美人は首が長い?首を長くする方法で小顔になろう!
首が長いと小顔に見えるのをご存じですか? 考えてみれば、美人はみんな首が長いですよね。だから余計に小顔に見える効果があります。
実際には首の長さにそれほど個人差はないそうですが、見た目は明らかに違いますよね。ということは、誰でも首を長く見せることが可能なのです。
そこで今回は、首を長く見せて小顔になる方法をご紹介します。
首を長く見せれば全身のスタイルも良く見えるので、メリットがいっぱいあります。ぜひ、ここでマスターしてみてくださいね。
目次
首を長く見せるだけで小顔になる驚くべき効果とは?
まわりを見渡してみると、美人は首が長いと思いませんか? 小顔が美人の条件だと言われていますが、その小顔を強調しているのが「首の長さ」なのです。
つまり、首が長いと小顔に見えるという視覚マジックがあります。
では、なぜ首が長いと小顔に見えるのでしょうか?
1番大きな理由は、顎のラインがシャープに見えることです。首が短いと顎がつまって見えるので、顔が大きく見えてしまいます。
また首が長いとスタイルまで良く見えるというメリットがあるので、どうにかして首を長くしたいですよね。
まずは首が短く見える原因を突きとめて、その原因を改善することで首を長くする方法をご紹介します。
視覚効果で首を長く見せる方法もあるので、その両方をミックスさせれば小顔で首が長いスタイル美人の完成です。
首が短く見える原因
そもそも首が短く見えるのは何が原因なのでしょうか? 毎日の生活で、ついやってしまう行動が首を短く見せているのかもしれません。
猫背で肩が上がっている
首が短く見えるのは、猫背で姿勢が悪いことが1番の原因です。猫背になると肩が硬くなり、肩の位置が上がってしまうのです。
肩が上がると顔までの距離が短く見えるので、首が短く見えてしまうのです。
猫背は肩こりの原因にもなり、血行が悪くなるので首がむくんでしまうことも。すると首が太く見えるので、相対的に首が短く見えてしまうという結果になります。
首の脂肪が多く、太く見える
ぽっちゃり体型の人は全身の脂肪が多いので、首にも脂肪がついている可能性があります。首の脂肪が多いということは、「むくみ」「血行不良」などの可能性があり、代謝が悪くなっているのかもしれません。
首の脂肪だけ落とすことはむずかしいので、今回ご紹介する「首を長く見せる方法」と一緒に、有酸素運動によるダイエットを並行して行うと良いでしょう。
うつむき姿勢が多く、首がむくんでいる
うつむき姿勢が多いと、首と顎がつぶれて血行が悪くなってしまいます。そのため首がむくんで太くなっているのかもしれません。
生活の中でうつむき姿勢になることといえば、スマホを操作するときの姿勢。そのせいで首がむくんでしまうことがあります。
むくみを解消するには、血行を良くすることが1番。後ほどご紹介する「首のリンパマッサージ」や「首のストレッチ」で、首の血行を促進させましょう。
顎のたるみ・二重あごで首が短く見える
首が短く見える原因は、首そのものが原因ではなく、顎のたるみのせいかもしれません。これもスマホを操作するときの姿勢に関係があります。
スマホを操作するときのうつむき姿勢は、顎の血流を止めている状態なので、二重あごに見えてしまいます。
頻繁にその姿勢をすると、顎から首にかけての血行が悪くなり、本当に二重あごになってしまいます。二重あごや顎のたるみは、首を隠してしまうので首が短く見えてしまうのです。
これにも「首のリンパマッサージ」が効果的です。
首を長く見せて小顔美人になる方法
首を長く見せて小顔になる方法をご紹介しますが、そもそも首を長くすることは可能なのでしょうか? じつは不可能だと言われています。でも、首を長く見せることはできるので、その方法をこれからご紹介していきます。
姿勢を良くして肩を落とす
首が短く見える原因は、ほとんどが「姿勢」でしたね。だから姿勢を良くすることは必須条件です。そして、もう1つ。肩を下に落とすことで、首を長く見せることができます。
猫背になると肩が硬くなり、上がってしまうことが多いのです。これを改善するには、肩を柔らかくして、頭から骨盤までのラインを真っすぐに保つことが大切です。
◆肩甲骨のストレッチで肩を柔らかくする
肩を柔らかくするには、肩甲骨のストレッチが効果的です。猫背の解消に役立つストレッチなので、姿勢が悪い人は試してみてください。
- 肩に手を当てて、ゆっくり大きく回します。前後10回ずつ。
- 床に体育座りをして、両手をお尻より後ろに着きます。指先は外側を向けて。
- そのまま肘の曲げ伸ばしをします。肘が曲がる方向は後ろ。
- 肩甲骨がくっつくのをイメージしながらやりましょう。
終わったら肩がすっきりしますよ。肩甲骨を柔らかくしておくと、肩を下げやすくなります。
◆骨盤を立てると姿勢が良くなる
猫背を直す方法としては肩甲骨のストレッチも効果的なのですが、骨盤が後傾していると猫背になりやすくなります。骨盤を真っすぐに立てると、自然と姿勢が真っすぐになり、猫背が直ります。
- お腹に軽く力を入れて立ちます。
- 骨盤が真っすぐに立っているのをイメージします。腰が反りすぎないように注意。
- お腹の部分が上に伸びるようなイメージで、体を真っすぐ一直線に保ちます。
立っているときも、座っているときも、つねにこの姿勢を意識してください。この姿勢がクセになると、骨盤の後傾が少しずつ直ってくるでしょう。
上から頭を引っ張られているイメージを持つ
首が長く、スタイルが良いバレリーナは、頭を上から引っ張られているような姿勢をするように言われています。これが首を長く見せるコツなのです。
正しい姿勢のつくり方はご紹介したので、正しい姿勢を保ちながら、頭を上から引っ張られているイメージを持ちましょう。
これがクセになれば、首を長く見せることができます。二重あごの解消にも効果的です。その結果、小顔効果もバッチリですよ。
首こりや肩こりを解消する「首回し」をする
猫背の人に多いのですが、首こりや肩こりがある人は「首回し」をすると血行が良くなります。毎日朝晩に首回しをするのを日課にしてみましょう。
立った状態でやったほうが、首を正しく回すことができます。
- 真っすぐ立ち、首を前に倒します。両手を組んで後頭部に当て、腕の重みだけで首のストレッチをします。手で頭を押す必要はナシ。
- 手を離して、首を後ろに倒します。顔は天井に向けます。
- 右手を左頭に当て、首を右に倒します。腕の重みだけで首のストレッチをします。
- 反対も同じようにやりましょう。それぞれ20秒キープします。
- 最後にゆっくりと大きく首を回します。左右10回ずつ。
デスクワークの人は首こりや肩こりになりやすいので、首回しを毎日すると血行が良くなりますよ。
首のリンパマッサージで首を細く長く見せる
首に脂肪が多い人や、首がむくんで太く見える人は、首のリンパマッサージが効果的です。姿勢が悪い人や、うつむき姿勢が多い人も、首のリンパマッサージをすると良いでしょう。
◆首のリンパを伸ばすストレッチ
首のリンパマッサージをする前に、首のリンパを伸ばすストレッチをしてみましょう。首にむくみがある人には効果的です。
- 首を軽く後ろに倒します。目線は斜め上くらい。
- そのまま横を向きます。顎のエラの部分から首にかけてのリンパが張っているのを感じましょう。そこが首のリンパです。
- 10秒間キープしたら、反対もやってみましょう。
張りすぎて痛い場合は、加減して行ってください。強くやれば良いわけではありません。
◆首のリンパマッサージ
- まず脇の下のリンパ節を反対の手で押します。反対側もやります。クリームを塗ってマッサージしても良いでしょう。
- 鎖骨のリンパ節を中央から外側に向かってさすります。クリームを塗るとやりやすいです。
- 耳の後ろから鎖骨へ。エラの下から鎖骨へ。顎の下から鎖骨へ。それぞれ指先を滑らせていきます。クリーム必須。
各1分くらい、合計で3分くらいリンパマッサージをしてみましょう。リンパを強く刺激するのは良くないので、あまり力を入れないでやさしくマッサージしましょう。
首が長く見える髪型とファッション
視覚効果で首を長く見せることもできます。首が長く見える髪型やファッションを上手に選んで、小顔効果を狙いましょう。
首が長く見える髪型は、首が見える「ショートボブ」
首が隠れるくらい(肩につくくらいの長さ)のミディアムヘアだと、首がつまって見えるので、首の短さが強調されてしまいます。
そのため首が長く見える髪型は、ちょうど首が全部見えるくらいの「ショートボブ」がオススメ。
首がすっきり見えるほうが、首が長く見える効果があります。肩から顔までが離れていると、顔が離れ小島のように見えて小顔効果もあります。
首が長く見えるファッションは「縦長のVネック」
首が長く見えるファッションの定番といえば、縦長のVネックです。デコルテが広く開いているほうが首が長く見えるのですが、ラウンドネックよりはVネックのほうがシュッとして見えます。
Vネックの切り込みが深いほど首が長く見える効果があるでしょう。首が短く見えるNGファッションは、タートルネックやハイネックです。
首が長い人が着るとスマートに見えるのですが、首が短い人が着ると顔が強調されて顔が大きく見えてしまうこともあるでしょう。
肩のデザインはすっきりしているほうが良い
首を長く見せるには、肩が下がっているほうが良いとお話しました。そのため肩のデザインはすっきりしているファッションがオススメです。
ノースリーブとか、袖がピタっとしたデザインのファッションが良いでしょう。
NGなのは、肩の部分がふくらんだ「パフ・スリーブ」。むかしは「ちょうちん袖」と呼ばれていました。パフ・スリーブは肩が上がって見えるので、首を長く見せたい人にはオススメしません。
でも二の腕が細く見える効果はあるので、どちらを優先するかで選ぶと良いでしょう。
首を長く見せるための生活習慣とは?
首を長く見せる方法をご紹介しましたが、生活習慣の中でも気をつけることがあります。首こりや首のむくみを作らないための習慣を生活の中に取り入れてみましょう。
首を冷やさない
首を長く見せるための生活習慣は、首を冷やさないことです。首が冷えると血行が悪くなり、むくみやすくなってしまいます。
また首を冷やすと顔の血行も悪くなるので、顔もむくみやすくなり、小顔から遠ざかってしまいます。
首を温めると全身の血行が良くなるので、免疫力がアップしたり、顔の血色が良くなったりとメリットが多いです。美容と健康のために、首を冷やさないように気をつけましょう。
夏でもエアコンがついた室内にいるときは、薄いスカーフなどを首に巻いておくことをオススメします。
また寝ているときは体温が低下するので、体が冷えないようにネックウォーマーをすると良いでしょう。オールシーズン使えるネックウォーマーもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
首や肩がこらない枕を選ぶ
首こりや肩こりを防ぐには、枕選びも重要です。枕の高さや弾力などによって、首にかかる負担が軽減されます。とくにNGなのは、高すぎる枕です。首を圧迫してしまうので気をつけましょう。
枕に寝たときに、顔がちょうど天井に向くのがベストです。つまり横から見ると、体のラインから頭まで真っすぐになっている状態がベストです。
首が前に折れ曲がり、顔が足寄りの壁を向くようでは枕が高いのかもしれません。
スマホやパソコンをするときに、うつむかない
首を長く見せるための生活習慣は、スマホやパソコンをするときの姿勢に気をつけることです。とくに、うつむき姿勢にならないように気をつけましょう。
首が真っすぐ立っている状態を保って目線だけ下を向けるか、スマホを目線の高さまで持ち上げるかのどちらかにしましょう。首が圧迫されない姿勢を保ち、猫背にならないようにすることも大切です。
顔のスキンケアのときに、ついでに首もケア
首のリンパマッサージをご紹介しましたが、顔のスキンケアのときにもついでに首をケアしておきましょう。首を長く見せるためには、首のリンパマッサージは必須です。
顔につけた化粧水や乳液などを首まで伸ばし、両手のひらで顎から鎖骨まで流す感じでマッサージしましょう。首のしわ予防にも効果的ですし、二重あごの予防・改善にもなります。
美人の条件「小顔」と「長い首」はつくれる!
首が長いと小顔に見える理由と、首が短く見える原因などをご紹介しました。首を長く見せれば小顔に見える効果があるので、ぜひリンパマッサージやストレッチなどを実践してみてください。
また生活習慣の中でも首ケアを意識しておくと、いつの間にか首が長く見えるようになり、美人条件をクリアできますよ。小顔と長い首はつくれます。