ダイエット

頭皮マッサージで小顔になる!たるみもむくみもスッキリ解消

f:id:m-danjyo:20181211215353j:plain

頭皮マッサージで小顔になる効果とやり方

「頭皮マッサージ」と聞くと、髪に効果があるケアだと思うかもしれませんが、実は、小顔効果も期待できます。

頭皮と顔の皮膚はつながっているので、頭皮マッサージで血行が良くなれば、それに連動して顔の血行も良くなります。

顔の血行が良くなれば老廃物が流れ、むくみやたるみが解消されることで小顔効果が期待できます。

そこで今回は、頭皮マッサージで小顔になる方法をご紹介します。

頭皮マッサージなら、顔の肌を傷つけることがないので、お肌を守りながら小顔になれますよ。

なぜ頭皮マッサージで小顔になるの?

頭皮と顔は近い場所にはあるものの、直接的な関係があるイメージはないですよね。では、なぜ頭皮マッサージで小顔になれるのでしょうか?

頭皮と顔の皮膚はつながっているから

頭皮と顔は、1枚の皮膚でつながっています。そのため、頭皮マッサージをすることで顔の血行も良くなり、小顔効果が期待できます。

頭皮と顔を1枚の皮膚と考えると、面積のほとんどは頭皮なので、顔は頭皮の影響を受けやすいのです。

その証拠に、頭皮マッサージを5分くらいしただけでも、顔の輪郭がすっきりして、目がパッチリと開くのを実感できるでしょう。

頭皮にコリがあると顔の血行も悪くなる

頭皮がこって硬くなると、頭皮の血行が悪くなり、つながっている顔の血行まで悪くなります。

顔の血行が悪くなると、むくみやたるみ、くすみなどを引き起こしてしまうため、顔が大きく見えたり、老け顔の原因になることもあります。

これらを解消するために、フェイスマッサージやスキンケアに力を入れている人は多いと思いますが、頭皮にコリがあると十分な効果が得られないので、まずは頭皮のコリを解消する「頭皮マッサージ」から始めてみることをオススメします。

頭皮マッサージの顔への効果とは?

頭皮マッサージの顔への効果は、顔を大きく見せている「むくみ」や「たるみ」などを改善できることです。それ以外にも顔へのメリットがあるので、頭皮マッサージの効果について見ていきましょう。

たるみをリフトアップ

顔と同じように、頭皮のコラーゲンやエラスチンが減少することにより、頭皮もたるみます。すると顔の筋肉を引き上げるための弾力がなくなり、顔がたるんで大きく見えてしまうのです。

頭皮の弾力を回復させるには、頭皮マッサージで血行を良くし、栄養が届きやすい状態にすることが大切。

すると頭皮にハリが出て、顔の筋肉を引き上げるための弾力が回復し、顔のたるみをリフトアップすることができます。

また、頭皮と顔はつながっているので、頭皮マッサージをすることで顔の筋肉に刺激を与え、たるみを引き締める効果もあります。

このように、顔を直接マッサージしなくても顔のたるみをリフトアップすることができ、小顔効果が期待できるでしょう。

くすみ・むくみを改善

くすみもむくみも、血行不良が原因です。頭皮の血行が悪くなると顔の血行も悪くなるので、肌に透明感がなくなり、くすんでしまいます。

また、顔の血行が悪いと老廃物がたまり、顔がむくんで大きく見えてしまうのです。

頭皮マッサージをすると、頭皮と顔の血行が良くなるので、肌のくすみやむくみを改善して小顔効果が期待できます。

目がパッチリと開く

ヘッドスパをしたことがある人はわかると思いますが、頭皮マッサージが終わると目がパッチリとして、まぶたが軽くなったような感じがします。

これは、頭皮マッサージをすることで目の血行が良くなり、目のむくみを解消できるからです。

頭皮マッサージで目がパッチリすると、目が大きく見えることで小顔に見える効果があります。つまり、頭皮マッサージをすれば「視覚的」にも小顔効果が期待できるというわけですね。

小顔になる頭皮マッサージのやり方

頭皮マッサージの効果をご紹介しましたが、次に、小顔になる頭皮マッサージのやり方をご紹介します。小顔に近づくためには、短時間でも良いので毎日続けることが大切です。では、6つの手順にしたがって頭皮マッサージのやり方を見ていきましょう。

頭皮マッサージの「ウォーミングアップ」

頭皮マッサージを始める前に、ウォーミングアップとして頭皮周辺の血行を良くしておきます。首や脇、鎖骨などのリンパの流れも良くしておきましょう。

  1. 両手を首の後ろで組み、首すじを通って鎖骨まで10回流します。
  2. 耳の下にある「耳下腺リンパ節」を中指で軽く押します。
  3. 耳下腺リンパ節から首筋を通り、鎖骨まで流します。
  4. 鎖骨の上下を2本指で挟み、中央から肩に向かって流します。
  5. 最後に鎖骨からわきの下へ流します。

硬くなりやすい「頭頂部の頭皮マッサージ」

頭頂部の頭皮を触ってみるとわかりますが、他の部分に比べてだいぶ硬くなっていることが多いです。

硬い頭皮のままだと、顔が大きく見えるだけでなく、抜け毛まで増えてしまうことがあります。硬くなった頭皮はマッサージで柔らかくして、血行を良くしてあげましょう。

  1. 頭頂部を中心に、頭皮全体を包み込むように指の腹を当てます
  2. 頭皮をこするのではなく、頭皮を動かすようにクルクル回すのがポイント。
  3. 場所をずらしながら、頭頂部の硬い部分をマッサージしましょう。
  4. 最後に、頭頂部の中心にある「百会(ひゃくえ)」というツボを押します。

「百会(ひゃくえ)」というツボは、左右の耳から頭のてっぺんに上がった、ちょうど真ん中にあります。

このツボには頭皮の血行を良くする効果があるので、顔の血行も良くなり、リフトアップ効果が期待できます。リフトアップで顔のたるみが引き締まれば、小顔効果が期待できますね。

そして、頭皮全体をマッサージすることで、頭がスゥーっとして血行が良くなったことを実感できるでしょう。いつのタイミングでマッサージしてもOKですが、お風呂上がりにやると、さらに効果的です。

リフトアップできる「頭皮の引き上げマッサージ」

  1. 「額」と「前髪の生え際」の境目に、指の腹を当てます。
  2. 頭皮を引き上げるように、指の腹で押します。
  3. 次に、手のひらを側頭部に当て、頭皮を持ち上げるように引っ張ります。
  4. 2と3をそれぞれ10秒キープし、3回くり返しましょう。

日頃からパソコンやスマホで目を酷使している人は、目が疲れやすく、血行不良になることで顔のむくみやたるみを引き起こします。

頭皮の引き上げマッサージは、リフトアップ効果があるのはもちろんですが、目の疲れを解消したり、目のむくみを改善する効果もあります。

目をパッチリさせる「後頭部の頭皮マッサージ」

  1. 後頭部をマッサージするときは、手をグーにして、第二関節を使います。
  2. 手に頭の重みを乗せるようにして、「うなじ」「耳後ろ」「後頭部」を押し回します。
  3. 1ヶ所につき4回ほど、まんべんなくマッサージしましょう。

後頭部には、眼精疲労を回復させるツボや、眠気を覚ますツボがあるため、目がパッチリと開くことで小顔効果が期待できます。脳もすっきりするので、仕事中のリフレッシュにもオススメです。

たるみ・むくみに効く「側頭部の頭皮マッサージ」

  1. 5本指を側頭部に当て、人差し指と中指で耳を挟むような位置に当てます。
  2. 5本指で頭皮を持ち上げるようにして、ゆっくりと5秒かけて頭頂部まで滑らせ、頭頂部で左右の指を交差させます。
  3. 髪を少し引っ張るくらい持ち上げます。
  4. これを8~10回くり返しましょう。

頭皮マッサージをするときは、リラックスして行いましょう。痛みを感じる人は頭皮がむくんでいる可能性があります。

リラックスタイムにマッサージを続けると、血行が良くなり、少しずつ痛みも軽減されていきますよ。

頭皮全体をマッサージ

最後に、頭皮全体をマッサージします。

  1. 指の腹を使って、軽く頭皮を叩くように刺激します。
  2. 次に、側頭部から頭頂部に向かって指を滑らせます。
  3. 頭頂部から後頭部に向かって指を滑らせます。
  4. 2~3を5回くり返しましょう。

頭皮を傷めないように、やさしくマッサージするのがポイントです。

シャンプー前・シャンプー中にできる頭皮マッサージのやり方

次に、シャンプー前とシャンプー中にできる頭皮マッサージのやり方をご紹介します。シャンプーのついでにできる頭皮マッサージなら習慣化しやすいですし、頭皮の汚れも落ちやすくなりますよ。

シャンプー前の「ブラシを使った頭皮マッサージ」

毎日のシャンプー前にできる簡単な頭皮マッサージをご紹介します。ブラッシングするだけの簡単なマッサージなので、毎日のシャンプー前にやってみましょう。

  1. 頭皮を傷つけない「柔らかいブラシ」を使って頭皮マッサージをします。
  2. 下から上に向かって、全体的にブラッシングしましょう。
  3. ポイントは、うなじの生え際から頭頂部に向かってブラッシングすること。
  4. 頭の側面の部分(耳の上)は、引き上げるようにブラッシングしましょう。

柔らかいブラシや、シリコン製のブラシなど、頭皮を傷つけない「スカルプケア用」のブラシ選びが大事なポイント。もし持っていない場合は、ほかの頭皮マッサージにチャレンジしてみてくださいね。

シャンプー中に頭皮全体のマッサージ

  1. シャンプーを泡立てて、普通に髪を洗います。
  2. 頭皮全体を指の腹で押すようにマッサージします。
  3. 最後に、指の腹で頭皮を軽く叩きましょう。

頭皮マッサージは毎日続けることが大切ですが、どうしても面倒になってしまうことってありますよね。

でも、シャンプーのついでにできるマッサージなら、簡単に続けられそうです。継続するのがむずかしい人は、毎日のお風呂のついでに、このマッサージだけでも取り入れてみてくださいね。

頭頂部のツボ押し頭皮マッサージ

  1. シャンプーを泡立てて、普通に髪を洗います。
  2. 両手の指の腹で、頭皮全体を押すようにマッサージします。1~2秒押したら離す、をくり返しましょう。
  3. 頭頂部のツボを5秒間押し、ゆっくりと呼吸を続けます。
  4. 指を離したら、頭皮全体を指先で軽くトントンと叩きましょう。
  5. 頭皮の硬くなっている場所や、イタ気持ちいい場所を念入りにマッサージします。

頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」のツボ押しを意識した頭皮マッサージです。頭皮が硬くなっている場所はコリがある証拠なので、念入りにマッサージしてみてくださいね。

小顔やリフトアップに! 簡単頭皮マッサージ

  1. シャンプーを泡立てて、普通に髪を洗います。
  2. 額と生え際の境目を、指の腹で持ち上げるように頭頂部に向かって引き上げます。そのまま20秒キープ。
  3. 耳の上の頭皮に手のひら全体を当てて、頭頂部に向かって引き上げます。20秒キープ。
  4. 頭の上で両手を組み、手のひらで頭皮を挟んだらそのまま頭皮を引き上げます。20秒キープ。

シャンプー中なので、あまり時間をかけずにできる頭皮マッサージです。頭皮全体の血行が良くなり、リフトアップや小顔効果も期待できますよ。

頭皮マッサージの注意点

小顔効果だけでなく、目の疲れを解消したり、肌のくすみを改善する頭皮マッサージですが、注意点もあるのでご紹介しておきましょう。

長くても5分くらいにする

「小顔になるために頑張って頭皮マッサージをしよう!」と思った人も多いと思いますが、長くやれば効果が高くなるわけではありません。

長時間マッサージすると頭皮が傷つくことがあったり、頭痛を引き起こすこともあるそうです。

そのため頭皮マッサージは、長くても5分くらいにしておきましょう。1回で長くマッサージするよりも、毎日マッサージするほうがずっと効果的です。

力を入れ過ぎない

頭皮マッサージは、「イタ気持ちいい」くらいの強さがベストです。そのため力を入れ過ぎないように注意しましょう。強くマッサージすると頭皮に負担がかかり、頭皮トラブルを引き起こすこともあります。

頭皮にむくみやコリがあると痛いと感じることが多いので、無理せずやさしくマッサージしましょう。リラックスできるくらいの気持ち良さが目安ですよ。

爪を立てない

頭がかゆいと爪を立ててかきむしる場合もあると思いますが、頭皮の皮膚は柔らかいので傷ついてしまいます。

頭皮が傷つくと炎症を起こしてしまう場合もあるため、頭皮マッサージをするときは、爪を立てずに「指の腹」を使ってマッサージしましょう。

頭皮マッサージの小顔効果でたるみやむくみを解消しよう!

頭皮マッサージで小顔になる理由とやり方をご紹介しました。顔を直接マッサージするとシワになることもあるので、顔とつながっている頭皮をマッサージするほうが効果的です。気になる「たるみ」や「むくみ」を解消して、小顔を手に入れましょう!