納豆とプラス食材でダイエット効果アップ!
日本の食卓ではおなじみの「納豆」。納豆は栄養価が高く、美容・健康・ダイエットに良い「万能食材」なんです。
納豆は、安くてどこでも買えるし、ダイエットに取り入れやすい食材ですよね。
そこで今回は、納豆ダイエットの効果とやり方についてご紹介します。
納豆にちょっとした食材をプラスすることで、ダイエット効果がアップするレシピもご紹介しますね。
美味しく簡単な納豆ダイエットで、効果的に痩せていきましょう!
納豆ダイエットの効果
納豆は、栄養価の高い食品です。では、納豆ダイエットには、どのような効果が期待できるのか見ていきましょう。
ナットウキナーゼで代謝アップ
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」には、血栓を予防する効果があります。血栓とは、血液の中にできる血の塊のことですが、血栓を予防することで血液がサラサラになります。
血液がサラサラになると血行が良くなり、代謝がアップしてダイエット効果が高まるのです。
アディポネクチンで脂肪燃焼
納豆には「アディポネクチン」という成分が含まれています。アディポネクチンは、別名「痩せホルモン」とも呼ばれていて、脂肪の燃焼を促してくれる効果があります。
また、「ナットウキナーゼ」にもエネルギー代謝を良くする効果が期待できるため、脂肪を燃焼しやすくして、ダイエット効果をアップしてくれます。
納豆菌で便秘解消
納豆に含まれる「納豆菌」には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす効果が期待できます。その結果、腸内環境が整い、便秘を解消する効果が期待できます。
また、納豆には食物繊維が豊富に含まれていて、これも便秘解消に効果的です。善玉菌が便をやわらかくして、食物繊維が脂肪と一緒に老廃物を排出してくれます。
便秘解消効果によってぽっこりお腹が解消し、痩せやすい体へと導いてくれる効果が高まりますよ。
ビタミンB群で糖質の代謝促進
納豆には「ビタミンB群」が豊富に含まれていて、糖質の代謝を促進する効果があります。糖質は、ご飯やパン、麺類などの炭水化物のことですが、これを食べ過ぎると太りやすくなります。
ビタミンB1をはじめ、ビタミンB2やB6、ビタミンB12や葉酸などが含まれる納豆は、糖質の代謝を促して、糖質が脂肪として体にたまりにくくする効果があるのです。
納豆ダイエットのやり方
納豆ダイエットのやり方は、毎日の食事に取り入れる! だけど、やり方をまちがえると、場合によっては太ることがあります。適切な量の納豆を食べて、効果的にダイエットをしていきましょう。
1日1~2パックの納豆を食べる
納豆ダイエットのやり方は、1日1~2パックの納豆を食べるだけ。とっても簡単なダイエット方法ですね。
健康食品である納豆は、低カロリーのイメージがありますが、1パックあたり約100キロカロリーあります。そのため、食べ過ぎると太る場合があるので気をつけましょう。
運動も取り入れる
納豆には豊富なタンパク質が含まれています。そのため、運動も取り入れることによって筋肉量が増え、代謝が良くなって痩せやすい体になる効果があります。
納豆ダイエットを効果的に行うなら、運動も取り入れたダイエット方法にするのがオススメです。
「納豆ダイエットを続けているけど、体重が減らない」という人は、運動を取り入れてみるとダイエット効果がアップしますよ。
食べるタイミングは食前がオススメ
納豆を食べるタイミングとしては、食前がオススメです。できれば食事の15~20分前に納豆を食べておくことで、満腹感がアップし、食事の量を減らすことができます。
食事と一緒のタイミングでもOKですが、できるだけ食事の最初のほうに納豆を食べるようにしましょう。
プラス食材でダイエット効果がアップする納豆レシピ
ちょっとした食材をプラスするだけで、納豆ダイエットの効果がアップする「納豆レシピ」をご紹介します。
納豆+キムチ
納豆とキムチの組み合わせは、ダイエットに最強の痩せるレシピ。どちらも発酵食品のため、腸内環境を整えて便秘解消の効果がバツグン!
また、キムチに含まれる「カプサイシン」には脂肪を燃焼する効果があるため、ダイエットに最適な食材なんです。この2つを一緒に食べれば、ダイエット効果がアップしますよ。
納豆+大根おろし
大根おろしには、消化を助ける「アミラーゼ」という消化酵素が含まれていて、食前に食べることで代謝を促す効果があります。
また、大根おろしにも納豆にも「食物繊維」が含まれているため、便秘解消の効果が高まります。
大根おろしは、時間がたつと「ビタミンC」などの栄養素が減ってしまうので、食べる直前にすりおろして納豆と混ぜるようにしましょう。
納豆+オリーブオイル
納豆にスプーン一杯のオリーブオイルを加えると、オリーブオイルに含まれる「オレイン酸」が血中のコレステロールを下げてくれる効果が期待できます。
また、オリーブオイルが便の滑りを良くし、便秘を解消しやすくしてくれる効果があります。
納豆+ほうれん草のチーズオムレツ
ほうれん草には、「チラコイド」という食欲を抑える成分や、代謝を上げる「ビタミンB群」、便秘を解消する「食物繊維」などが含まれています。
納豆との相乗効果でダイエット効果が高まるので、オススメの納豆レシピです。
- ほうれん草をざく切りにして、レンジで1分ほど温めます。
- 納豆はタレと混ぜておきます。
- 溶けるチーズ・タマゴ3個・マヨネーズ大さじ1杯と一緒にほうれん草も混ぜ合わせます。
- 熱したフライパンでタマゴが固まるまで混ぜながら焼きます。
- 中央に納豆をのせて、オムレツの形にしたら完成です。
納豆+サバ缶の味噌汁
サバ缶には、「EPA」が豊富に含まれています。EPAとは「オメガ3系脂肪酸」の1つである「エイコサペンタエン酸」のことです。
EPAは、血中の中性脂肪を減らしたり、脂肪の燃焼を促進する効果があると言われています。
- 納豆とサバ缶を細かくして鍋に入れ、サバ缶の汁もお好みで加えます。
- そこに水を加えてひと煮たちさせ、味噌をといたら完成です。
- 器に盛りつけた後に、ネギのみじん切りをのせると風味が良くなります。
豆腐やワカメを加えると、栄養満点の味噌汁になりますよ。
納豆+キャベツのサラダ
納豆にも食物繊維が含まれていますが、キャベツも食物繊維が豊富な食材。一緒に食べることで満腹感がアップし、便秘を解消する効果も高まります。
- キャベツを千切りにして、納豆と付属のタレを混ぜておきます。
- ボウルに「めんつゆ大さじ1/2杯」と、「マヨネーズ大さじ一杯」を入れ、1も加えて混ぜ合わせます。
- お好みでノリをのせると、おいしい和風サラダになります。
納豆ダイエットの注意点
納豆を毎日食べるだけの簡単な「納豆ダイエット」ですが、注意点もあります。どんなことに気をつければ良いのか見ていきましょう。
大豆イソフラボンの摂取量目安に注意
納豆に含まれる栄養に「大豆イソフラボン」があります。「大豆イソフラボン」の摂取量目安は、1日あたり70~75mg程度とされています。
納豆1パック(50g)あたり37mgの大豆イソフラボンが含まれているので、ほかの大豆製品(豆腐やみそ、豆乳など)も食べる人は、納豆を1日1パックまでにしたほうが良いでしょう。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをするため、女性にとって良い効果がありますが、摂りすぎると生理周期が乱れるなどの不調があらわれることがあります。食べ過ぎには注意しましょう。
納豆1パック約100キロカロリーあるので食事の調整を
納豆1パック(50g)あたり、約100キロカロリーあります。健康食品だし、低カロリーのイメージがありますが、意外とカロリーはあるんです。
普段の食事にプラスして納豆を食べてしまうと、今まで以上にカロリーを摂取してしまう可能性があります。
そのため、納豆のカロリーを差し引いて、食事内容を調整するようにしましょう。
納豆を食べているからと安心しないこと
納豆ダイエットの注意点は、納豆を食べているからといって安心しないことです。運動をしないで納豆だけを食べるとか、お菓子や食事を食べ過ぎてしまうと、痩せることができません。
納豆ダイエットの効果は、痩せやすい体をつくること。納豆を食べるだけで痩せるわけではないのです。日々の生活に気をつけて、効果的な納豆ダイエットを実践しましょう。
長期的なダイエットを計画すること
納豆ダイエットは、毎日の食事に納豆を取り入れるだけの簡単ダイエットなので、効果はゆるやかに現れます。
そのため、最低でも1~3ヶ月は続けるなど、長期的なダイエットを計画するようにしましょう。
納豆を食べて痩せやすい体になるダイエット!
納豆ダイエットの効果とやり方についてご紹介しました。納豆には豊富な栄養が含まれていて、ダイエット効果があるのはもちろん、健康や美容にも良い効果をもたらしてくれる万能食材。毎日おいしく納豆を食べて、痩せやすい体をつくっていきましょう。長期的にダイエットに取り組めば、効果を実感することができますよ!