シミに効く美容液の選び方と効果的なシミケア
シミを予防するために紫外線対策を万全にしていても、いつの間にかできてしまうシミ。顔にシミがあるだけで老けて見えたり、肌がくすんで見えてしまいますよね。
メイクで隠すのも限界があるし、できれば素肌を白く美しく保ちたいもの。
そこで今回は、シミケアにオススメの美白美容液の効果と選び方をご紹介します。
シミに効く美白美容液はたくさんありますが、どんなポイントに絞って選べば良いのか見ていきましょう。
効果的なシミケアと、オススメの美白美容液も要チェックですよ。
目次
白く美しい肌を保つには美容液でのシミケアが必須!
白く美しい肌は、誰もが憧れますよね。色白なだけで美人に見えたり、女性らしさが満開になります。遠くからでも白く輝く肌は、男性からの注目を集めることでしょう。
愛され美人は、心を磨くこともさることながら、スキンケアにも抜かりがありません。
そんな美しさに磨きをかけるには、美容液でのシミケアが必須! 化粧水やクリームではなく、「美容液」ということもポイントの1つです。
美容液とは肌に栄養を与える化粧品です。それに対して化粧水は、肌の奥まで浸透し、肌に足りない成分を補う役割があります。
またクリームは肌に与えた美容成分を閉じ込める役割があります。そのため肌が乾燥しないように油分の多い成分となっています。
美容液に美白成分が含まれていれば、肌に栄養を与え、シミの原因となる要素を排除してくれるのです。
シミケアにオススメの美白美容液の効果とは?
シミにアプローチする美容液を選ぶなら、シミケアにオススメの美白美容液の効果を知っておきましょう。美白美容液には、どのような効果があるのでしょうか?
シミを予防する効果
美白美容液の本来の効果は「シミの予防」がメインです。そのためシミができる前から美白美容液を使うことが1番有効なシミケアになります。
シミができてから改善するのは想像以上に大変なので、できる前からシミケアをするのが理想です。
シミ予防のために美白美容液を使うと、肉眼ではあまり見えないようなシミも改善できるので、肌が全体的にトーンアップして明るくなります。
透明感のあるクリアな素肌を目指すためにも、美白美容液は効果的です。
できてしまったシミを薄くする効果
美白美容液の効果は、できてしまったシミを完全に消すことはできませんが、初期段階の薄いシミなら、美白美容液で改善することは可能です。
そのため美白美容液には、できてしまったシミを薄くする効果が期待できます。
では、どんな種類のシミでも美白美容液で薄くすることができるのでしょうか? 実は、美白美容液の効果があるシミと、美白美容液では改善できないシミがあります。
美白美容液で薄くできるシミ
- 老人性色素斑……一般的なシミの種類
- 肝斑……ホルモンバランスの乱れによってできるシミ
- 炎症性色素斑……虫刺されやニキビ跡がシミになったもの
美白美容液でのシミケアは、シミの種類によって効果があるものとないものがあります。
効果があるものは「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」や「肝斑(かんぱん)」、炎症性色素斑などです。
肝斑はホルモンバランスの乱れが原因でできるので、ホルモンバランスを整えることも大切です。できてしまったシミを少しでも薄くするために、美容液以外のケアも今から始めてみましょう。
美白美容液では改善できないシミ
- そばかす……遺伝が原因のシミ
- 脂漏性角化症……盛り上がったシミ
- 花弁状色素斑……紫外線が原因で背中や胸にできるシミ
これらの種類のシミは、美白美容液で改善するのはむずかしいと言われています。レーザー治療やフォトフェイシャルが効果的なシミもあるので、エステや美容皮膚科などで相談してみると良いでしょう。
シミを美白美容液で薄くするには、「長い時間」と「根気よく美白ケアを続ける」ことが必要となります。
だからこそ、できるだけ早い段階で美白美容液を使うことが大事。1日でも早く、今日からでも美白美容液でのシミケアをはじめましょう。
シミに効く美容液の選び方
では、シミに効く美容液の選び方をご紹介します。シミのない真っ白な肌を目指すには、シミに効果のある美容液でシミケアをすることが大事です。では、どんなポイントに気をつけて選べば良いのか見ていきましょう。
美白有効成分が含まれているかチェック
シミに効く美容液の選び方は、美白有効成分が含まれていることをチェックすることが大事。シミに効く美白有効成分には、以下のようなものがあります。
- アルブチン
- コウジ酸
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
トラネキサム酸は、ホルモンバランスの乱れが原因でできるシミ「肝斑(かんぱん)」に高い効果があると言われています。
トラネキサム酸は服用するタイプもありますが、女性ホルモンに直接作用するわけではないので安心してください。
またアルブチンやコウジ酸は、シミのもとである「メラニン」の生成を抑え、シミをできにくくする効果が期待できます。
ビタミンC誘導体は、メラニンの生成を抑えるとともに、コラーゲンの生成を増やし、肌状態を良くすることでシミを予防することができます。
肌の漂白剤「ハイドロキノン」は刺激が強いので注意
できてしまったシミを薄くするには、肌の漂白剤と呼ばれる「ハイドロキノン」がオススメです。ただしハイドロキノンは刺激が強いので、敏感肌の人にはオススメできません。
また刺激が強いので、その刺激がシミの原因になることもあります。肌に合うかチェックしてから使うようにしましょう。
保湿効果の高い美容液を選ぶ
シミに効く美容液は、保湿効果の高いものを選ぶのがオススメです。効果的にシミケアをするなら、まずは肌の水分量を適切に保つことが大事。
肌が乾燥してしまうと刺激に敏感になり、ダメージを受けることでシミができやすくなってしまいます。
美白有効成分はもちろん大事ですが、美白美容液に求める条件は、保湿効果も期待したいところ。保湿効果の高い成分には、以下のようなものがあります。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
ただし、必ずしも美白美容液に配合されていなくてもOKです。これらの保湿成分が配合された化粧水や保湿クリームを使うことで、ふっくらと弾力のある肌にすることができます。
シミケアには、保湿が大事なポイントになることを覚えておきましょう。
肌質に合った美容液を選ぶ
シミに効く美容液の選び方は、自分の肌質に合ったものを選ぶのがポイント。肌質に合っていない美容液を使うと刺激を与えたり、肌の負担になるのでシミが悪化する場合があります。
いくら効果の高い美容液でも、肌に合わない場合には他の美容液を選ぶことをオススメします。
とくに美白美容液の場合、肌にピリピリとした刺激を感じることがあるので、使用感をしっかりとチェックして選びましょう。
美肌効果のある美容液でターンオーバーを正常に保つ
シミに効く美容液の選び方は、美肌効果のある美容液を選ぶこと。そもそも肌の状態が良くなれば、それだけでシミができにくい肌になります。
つまりターンオーバーが正常になることで、メラニンを排出することができます。
言ってみれば、肌の自然治癒力を高めることが、シミケアにとって大切なポイント。だから肌が乾燥しないように保湿ケアを重視したり、肌トラブルを起こさない健康な肌を保つことが大切です。
シミケアにオススメの美白美容液は?
では、シミケアにオススメの美白美容液には、どのようなものがあるのでしょうか? 市販と通販、それぞれ2つずつご紹介します。
市販でシミケアにオススメの美容液
市販でシミケアにオススメの美容液は、以下の2つです。
- シミを減らす効果抜群の「トランシーノ」
- プチプラなのにコスパ高の「無印良品 薬用美白美容液」
CMでもおなじみの「トランシーノ」は、できてしまったシミや初期段階のシミを薄くする効果が高いと評判です。
女性ホルモンが原因でできる肝斑に効果が期待できるので、肝斑にお悩みの人は、試してみてはいかがでしょうか? ちょっと高価なので、お財布と相談して購入するようにしましょう。
またプチプラコスメからは、「無印良品の薬用美白美容液」がオススメ。多くの人が効果を実感しているようです。まずは試しに使ってみるのも良いかもしれませんね。
通販でシミケアにオススメの美容液
本気でシミケアをしたい人や、敏感肌で肌に合う美容液が見つからない人には、通販でオススメの美容液を2つご紹介します。
- 敏感肌には「サエル」
- 本気のシミ消しなら「ビーグレン」
美白美容液は、肌に刺激になる成分が含まれていることが多いので、敏感肌の人は肌に合うものを探すのが大変ですよね。
そんな人には、ディセンシアの「サエル」がオススメです。敏感肌の人のリピートも多いようなので、一度試してみると良いでしょう。
また、できてしまったシミを本気で消したいなら、最後の手段となるのが「ビーグレン」です。
ビーグレンには、肌の漂白剤と呼ばれる「ハイドロキノン」が配合されているので、セルフケアでシミケアをするなら最後の手段となるでしょう。
シミに効く美容液の注意点
シミに効く美容液を使う上での注意点をご紹介します。いくら効果の高い美容液でも、正しく使わないと肌に刺激を与えることがあります。
ピリピリと肌に刺激があるものは使わない
シミに効く美容液の注意点は、肌に刺激があるものは使用を中止することです。美白化粧品は、肌にピリピリとした刺激を感じることがあるので、無理して使うと肌に刺激を与えてシミの原因になることがあります。
いくら効果の高い美容液でも、刺激を我慢して使うと逆効果になってしまうことがあるので気をつけましょう。
美白ケアは続けないと意味がない
シミに効く美容液の注意点は、根気よく使い続けることです。美白ケアは、続けないと十分な効果が実感できないことが多いです。
とくにできてしまったシミを薄くしたい場合は、かなりの根気が必要になります。
最低でも2ヶ月くらいは使い続けるようにしましょう。そのため、続けられる価格の美容液を選ぶこともポイントです。
シミに効く美容液の使い方
シミに効く美容液を使う際の正しい手順や、シミケア効果を高めるポイントなどをご紹介します。
化粧水の後に美容液をつける
シミに効く美容液を使う手順は、どのタイミングで美容液をつけると効果的なのでしょうか?
一般的には、化粧水の後に美容液をつけるのが効果的です。その後に保湿クリームでしっかりと閉じ込めることで、美容液の効果を高めることができます。
美容液によっては、化粧水の前に使うタイプもあるので、基本的には美容液に書かれている手順にしたがってつけることが大切です。
ライン使いをすると相乗効果アップ
シミに効く美容液の効果を高めるには、ライン使いをすることがオススメです。同じメーカーの美白化粧品のラインナップを見て、化粧水・美白美容液・保湿クリームなどを使うと良いでしょう。
同じメーカーのライン使いをするメリットは、それぞれに違う成分が含まれていて、一緒に使うことで相乗効果がアップするからです。
たとえば化粧水で肌に足りない成分を補い、美白美容液でメラニンを抑制し、保湿効果の高いクリームで肌をふっくらさせるなど、全部使ってはじめて肌状態が良くなることが期待できるのです。
美白化粧品は、朝のスキンケアで使わない
美白化粧品の多くは、つけた後に紫外線を浴びると、シミができやすくなる作用がある場合があります。そのため朝のスキンケアでは使わないほうが良いかもしれません。
基本的には、化粧品の使い方にしたがってスキンケアをすれば大丈夫でしょう。
美白美容液の効果がアップするシミケア
美白美容液でシミケアをするなら、その効果を最大限に引き出したいですよね。そこで、美白美容液の効果がアップするシミケアのコツをご紹介します。
ターンオーバーを活発にして美肌を保つ
美白美容液の効果がアップするシミケアのコツは、ターンオーバーを活発にして、美肌を保つことです。そもそも肌状態が良くないと、十分に美白美容液の効果が発揮できません。
肌状態を良くするためには、ターンオーバーを活発にすることが大事なのです。
◆ターンオーバーを活発にする方法
- 睡眠をしっかりとる
- ピーリングで古い角質を除去する
- 適度な運動で新陳代謝を促す
- 生活習慣・ホルモンバランスを整える
これらの方法でターンオーバーを活発にすれば、シミのもとであるメラニンを排出しやすくなります。これに保湿ケアをプラスすれば、美肌効果もアップして、効果的にシミケアをすることができます。
季節ごとの肌状態に合った美白ケアをする
美白美容液の効果を高めるコツは、季節に合った美白ケアを徹底することです。なぜなら、季節ごとに肌状態が変化することが多いので、その肌状態に合った美白ケアをすることが大切なのです。
◆季節ごとの肌状態とは?
- 春……花粉などで肌が刺激を受けやすい
- 夏……紫外線が強い季節は日焼けしやすい
- 秋……夏の「肌疲れ」で肌が乾燥しやすい
- 冬……血行が悪くなり、ターンオーバーが低下
美白ケアは、夏だけやれば良いわけではありません。むしろ夏よりも、夏の間に浴びた紫外線ダメージを回復させるために、秋が大事な時期になります。
夏は紫外線によって乾燥しやすい肌を保湿して、ダメージを最小限に食い止めることが大事。
また春は、花粉などで肌が刺激を受けやすい状態なので、肌のバリア機能が低下しやすい季節。そして冬は空気が乾燥するので、保湿ケアをするとともに、低下しやすいターンオーバーを活発にすることが大切です。
◆季節に合った美白ケアとは?
- 春……敏感肌用の美容液にチェンジ
- 夏……メラニンの排出効果が高い美白美容液を使う
- 秋……乾燥を防ぐ保湿ケアを徹底する
- 冬……マッサージや温め美容などで血行を促進する
春の肌は敏感なので、敏感肌用のスキンケアにチェンジするのがオススメです。夏は紫外線を多く浴びるので、メラニンの生成を抑えたり、メラニンを排出する効果の高い美白美容液を使うと良いでしょう。
秋は意外と乾燥しやすい季節なので、保湿ケアを徹底することをオススメします。冬は血行が悪くなりやすいので、顔や全身を温めることが大切です。
マッサージで血行を良くしたり、お風呂で温まることも効果的ですよ。
顔の血行を良くして浸透力アップ
美白美容液の効果をアップさせるには、美容液をしっかりと肌に浸透させることが大事。そのためには、肌の血行を良くするのがポイントです。顔の血行を良くするフェイシャルマッサージをしてからスキンケアをするなど、ちょっとしたひと手間が未来の肌を輝かせます。
シミに効く食べ物でシミを予防する
効果的なシミケアには、肌の外からおこなうスキンケアだけでなく、体の内側からのケアも大事。とくに食べ物は、わたしたちの体をつくる直接的な要素になります。
- ビタミンA……肌状態を良くしてターンオーバー活性化
- ビタミンC……コラーゲンの生成とメラニンの排出を促す
- ビタミンE……美肌をつくるアンチエイジング効果
ビタミンACEは「ビタミンエース」と呼ばれ、美肌をつくるアンチエイジング効果が高いことで有名な三拍子です。シミケアにも効果的なので、積極的に摂りたい食べ物です。
シミに効く栄養はサプリでも補給できる
基本的には天然の食べ物から栄養を摂取するのが大前提ですが、シミに効く栄養をサプリで補給するのも効果的です。以下の成分は、シミケアに効果的です。
- L-システイン
- アスタキサンチン
- トラネキサム酸
- コエンザイムQ10
サプリを飲む際には、服用中の薬との飲み合わせにご注意ください。医師や薬剤師に確認してから服用しましょう。
シミの原因を排除するシミケア
シミに効く美容液を使ってシミケアをするなら、これ以上シミを増やしたくないですよね。効果的なシミケアは、シミを薄くしながら、シミを予防することがセットです。
そのため、シミができる原因を排除することもポイント。シミができる原因は、おもに3つあります。
- メラニンが過剰につくられる
- ターンオーバーの乱れや遅れ
- ホルモンバランスの乱れ
メラニンが過剰につくられる原因は、「紫外線ダメージ」と「肌への刺激」です。この2つに気をつけることが、シミケアの基本となります。つまりシミ予防に効果的だということですね。
またターンオーバーによってメラニンが排出されていくので、ターンオーバーが乱れるとシミができやすくなります。さらにホルモンバランスの乱れも、肌トラブルやシミの原因になります。
これらの原因を一気に解決してくれるのは、体を健康に保つこと。体が健康な状態なら、お肌もキレイになります。
お肌がキレイなら、シミができにくくなりますよ。では、3つの原因について詳しく見ていきましょう。
万全な紫外線対策でメラニンを増やさない
シミの原因を徹底的に排除するなら、紫外線対策を万全にしておくことが大切。紫外線を肌に浴びないようにして、メラニンを増やさないことがシミケアの基本です。
メラニンが過剰に増えてしまうと、ターンオーバーでは排出しきれなくなってしまいます。
シミを予防するためには、紫外線対策は欠かせないポイントとなります。夏だけでなく、一年中降りそそいでいる紫外線を防ぐ対策をしていきましょう。
肌に刺激を与えないこともメラニン抑制に効果的
肌に刺激を与えるとメラニンがつくられて、シミの原因になります。では、肌に刺激を与える行為には、どのようなものがあるのでしょうか?
- 肌に合わない化粧品を使う
- スキンケアやメイクで肌をこする
- 洗顔やクレンジングのしすぎ・強く洗う
肌に合わない化粧品を使うと、肌に刺激を与えて負担がかかります。そのため肌を守るためにメラニンがつくられてしまうのです。
またスキンケアやメイクで肌をこすることも、肌への刺激になりシミの原因になります。さらに洗顔やクレンジングの回数が多いとか、ゴシゴシこすることもシミの原因になります。
肌はとってもデリケート。とくに顔の肌は薄くて弱いので、やさしく扱ってあげることが大切です。それが結果的にシミ予防につながります。
美容液の美白ケアはシミができる前から始める
シミの原因を排除するシミケアには、美容液による美白ケアが効果的です。それについては、この記事でたっぷりご紹介してきたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1番大切なことは、シミができる前から美白ケアを始めること。
美白美容液の効果は、シミ予防がメインです。まだ薄いシミなら美白美容液での改善も可能なので、今すぐに始めることをオススメします。
今からなら、きっと間に合いますよ。1日でも早くシミケアをすることで、数年後の肌を白く美しく保つことができます。
シミに効く美容液で色白肌になれる!
シミケアにオススメの美白美容液の効果と選び方をご紹介しました。オススメ美容液やシミケアの方法などをご紹介したので、なるべく早めに始めることをオススメします。美白美容液を早く使いはじめれば、色白肌になることも夢ではありません。女性なら、やっぱり色白肌になりたいですよね。それなら今すぐシミケアを始めましょう。美白美容液があなたの「美」をサポートをしてくれるはずです。