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脱毛後のケアと注意点|脱毛後の自己処理や控えるべき行動とは?

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脱毛後のケアと注意点を甘く見ると肌がボロボロに!

脱毛サロンやクリニックで脱毛した後は、色々と決められたケアや注意点があって面倒ですよね。

昔わたしが通っていたときは、「しっかりケアしているかどうかは、肌を見ればわかりますからね」なんて脅された(?)こともあります。

でも、それくらい脱毛後のケアが大事なんだなぁ、という印象を受けました。

肌をきれいにするために脱毛をしているのに、肌がボロボロになったらイヤですよね。

そこで今回は、「脱毛後のケアと注意点」についてご紹介します。

ツルすべ肌を目指して頑張りましょう!

脱毛後のケアで大事な3つのポイント!

サロンやクリニックで脱毛した後のケアは、とっても大事です。注意点は色々とありますが、その中でも次の3つが最も大事なポイントです。

  • 冷やす
  • 保湿
  • 紫外線対策

脱毛後は炎症を起こしている状態なので、まずは「冷やす」ことが何よりも大事なポイントです。

炎症が収まるまでは、さまざまな行動が制限されるので、これから詳しくご紹介していきますね。

また、脱毛後は日焼けがNGなので、紫外線対策をしっかりする必要があります。さらに、脱毛によって肌が乾燥しやすくなるため、保湿ケアも必須です。

わたしが脱毛したときは「ニードル脱毛」だったので、日焼けに関する注意はありませんでしたが、「医療レーザー脱毛」や「光脱毛・フラッシュ脱毛」の場合は、紫外線対策が必須です。

逆に考えると、日焼けが避けられない状況にいる人や、肌が黒い人は、ニードル脱毛なら気にせず脱毛できますね。

でも、全身脱毛となると高額で期間もかかるので、部分脱毛のほうがオススメです。

脱毛前後の日焼けは絶対にNG!

脱毛後は日焼けがNGですが、じつは脱毛後だけでなく、脱毛前にも日焼けはNGです。それは、なぜなのでしょうか?

脱毛後の日焼けがNGな理由は、脱毛によって肌が炎症を起こしているので、炎症が悪化してしまうからです。

また、とくにレーザーの場合は、いつも以上にシミになりやすいのでご注意ください。

脱毛前の日焼けがNGな理由は、日焼けで黒くなった肌はメラニンがある状態なので、レーザーや光脱毛の効果が反応して、肌に刺激を与えてしまうからです。やけどしてしまう場合もあるようです。

そのため脱毛中は日焼けしないように、日焼け止めを塗ったりして、紫外線対策を万全にしておきましょう。屋外でのレジャーは極力避けることをオススメします。

また、日焼け止めやクレンジングが刺激を与えることも多いので、なるべく肌にやさしい低刺激の日焼け止めを使うと良いでしょう。

クレンジングが不要で、石鹸だけで落とせる日焼け止めが良いですね。

脱毛後に考えられるトラブルとは?

脱毛後のケアが大事な理由はわかりましたが、どのような肌トラブルが考えられるのでしょうか? 脱毛直後は、誰にでも起こり得る症状なので、事前に知っておくことが大切です。

  • かぶれたような「かゆみ」
  • 赤みがとれない
  • 毛穴がぶつぶつ
  • 毛が抜けない

脱毛直後なら、誰にでも起こる確率が高い症状ですが、このような症状が何日も長引くようなら、サロンや医師に相談したほうが良いでしょう。

症状としては、かぶれたような「かゆみ」があったり、肌に赤みが出たりします。これは炎症による症状なので、とにかく施術した場所を冷やすことが大切です。

そして、「体が温まるような行動」や「血行が促進されるような行動」を避けましょう。

また、脱毛後に毛穴がぶつぶつになって目立ってしまう場合は、肌が乾燥していることが大きな原因です。

肌を保湿することでキメが整い、ターンオーバーが活発になることで、古い角質が取れていきます。

しっかり冷やして保湿することで、キメが整ったキレイな肌になることができるのです。脱毛後の保湿が必要な理由は、毛穴を目立たなくするためでもあるのです。

さらには、脱毛して2週間くらい経っているのに、なかなか毛が抜けない場合もあります。そのようなトラブルが起きたら、どのように対処すれば良いのでしょうか?

脱毛した毛が抜けない場合の対処法

脱毛後は、一般的には2~3週間くらいで毛が抜け落ちると言われています。でも、なかなか毛が抜けてくれないと困ってしまいますよね。この場合には、どのようなことが考えられるのでしょうか?

  • 脱毛機器の脱毛効果が不十分だった
  • レーザーの照射が充分にできていなかった

脱毛したのに毛が抜けない原因は、あなたの毛質に、その脱毛機器の脱毛効果が合わないのかもしれません。

または、あなたの毛の色が薄かったか、細すぎてレーザーの効果が出なかった場合も考えられます。

さらに、充分な照射ができなかったか、照射出力が弱かった可能性があります。

レーザー脱毛や光脱毛は、毛のメラニンを攻撃して毛根を破壊するので、黒色が濃い毛でないと効果が出ない場合があります。

また、施術する人の技術によって、照射出力の調整がうまくできない場合もあります。

この場合は、「回数無制限」や「2週間以内の保証」などが契約についているなら、もう一度来店して脱毛してもらうと良いでしょう。

脱毛効果は実際にやってみないとわからないので、最初にお試し体験などをしてから決めることをオススメします。

まずは、あなたの毛質に効果のある脱毛かどうかを判断してから、腰を落ち着けて脱毛すると効率が良いですよ。

脱毛後に自己処理していいの?

では、脱毛後に毛が抜けない場合や、新しく生えてきたムダ毛が気になる場合は、自己処理をしても大丈夫なのでしょうか?

脱毛後の自己処理は、基本的に2週間は控えるべきだと言われています。でも、脱毛後に毛が抜け落ちるのは、2~3週間後くらいです。では、それまでの期間の自己処理はどうすれば良いのでしょうか?

脱毛後2週間経ってから、電気シェーバーで剃る

脱毛後の自己処理は、2週間経っていれば、電気シェーバーで剃っても良いとされています。

電気シェーバーは、直接肌に刃が当たらないような仕組みになっているので、脱毛期間中のデリケートな肌でも、自己処理が可能です。

ただし、最低でも2週間は経ってから処理することと、肌に赤みやかゆみなどが残っている場合は、自己処理は控えたほうが良いでしょう。

カミソリで剃るのはNG

脱毛後、2週間経ったら自己処理OKといっても、カミソリで剃るのはNGです。カミソリは、ムダ毛だけでなく、肌も削ぎ落してしまうので、脱毛中のデリケートな肌には負担が大きすぎます。

そのため、電気シェーバーで剃るようにしましょう。できれば刺激の弱い「顔用の電気シェーバー」が良いそうです。

また、肌に強く押しつけずに、力を入れないでサーと剃るようにしましょう。

脱毛中は、自分で抜くのは厳禁

脱毛後に自然と毛が抜け落ちなかったとしても、毛抜きで抜くのはNGです。

脱毛時のレーザーなどによって毛穴が炎症しているので、その状態で抜いてしまうと、炎症が悪化して、出血や剥離などのリスクがあります。

また、次回の施術での脱毛効果が弱くなり、脱毛が完了するまでの期間が長くなってしまう場合もあります。期間が長くなれば、それだけ料金も余分にかかるので、絶対に守りたい注意点ですね。

除毛クリーム・脱毛ワックスも控える

脱毛期間中に除毛クリームや脱毛ワックスを使うのも控えたほうが良いでしょう。レーザー脱毛や光脱毛は、黒い毛が残っている部分の毛根を破壊する施術です。

そのため毛がない状態だと、脱毛効果が得られないのです。

もし、6~12ヶ月に1回くらいのペースでしか施術できない脱毛サロンに通っている場合は、施術する1~2ヶ月前に使わなければOKですが、コンスタントに通っているなら使わないようにしましょう。

また、除毛クリームや脱毛ワックスは肌に刺激を与えるので、そのような理由からも、脱毛中は使わないほうが良いでしょう。

脱毛後に控えるべき行動とは?

脱毛後のケアやトラブルについてご紹介しましたが、次に、脱毛後に控えるべき行動について見ていきましょう。

飲酒

脱毛後の飲酒は、体を温める行為になるため、当日は我慢したほうが良いでしょう。もし脱毛当日に、合コンや女子会の予定が入っているなら、残念ですがキャンセルしましょう。

日を改めて、あなたが楽しめる時に予定を入れてくださいね。

入浴・サウナ

脱毛後は、お風呂やサウナはNGです。これも体を温める行為なので、炎症が悪化する恐れがあります。

また、お風呂場には意外と雑菌が多く繁殖しているので、清潔にしなければいけない脱毛後にはNGなのです。

できれば脱毛当日は、なるべくシャワーも控えたほうが良いですが、どうしても汗を流したい場合は、ぬるめのシャワーを浴びる程度にしましょう。もちろん、タオルでゴシゴシ洗うのもNGです。

自宅で湯船に浸かる入浴なら、2日間控えれば大丈夫ですが、温泉やサウナは1週間控えたほうが良いでしょう。

プール・運動

運動で体を温める行為は、脱毛当日だけ控えれば大丈夫ですが、プールに入るのは1週間控えましょう。

「プールは体が冷えるから大丈夫じゃないの?」と思うかもしれませんが、不特定多数の人が入っているので、雑菌が心配です。温泉や岩盤浴なども、同じような心配があります。

脱毛後は、体温を上げないことが一番大事ですが、清潔を保つことも肌トラブルを防ぐために大切です。

エステ・マッサージ

エステやマッサージなどの施術を受ける行為も、血行が促進されるので、炎症が悪化する恐れがあります。そのため1週間は控えたほうが良いでしょう。

また、顔脱毛をした後のフェイシャルエステもNGです。化粧品や美容機器による刺激によって、肌トラブルを起こす危険があります。

予防接種

風邪などで熱があるときは、一般的に予防接種できないことが多いですよね。そのため、脱毛後も予防接種は控えたほうが良いでしょう。

医師に確認してみるのが一番良いですが、できれば日をずらして受けるようにしましょう。

脱毛後の注意点

では、脱毛後には、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか? 日頃から当り前にやっていることにも、脱毛後は注意する必要があります。

制汗剤・デオドラント剤の使用

脱毛後の注意点としては、脱毛当日は制汗剤やデオドラント剤を使用しないことです。

脱毛後の肌は炎症を起こしていて、とてもデリケートな状態なので、刺激になるものは使わないことが大切です。

サロンやクリニックによっては、脱毛後でも使えるものを提供してくれる場合があるようです。

また、制汗剤は性質上、脱毛と同時に使うと、脱毛効果が弱まる可能性があります。

制汗剤には、汗を抑えるために毛穴を収縮させる作用がありますが、この作用が毛の成長に影響を与え、効果的に脱毛ができなくなる場合があります。

さらに、これは脱毛後に限ったことではありませんが、制汗スプレーやシートは肌に強い刺激を与えるため、日頃からあまり使わないほうが良いでしょう。

とくにスプレーは、黒ずみの原因になるので、デオドラントクリームなどのほうが肌に刺激になりにくいです。

でも脱毛後の使用は控えてください。できれば脱毛が完了するまで、使わないことをオススメします。別の方法で汗対策をすることを考えましょう。

たとえば食べ物に気をつけるとか、水で濡らしたタオルで拭くなど、脱毛期間中だけは気をつけてください。

化粧・クレンジング

顔脱毛の後に注意すべき点は、メイクやクレンジングに関してです。脱毛前はノーメイクで行く必要があるサロンもありますが、帰るときは、肌に刺激になりにくい化粧品を使うことをオススメします。

アルコールフリーや無添加など、なるべく肌に刺激にならない化粧品を使い、強いクレンジングが不要のメイクにすることが大切です。

また、角質を除去する「ピーリング」や「スクラブ」は、肌に負担をかけるので、脱毛中の使用は避けたほうが良いでしょう。

脱毛した毛が抜けないときは、角質がつまっている場合も考えられるので、刺激が弱めのスクラブならしても良いと言われていますが、2週間はやらないようにしましょう。できれば使わないことをオススメします。

ストッキングなどの着用

足脱毛の後は、ストッキングなどの刺激になる素材には気をつけましょう。化学繊維は肌への刺激になる場合があるので、なるべく肌に触れさせないことが大切です。

また、パンツスタイルにするときも、肌ざわりの良い天然素材を選ぶなど、脱毛期間中は服の素材にも注意する必要があります。

VIO脱毛後のケアはとくに注意!

全身脱毛でも部分脱毛でも、VIO脱毛をしている場合には、とくに注意が必要です。体の中でも、とくに皮膚が薄くデリケートな場所なので、しっかりケアしないと大変なことになります。

デリケートゾーン専用の化粧品で保湿

VIO脱毛後のケアは、デリケートゾーン専用の化粧品で保湿することをオススメします。

デリケートゾーンは、他の皮膚よりも薄く、とくにデリケートで刺激に弱い特徴があります。そのため、保湿が大事といっても、他の場所に使っているものと同じ化粧品でOKとは言い切れません。

最近はデリケートゾーン専用の化粧品もあるようなので、そのような刺激の弱いものを使うようにしましょう。

トイレットペーパーは優しく使う

VIO脱毛後は、トイレットペーパーを使うときでさえも、優しく拭くことが大切です。とにかくデリケートな場所なので、ちょっとした刺激でも炎症が悪化してしまう場合があります。

タイトな服装は蒸れの原因に

VIO脱毛後は、刺激以外にも「蒸れ」に注意する必要があります。もともと下着で蒸れやすい場所ですが、とくに脱毛後は注意しましょう。

雑菌が繁殖すると、炎症が悪化する恐れがあるので、蒸れないための対策が必要になります。

下着をつけるのは仕方ないですが、素材はコットン100%などの天然素材が良いでしょう。

また、スリムパンツのようにピッタリした服装ではなく、ゆるめの服装で風通しを良くしておくことをオススメします。

夜の行為は3日間は控える

VIO脱毛後に気になることと言えば、彼氏との夜の行為ですよね。最低でも、脱毛後3日は控えるようにしましょう。

行為中にVIO部分の肌が摩擦して、赤く炎症を起こす場合もありますし、衛生面を考えても良くありません。

3日が経過した後でも、行為の前に二人ともシャワーを浴びるなど、彼氏にも清潔な状態で肌に触れるようにしてもらいましょう。

脱毛後の肌トラブルを防ぐケアは「冷却&保湿」

脱毛後のケアや注意点は色々ありますが、一番大事なのは「肌を冷やして炎症を抑えること」と「保湿ケアをすること」です。

脱毛後は肌が熱を持っているので、とにかく炎症が収まるまで冷やしましょう。

炎症が収まる期間には個人差がありますが、肌が赤くなっていたり、ヒリヒリ痛いときは、日常での行動を色々と控えることをオススメします。

一定の期間を過ぎても、あなたの肌状態が悪ければ、控えるべき行動は無理にやらないようにしましょう。

「ま、いっか」と軽い気持ちでやってしまってから後悔しても、肌トラブルは治りません。未然に防ぐことが大切です。

脱毛後のケアと注意点を守って、目指せツルすべ肌!

脱毛サロンやクリニックで施術した後のケア方法と、注意すべき点についてご紹介しました。脱毛は、少なからず肌を傷つける行為なので、それなりの対処が必要なのです。色々なことを楽しむのは、脱毛が完了してから思う存分やりましょう。ツルすべ肌を目指して、自信がつけばもっと楽しめますよ。