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ブラトップのメリット・デメリット|楽ちんインナーでも美胸を保つ秘訣

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ブラトップでも美胸を保つための秘訣が知りたい!

女性の下着に、革命を巻き起こした「ブラトップ」。とにかく楽ちんで、その快適さを知ってしまうと手放せなくなりますよね。

でも「使い続けたら胸が垂れた!」という声も……。

快適な下着は外せないポイントですが、いつまでも美胸をキープしたいのが女性の本音。

そこで今回は、ブラトップのメリット・デメリットをご紹介します。

「楽ちんインナーでも美胸を保ちたい!」という欲張りな女性のために、参考になることをまとめてみました。

ブラトップのメリット

年齢を問わず、多くの女性から人気を集めている「ブラトップ」。ブラトップは「カップ付きインナー」や「ブラキャミ」とも呼ばれていて、「タンクトップ」と「ブラ」が一体化したものです。では、ブラトップのメリットから見ていきましょう。

締めつけがなく快適

ブラトップの1番のメリットを挙げるなら、それは、ブラのような締めつけがなく快適なこと。

自分にぴったりサイズのブラを選ぶのは意外とむずかしいので、多くの女性は「ワイヤー」や「サイドベルト」などの締めつけに苦しさを感じています。

ところがブラトップの登場により、外出中や仕事中でも快適に過ごせるようになりました。

ブラトップの解放感を知ってしまうと、「もうブラ生活には戻れない」と思っている人も少なくないようです。

ブラ特有の不快感が少ない

ブラトップのメリットは、ブラジャー特有の不快感がほとんどないことです。

ブラの締めつけによる「ワイヤーの食い込み」や、化学繊維などによる「肌のかゆみ」は、多くの女性を不快にさせます。

美しい胸をキープするためとはいえ、やっぱりブラの不快感はつらいですよね。でもブラトップなら、それらの不快感がないため昼間の生活を快適に過ごすことができます。

肩紐がズレない

ブラの不快感をもう1つ挙げるとすれば、肩紐がズレてしまうこと。

肩紐がずり落ちるとノースリーブから見えてしまったり、ずり落ちたままでは気持ち悪いから、こっそり直したりするのも面倒ですよね。

また、肩紐の調整がうまくできていないと、ブラがずり上がってしまうことも。ブラがずり上がると、ワイヤーが胸をつぶして痛いですよね。

そんな不快感をなくしてくれたのが、ブラトップの大きなメリットです。

タンクトップタイプなら肩紐がズレることはありませんし、キャミソールタイプでもブラの肩紐よりずり落ちにくいのがメリットです。

下着が透けない

服を買うときに気に入ったデザインを見つけても、ブラが透けそうで諦めてしまった経験はありませんか?

白いシャツや透け感のあるブラウスを着るときに、ブラが透けると気になりますよね。

でもブラトップならブラが透ける心配がないので、安心して好きな服を選ぶことができます。

またブラトップなら、背中のお肉が食い込むこともなく、ブラのラインが服に響かないのもメリットです。

「透けない」「響かない」のは下着選びで欠かせないポイントなので、それに悩まなくて良いのはメリットでしょう。

お腹が冷えない

ブラトップは丈が長く、お腹まですっぽり隠してくれるタイプが多いため、お腹が冷えないというメリットもあります。

ブラ一枚だけでは胸しか覆っていないので、ピラピラのトップスではお腹が冷えやすくなります。

でもブラトップなら、自然にお腹までカバーしてくれるのがうれしいポイント。夏場でもオフィスが寒いと体が冷えてしまうので、ブラトップは女性にとって救世主のような存在です。

ブラより価格が安い

ブラトップが多くの女性から人気を集めている理由の1つは、ブラよりも価格が安いことです。

もし、「機能性」と「デザイン性」を兼ね備えたブラを買おうとすると、けっこうな金額になってしまうことが多いですよね。

でもブラトップなら、機能性が良いものでも2000円以下で買えるものがほとんどなので、お財布にもうれしいですね。

高いのにサイズが合わず、不快なブラを着け続けるくらいなら、ブラトップにしたほうが良い気もしますね。

着替えるときに気にならない

職場で制服に着替える人は、「まわりに人がいるのにブラになるのがイヤだ」という人もいると思います。

でもブラトップなら、1枚でも下着のような感覚がないので、安心して着替えられるのがメリットです。

ちょっとしたことですが、気になる人にとっては大きなメリットになるでしょう。

ブラトップのデメリット

ブラトップは快適でメリットが多いですが、楽ちんだからといって毎日使い続けると、胸に良くない影響もあります。では、ブラトップにはどんなデメリットがあるのか見ていきましょう。

使い続けると胸が垂れる

ブラトップの1番のデメリットは、使い続けると胸が垂れてしまうことです。

ブラトップは締めつけがなく、快適な着け心地であることがメリットですが、そのぶん補正力がないのがデメリット。

ブラのように胸を下から持ち上げるホールド力がなく、バストを高い位置にキープすることができません。

胸が引っ張られるとクーパー靭帯に負担がかかり、クーパー靭帯が伸びることで胸が垂れてしまうのです。

クーパー靭帯を守るためには、補正力の高いブラをつけるか、大胸筋を鍛える必要があります。

背中にバストが流れる

ブラトップは胸を寄せる機能もないため、背中にバストが流れてしまうことがデメリットです。

バストのほとんどは脂肪なので、支えておかないとどんどん流れてしまうという悲しい性質があるのです。

バストが垂れるだけでなく、サイズダウンのリスクもあるため、ブラトップを愛用しすぎると「老けバスト」の原因になってしまうことも。

キレイな胸をキープするためには、ブラトップの使いすぎに注意しましょう。

バストの形が崩れる

ブラトップはサイズ展開がざっくりとしているので、ブラのようにサイズの合ったカップで胸をカバーすることができません。

そのため、バストの下のラインである「バージスライン」が崩れる原因になり、バスト全体の形が崩れてしまいます。

バージスラインは加齢とともに崩れやすくなるので、キレイなバストを保つためには、普通のブラと併用してブラトップを使うと良いでしょう。

緊張感がなくなり女子力が下がる

ブラトップをつけていると緊張感がなくなり、女子力が下がってしまうこともデメリットの1つ。

完璧なブラをつけて盛り胸をつくれば、テンションが上がりオシャレをする気分になりますが、ブラトップだと気が抜けて女子力までダウンしてしまうことに。

「美には苦痛がつきもの」だとある女性タレントが言っていましたが、できれば楽してキレイになりたいと思うのが女性の本音ですよね。

ブラトップをつけていても、正しい姿勢をキープすることで胸の垂れを最小限に食い止めることができるでしょう。

スポーツブラの機能はない

ブラトップはスポーツブラと形状が似ているものの、機能性はまったく別物です。

ヨガやストレッチなどの軽い運動ならブラトップでもOKですが、胸が揺れるような激しい運動をするときにはNGです。

胸が揺れると、胸を支えているクーパー靭帯が伸びたり切れたりしてしまうことがあるため、激しい運動をするときは必ずスポーツブラをつけましょう。

素材によっては通気性や吸汗性が悪い

ブラトップは夏に活躍してくれるアイテムですが、素材によっては不快に感じる人もいます。

通気性が悪かったり、汗を吸い取りにくい素材の場合には、肌にまとわりついて気持ち悪いと感じる人もいるようです。

ただし最近は、快適な素材のブラトップが増えているので、素材に関してのデメリットなら解消できそうですね。

楽ちんインナーでも美胸を保つ秘訣とは?

ブラトップのメリット・デメリットをひと通りご紹介しましたが、胸が垂れたり、形が崩れたりするのを防ぐには、普通のブラを使うことが1番の解決策です。

とはいえ、「楽ちんインナーでも美胸を保つことはできないの?」という思いもありますよね。

ブラトップを使いつつ、美胸も保つための秘訣は、以下の3つです。

  • 美胸を保つために正しい使い方をする
  • 胸が垂れにくいブラトップを選ぶ
  • 育乳ブラと併用する

では、この3つの秘訣について詳しくご紹介していきます。

胸の垂れを防ぐブラトップの使い方

快適なブラトップを上手に使うコツは、1番のデメリットである「胸の垂れ」を防ぐことがポイントです。美胸を保つために、ブラトップの正しい使い方をご紹介しましょう。

毎日ブラトップを着ない

胸の垂れを防ぐには、ブラトップを毎日着ないことです。楽ちんだから毎日着たくなりますが、そこはグっと我慢です。

長期間にわたって継続的に使い続けることがNGなので、定期的に1日だけ使うぶんには胸が垂れることは少ないでしょう。

ブラトップはリラックスタイムだけにとどめ、昼間はブラの着用をオススメします。

帰宅後や休日のみの使用にすれば、気分的にオン・オフの切り替えがしやすくなり、「生活にメリハリができる」という新たなメリットが生まれるかもしれません。

足から履く

ブラトップで胸が垂れてしまう原因の1つは、ブラトップが伸びて劣化してしまうからです。

ブラトップは足から履くのが正しい着用方法のため、上から着ると伸びる原因になり、バストを支えられなくなるので気をつけましょう。

また、上からかぶるように着ると、カップがずれて胸を支えられなくなります。

カップが縫い付けてあるタイプならセーフですが、取り外し可能のカップの場合は、カップがずれないように足から履きましょう。

洗濯方法に気をつける

ブラトップの機能を長持ちさせるには、洗濯方法に気をつけることも大切です。

「カップの型崩れ」や「アンダーの伸び」を防ぐには、ネットに入れて洗濯することが必須。そして、自然乾燥が基本です。くれぐれも乾燥機を使うのはやめてください。

干し方は、できれば半分に折りたたんでハンガーに掛けるのがオススメ。肩紐を吊るすと伸びる心配があるので、カップ部分にも肩紐にも負担がかからない干し方をしましょう。

正しく収納して形を崩さない

ブラトップはカップが柔らかいので、ブラジャーほど気を遣わなくても形が崩れにくいのがうれしいですね。

でも、正しく収納しないと形が崩れてしまうこともあるので気をつけましょう。ポイントは、カップが潰れないようなたたみ方にすること。

ブラトップの裾からたたみ、アンダーの部分を折り目にして三つ折りにします。そうすればカップが潰れないので、形が崩れにくくなります。

ちょっと場所を取りますが、最大限にブラトップを守れる収納方法です。

胸の垂れを防ぐブラトップの選び方

ブラトップで胸が垂れるのを防ぐには、できるだけ機能性の高いブラトップを選ぶことが大切です。では、胸の垂れを最小限に食い止めるための「ブラトップの選び方」をご紹介しましょう。

肩紐の調節ができる「キャミソール」を選ぶ

ブラトップにはいくつか種類がありますが、胸が垂れるのを防ぐには「キャミソールタイプ」を選ぶと良いでしょう。

タンクトップタイプだと肩紐が調節できませんが、キャミソールタイプなら肩紐が調節できるものが多いです。

肩紐が調節できれば、バストを正しい位置に持ち上げることができるので、少しでもバストの崩れを防ぐことができるでしょう。

少しでも「ホールド力」のあるブラトップを選ぶ

ブラトップによる胸の垂れを防ぐには、少しでも「ホールド力」のある、機能性の高いブラトップを選ぶことが大切です。

ブラトップによっては寄せる機能が高いとか、持ち上げる機能が高いなど、それぞれに特色があります。

実際につけてみるか、商品がうたっている機能性を信じるしかありませんが、美胸を保つためには良質なブラトップを見つけることを諦めないでくださいね。

自分に合ったサイズを見極める

ブラトップを選ぶときには、自分に合ったサイズを見極めることが必須ポイントです。

ブラトップのサイズ展開は「XS~3XL」までありますが、メーカーによって異なります。カップサイズも多少は関係していますが、ほとんどはアンダーサイズで決まります。

メーカーによって一覧表があるので、それを目安に自分に合ったサイズを探してみましょう。

ただし、一覧表を見て買ったにもかかわらず合わないことがあるので、その場合は違うサイズを試してみるか、メーカーを変えてみると良いかもしれませんね。

♥できれば試着して購入するのがベスト

サイズの合ったブラトップを選んでも、商品によってアンダーの伸縮性が違います。そのため、実際に着用してみないとわからない部分があるので、もし可能であれば試着してから購入するのがベストです。

実際に着用してみるのは無理でも、商品を手に取って伸縮性を確かめることはできる場合が多いと思います。服の上からカップを当ててみたり、アンダーの伸びをチェックしてみると良いでしょう。

汗を吸い取って乾きやすい素材を選ぶ

ブラトップは体にフィットしたデザインなので、汗が乾きにくい素材だと不快感があります。

そのため、快適な素材を選ぶこともポイントです。汗の吸い取りが良く、しかも速く乾く素材を選ぶようにしましょう。

少しでも快適に、そして胸を守るためにも、ブラトップ選びは妥協しないでくださいね。

ブラトップを愛用しても胸が垂れないための対策

ブラトップを毎日つけるのはオススメできませんが、快適なブラトップを愛用したい人も多いはず。では、ブラトップを愛用しても、できるだけ胸が垂れないようにするためには、何か対策があるのでしょうか?

胸の筋肉を鍛える

ブラトップを愛用しても、胸の筋肉があればクーパー靭帯を守ることも可能です。バストアップ筋トレをして、胸が垂れるのをできる限り予防しましょう。

ただし、筋トレをしすぎると胸が硬くなり、脂肪が減ってしまうことがあるので気をつけてくださいね。

おすすめのバストアップ筋トレは、両手を胸の前で合わせる「合掌のポーズ」と「ひざ立ち腕立て伏せ」です。

負荷をかけ過ぎず、10~20回くらいの少ない回数を1日に数セット行うと良いでしょう。

ナイトブラや育乳ブラで形を整える

ブラトップを愛用しても胸が垂れにくくなる対策は、「ナイトブラ」や「育乳ブラ」によるバストアップを併用することです。

寝るときはナイトブラをつけて型崩れを防ぎ、昼間は育乳ブラや機能性の高いブラをつけて垂れ予防をすることが大切です。

快適なブラトップを愛用したいなら、それに見合った努力も必要ですね。

もし、「そこまでしてブラトップを使わなくても……」と思うなら、普通のブラで過ごすことをオススメします。

「ノーブラ」より「ブラトップ」で過ごす

昼間は普通のブラをつけている人でも、家に帰ったらノーブラという人も少なくありません。

でも、美胸をキープしたいなら、できるだけノーブラの時間を減らすことが大事。

そんなときに活躍してくれるのが、ブラトップです。ノーブラで過ごすくらいなら、ブラトップをつけるほうが良いでしょう。

このように、どうしてもリラックスしたい時間には、ブラトップが大活躍してくれますね。

ブラトップを上手に使って快適に美胸をキープ!

ブラトップのメリットとデメリットをご紹介しました。ブラトップは快適ですが、毎日着用するのではなく、ブラと併用することが大切です。また、ナイトブラでバストを形成したり、筋トレで胸の形を崩さない努力も必要。リラックスタイムに上手に活用して、快適に美胸をキープしていきましょう!