猫背を改善するストレッチでバストアップ!
「ツンと上向きのバストになりたい!」
「バストにハリがほしい!」
そんな悩みを持っている人は、猫背が原因で胸が垂れてしまっているのかもしれません。
胸にハリを取りもどし、ツンと上向きのバストをつくるには、まずは姿勢を改善することが大切です。
そこで今回は、猫背で胸が垂れる理由についてご紹介していきます。なぜ猫背になると胸が垂れるのかを知って、美バストをキープしていきましょう。
そのために効果的なバストアップ効果のある姿勢改善ストレッチについてもご紹介しますね!
目次
猫背だと胸が垂れる理由とは?
猫背は見た目が美しくないのはもちろんのこと、胸が垂れる原因になってしまいます。加齢とともに胸は垂れやすくなりますが、猫背だと若くても胸の垂れに悩んでいる女性も少なくありません。
では、なぜ猫背だと胸が垂れてしまうのか、その理由について見ていきましょう。
肩甲骨が硬くなり、胸が圧迫される
正しい姿勢を保つために重要なのが「肩甲骨」です。猫背の姿勢が続くと、肩が内側に丸まり、肩甲骨が張った状態になります。
この状態で固定されてしまうと、肩甲骨が硬くなり、血行が悪くなってしまうのです。肩甲骨の血行が悪くなると、バストの血行も悪くなり、胸の垂れにつながります。
また、猫背になることで胸が圧迫されて、縮こまった状態になります。するとバストの血行も悪くなり、バストに必要な栄養が届きにくくなります。これがバストダウンや胸が垂れる原因になってしまうのです。
大胸筋の衰え
バストの土台部分にある「大胸筋」は、胸が垂れないように支えてくれる役割があります。しかし、猫背の姿勢が続くと胸がゆるんだ状態になり、大胸筋をまったく使っていない状態になります。
大胸筋は、使わないとどんどん筋肉が衰えてしまうので、胸を支えられなくなり垂れてしまうのです。試しに、姿勢を正して胸を張ってみてください。
バストが張った状態になり、大胸筋にも適度に力が入っているのがわかるでしょう。
血行不良
猫背の姿勢が続くと、胸まわりの血行が悪くなり、バストに必要な栄養が届きにくくなります。
バストアップのためには、「女性ホルモン」や「栄養」を胸まで届ける必要がありますが、これらは、血流に乗って胸まで運ばれていきます。その血行が悪くなってしまっては、女性ホルモンや栄養を運ぶことができないのです。
血行不良になると、胸が垂れるだけでなく、胸が小さくなってしまったり、バストのハリが失われたりする恐れがあります。ツンと上向きのバストをつくるには、姿勢が重要であることがわかりますね。
乳腺の衰え
バストは、乳腺が発達することでボリュームやハリを保つことができます。乳腺を発達させるには、バストに女性ホルモンを届けることが大切です。
しかし、猫背だとバストの血行が悪くなることで女性ホルモンが届きにくくなり、乳腺が衰える原因になってしまうのです。
乳腺が衰えると、バストにハリがなくなり、しぼんだように胸が垂れてしまう原因になります。
バストアップ効果のある姿勢改善ストレッチ
胸まわりの血行を良くしてバストアップするためには、固まった筋肉を伸ばしたり、ほぐしたりすることが大事。
そこで、バストアップ効果のある「姿勢改善ストレッチ」についてご紹介します。胸や肩甲骨のストレッチをして、ハリのあるバストを取りもどしましょう。
姿勢改善なら「ヨガストレッチ」がオススメ
姿勢を改善してバストアップするなら、ヨガストレッチがオススメ。ヨガは、ゆっくりとした動きで体のストレッチを行うため、日頃運動をしていない人や、体が硬くなっている人に効果的ですよ。
また、ヨガはリラックス効果もあるので、女性ホルモンのバランスが整い、バストアップ効果が高まります。
では、ヨガポーズを4つご紹介しましょう。姿勢を改善するとともに、胸のハリを取り戻していきましょう。
❤魚のポーズ
- 仰向けになり、両手をお尻の下に入れます。手のひらを床につけます。
- 頭ではなく腕の力で上体を起こしながら、頭の位置をずらしていきます。(ゆっくりやらないと危ないです)
- できれば頭頂部(頭のてっぺん)が床に着くようにして、胸と首をストレッチします。
- なるべく肘同士を近づけるようにして、肩甲骨をくっつけるイメージです。
- ゆっくりと元の体勢に戻ります。
魚のポーズは首に負担がかかるので、頭で体を支えるのではなく、腕の力で体を支えるようにしましょう。日頃はあまり伸ばさない場所のストレッチができて、気持ちいいですよ。
❤コブラのポーズ
- 床にうつ伏せになり、胸の横に両手を置きます。
- 脇を閉めて、顔と胸だけを床から離します。
- 3回呼吸したら、一度体を床に戻し、今度は腰を反らせていきます。
- 顔は天井を見ましょう。
- 3回呼吸したら、ゆっくりと床に戻ります。
これは腰のストレッチですが、お腹も伸びているのを感じると思います。普段から猫背の人は、お腹が縮こまった状態になってしまうので、しっかりとお腹もストレッチしましょう。
❤らくだのポーズ
- ひざ立ちの状態になり、両手をかかとに置きます。
- 胸を開いて、天井を向きます。
- 上体を反らし、そこからゆっくりと起き上がります。
らくだのポーズは、胸と腰、肩甲骨のストレッチに効果的です。姿勢改善の効果があるので、毎日のリラックスタイムにゆったりとした気持ちでやってみてくださいね。
❤弓のポーズ
- 床の上でうつ伏せになり、両手で足首をつかみます。
- 息を吸い込んだら、吐きながら頭と胸と足を持ち上げます。
- 3回呼吸してからゆっくりと戻ります。
- これを3セットくり返しましょう。
ヨガマットや布団、じゅうたんなどの柔らかい場所で行いましょう。また、腰を反りすぎると終わってから腰が痛くなるので、体全体を反らすような感じでストレッチしましょう。
胸の血行を良くするなら「大胸筋ストレッチ」
- 壁が横に来るように立ち、壁側の手を肘から手のひらまでベッタリつけます。肘がちょうど胸と同じ高さになるようにしましょう。
- 手の位置はそのまま固定して、壁側の足を一歩前に出します。
- 胸が伸びているのを感じます。そのまま10秒キープ。
- 反対側も同じようにやりましょう。
胸が垂れるのを防ぐには、大胸筋のストレッチが効果的です。胸の血行が良くなれば大胸筋がほぐれ、筋肉の衰えを防ぐことができます。
肩が内側に入ってしまう猫背の人は、毎日このストレッチをすることで姿勢の改善に役立ちますよ。
肩甲骨の血行促進なら「肩甲骨ストレッチ」
- 両手を上に伸ばし、上から引っ張られているように伸びをします。腰やあばら骨などの1本1本を離すようなイメージです。
- 右の肘を曲げて頭の後ろに持っていき、左手で右肘を持ちます。
- 左手で右肘を少し下に押し、気持ちいいところで止めます。反対も同じようにやります。
- 手を下ろし、両手を後ろで組みます。
- 胸を張って、肩甲骨をくっつけるイメージで10秒キープします。
- 今度は両手を前で組み、背中を丸めながら肩甲骨を開くようにストレッチします。
- 最後に、肩を前後に10回ずつゆっくりと回しましょう。
肩甲骨を動かすことは、バストアップ効果だけでなく、ダイエットや肩こり解消にも効果的。美しく健康的なボディを保つために、ぜひ毎日やりたいストレッチです。
姿勢が悪いと疲れやすくなることも多いので、リフレッシュタイムにも試してみてくださいね。
寝ながらできる「ツイストストレッチ」
- 床に仰向けになり、両手を真横に広げます。肘は伸ばします。
- 右足の膝を曲げて、体の左側に持っていき、腰をひねります。
- 息を吐きながら、さらに腰をひねりましょう。
- ゆっくりと戻したら、反対側も同じようにやります。
寝ながらできるストレッチなので、疲れているときでも簡単にできます。それに、とっても気持ちいいストレッチなので、疲れも解消できますよ。
腰や背中、胸のストレッチ効果があり、胸まわり全体の血行が良くなります。朝起きたときにベッドの上でやるのもオススメです。
ただし腰痛の人がやると、かなり痛いかもしれません。痛い場合には無理をしないでくださいね。毎日やっていれば、少しずつ体が柔らかくなっていきますよ。
そもそも猫背になる理由って何?
猫背を改善するストレッチでバストアップする方法についてご紹介しましたが、そもそも猫背になる理由とは何なのでしょうか?
運動不足による筋肉の衰え
そもそも猫背になってしまうのは、日頃から運動不足で「腹筋」や「背筋」などの筋肉が衰えていることが原因です。
腹筋や背筋が衰えてしまうと、そもそも正しい姿勢を保つことがむずかしくなります。そのため、さらなる猫背を招いてしまうのです。
デスクワークで体を動かさない人や、運動する習慣がない人は適度な運動を心がけましょう。運動することで適度に筋肉が鍛えられ、猫背を改善できますよ。
スマホやパソコンの長時間使用
猫背になる1番多い原因が、スマホやパソコンの長時間使用です。とくにスマホを見るときは背中を丸めるような姿勢になってしまうため、知らないうちに猫背になってしまうのです。
スマホやパソコンを使うときは、できるだけ背すじを伸ばし、前かがみにならないように注意しましょう。
骨格のゆがみ
足を組んで座ったり、片足重心で立ったりするクセがある人は、骨盤や股関節、背骨などの骨格にゆがみが生じている可能性があります。
骨格がゆがむと正しい姿勢を保てなくなり、猫背になりやすいのです。出産によっても骨盤がゆがみやすく、それが猫背に影響を及ぼすことも考えられます。
日頃から骨格のゆがみを招く動作を改善し、骨盤や股関節などのストレッチも並行して行いましょう。
バストアップ効果のある「正しい姿勢」のつくり方
胸の垂れを改善するためには、正しい姿勢をつねに保つことが大切です。では、正しい姿勢とはどのような姿勢なのでしょうか?
猫背を改善し、バストアップするための正しい姿勢のつくり方についてご紹介します。
基本姿勢
- 目線は真っすぐに前を見て、顎を軽く引く。
- 手は体の側面につける。(手が体の前に来ないようにする)
- 足をそろえて、膝をしっかり伸ばす。
- 上から引っ張られているイメージで体を伸ばす。
- お腹を軽くヘコませて、腰が反らないように真っすぐにする。
今まで猫背だった人は、はじめは正しい姿勢を継続するのがすごく疲れると思います。でも、正しい姿勢をすることで、今まで衰えていた筋肉が鍛えられ、少しずつ楽に姿勢を保てるようになりますよ。
正しい座り方
立っているときよりも、座っているときのほうが猫背になりやすいと思います。そこで、正しい座り方についてもご紹介しておきましょう。
正しい座り方のポイントは、骨盤が後傾したり、前傾したりしないようにしっかりと立てることです。骨盤を立てると背筋がまっすぐになり、正しい姿勢を保つことができます。
さらに、下腹部に軽く力を入れると、お腹と背中の筋肉を適度に鍛えることができますよ。今まではつらかった正しい姿勢が楽にできるようになり、長時間正しい姿勢を保つことができるようになるでしょう。
猫背を改善するストレッチでバストアップ!
猫背だと胸が垂れる理由とバストアップ効果のある猫背改善ストレッチについてご紹介しました。猫背を改善することは胸の垂れを防ぐだけでなく、美容やダイエットにも効果的なので、ぜひ毎日ストレッチを続けてみましょう!