので、食生活に取り入れてバストアップを目指しましょう。
また、大豆製品にはタンパク質も含まれているので一石二鳥ですね。
「ストレッチ」と「リンパマッサージ」で柔らかい胸を改善!
柔らかい胸をハリのあるバストに改善するには、ストレッチとリンパマッサージをすると効果的です。リンパマッサージについては、先ほども触れましたが、バストマッサージの効果を高めるポイントについてご紹介します。
リンパの改善には「お風呂でリンパマッサージ」
柔らかい胸をハリのあるバストに改善するには、お風呂の中でリンパマッサージをすると効果的です。
先ほどご紹介した「バストマッサージ」と、「乳腺を刺激するツボ押し」を、お風呂の中でやってみてください。
お風呂に入っているときは、体が温まっていて血行が良くなっているので、マッサージ効果がアップします。
また、お風呂の中なら、バストアップクリームがなくても、胸をそれほど痛めることはありません。でも、強くやらないように気をつけてくださいね。
胸の血行を良くする「壁ストレッチ」
柔らかい胸をハリのあるバストにするためには、胸の血行を良くすることが大切だと、何度もお話していますよね。胸の血行を良くするには、ストレッチが効果的です。
意識的にストレッチをしなければ、胸が伸びる動作は、普段の生活ではあまりしません。そのため、1日の終わりのリラックスタイムに、ぜひやってみてくださいね。
- 壁が横に来るように立ちます。
- 壁側の手を、ヒジから手のひらまで壁につけます。
- 壁側の足を一歩前に出して、胸の上の部分を伸ばしましょう。
- 10秒間キープしたら、反対側も同じようにやってください。
普段ストレッチしない部分を伸ばすと、スゥーっとして気持ちいいですよね。胸の上側にはリンパがあり、乳腺を刺激するツボもあります。
ここをストレッチすることで、血行が良くなり、ハリのあるバストに近づきますよ。
胸が柔らかくても垂れない「ハリのあるバスト」を実現!
「胸が柔らかいと垂れやすい理由」と、「柔らかい胸をハリのあるバストにする方法」をご紹介しました。柔らかい胸は、男性からの圧倒的な支持がありますが、垂れている胸に対する意見は、かなり厳しいものがあります。今回ご紹介した、さまざまな方法を今日から実践して、胸が柔らかくても垂れない、ハリのあるバストを実現させましょう。