美容

腕のムダ毛処理による毛穴の黒いブツブツの対処法と治し方

f:id:m-danjyo:20180725113441j:plain

腕のムダ毛を処理すると毛穴の黒いブツブツが気になる!

腕の毛穴が黒くブツブツになるのは、多くの場合ムダ毛を自己処理しているからです。

自己処理をすると、肌や毛穴に大きな負担がかかるので毛穴が目立ってしまうことがあるのです。

でも腕は目立つ場所だし、ムダ毛を放置するわけにもいきませんよね。なんとかキレイに自己処理して、つるんとしたスベスベの状態にする方法はないのでしょうか?

そこで今回は、腕のムダ毛処理による毛穴の黒いブツブツの原因と対処法、そして治し方をご紹介します。

毛穴の目立たないキレイな肌をめざしましょう。

なぜ腕の毛穴が黒くブツブツになるの?

半袖の服を着るだけで目立ってしまう腕のムダ毛。そのままにすることはできないから、自分でムダ毛処理をしている人は多いと思います。でも、腕の毛穴が黒くブツブツになって困ってしまうことはありませんか? そもそもなぜ毛穴が黒くなってしまうのでしょうか?

毛穴が炎症を起こした後、色素沈着するから

ムダ毛処理をして毛穴がブツブツになってしまう症状には、2つあります。1つは毛穴が赤く炎症してブツブツになってしまう状態。

そしてもう1つが、毛穴が黒くブツブツになってしまう状態です。

赤く炎症した毛穴をしっかりケアしないと、やがて黒く色素沈着してしまいます。肌に刺激を与えた後に起きる、いわゆる「炎症後色素沈着」の症状の1つです。

剃った後のムダ毛が見えているのは毛穴が開いているから

腕の毛穴が黒くブツブツになるのは、自己処理で剃った後のムダ毛が見えているだけの場合もあります。皮膚の表面スレスレにカットされたムダ毛が見えている状態。

毛が細ければそれほど目立たないのですが、ちょっと太めの人は目立ってしまいます。

もしくは、ムダ毛処理をしたことで肌が刺激を受けて、毛穴が開いてしまっているので目立つ場合もあります。

腕のムダ毛処理による毛穴の黒いブツブツの原因は?

腕のムダ毛処理に悩んでいる人は多いと思いますが、処理しないわけにいきません。カミソリで剃っている人が多いと思いますが、具体的には何が原因で毛穴が黒くブツブツになってしまうのでしょうか?

腕のムダ毛をカミソリで剃っている

そもそも腕のムダ毛をカミソリで剃っていることが、毛穴の黒いブツブツの原因になっていることが多いです。

カミソリでムダ毛を剃ると、ムダ毛だけでなく肌の表面も一緒にそぎ落してしまうので、毛穴や皮膚に負担がかかってしまうのです。

正しい剃り方で、なるべく肌や毛穴に負担をかけないようにすることが大切です。

古いカミソリを使うと毛が引っ張られる

カミソリで腕のムダ毛を剃るのは仕方ないとしても、古いカミソリを使うと毛穴が黒くブツブツになる可能性が高いです。

古いカミソリは切れ味が悪いので、ムダ毛が引っかかり引っ張ってしまうのです。そのため毛穴に負担がかかってしまうことが原因です。

毛抜き処理だと埋没毛が黒くなっていることも

ムダ毛が引っ張られるだけで毛穴に負担がかかるのですから、毛抜きで処理するのがどれほど毛穴に負担をかけているかは想像できるのではないでしょうか?

毛抜きで腕のムダ毛を処理すると、皮膚の中に毛が埋もれてしまう「埋没毛」になる恐れがあります。これが黒くブツブツに見えているのかもしれません。

肌が弱くなって毛穴が開いている

肌状態が良いと毛穴がキュっと引き締まって、キレイに見えますよね。でも腕のムダ毛処理でくり返し肌に負担をかけていると、肌が弱くなってしまい毛穴が開いてしまうことがあります。

良好な肌状態なら黒いブツブツが目立たないのに、毛穴が開いていることで黒いブツブツが目立ってしまう場合もあります。

紫外線ダメージで肌が弱っている

腕はつねに紫外線にさらされやすい場所です。そのため紫外線ダメージを受けやすく、肌に刺激を与えてしまうことが多いです。

ムダ毛処理で肌が弱っている所にさらに紫外線ダメージが加わると、どんどん肌状態が悪くなります。

しかもムダ毛処理によって毛穴が炎症している状態で紫外線を浴びると、炎症が悪化して色素沈着しやすくなってしまいます。その結果、黒いブツブツになりやすくなります。

肌にはバリア機能があり、紫外線やカミソリなどの外的刺激から肌を守っているのですが、肌に刺激を与えることによってバリア機能が低下して弱ってしまいます。

すると今まで以上にカミソリによる負担がかかり、毛穴が黒くブツブツになってしまう恐れがあります。

腕のムダ毛処理による毛穴の黒いブツブツの対処法

では、腕のムダ毛処理による毛穴の黒いブツブツを対処する方法はあるのでしょうか? 自己処理による負担をできるだけ軽減する方法をご紹介します。

ムダ毛処理の前に保湿ケアをする

腕の毛穴の黒いブツブツの対処法は、ムダ毛処理の前に保湿ケアをすることです。

肌は保湿することで刺激に対抗できる強さを取り戻すので、これから刺激を与えるムダ毛処理の前には保湿することをオススメします。

とくに肌が弱い人は、ワセリンで肌をコーティングしてカミソリで剃ると良いでしょう。肌への負担がかなり軽減できるはずです。

開いた毛穴を引き締めるために冷やす

毛穴の黒いブツブツを目立たなくする対処法は、腕のムダ毛処理をしたことで開いてしまった毛穴を引き締めるために冷やすことです。

毛穴は刺激を受けたり、温められたりすると開くので、冷やすことが毛穴を引き締める一番の方法です。

冷やすことでムダ毛処理後の炎症をおさえることもできるので、一石二鳥です。腕のムダ毛処理をするなら、冷やすことを絶対に忘れないでください。

ムダ毛処理の後にも保湿ケアをしっかりする

腕のムダ毛処理の前にも保湿をしましたが、剃った後にも必ず保湿ケアをしましょう。肌は刺激を受けると敏感な状態になり、乾燥しやすくなります。

そのためムダ毛処理後の保湿は必須です。

肌が傷ついた状態なので、保湿することで肌状態を良好に保つことができます。肌状態が良くなれば強くなり、刺激に対抗できるようになります。

シェービングクリームを塗って剃る

腕のムダ毛を剃るときは、必ずシェービングクリームを塗ってから剃りましょう。

ボディソープや石けんを泡立ててシェービングクリームの代わりにすると、肌を守るどころか傷つけてしまうのでご注意ください。

シェービングクリームの役割は、カミソリで肌を傷つけないためのものですが、ボディソープは体の皮脂や汚れを落としてキレイする役割があるので、そこでカミソリを使うとより刺激が強くなってしまいます。

その結果肌は傷つきやすくなり、しかも肌が乾燥しやすくなります。肌が乾燥することで肌のバリア機能が低下するため、肌はどんどん弱ってしまうでしょう。

エアーストッキング・ボディファンデーションで隠す

根本的な解決策ではありませんが、毛穴の黒いブツブツを隠す方法もあります。それは「エアーストッキング」や「ボディファンデーション」を塗ることです。

一時的にでも肌をキレイに見せたいときには重宝しそうですね。

エアーストッキングはスプレータイプで、肌に吹きかけることで毛穴を目立たなくしてくれます。ウォータープルーフもあり、汗をかいても落ちにくいタイプがあるようです。

ただし肌に負担がかかるので、頻繁な使用や長時間の使用はあまりオススメできません。また使用後は、しっかりとクレンジングすることが大切です。

ボディファンデーションは体用のファンデーションのことで、肌に塗ることで毛穴が目立たなくなります。顔のファンデーションと同じなので、こちらもクレンジングする必要があります。

自己処理が多いほど肌が弱くなるので回数を減らす

腕の毛穴が黒くブツブツになるのを防ぐには、ムダ毛処理の回数を減らすことも1つの対処法です。

自己処理の回数が多ければ多いほど肌が弱くなってしまうので、毛穴にも負担がかかり黒くブツブツになりやすくなってしまいます。

もし、どうしても自己処理の回数を減らせないくらいムダ毛に困っているなら、思い切って脱毛するのも1つの対処法になります。

腕の毛穴の黒いブツブツ対策は思い切って「脱毛」がオススメ

腕の毛穴の黒いブツブツは、剃ったり抜いたりという自己処理の回数が多くなるほど深刻化していきます。

炎症が悪化しすぎると皮膚科を受診しないといけない状態になることもありますし、腕のムダ毛が濃くて毛穴が目立つのなら、剃っている限り目立たなくすることはけっこうむずかしいでしょう。

腕や足など肌が露出する場所だけの脱毛なら、比較的安くできる場合も多いですし、手と足はセットで格安になっているプランがある場合もあります。

もしすごく悩んでいるなら、脱毛すればすんなり解決できるかもしれません。

腕の毛穴の黒いブツブツの治し方

腕の毛穴がすでに黒くブツブツになっているのを治す方法はあるのでしょうか? 毛穴が炎症を起こして、色素沈着してしまった場合の治し方をご紹介します。

ピーリング洗顔や化粧品でターンオーバーを促す

腕の毛穴の黒いブツブツの治し方は、ピーリングすることで肌のターンオーバーを活発にすることです。

最近はピーリング洗顔やピーリング化粧品がたくさん売っているので、お肌に合うものを見つけてみましょう。

最初はできるだけ刺激の弱いタイプから試してみると良いかもしれません。

とくに敏感肌の人は、肌がすでに弱っている可能性がある上にピーリングの刺激を与えてしまうと、肌状態がかなり悪くなってしまう恐れがあります。

ピーリングは古い角質を除去する効果がありますが、少なからず肌に刺激になるので、肌状態を見ながら試してみてくださいね。

ピーリング効果のある尿素で保湿ケアをする

ピーリング効果のある洗顔は肌が乾燥しやすくなる場合もあるので、「尿素入りクリーム」で保湿ケアをするのもオススメです。

尿素は敏感肌やアトピー肌の人が保湿ケアによく使うアイテムですが、じつはピーリング効果があります。

そのため肌のターンオーバーをうながし、新しい肌に生まれ変わるお手伝いをしてくれます。新しい肌になれば色素沈着が薄れていくことが期待できるので、黒いブツブツを治すことができるかもしれません。

除毛クリームの処理にチェンジ

処理した後のムダ毛が見えて毛穴が目立っている場合は、カミソリで剃るのをやめて除毛クリームの処理にチェンジしてみるのも良いかもしれません。

除毛クリームなら、カミソリで剃ったときの切断面よりも細く見えるので、毛穴の黒いブツブツが目立たなくなる可能性があります。

また除毛クリームの中には、これから生えてくる毛が目立たなくなる成分が配合されているものもあるそうなので、そのようなタイプを選ぶと良いかもしれません。

ただし除毛クリームは肌にも負担がかかる恐れがあるので、肌が弱い人や刺激を感じたときには使用を中止したほうが良いでしょう。

腕の黒いブツブツを治してつるんとしたスベスベ素肌になりましょう!

腕のムダ毛処理による毛穴の黒いブツブツの対処法と治し方をご紹介しました。原因はムダ毛の自己処理でしたが、どうしても自己処理したい場合には処理の方法に気をつけることが大切です。また処理の前と後の保湿ケアをしっかりすることで、肌が強くなり、刺激に対抗できるようになるでしょう。