ダイエット

食欲を抑えるヨガポーズで空腹をコントロールして食べ過ぎ防止!

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食欲を抑えるヨガポーズで食べ過ぎストップ!

空腹を我慢することこそが、ダイエットの神髄だと思っていませんか?

我慢して食欲を抑えても、ストレスは溜まるばかり。

いつか我慢の限界になって、食欲が爆発してしまうのは時間の問題です。

そんな危険な賭けのようなダイエットではなく、もっと自然に食欲を抑える方法があります。

それは、「食欲を抑えるヨガポーズ」で、心身ともに自然に食欲をコントロールする方法です。

これをマスターすれば、無理なくダイエットを成功に導くことができますよ。

では、そもそもなぜ食欲を抑えられなくなってしまうのでしょうか?

食欲が暴走してしまう理由

ダイエット中の食欲を我慢するのは、つらいものですよね。でも、なぜ食欲が止まらなくなってしまうのでしょうか? その理由がわかれば、簡単に対処することができます。

食べたい物を食べないと、食欲を抑えられない

ダイエット中の食事は、食べたい物を我慢することが多いですよね。カロリーの高い食べ物を避けて、なるべくヘルシー食を選ぼうとします。

その努力は素晴らしいことですが、心や脳が満足しないと、食欲を抑えることができなくなります。

食べたい物ばかり食べると、もちろん太ってしまう可能性がありますが、ある程度は食べたい物を食べて、心を満足させることが大切です。

たとえば、「カルボナーラ」と「あさりの和風パスタ」の二択になった場合、ダイエット中なら誰しも「あさりの和風パスタ」を選ぶことでしょう。

でも、「本当はカルボナーラが食べたい!」とあなたの心が言っていたら、カルボナーラを食べて、量を調整したり、前後の食事で調整すると良いでしょう。

心が求める食べ物を我慢しても、結局その後に食欲が増してしまい、余計につらい空腹感と戦わなくてはいけなくなります。

するとストレスが溜まり、限界に達したときに食欲が暴走する可能性があるのです。

胃腸の働きが正常ではない

食欲を抑えることができない理由は、胃腸の働きが正常ではない可能性があります。胃腸の働きが悪くなると、食欲がなくなったり、食欲が増したりします。

食欲がないのは良いことのように感じますが、胃腸の調子が悪くなると、消化機能も低下します。

すると食べた物をちゃんと消化できなくなり、うまく排出できなくなります。うまく排出できないということは、便秘になりやすいということです。

便秘はダイエットの大敵ですから、胃腸の働きを正常に保つことが大切です。

また、腸は免疫力をコントロールする器官なので、腸が乱れると免疫力が低下し、心身ともに不安定な状態になってしまいます。

腸の働きを良くするヨガポーズもご紹介しますので、実践してみてください。

我慢ばかりでメンタルが弱っている

ダイエット中は、ある程度は食事のコントロールが大切です。でも量を少なくし過ぎたり、栄養が偏っていると、食欲をコントロールできなくなります。

そのため常に空腹感と戦い、我慢ばかりすることになります。

人は我慢ばかりしていると、メンタルが弱ってしまうのです。心の安定を保つことが、食欲を抑えるポイントになります。

心の安定を保つためには、ヨガで血行を良くし、リラックス状態を保つことが必要なのです。

食欲をコントロールして食べ過ぎを防ぐ方法

食欲を抑えられなくなる原因の1つは、胃腸の機能が低下することでしたね。胃腸の働きが乱れると、食欲がなくなったり、逆に食欲が暴走してしまったりと、不安定な状態になります。

このような胃腸の乱れを整えるためには、「副交感神経を優位にする」ことが大切です。

副交感神経とは自律神経の1つで、リラックスした状態のときに優位に働きます。緊張状態が続いたり、ストレス過多になると、交感神経が優位になり、食欲を抑えることができなくなります。

また、便秘がちになるのも、副交感神経がしっかりと働いていないことが原因の1つです。

そこで、副交感神経を優位にする方法として有効なのが、「ヨガ」です。

食欲をコントロールして、食べ過ぎを防ぐには、リラックスした状態でヨガをすることが効果的です。

日頃のストレスも解消できて、疲労回復の効果もあるヨガで、健康的にダイエットを成功させましょう。

食欲を抑えるヨガポーズ

仕事中の空腹感で集中できない、夜中の空腹感で眠れない。きれいになるためのダイエットが、あなたの生活を邪魔していませんか? 我慢の限界になったとき、食欲を抑えるのはむずかしいことです。

そうなる前に食欲をコントロールするためには、食欲を抑えるヨガポーズを覚えておくと便利です。では、ご紹介していきます。

仕事中でもできる「三日月のポーズ」

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ダイエット中は、ランチの時間前にお腹が空いてしまったり、昼食後すぐに空腹感におそわれることもあるかもしれません。

また、食べる量が少ないと、集中力が欠けて、眠くなってしまうことが多いです。

このような空腹感を抑えるヨガポーズで、会社でもできるのが「三日月のポーズ」です。普通は「ランジ」のような体勢でおこなうポーズですが、立ったままできる三日月のポーズをご紹介します。

  1. 足をそろえて立ちます。
  2. 両手を上げて、手のひらを合わせます。
  3. 上に伸びをしながら、右に倒します。次に左に倒します。

ポイントは、上体が前に傾かないように、真っすぐ前を向いた状態で真横に倒すこと。体の側面がしっかりと伸びているのを感じましょう。

夜の食欲対策に「橋のポーズ」

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夜に食べ過ぎると太りやすくなるため、夕食の量を少なくしている人は多いですよね。

すると、寝る前に空腹感におそわれることも多いと思います。そんな夜の食欲を抑えるヨガポーズは、「橋のポーズ」です。

夜はとくに寝る前なので、副交感神経を優位にするため、よりリラックスした状態でおこないましょう。

  1. 仰向けに横になり、手をお尻の横に置きます。
  2. 両膝を立てて、かかとをお尻に近づけます。
  3. お尻から順番に、ゆっくりと上に持ち上げていきます。
  4. 両手を組んで、体の下に置き、体重を支えます。
  5. 深呼吸を数回くり返し、手を外して、ゆっくりと元の状態に戻します。

この橋のポーズは安眠効果も期待できるので、夜やるのにオススメのヨガポーズですよ。

胃腸の乱れを整える「英雄座のポーズ」

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胃腸の働きを整えるには、太ももの前面やお腹を伸ばすことで、正常な働きに回復させることができるそうです。

この効果を発揮し、副交感神経を優位にすることができるヨガポーズは、「英雄座のポーズ」です。

  1. 両足をお尻の左右に置き、ぺちゃんこ座りの体勢になります。
  2. 膝をくっつけるのが辛い場合は、少し開いてもOKです。
  3. そこから少しずつ体を後ろに倒していきます。
  4. 膝や太ももが痛くなければ、そのまま寝てしまいましょう。
  5. 両手を上に伸ばし、そこから両肘を持ちます。
  6. 起き上がるときには、肘で床を押すと良いでしょう。

痛くて寝られない場合は、できるところまででOKです。なるべく背中が持ち上がらないようにしましょう。

深い呼吸で安眠へ「魚のポーズ」

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副交感神経を優位にする効果のあるヨガポーズは、「魚のポーズ」です。このポーズは、頭頂部を刺激することで、食欲であふれた脳を鎮める効果もあります。

  1. 仰向けに横になり、お尻の下に両手を入れます。
  2. 肘で床を押しながら上体を起こします。
  3. 次に胸を引き上げて、肩甲骨同士をくっつけるようにします。
  4. 頭頂部が床につくように、頭を下ろします。
  5. 数回深呼吸をしたら、元の状態に戻します。

頭で支えると、首に負担がかかり危険です。

頭ではなく、肘で体重を支えるようにしましょう。

穏やかに食欲を抑えてダイエット成功へ!

食欲を抑えるヨガポーズをご紹介しました。

ヨガは副交感神経を優位にして、リラックス効果を高めてくれます。体のストレッチ効果もあり、疲労を回復させることもできます。

空腹を無理なくコントロールして、穏やかな気持ちでダイエットを成功へと導きましょう。