「朝しっかりスキンケアをしたのに、気づくと顔がテカっている」「メイクが崩れやすくて困っている」と悩んでいませんか。

顔のテカリは、皮脂の過剰分泌だけでなく、肌の乾燥や生活習慣の乱れ、間違ったスキンケアなど、さまざまな原因によって引き起こされます。そのため、テカリを改善するには、自分の肌状態に合った対策を取り入れることが大切です。

この記事では、顔がテカる主な原因を解説するとともに、スキンケア・生活習慣・メイクの観点から効果的なテカリ対策を紹介します。外出先で手軽にできる対処法も解説するので、顔のテカリに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

顔のテカリはなぜ起こる?まずは原因を知ろう

顔のテカリを改善するには、まず原因を知ることが大切です。テカリは単に皮脂が多いから起こるわけではなく、肌の乾燥やホルモンバランスの変化、生活習慣の乱れなど、さまざまな要因が関係しています。

原因によって適切な対策は異なるため、自分に当てはまる原因を把握しながら改善に取り組みましょう。

肌の乾燥によるインナードライ

顔のテカリは、肌の乾燥が原因で起こることがあります

肌の水分が不足すると、肌はうるおいを守ろうとして皮脂を過剰に分泌します。その結果、表面はベタついているのに肌の内側は乾燥している「インナードライ」の状態になるのです。

特に、洗顔のしすぎや保湿不足、エアコンによる乾燥などはインナードライを引き起こしやすい要因です。皮脂が多いからといって過度な洗顔をすると、かえってテカリが悪化することもあるため注意しましょう。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの変化も顔のテカリに大きく影響します

ホルモンバランスが乱れがちな思春期やストレスが多い時期、生理前などは皮脂量が増えやすくなります。また、不規則な生活や睡眠不足によってホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌が活発になることもあります。

以前よりも急にテカリやニキビが増えた場合は、ホルモンバランスの変化が関係している可能性があります。

生活習慣の乱れ

毎日の生活習慣も肌の状態に大きく関係しています

脂質や糖質の多い食事が続くと皮脂分泌が増えやすくなり、テカリの原因になることがあります。また、睡眠不足やストレスの蓄積は肌のターンオーバーを乱し、皮脂分泌にも悪影響を及ぼします。

スキンケアに力を入れていても、生活習慣が乱れていると十分な効果を得られないことがあります。テカリを改善するためには、外側からのケアだけでなく内側からのケアも重要です。

季節や環境の影響

顔のテカリは季節や周囲の環境によっても変化します

特に夏は気温や湿度が高くなるため皮脂分泌が活発になり、テカリを感じやすくなります。一方で、冬は空気が乾燥することでインナードライが起こりやすくなり、その結果として皮脂が過剰に分泌されるケースもあります。

また、冷暖房の効いた室内で長時間過ごすことも肌の乾燥を招く要因です。季節や環境に応じてスキンケア方法を見直すことが大切です。

皮脂の過剰分泌

顔のテカリの最も直接的な原因は、皮脂の過剰分泌です

皮脂は本来、肌のうるおいを守るために必要なものですが、必要以上に分泌されると肌表面に蓄積し、テカリやベタつきの原因になります。

皮脂の分泌量には個人差があり、もともと脂性肌(オイリー肌)の人はテカリやすい傾向があります。また、遺伝的な体質だけでなく、前述した乾燥やホルモンバランス、生活習慣なども皮脂分泌量に影響を与えます。

顔のテカリを改善するためには、皮脂だけを取り除こうとするのではなく、皮脂が過剰に分泌される原因にも目を向けることが大切です。

顔のテカリ対策① 正しいスキンケアを行う

顔のテカリを改善したい場合は、まず毎日のスキンケアを見直しましょう。テカリが気になるからといって皮脂を取り除くことばかりに意識が向くと、かえって肌の乾燥を招き、皮脂分泌が増えてしまうことがあります。

大切なのは、皮脂と水分のバランスを整えながら肌のうるおいを保つことです。

  • 化粧水……肌に水分を与える。洗顔後すぐにつけるのがポイント。
  • 美容液……肌に美容成分を与える。美白や保湿などに特化したアイテムも。
  • 乳液……肌に水分&油分を与える。落としすぎた油分を補給する。
  • 保湿クリーム……肌に油分を与える。肌の表面をカバーし、乾燥を防ぐ。

ここでは、顔のテカリ対策に役立つスキンケアのポイントを紹介します。

洗顔はやりすぎない

f:id:m-danjyo:20190910124730j:plain

顔のテカリが気になると、何度も洗顔したくなるかもしれません。しかし、洗顔のしすぎは肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、乾燥の原因になります

肌が乾燥すると、うるおいを守ろうとして皮脂が過剰に分泌されるため、結果的にテカリが悪化することもあります。洗顔は朝晩の1日2回を目安に行い、洗浄力が強すぎない洗顔料を選ぶのがおすすめです。また、ゴシゴシこすらず、しっかり泡立てて優しく洗うことを心がけましょう。

化粧水でしっかり保湿する

f:id:m-danjyo:20190910124741j:plain

テカリ対策には保湿が欠かせません。特にインナードライ肌の場合は、肌の水分不足によって皮脂分泌が増えている可能性があります。洗顔後はできるだけ早く化粧水をつけて、水分を補給しましょう。

化粧水をつける際は、一度に大量につけるのではなく、数回に分けて肌になじませると浸透しやすくなります。肌のうるおいが保たれることで、皮脂の過剰分泌を防ぎやすくなります。

乳液やクリームで水分を閉じ込める

化粧水だけでスキンケアを終えてしまうのは避けましょう。化粧水で補給した水分は、そのままでは蒸発してしまいます。乳液やクリームを使って油分の膜をつくり、水分が逃げるのを防ぐことが大切です。

「テカるから乳液やクリームは使わない」という人もいますが、保湿が不十分だと乾燥によって皮脂分泌が増える可能性があります。ベタつきが気になる場合は、さっぱりタイプやオイルフリーの商品を選ぶとよいでしょう。

自分の肌質に合ったスキンケア用品を選ぶ

顔のテカリを改善するには、自分の肌質に合ったスキンケア用品を選ぶことも重要です。脂性肌、乾燥肌、混合肌など、肌質によって必要なケアは異なります。例えば、脂性肌の人は油分が少なく保湿力のあるアイテムを選び、乾燥が原因のテカリが気になる人は保湿重視のアイテムを選ぶとよいでしょう。

また、アルコールや香料などの刺激が強い成分は、人によっては肌荒れや乾燥を引き起こす場合があります。購入前には成分表示や使用感を確認し、自分の肌に合うものを選びましょう。

紫外線対策を徹底する

紫外線対策も顔のテカリ対策の一つです。紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなります。その結果、肌を守るために皮脂が過剰に分泌され、テカリにつながることがあります。

外出時は日焼け止めを使用し、帽子や日傘なども活用して紫外線から肌を守りましょう。日焼け止めは汗や皮脂で落ちやすいため、必要に応じて塗り直すことも大切です。毎日の紫外線対策を習慣化することで、肌の乾燥やテカリの予防につながります。

顔のテカリ対策② 生活習慣を見直す

顔のテカリはスキンケアだけで改善できるとは限りません。食生活や睡眠、運動習慣など、日々の生活習慣も皮脂分泌に大きく影響します

どれだけ丁寧にスキンケアをしていても、生活習慣が乱れているとテカリが改善しにくい場合があります。顔のテカリを根本から改善するためにも、日常生活を見直してみましょう。

脂質や糖質の摂りすぎに注意する

脂っこい食べ物や甘いものを食べ過ぎると、皮脂分泌が活発になる可能性があります。揚げ物やスナック菓子、ケーキ、ジュースなどを頻繁に摂取している場合は注意が必要です。これらを完全に避ける必要はありませんが、食べ過ぎないよう意識することが大切です。

また、外食やコンビニ食が続くと栄養が偏りやすくなるため、野菜やたんぱく質を意識して取り入れるようにしましょう。

栄養バランスの良い食事を心がける

f:id:m-danjyo:20190910124806j:plain

肌の健康を維持するためには、栄養バランスの良い食事が欠かせません。特に、皮膚の健康維持をサポートするビタミンB群やビタミンC、たんぱく質などを積極的に摂取することが大切です。

例えば、ビタミンB群は豚肉や納豆、卵などに多く含まれ、ビタミンCは野菜や果物から摂取できます。特定の食品だけに頼るのではなく、主食・主菜・副菜をバランスよく組み合わせた食事を意識しましょう。

十分な睡眠をとる

f:id:m-danjyo:20190901092116j:plain

睡眠不足はホルモンバランスの乱れにつながり、皮脂分泌を増加させる原因の一つです。また、睡眠中には肌のターンオーバーが行われるため、睡眠時間が不足すると肌のコンディションが悪化しやすくなります。

毎日決まった時間に就寝・起床する習慣をつけるほか、寝る前のスマートフォン使用を控えるなど、睡眠の質を高める工夫も大切です。

適度に運動する

適度な運動は血行を促進し、ホルモンバランスや自律神経を整える効果が期待できます。運動不足が続くとストレスがたまりやすくなり、肌トラブルの原因になることもあります。ウォーキングやジョギング、ストレッチなど、無理なく続けられる運動を習慣にするとよいでしょう。

また、運動によって汗をかくことで毛穴にたまった汚れが排出されやすくなり、肌環境を整えることにもつながります。

ストレスをため込まない

f:id:m-danjyo:20190901092140j:plain

ストレスはホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こし、皮脂分泌を増加させる要因になります。仕事や人間関係などでストレスを感じると、肌荒れやテカリが気になり始める人も少なくありません。

趣味の時間をつくる、適度に運動する、十分な休息をとるなど、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。心身の健康を保つことは、顔のテカリ対策にもつながります。

顔のテカリ対策③ メイク方法を工夫する

顔のテカリが気になる場合は、スキンケアだけでなくメイク方法を見直すことも重要です。皮脂分泌が多い人は、ベースメイクの選び方や仕上げ方によってテカリやメイク崩れのしやすさが大きく変わります。ここでは、顔のテカリを抑えながらきれいな仕上がりをキープするためのメイクのポイントを紹介します。

皮脂崩れ防止下地を活用する

テカリ対策には、皮脂崩れ防止下地を取り入れるのがおすすめです。皮脂崩れ防止下地には、余分な皮脂を吸着したり、皮脂とファンデーションが混ざるのを防いだりする効果が期待できます。そのため、時間が経ってもテカリやメイク崩れが起こりにくくなります。

特に、Tゾーンや小鼻まわりなど皮脂が出やすい部分には重点的に塗ると効果的です。ただし、厚塗りするとヨレや崩れの原因になるため、薄く均一に塗るようにしましょう。

油分の少ないベースメイクを選ぶ

f:id:m-danjyo:20190910124903j:plain

テカリやすい人は、ベースメイクのアイテム選びも重要です。ツヤ感を重視したリキッドファンデーションやクッションファンデーションは、商品によっては油分が多く含まれている場合があります。皮脂量が多い人が使用すると、時間の経過とともにテカリが目立ちやすくなることもあります。

そのため、テカリが気になる場合は、皮脂吸着成分が配合されたものや、セミマット・マットタイプのファンデーションを選ぶのがおすすめです。自分の肌質や好みに合わせて、崩れにくいアイテムを選びましょう。

フェイスパウダーで仕上げる

ベースメイクの仕上げにはフェイスパウダーを活用しましょう。フェイスパウダーには余分な皮脂を吸着する働きがあり、肌表面をサラサラな状態に整えてくれます。また、ファンデーションの密着力を高めるため、メイク崩れの予防にも役立ちます。

特に、Tゾーンや小鼻などテカリやすい部分は、パフやブラシで軽く押さえるようにパウダーをのせるのがポイントです。ただし、つけすぎると厚塗り感が出たり乾燥を招いたりするため、適量を心がけましょう。

テカリにくいメイク直しを行う

日中にテカリが気になった場合は、メイク直しの方法にも注意が必要です。テカった部分にそのままファンデーションやパウダーを重ねると、厚塗りになって崩れが目立ちやすくなります。まずはティッシュやあぶらとり紙で余分な皮脂を軽く取り除いてから、必要に応じてフェイスパウダーを重ねましょう。

また、乾燥によるテカリが気になる場合は、ミスト化粧水などで水分を補給してからメイクを直すのも効果的です。正しいメイク直しを行うことで、テカリを抑えながら自然な仕上がりを維持しやすくなります。

外出先でできる顔のテカリ対策

顔のテカリは、朝のスキンケアやメイクを丁寧に行っていても、時間の経過とともに気になってくることがあります。特に気温や湿度が高い日や、長時間の外出時にはテカリやメイク崩れが起こりやすくなります。

外出先では、その場でできる簡単な対策を知っておくことが大切です。ここでは、顔のテカリが気になったときに実践しやすい対処法を紹介します。

あぶらとり紙は使いすぎない

テカリが気になると、あぶらとり紙を何度も使いたくなるかもしれません。しかし、使いすぎには注意が必要です。

あぶらとり紙で皮脂を過剰に取り除くと、肌は失われた皮脂を補おうとしてさらに皮脂を分泌することがあります。その結果、かえってテカリが悪化してしまう可能性があります。

あぶらとり紙を使用する場合は、テカリが気になる部分を軽く押さえる程度にとどめましょう。顔全体を何度もこするような使い方は避けるのがおすすめです。

ティッシュオフで余分な皮脂を取る

外出先で手軽にできるテカリ対策として、ティッシュオフも効果的です。ティッシュを顔に軽く当てることで、余分な皮脂だけを取り除くことができます。あぶらとり紙よりも皮脂を取りすぎにくいため、乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぎやすい点もメリットです。

テカリが気になるTゾーンや小鼻まわりを中心に、押さえるように使用しましょう。メイクのヨレも最小限に抑えられます。

フェイスパウダーで整える

余分な皮脂を取り除いた後は、フェイスパウダーで肌を整えましょう。フェイスパウダーには皮脂を吸着する働きがあり、ベタつきを抑えながらサラサラとした肌に仕上げてくれます。また、メイク直しの際に使用することで、ファンデーションの崩れも目立ちにくくなります。

ただし、皮脂を取り除かずにそのままパウダーを重ねると厚塗りになりやすいため、必ずティッシュオフなどで余分な皮脂を取り除いてから使用するのがポイントです。

ミスト化粧水でうるおいを補給する

乾燥が原因でテカリが起きている場合は、ミスト化粧水で水分を補給するのも効果的です。エアコンの効いた室内や乾燥した環境では、肌の水分が失われやすくなります。肌が乾燥すると皮脂分泌が増えやすくなるため、適度にうるおいを補給することが大切です。

ミスト化粧水を使用した後は、ティッシュで軽く押さえてからフェイスパウダーを重ねると、メイク崩れを防ぎながら自然な仕上がりを維持できます。外出先でも手軽に取り入れられるため、テカリ対策アイテムとして携帯しておくと便利です。

顔のテカリ対策に関するよくある質問

顔のテカリに悩む人の中には、「保湿は本当に必要なの?」「男性も同じ対策でいいの?」といった疑問を持つ人も少なくありません。ここでは、顔のテカリ対策に関してよくある質問とその答えを紹介します。

顔のテカリは保湿で改善できる?

顔のテカリの原因がインナードライの場合は、保湿によって改善が期待できます。肌が乾燥すると、うるおいを守ろうとして皮脂が過剰に分泌されることがあります。そのため、「テカるから保湿を控える」のではなく、化粧水や乳液で適切に保湿することが大切です。

ただし、すべてのテカリが乾燥によるものとは限りません。もともとの脂性肌やホルモンバランス、生活習慣の乱れなどが原因の場合もあるため、自分の肌状態に合ったケアを行うことが重要です。

オイリー肌とインナードライの見分け方は?

オイリー肌とインナードライはどちらも顔がテカりやすいため、見分けるのが難しい場合があります。オイリー肌は、肌全体に皮脂が多く、ベタつきや毛穴の開きが目立ちやすい状態です。一方、インナードライは肌表面はテカっているものの、肌のつっぱり感や乾燥を感じることがあります

例えば、洗顔後すぐに肌がつっぱる、口元や頬が乾燥するのにTゾーンだけテカるといった場合は、インナードライの可能性があります。

自分で判断が難しい場合は、肌診断サービスを利用したり、皮膚科や美容皮膚科に相談したりするのもよいでしょう。肌質に合ったケアを行うことが、テカリ改善への近道です。

男性の顔のテカリ対策も同じ?

基本的な対策は男女共通です。洗顔のしすぎを避けること、十分に保湿すること、生活習慣を整えることなどは、男性にも有効なテカリ対策です

ただし、一般的に男性は女性よりも皮脂分泌量が多い傾向があります。そのため、皮脂コントロール機能のあるスキンケア用品を選んだり、汗をかいた際にこまめにケアしたりすることが効果的です。

また、「スキンケアは洗顔だけ」という男性も少なくありませんが、洗顔後の保湿まで行うことでテカリ対策の効果が期待できます。

まとめ|顔のテカリ対策はスキンケアと生活習慣の見直しが重要

顔のテカリは、皮脂の過剰分泌だけでなく、肌の乾燥やホルモンバランスの乱れ、生活習慣などさまざまな要因によって引き起こされます。そのため、テカリを改善するには原因に合わせた対策を行うことが大切です

テカリが気になるからといって洗顔をしすぎたり、保湿を控えたりすると、かえって皮脂分泌が増えてしまうこともあります。まずは正しいスキンケアで肌の水分と油分のバランスを整えましょう。

また、食生活や睡眠、ストレス管理などの生活習慣を見直すことも重要です。さらに、皮脂崩れ防止下地やフェイスパウダーを活用することで、日中のテカリやメイク崩れを防ぎやすくなります。

顔のテカリは一朝一夕で改善するものではありませんが、毎日のケアを継続することで肌状態は少しずつ変化していきます。自分の肌質や生活習慣に合った対策を取り入れ、テカリの気にならないサラサラ肌を目指しましょう。