ダイエットを頑張っても顔だけ痩せない!
ダイエットをして痩せたのに、顔だけ痩せなくて困っていませんか? 顔だけ痩せない人には、ある共通した特徴があります。
そこで今回は、ダイエットしても顔だけ痩せない理由についてご紹介します。
顔だけ痩せないと、体全体のバランスが悪くなってスタイルが悪く見えてしまいますよね。そんな悩みを抱えている人へ、今よりもっと顔が小さくなる方法についてご紹介します。
目次
顔が太る原因とは?
顔が太る原因とは、いったい何なのでしょうか? ダイエットしても顔だけ痩せないのは、以下のような原因が考えられます。
冷えやむくみ
ダイエットしても顔だけ痩せないのは、「むくみ」の可能性があります。体が冷えると血行不良になり、老廃物がたまることでむくみが生じます。
体がむくむと代謝が低下して、脂肪がつきやすくなってしまうのです。
顔や足はむくみやすい場所なので、脂肪がつきやすく、ダイエットしても顔だけ痩せない状態になりやすいのです。
むくみの原因は、塩分や糖分の摂りすぎ、アルコールの飲みすぎなどが考えられます。
姿勢が悪い
顔が太ってしまう原因は、姿勢が悪いことも関係しています。スマホやパソコンを長時間使用する人は姿勢が悪くなりやすく、全身の血行が悪くなりがちです。
すると、肩こりや首こりを引き起こし、顔への血流が悪くなってしまいます。
顔の血行が悪くなると、老廃物がたまりやすくなり、顔がむくんで太りやすくなってしまうのです。
顔の筋肉の衰え
日頃からあまり笑わず、無表情が多い人は、顔の筋肉が衰えてしまいます。無表情だと顔の筋肉を使わないので、表情筋が衰えてしまうのです。
表情筋が衰えると脂肪がつきやすくなり、顔が太ってしまう原因になります。
◆たるみが原因の場合も
顔の筋肉が衰えると、顔に「たるみ」が生じ、顔が太ってしまうこともあります。顔のたるみは加齢とともにひどくなり、二重あごの原因にもなります。
日頃から表情豊かになることで、顔の筋肉が衰えるのを防ぎ、たるみを予防することができますよ。
骨格が原因ではない「エラ張り」
ダイエットしても顔だけ痩せない原因は、エラ張りの可能性もあります。
エラ張りは、生まれつきの骨格が原因だと思っている人も多いですが、実は、「咬筋(こうきん)」と呼ばれるエラの筋肉が硬くなっているだけの可能性もあるんです。
咬筋は、歯を食いしばるクセがある人に多い特徴があり、寝ているときの歯ぎしりもエラ張りの原因の1つです。気がついたら、できるだけ上の歯と下の歯を離すように心がけましょう。
ダイエットしても顔だけ痩せない人の対策
ダイエットしても顔だけ痩せない人は、どうすれば顔太りを解消できるのでしょうか? 顔だけ痩せない人の対策についてご紹介します。
適度な運動をする
ダイエットしても顔だけ痩せない人の対策は、適度な運動をして筋肉量を増やすことです。運動不足だと筋肉量が低下して、代謝が悪くなってしまいます。
代謝が悪くなると、顔がむくみやすくなったり、脂肪がたまりやすくなったりしてしまうため、顔だけ痩せにくくなってしまうのです。
運動をして筋肉量が増えれば、血行が良くなって代謝がアップします。すると、顔のむくみが解消されて、顔の脂肪が落ちやすくなります。
食事でダイエットをするのも大切ですが、顔だけ痩せない人は運動も取り入れたダイエットを実践していきましょう。
食べ物や習慣でデトックス
顔だけ痩せない人の対策は、日頃の食べ物や生活習慣でデトックスすることです。顔だけ痩せない大きな原因は「むくみ」なので、これを解消するにはデトックスするのが1番効果的です。
デトックス効果のある食べ物は、食物繊維やカリウムの多い野菜や果物。これらを積極的に摂ることでむくみを解消できます。
また、デトックスに効果的な生活習慣は、適度な運動や入浴によって汗を出すことです。体が温まり、血行が良くなる習慣を心がければ、顔だけ痩せない状態から抜け出せますよ。
リンパマッサージ
顔のむくみが原因で顔だけ痩せない人は、リンパマッサージが効果的です。むくみを放置すると脂肪になってしまうので、むくみは早めに改善することが大事。
しかも、リンパマッサージは即効性があるのもうれしいポイントです。
リンパマッサージのやり方は、顔の中央から外側に向かって、指をやさしく滑らせること。小鼻から耳に向かって指の腹を滑らせるようにマッサージして、耳から鎖骨に向かってリンパを流していきましょう。
朝起きたときに顔がパンパンにむくんでいる人は、メイク前に3分ほどマッサージするだけで、むくみを解消することができますよ。
リンパマッサージは毎日やることが大切なので、1日1分でもやってみてくださいね。
湯船で温まる
顔だけ痩せない人は、湯船で温まるのが効果的。シャワーで済ませるのではなく、必ず湯船に浸かるようにしましょう。
湯船に浸かることで全身の血液やリンパの流れが良くなり、汗をかくことでデトックス効果もあります。
先ほどご紹介した「顔のリンパマッサージ」をするなら、体が温まっている入浴後がオススメです。顔だけ痩せない人は、ぜひお風呂とマッサージの相乗効果を実感してみてくださいね。
小顔のツボ押し
顔のむくみを解消するには、小顔のツボ押しも効果的です。顔には、小顔になるツボがいくつかあります。その中でも、頬の部分にあるのがリンパの流れを良くするツボです。
頬骨を押し上げるようにして、やさしくツボ押しをしてみましょう。むくみがひどい場合には、痛みを感じます。無理せず少しずつマッサージしていきましょう。
表情筋トレーニング
ダイエットしても顔だけ痩せない人は、表情筋トレーニングがオススメ。
表情筋は、使わないとどんどん衰えてしまうので、日頃からあまり表情を変えない人は、顔の筋肉を鍛える表情筋トレーニングを取り入れてみましょう。
表情筋トレーニングのやり方は、「あいうえお」と大きな口を開けて言うだけの簡単な方法です。各5秒ずつ、ゆっくりと大きな口を開けて3回くり返しましょう。
声は出さなくてOKなので、できる限り大きな口を開けることがポイントですよ。
舌出しエクササイズ
顔の筋肉が衰えて「たるみ」がある場合には、舌を使った表情筋エクササイズがオススメ。日頃から表情筋を使わないなら、意識的にエクササイズをすることが効果的です。
表情筋エクササイズのやり方は、舌を口から出して前や上に伸ばす方法です。舌を思いっきり前に出したら、顔を上に向けてそのまま舌を天井に向かって押し上げるように伸ばしましょう。
これだけでも、普段使わない顔の筋肉が鍛えられますよ。
咬筋マッサージ&マウスピース
エラ張りが原因で顔だけ痩せない人は、咬筋マッサージでエラの部分をほぐしたり、マウスピースで食いしばりや歯ぎしりを予防することが効果的です。
マウスピースは、歯医者さんに行くと作れるので、相談してみてください。
咬筋マッサージのやり方は、手をグーにして、エラの部分を押し回すようにマッサージします。あまり強くマッサージしなくても大丈夫ですよ。痛くない程度の力でマッサージしてください。
姿勢を改善する
顔だけ痩せない人は、姿勢を改善するのが効果的です。頬杖をついたり、横向きやうつ伏せで寝たりするのも、顔だけ痩せない原因の1つです。
これらは、顔がゆがんでリンパや血液の流れが悪くなり、顔だけ痩せない原因になってしまうのです。
デスクワーク中の姿勢や、スマホを操作しているときの姿勢を改善するのはもちろん、寝ているときの姿勢にも気をつけるようにしましょう。
姿勢を改善すると、肩こりや首こりが解消され、顔のむくみやゆがみも解消し、顔が太るのを防ぐことができますよ。
◆「噛み癖」や「寝具」にも原因があるかも
食べるときに片方の奥歯でばかり噛む人は、顔が左右非対称になり、ゆがみやすくなります。顔がゆがむと血行が悪くなったり、変なところに脂肪がついたりします。
そのため、食べ物を噛むときは両側の歯でバランスよく噛むようにしましょう。
また、寝るときの寝具も関係している場合があります。
たとえば枕が高い人は、歯を食いしばって寝ている可能性があるため、咬筋が硬くなり、エラ張りの原因になる場合があります。適切な枕の高さに調整するようにしましょう。
顔だけ痩せない人の対策でバランスの良いスタイルに!
ダイエットしても顔だけ痩せない理由と対策についてご紹介しました。ダイエットしても顔だけ痩せないと、全体的にバランスの悪いスタイルになってしまいます。日頃の生活の中でできる対策がたくさんあるので、ぜひ毎日実践してみてくださいね。顔だけ痩せない原因も改善して、バランスの良いスタイルを目指しましょう!