シミになるNG習慣でシミを増やしているかも!
日焼け止めを塗って、美白ケアもしているのに、思わぬところにシミができてしまうことはありませんか? それは、もしかしたら毎日の習慣に原因があるかもしれません。
美肌や美白のためにやっているケアが、無駄になってしまったら悲しいですよね。そこで今回は、シミになるNG習慣をご紹介します。
肌に良くないことは知っていても、知らずにやってしまっていることもあるので、今すぐNG習慣をチェックしてみてくださいね。
目次
シミの原因は紫外線だけじゃない!
顔にあるだけで老けて見えてしまう、シミ。シミの大きな原因は「紫外線」によるダメージですが、実は紫外線だけがシミの原因ではありません。
毎日の生活の中で、肌をキレイにするためにやっている習慣が、実はシミの原因になっている場合もあるのです。
シミになるNG習慣の中には、夜にやればOKだけど、朝にやるとNGな習慣もあります。これ以上シミを増やさないためにも、スキンケアだけでなく習慣にも気をつけていきましょう。
シミになるNG習慣とは?
では、実はシミになってしまうNG習慣をご紹介します。頑張っている美白ケアを無駄にしないためにも、今すぐ改善していきましょう。
室内やベランダでは日焼け止めを塗らない
休日に自宅で過ごすときや、ベランダで洗濯物を干すときなど、「ちょっとくらい大丈夫かな?」と日焼け止めを塗らないことはありませんか?
紫外線は室内にも入ってきますし、たとえ短い時間でもメラニンは蓄積されていきます。
すぐにシミができることはなくても、このような習慣を長期的にくり返すことで、シミは着実に濃くなっていきます。短い時間でも油断せずに、一年中日焼け止めを塗るようにしましょう。
【対策】手軽なスプレーや乳液タイプを使う
自宅で過ごすときやベランダにちょっと出るために、日焼け止めをしっかり塗るのは面倒ですよね。そんなときの対策は、手軽に使えるスプレーや乳液タイプの日焼け止めを使うと良いでしょう。
スプレータイプなら吹きかけるだけなので簡単ですし、乳液タイプならスキンケアのときにチャチャっと塗れます。サっと落としやすいのもうれしいポイントなので、休日などには便利な日焼け止めですよ。
糖質が多すぎる食生活
ごはんやパンなどの炭水化物や、甘いお菓子などの糖分を摂り過ぎる食生活は、シミになるNG習慣の1つ。
これらの糖質がタンパク質とくっついて「AGE」が発生すると、「糖化」という老化現象を引き起こします。
パンケーキを例にするとわかりやすいですが、小麦粉や砂糖などの「糖質」と、卵や牛乳などの「タンパク質」を一緒に焼くと茶色く焦げますよね。この場合の「焦げ」が、シミのことです。
つまり、糖質を摂り過ぎる食生活の人が紫外線を浴びると、シミができやすくなってしまうのです。
AGEは、揚げ物などの高温調理した食べ物に含まれているので、糖分と揚げ物はなるべく控えるようにしましょう。
【対策】加工糖ではなくミネラルが豊富な糖分にチェンジ!
糖分を控えるといっても、まったく摂らないのは無理ですよね。飲み物や料理などに砂糖を使うときは、加工糖である「白い砂糖」ではなく、ミネラルが豊富なハチミツやメープルシロップなどを使うようにしましょう。
クレンジング・洗顔での摩擦
シミになるNG習慣は、クレンジングや洗顔で肌をこすってしまうことです。肌をこするのが良くないことだと知っていても、クレンジング剤や洗顔料の量が少ないと、知らずに肌を摩擦してしまうことも。
気をつけているつもりでも、実はシミの原因になってしまうこともあるので、クレンジングや洗顔のやり方には注意が必要です。
【対策】とにかく「やさしく」が基本
クレンジングや洗顔は、スキンケアの中でも、とくに肌に負担がかかるステップです。細心の注意をはらって、とにかく「やさしく」洗うようにしましょう。クレンジング剤や洗顔料を適量使い、しっかり泡立てることも肌に負担をかけないポイントです。
またタオルで拭くときにこすってしまうことも多いので、押さえるようにして水分を吸着させるようにしましょう。
美顔ローラー・マッサージによる摩擦
美肌や小顔になりたくて、美顔ローラーやフェイスマッサージをしている人も多いと思います。そんな美意識の高い女性に気をつけてほしいNG習慣が、手や美顔器による摩擦です。
美顔ローラーやマッサージは、たしかに高い美容効果がありますが、やり方を間違えるとシミの原因になってしまいます。
摩擦を防ぐためにクリームを塗っている人もいると思いますが、クリームが足りないと摩擦を起こすので気をつけましょう。
【対策】たっぷりのクリームで摩擦を軽減する
美顔ローラーやマッサージをするときは、たっぷりのクリームで摩擦を軽減することが大事。そもそも自己流でマッサージをするのはとてもむずかしいことなので、力加減ややり方には注意したいところ。
シミができるリスクを少しでも軽減したいなら、クリームをたっぷりと塗ることが効果的な対策になりますよ。
ニキビや傷跡を触る・跡が日焼けする
疲れてくるとできてしまうニキビや、虫刺されなどの傷ができたとき、触りすぎると跡が残ってしまいますよね。
これらの跡が残るだけでも「色素沈着」というシミの原因になりますが、その跡が日焼けするとさらにシミになりやすいです。
【対策】なるべく触れず、治療薬を塗る
ニキビや傷ができると、つい気になって触ってしまうことも多いですが、なるべく触らないようにすることが大事。長期間放置するだけでも色素沈着してしまうので、早めに回復させるために、治療薬を塗ると良いでしょう。
かゆみがあるならかゆみ止めを塗ったり、ニキビを治すにはビタミン配合の化粧品などを使うのがオススメです。
美肌のため、朝食にスムージーを飲む
美容や健康に気を遣っている人は、朝食にスムージーを飲む習慣がある人も多いと思います。
でも実は、スムージーに含まれている成分が、シミの原因になってしまうことがあるのです。
美肌になりたくて飲んでいるはずのスムージーが、シミの原因になっているなんて悲しいですよね。では、どんな成分がシミの原因になるのでしょうか?
【対策】ソラレンを含まない食材を選ぶ
野菜や果物の中には、「ソラレン」という成分が含まれているものが多いです。ビタミンCが豊富な野菜や果物に多い成分で、ソラレンを摂取した後に紫外線を浴びると日焼けしやすくなってしまうのです。
またソラレンには、シミのもとになる「メラニン」を活性化させる作用もあるため、できるだけ避けたいところ。野菜ならキュウリやセロリ、果物ならオレンジやグレープフルーツなどにソラレンが含まれています。シミを増やさないためにも、朝食で摂るのは控えたほうが良いでしょう。
保湿不足・クリームの塗り過ぎ
美肌に保湿は必須ですよね。でも加齢とともに肌は乾燥しやすくなるので、保湿ケアが不十分だとシミができやすくなります。
逆に、保湿クリームの塗り過ぎもシミができるNG習慣の1つです。
クリームには油分が多く含まれていて、油分が肌に残っている状態で紫外線を浴びると、肌が酸化しやすくなってしまうのです。
肌が酸化するとシミの原因になるため、塗り過ぎないように注意しましょう。
【対策】適量を使用し、朝には洗う
十分な保湿ケアができていると、あらゆる肌トラブルを改善できるので、クリームは適量を守ることが大事。夜のスキンケアでしっかりと保湿をして、朝には洗い流して紫外線に触れないようにしましょう。長時間クリームを塗っていると保湿効果が高まるわけではないので、適量を夜に塗り、朝に洗い流してからメイクをすると良いですよ。
便秘や宿便もシミにつながる
多くの女性が悩んでいる便秘や宿便は、シミの原因になることがあります。
便秘だと、腸内に残っている老廃物が肌表面から排出されるときに、肌トラブルを起こします。実際、便秘になると肌荒れやニキビになることが多いですよね。
便秘や宿便は、シミの原因にもなるNG習慣なので、しっかり解消しておくことが美肌のためには大事ですよ。
【対策】乳酸菌と運動で便秘を解消
腸内環境を良くして便秘を解消するには、朝食で乳酸菌を摂り、適度な運動を習慣にすると良いでしょう。スムーズな排便を促すためにも、水分補給も忘れないようにしてくださいね。
ハードな運動・ストレスが多い
運動は体に良い習慣なのでオススメしますが、ハードな運動をすると酸素をたくさん取り込むので、体内の活性酸素が増えます。
それが酸化すると「メラニン」が活性化されて、シミが増える原因になります。
またストレスが多いのも活性酸素を増やす原因になるので、シミを増やさないためには、ストレスを軽減することも大切です。
アロマなどでリラックスするのも良いですし、軽めの運動をするのもオススメですよ。
【対策】有酸素運動でクールダウン&ストレス解消
ハードな運動をした後は、クールダウンにウォーキングなどの有酸素運動を取り入れると良いでしょう。またストレス解消のためにも、適度な運動をすることは効果的ですよ。
適度な運動をすると全身の血行が良くなり、ターンオーバーが活発になるので、シミのもとである「メラニン」を排出しやすくなり、シミを予防することができます。
夜更かし・睡眠不足
夜更かしして睡眠不足になると、肌のターンオーバーが乱れがちになり、シミができる原因になってしまいます。
ターンオーバーはメラニンを排出するための大切なシステムですが、質の良い睡眠を十分にとれていないと、シミが増えてしまうのです。
シミになるNG習慣をしても、質の良い睡眠を十分にとれていればいくらか改善することは可能なので、くれぐれも睡眠不足にならないように注意しましょう。
【対策】規則正しい生活で自律神経を整える
ライフスタイルによっては早く寝ることができない人もいるかもしれませんが、起きる時間はなるべく同じ時間にしたほうが自律神経が整います。寝る時間も起きる時間もバラバラになってしまうと、自律神経が乱れて、ホルモンバランスも崩れがちに。
女性ホルモンは美肌をつくる効果があるので、シミを予防するためにもホルモンバランスを整えることは大事。できるだけ規則正しい生活を送り、しっかりと睡眠がとれる習慣に改善できれば、シミができにくくなりますよ。
美白ケアが無駄になるNG習慣を今すぐ改善しよう!
シミになるNG習慣をご紹介しました。知らずにやっていたことが、実はシミの原因になっていたり、知っているつもりでも無意識にやってしまうこともありましたね。美白ケアが無駄になるNG習慣を今すぐ改善して、輝くような白い肌を目指しましょう!