美容

腕毛を剃った後にチクチクしない方法!正しい剃り方とカミソリ以外の処理も紹介

腕毛を剃った後にチクチクしない方法!正しい剃り方とカミソリ以外の処理も紹介

暖かい季節になると半袖を着る機会が増えるので、腕のムダ毛が気になりますよね。

でも、自分で剃るとムダ毛処理後のチクチクが気になりませんか?

見た目はキレイなのに、触れるとチクチクしてしまうので、人と触れ合ったときに気になる人が多いでしょう。

そこで今回は、腕毛を剃った後にチクチクしない方法をご紹介します。

チクチクしない腕毛の剃り方や処理方法、チクチクしたときの対処法を見ていきましょう。

ツルツルな素肌をキープしたい人は、ここで正しい処理方法をチェックしてみてくださいね。

腕毛の処理後にチクチクする原因は?

腕毛の処理後にチクチクする原因は?

腕毛をしっかり剃っても、処理後1~6時間くらいでチクチクしてしまう人が多いようです。

前日の夜に剃ったのに、翌日の朝にはチクチクしてしまうと困りますよね。

では、なぜ腕毛の処理後にチクチクするのか、その原因について見ていきましょう。

剃った毛の切断面が太いから

剃った後に腕毛がチクチクする理由は、剃った腕毛の切断面が太くなっているからです。

カミソリで剃るのは入浴時に手軽に自己処理できるため、多くの人がやっていると思います。

しかし、カミソリで剃ってもムダ毛を根元から処理できるわけではないので、根元の太い毛が伸びて、チクチクしてしまうでしょう。

また、剃った後の毛は、切断面が太くなってしまうため太く見える上、チクチクしてしまいます。

処理後の毛は短くて立っているから

剃った後に腕毛がチクチクする理由は、剃った腕毛が短くて立っているからです。

長く伸びた腕毛は寝ているので柔らかく感じますが、剃った直後の腕毛は短いためハリがあり、立ってしまいます

そのため、チクチクしてしまうことが多いでしょう。

電気シェーバーで剃っているから

カミソリで剃ると肌に負担がかかるので、電気シェーバーを使っている人も多いと思います。

しかし、電気シェーバーで剃るとカミソリほど深剃りできないので、チクチクしやすいでしょう。

場合によっては、剃った直後からチクチクしてしまうことも。

肌に負担をかけたくないなら電気シェーバーのほうがおすすめですが、カミソリのほうがチクチクするまでの時間を伸ばすことができます。

もともとムダ毛が太いから

もともとムダ毛が太い人は、どんな処理方法でもチクチクしてしまうことが多いです。

腕毛が細い人なら、カミソリで剃ってもそれほどチクチクしません。

しかし、腕毛が太い人がカミソリで剃ると、太い毛がさらに立ってしまうので、チクチクしやすいでしょう。

そんなお悩みのある人は、記事後半で剃る以外の処理方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

間違った自己処理を繰り返しているから

剃った後に腕毛がチクチクする理由は、間違った自己処理を繰り返しているからです。

間違った自己処理を繰り返すと、カミソリの刺激から肌を守るために、以前よりも毛が太くなる場合があります

これは肌を守るための素晴らしい機能ですが、ツルツル肌を目指す人にとっては困りますよね。

次の章で間違ったムダ毛処理方法について紹介するので、自分の処理方法に当てはまらないかチェックしてみてください。

今すぐやめて!チクチクする間違った腕毛処理の方法

今すぐやめて!チクチクする間違った腕毛処理の方法

間違ったムダ毛処理方法は、肌を傷つける原因になります。

肌が傷つくとムダ毛が太くなってしまう場合もあるので、今すぐにやめましょう。

では、間違ったムダ毛処理方法についてご紹介していきます。

毛抜きで抜く

カミソリで剃ってもチクチクするのが嫌で、毛抜きで抜いている人もいるかもしれません。

抜いた直後はツルツル肌になりますが、繰り返していると肌トラブルを引き起こす場合があります。

【毛抜きで抜くと起こり得るトラブル】

  • 毛が肌の中に閉じ込められる「埋没毛」になる確率が上がる
  • 毛穴を傷つける
  • 毛が太くなる場合がある

毛抜きで抜くときに、毛根をはげしく損傷してしまいます。

すると、正常な毛が育ちにくくなったり、以前よりも太い毛が生えてきたりする場合があります。

一時的にはチクチクしなくても、徐々にチクチクが増してしまうので、今すぐにやめましょう。

カミソリで繰り返し同じ場所を剃る

チクチクしないために、カミソリで何度も同じ場所を剃っていませんか?

しっかり剃りたい気持ちはわかりますが、繰り返し同じ場所を剃ると肌を傷つけてしまいます。

肌が傷つくと、肌を守るために太い毛が生えてくる可能性があるため、よりチクチクしやすくなります

そのため、カミソリを使う場合は、正しい剃り方をすることが大切です。

剃った後に保湿ケアをしていない

剃った後の肌はデリケートな状態なので、しっかりと保湿ケアをして肌を守ることが大切です。

しかし、剃った後に何のケアもしていないと、肌が荒れて正常な毛が生えにくくなります。

カミソリで腕毛を自己処理するなら、正しい剃り方を実践するとともに、アフターケアもしっかりと行いましょう

自己処理後に腕毛がチクチクしない剃り方

自己処理後に腕毛がチクチクしない剃り方

では、カミソリで自己処理した腕毛がチクチクしないためには、どうすれば良いのでしょうか?

ここでは、正しい剃り方とともに、チクチクしないための手順についてご紹介します。

【チクチクしない剃り方の手順】

  1. 毛を湿らせて柔らかくする
  2. 肌に負担の少ないカミソリを選ぶ
  3. シェービングフォームやジェルを使う
  4. 毛の流れに沿って一度だけ優しく剃る
  5. 剃った直後は冷やす
  6. 保湿ケアをする

毛を湿らせて柔らかくする

カミソリで剃った後にチクチクしない腕毛の処理方法は、まず蒸しタオルで腕毛を柔らかくすることです。

腕毛や皮膚が柔らかくなると、カミソリを軽く当てるだけでもキレイに剃ることができます

もし蒸しタオルが面倒なら、お風呂に浸かって毛を温めるだけでも柔らかくなるでしょう。

ただし温めすぎると皮膚が柔らかくなりすぎるので、カミソリの刃で肌を傷つけやすくなってしまいます。

カミソリを当てると皮膚を削ぎ落としてしまうので、適度に柔らかくするようにしましょう。

肌への負担が少ないカミソリを選ぶ

腕毛を剃る場合には、できるだけ肌に負担のかからないカミソリを選ぶことが大切です。

以下のようなカミソリを選びましょう。

【肌への負担が少ないカミソリの選び方】

  • 複数刃のカミソリを選ぶ
  • 刃が長く、大きめのカミソリを選ぶ

肌に負担のかからないカミソリは、一枚刃よりも五枚刃のような複数刃のカミソリです。

複数刃のカミソリのほうが、肌にかかる圧力が分散されるので、肌を傷つけにくいでしょう。

また、刃が小さいカミソリよりは、長くて大きめのカミソリのほうがおすすめです。

刃の幅が大きいと、一度に剃れる面積が広いので、何度も肌にカミソリを当てなくて済みます

そして、絶対に使ってはいけないのが、切れ味の悪くなったカミソリです。

錆びているのは論外ですが、切れ味が悪くなったカミソリを使うと、肌への負担が大きくなるので絶対に避けましょう。

切れ味が悪くなったら、カミソリを買い替えることをおすすめします。

シェービングフォームやジェルを使う

カミソリで腕毛を剃るとき、石鹸やボディソープをシェービングフォームの代わりにしていませんか?

たしかに滑りは良くなりますが、肌に負担をかけてしまうのでおすすめできません。

腕毛をカミソリで剃る際には、必ずシェービングフォームやシェービングジェルを使いましょう。

シェービング剤は弾力があるので、肌にカミソリが当たっても肌を傷つけにくいからです。

また、白いシェービング剤よりも、透明のシェービング剤を使うことをおすすめします。

透明のほうがカミソリの刃がよく見えるので、どれくらいの圧で肌に当たっているのか確認しやすいからです。

毛の流れに沿って一度だけ優しく剃る

腕は平らな面が多いので、できるだけ一気に剃ることをおすすめします。

剃る方向は、毛の流れに沿って、肘から手首に向かって剃りましょう

あまり力を加えずに、優しく一度だけカミソリで剃ります。

シェービング剤がなくなった場所は、繰り返し剃らないでください。

腕毛が残っていたら後で剃り直すので、まずは一度だけカミソリで剃りましょう。

剃り直しのときは逆剃りもOK

基本的には、カミソリで逆剃りするのはNGです。

しかし、剃り残しがある場合には、その部分だけ逆剃りしてもOKです。

一度シェービング剤を洗い流し、改めて剃り残しがある部分にだけシェービング剤を塗ります

剃り残しがあるからといって、肌に強くカミソリを押し当てないように注意してください。

逆剃りの場合も、カミソリを当てるのは1回のみです。

何度も同じ場所を剃らないように注意しましょう。

剃った直後は冷やす

腕毛を剃った後は、冷たいタオルで冷やしましょう。

カミソリで剃った後の肌は、炎症して熱を持っています。

すぐに冷やしてあげないと、肌トラブルを引き起こす原因になるので、必ず冷やしてください

また、冷やすことで毛穴を引き締める効果も期待できるので、剃った後にチクチクしにくくなります。

毛穴を引き締めることで、黒いポツポツを目立たなくする効果も期待できるので、見た目もキレイになるでしょう。

保湿ケアをする

カミソリで腕毛を剃った後は、必ず保湿ケアをしましょう。

カミソリで剃った後の肌は、刺激を受けてデリケートな状態になっています。

そのまま何もケアをしないと肌が荒れてしまい、これ以上肌がダメージを受けないように、毛が太くなってしまう場合もあります。

チクチクを予防するためにも、保湿ケアは必須です。

剃る以外にも腕毛を自己処理する方法はある?

カミソリで腕毛を剃る方法をご紹介しましたが、カミソリで剃る以外にも処理方法はあるのでしょうか?

カミソリで剃るとチクチクしやすいので、ここでいくつか自己処理方法をご紹介します。

  • 除毛クリーム
  • ブラジリアンワックス(脱毛ワックス)
  • ヒートカッター
  • 脱毛サロン

除毛クリーム

カミソリで剃る以外で腕毛を自己処理するなら、一番のおすすめは「除毛クリーム」です。

肌に除毛クリームを塗って10分くらい放置し、その後で除毛クリームを取り除くという方法です。

毛質によって個人差はありますが、肌の表面に出ていた腕毛をキレイに除毛できます。

除毛クリームで処理してもチクチクを完全に防ぐことはできませんが、カミソリで剃るよりもチクチクしにくいでしょう。

ただし、除毛クリームのデメリットは、肌が荒れやすくなることです。

敏感肌や乾燥肌の人は、除毛クリームはあまりおすすめできません。

ブラジリアンワックス(脱毛ワックス)

カミソリで剃る以外で腕毛を処理する方法に、ブラジリアンワックスがあります。

脱毛ワックスとも呼ばれていて、市販でも購入できます。

脱毛ワックスの薬液を肌に塗り、固まった後に一気に剥がして腕毛を取り除く方法です。

剥がすときに痛みを感じますが、人によっては気にならないという人も。

また、脱毛ワックスは、テクスチャーによって効果や目的が異なります。

【脱毛ワックスの種類と効果】

  • ソフトタイプ……効果はやや劣るが、肌への刺激が少なく、痛みが弱め
  • ハードタイプ……産毛や短い毛も処理できるが、痛みが強め

脱毛ワックスは、産毛や短い毛も処理できることがメリットです。

しかし、薬液が肌の刺激になる場合があることがデメリットなので、メリットとデメリットを考えて選びましょう。

ヒートカッター

ヒートカッターは、腕毛を熱で切る自己処理方法です。

痛みはなく、肌への負担も気にせず処理できるので、使いやすいでしょう。

また、ヒートカッターなら切断面が鋭くならないため、処理後にチクチクしないことがメリットです。

しかし、根元からキレイに腕毛を処理することはできないので、長い毛を短くする際に使用するのがおすすめです。

脱毛サロン・クリニック

腕毛を剃る以外の処理方法は、エステやクリニックで脱毛する方法です。

プロにお任せするので、もっともキレイな仕上がりになり、チクチクもしません。

デメリットは、やはりお金がかかること。

「脱毛の金額」と「ムダ毛の悩みの大きさ」を比較して、やる価値があると判断できれば、脱毛がもっともおすすめです。

最近は脱毛料金も安くなっているので、いろいろなサロンを比較して、良い脱毛サロンを選びましょう。

毛量があまり多くない人向けの自己処理方法

腕毛の毛量がそれほど多くないなら、以下の4つの方法もおすすめです。

抑毛ローション

抑毛ローションとは、毛が生えるスピードを遅くしたり、毛を細くして目立たなくさせる効果があると言われています。

抑毛ローションには豆乳などの成分が含まれていて、女性ホルモンの働きをサポートすることで、毛が細くなることを狙った商品です。

使い続けることで、少しずつ抑毛されていくので「今すぐに腕毛を何とかしたい!」という人には向いていません。

他の自己処理と併用して使うのがおすすめです。

家庭用脱毛器

エステやクリニックで脱毛したいけど、お金がかかりすぎるし、通うのが面倒という人は、家庭用脱毛器も検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、家庭用脱毛器は割と高額なものが多く、カートリッジの交換が必要な場合もあります。

自宅で自分のペースで脱毛できるのはメリットですが、機器によっては意外と手間がかかるのはデメリットでしょう。

また、エステなどの機器と同じ効果が期待できるものの、家庭用脱毛器のほうが効果が弱いので、ムダ毛が多くて太い人にはあまりおすすめできません。

面倒で結局使わなくなってしまう場合もあるので、コスパを考えるとサロンやクリニックで脱毛するほうがおすすめです。

電気シェーバー

電気シェーバーは、男性が髭を剃るときに使う機器と基本的には同じものです。

女性用の電気シェーバーも販売されているので、自宅で手軽に腕毛処理をしたい人にはおすすめです。

しかし、カミソリで剃るよりは深剃りできないのがデメリットなので、チクチクしやすい場合もあります。

腕毛が少ない人なら便利なアイテムですが、毛が太い人にはあまりおすすめできません。

剃らずに脱色する

もともと腕毛の毛量があまり多くない人なら、剃らずに脱色する方法もおすすめです。

通常の腕毛は黒いので目立ちますが、茶色く脱色すれば目立ちにくくなります

ただし、毛がなくなるわけではないので、近くで見ると腕毛があることがわかります。

また、染料で肌が荒れる場合があったり、光に当たると光って見えたりする場合もあるのがデメリットです。

自己処理の回数は格段に少なくなりますが、腕毛をなくしたいなら他の方法を試してみましょう。

まとめ

腕毛を剃った後にチクチクしない処理方法をご紹介しました。

チクチクするのが嫌で、いろいろな方法を試している人も多いと思います。

ただし、脱毛サロンやクリニックで脱毛する以外の方法は、まったくチクチクしないわけではありません。

そのため、「どうしても腕毛をなくしてツルツルにしたい!」「絶対にチクチクするのは嫌!」という人は脱毛サロンで脱毛しましょう。