もっと自分に自信を持ちたい!
自分に自信を持ちたいと思っても、どうしても弱気になってしまう時もありますよね。
「どうせ自分にはできない」と思いながらやると、失敗する確率が高くなってしまいます。
そこで失敗すると、さらに自信がなくなっていく……という悪循環に。
でも、最初から自信を持っている人なんて、実はいません。
みんな自信がないから努力して、自分の長所を伸ばそうとしたり、欠点を克服しようとしたりしているのです。
だから、どんなに自信がある人でも、最初は自信がない自分からのスタート。
それを考えれば、誰でも自信を持つことは可能なのです。
そこで今回は、自分に自信を持つ方法についてご紹介します。
今よりもずっと自信が持てる自分になれば、人生はもっと楽しくなりますよ!
目次
自分に自信を持つには?
自信がある人と、自信がない人。両者には、決定的な違いがあります。
それは、ポジティブ思考か、ネガティブ思考か、ということ。
物事をポジティブに捉える人は、自分に自信を持っています。自分の能力を信じて、「自分なら必ずできる」と思い込んでいるのです。
そのセルフイメージが強いと、どんどん物事がうまく進んでいきます。
でも、物事をネガティブに捉える人は、自分に自信がありません。
「やりたくない」「失敗するに違いない」「自分はダメな人間だ」とネガティブな感情で埋め尽くされてしまうと、「自分にはできない」と思い込んでしまうのです。
つまり、自信がある人も、自信がない人も、自分自身の思い込みによって左右されるということ。
自分に自信を持つためには、「自分ならできる」と思い込み、それを信じて疑わない気持ちが大切なのです。
自分に自信を持つ方法
とはいえ、どんなにポジティブに考えようとしても、ネガティブな感情が浮かんでしまう時もありますよね。では、どうすればポジティブ思考になり、自分に自信を持つことができるのでしょうか?
自分と会話する
自分に自信を持っている人は、自分と会話するのが上手です。自分と会話することは、自分を客観的に見ることなんです。
イメージとしては、実在する自分を、もう一人の自分が上から見ているような感覚です。この「もう一人の自分」をイメージすることを「メタ認知」といいます。
たとえば、大勢の前でプレゼンするとき、「今、緊張しているね」と、もう一人の自分が問いかけるのです。
これは、多くの有名人が実践している方法です。実在する自分を、もう一人の自分が冷静に見つめることで、落ちつきを取りもどすことができます。
このような「メタ認知」の回数が多いほど、自分に自信が持てるようになります。
できたことを書き出してみる
自分に自信を持つ方法は、どんな小さなことでもいいから「できたこと」を紙に書き出してみることです。
今日1日の中でできたことでも良いですし、今までの人生でできたことでも良いでしょう。
「予定通りの時間に起きられた」でも良いですし、「中学校時代に皆勤賞だった」でもOK。何でもいいから、できたことを書き出してみるのです。できるだけたくさん書くのがポイント。
そこに書き出しことは、あなたの成功体験です。小さな成功体験を積み重ねていくことで、小さな自信がつき、それが多いほど大きな自信へとつながっていきます。
自分が得意なことをやる
自分に自信が持てなくなるのは、できないことや苦手なことをやる時ですよね。できないことばかりやっていると、自分に自信がなくなるのも当然です。
だから、自分に自信を持つためには、自分が得意なことをやってみましょう。自分が得意なことをやれば「達成感」が生まれ、それがモチベーションとなって自信へとつながります。
自分が過去に褒められたことや、自分の長所を紙に書き出すのもオススメです。その紙を見ることで、「自分はこんなにできる」と思えるので、自信を持つことができるでしょう。
他人と比べるのをやめる
自分に自信を持つ方法は、他人と比べるのをやめることです。他人と自分を比べると、自分の劣っている部分ばかりが目につき、劣等感がふくれ上がってしまいます。
そうなると、自分に自信が持てなくなりますよね。
たとえば、同じ仕事をしているのにAさんだけ上司に褒められたとか、SNSの「いいね」が自分のほうが少ないとか、そんなちょっとした劣等感が積み重なると、大きな劣等感になって自信がなくなってしまうのです。
だから、他人と比べるのをやめて、自分のことだけに集中しましょう。
失敗することより、失敗を挽回する方法を考える
自信がない人は、「失敗」や「問題」ばかりにフォーカスしてしまいます。
「失敗したらどうしよう」とか、「こんなに問題があったらできないよ」と不安になり、どんどん自信がなくなってしまうのです。
自分に自信を持つためには、「失敗」や「問題」よりも、「解決策」を考えるようにしましょう。
やる前から「失敗を挽回する方法」を考えておけば、たとえ失敗しても軌道修正できるので、失敗することが怖くなくなります。
失敗が怖くなくなれば、ポジティブ思考になり、自分に自信を持つことができるようになります。
自分の好きなことを毎日やる
自分に自信を持つ方法は、自分の好きなことを毎日やること。自分の好きなことを仕事にするのがベストですが、これはなかなか実現できませんよね。
それなら、仕事以外の時間に、自分の好きなことをやりましょう。そのための時間を毎日つくることです。
自分の好きなことをしていると、夢中になって時間がたつのも忘れてしまいますよね。その瞬間、あなたは生きている実感が湧いてくるはずです。
それが、あなたの生きる意味になり、自信へとつながっていくのです。
姿勢を良くする
自信がある人は、いつも背筋がピンと伸びていますよね。でも、自分に自信がない人は、背中が丸まって猫背になりがちです。
姿勢は表情と連動しているので、猫背になると表情も暗くなってしまいます。
想像してみてください。猫背で、やる気満々の表情ができますか? なんか不自然ですよね。
自分に自信を持つためには、つねに姿勢を良くするように心がけてみましょう。
たまに鏡の前で姿勢をチェックしたり、「猫背になってるな」と気づいたら、姿勢を正すように意識してみましょう。
ダメでもともと精神で、とりあえずやってみる
自信がない人は、完璧にできないことに恐怖を感じている場合があります。つまり、完璧主義の人は、自信をなくしやすいのです。
「絶対に失敗できない」「成功しなきゃいけない」と100%を求めると、肩に力が入ってうまくできなくなります。
いつもは簡単にできることでさえも、うまくできなくなってしまうのです。
たしかに失敗は怖いですが、失敗したところで命まで取られるわけではありません。だから、「ダメでもともと」という精神で、とりあえずやってみましょう。
気楽に考えれば、体がリラックスした状態で取り組むことができます。
体がリラックスした状態だと、脳は集中状態になりやすく、いわゆる「ゾーン」に入りやすくなります。ゾーンとは、超集中状態のこと。
一流のスポーツ選手は、ゾーンに入ることで自分の能力以上のパフォーマンスを発揮できると言われています。
もちろん仕事でも、ゾーンに入ることはできます。ゾーン体験がある人は、ビジネスなどで成功しやすいと言われています。
何も考えない時間をつくる
自分に自信が持てないと、余計なことを色々と考えてしまいますよね。そんなときは、何も考えない時間をつくりましょう。
「負」の感情が湧いてきたら、「無」の境地になるのです。
空を見てボーっとしてもいいし、目を閉じて音楽を聴くのもいいでしょう。寝るのもアリです。とにかく何も考えない時間をつくることで、ネガティブな感情から離れるのです。
そうすれば、心と頭をリセットすることができ、おだやかな気持ちになれるでしょう。「やる時」と「やらない時」の気持ちの切り替えをすることが大切です。
自信を持つための「誰でもできる簡単な3つのステップ」
自分に自信を持つ方法をご紹介しましたが、最後に、誰でも簡単にできる3つのステップをご紹介したいと思います。この3つのステップを踏むことで、誰でも簡単に自信を持つことができますよ。
ありのままの自分を受け入れる
誰でも最初から自信があるわけではありません。人には得意・不得意があるので、できないことがあって当然です。
だからまずは、ありのままの自分を受け入れることから始めましょう。
ありのままの自分を受け入れることを「自己受容」といいます。これは、親が子どもに「存在してくれるだけで幸せ」と思う愛情と同じです。
これを自分自身が感じてあげることで、安心感が生まれます。
この安心感があれば、「自分が存在しているだけでいい」という自信へとつなげていくことができます。
自分には価値があると思い込む
自分に自信を持つためには、自分には価値があると思い込むことです。これを「自己肯定感」といいます。
自己受容と混同する人が多いですが、自己受容とは「自分を受け入れること」で、自己肯定感とは「自分を好きになること」です。
自己肯定感は、自己受容ができた上で得られます。自分は大事な存在であり、自分には価値があると思うことで、自信につながっていくのです。
ただし、自分の価値は、他人を基準にしたものではありません。他人と比べて「自分のほうが優れている」と思うことは、自己肯定感ではないのです。
完璧ではないけれど、良いところも悪いところも含めて「自分が好き」という気持ちが、本当の自己肯定感です。自分を好きになれば、自信へとつながっていきますよね。
根拠はなくても「できる」と思い込む
自分に自信を持つためには、ネガティブな思い込みをやめることです。何の根拠もなくていいから、「自分ならできる」と思い込むのです。
これを「自己効力感」といいます。
自分の能力を正当に判断することは大切ですが、自分には能力があると思い込むことも大切。そ
の思い込みによって自信が生まれます。自信があるかないかは、思い込みによって決まるのです。
自分に自信を持てば人生はもっと楽しくなる!
自分に自信を持つ方法と、誰でもできる簡単な3つのステップについてご紹介しました。自分の限界を勝手に決めて、できないと思い込んでしまうと、どんどん自信がなくなってしまいます。小さな成功でもコツコツ積み上げていけば、大きな自信へとつながっていきます。自分に自信を持てるようになれば、人生はもっと楽しくなりますよ!