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老化を早める食べ物と老ける食習慣|老化は食事で防げる!

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老化を早める食べ物を避けて老いを防ぐ!

老化を防ぐにはスキンケアや運動などが効果的ですが、「食べ物」にも老化を防ぐポイントがあります。

見た目年齢が若い人と老けている人では、日頃の食生活に大きな違いがあるようです。

そこで今回は、「老化を早める食べ物」と「老ける食習慣」についてご紹介します。

これらを避けることで、いつまでも若々しい見た目をキープすることができるでしょう!

なぜ食生活で老けるの?

私たちの体は食べ物でつくられているため、食生活は老化に大きく関係しています。

その1つが「糖化」。糖化とは、タンパク質が糖と結びついてできる「AGE」という悪玉物質によって、老化を促進させる現象のこと。

肌が糖化すると、ハリや弾力が失われ「しわ」や「たるみ」の原因になったり、肌が黄色く変色して「黄ぐすみ」を引き起こしたりします。

また、糖化は肌の老化だけでなく、髪が傷みやすくなったり、健康面でも脳梗塞などを引き起こしたりする原因になります。

老いを加速させる糖化は、「老化を早める食べ物」によって引き起こされます。

老化を早める食べ物

老化を早める食べ物には、どのようなものがあるのでしょうか? 日頃から何気なく摂っている食べ物によって、老化が加速しているかもしれません。

砂糖

精製された砂糖(白い砂糖)を摂ると、肌が糖化して、硬くゴワゴワになります。砂糖を焦がすと硬くなるように、肌も硬くなってしまうのです。

すると、肌のハリや弾力が失われ、小じわができやすくなります。その結果、老け顔をつくってしまうのです。

人工甘味料

砂糖だけでなく、人工甘味料も老化を早める食べ物の1つになります。人工甘味料とは、「合成甘味料」や「糖アルコール」と呼ばれる人工的に作った甘味料のことです。

人工甘味料は老化の原因になるだけでなく、頭痛を引き起こしたり、甘い物が欲しくなる「依存症」を引き起こしたりする作用もあるので避けたい食品です。

トランス脂肪酸

トランス脂肪酸が含まれる食べ物を摂ると、肌の弾力が低下し、しわやたるみの原因になります。

トランス脂肪酸が含まれる食べ物には、フライドポテトなどのファストフードや、アイスクリームなどのスイーツ、マーガリンなどがあります。

炭水化物

AGEをつくるのはおもに「砂糖」ですが、「炭水化物」も糖質の一種なので、糖化の原因になります。つまり、炭水化物も老化を早める食べ物の1つ。

白飯やパン、麺類などの炭水化物だけの食事は血糖値が上昇しやすく、老化を加速させます。

だからといって、炭水化物をまったく食べないのも健康上問題があるため、ゆっくり食べたり、食物繊維やタンパク質と一緒に食べたりすると、血糖値の上昇がゆるやかになります。

添加物

添加物が体に悪いことはご存知だと思いますが、老化を早める原因にもなります。

コンビニ弁当やスナック菓子、インスタイント食品などには食品添加物が大量に含まれているため、なるべく控えるようにしましょう。

老化を防ぐには、加工された食べ物ではなく、自然の食材を摂ることをオススメします。

加工肉・脂身の多い肉

肉にはタンパク質が豊富に含まれていて、健康にも若返りにも効果的な食べ物です。しかし、加工肉や脂身の多い肉は「老ける肉」と言われ、老化を早める食べ物です。

たとえば、以下のような肉が老ける肉になります。

  • ベーコン
  • ウィンナー
  • ひき肉
  • バラ肉

ベーコンやウィンナーなどの加工肉には「塩分」が多く含まれていて、むくみや高血圧などを引き起こします。すると血行が悪くなり、老化を早めてしまうのです。

加工肉には「添加物」も多く含まれていて、すみやかに体外に排出する必要があります。しかし、加工肉を食べることによって血行が悪くなり、排出しにくくなってしまいます。

また、ひき肉やバラ肉などの脂身の多い肉は、中性脂肪が多いので血液をドロドロにします。すると血行が悪くなり、全身の細胞に酸素や血液が行き届かず、老けてしまうのです。

アルコール

アルコールを適度に摂取するのは、血行を促進して健康にも良いと言われています。しかし、大量に摂取すると老化を早めます。

アルコールの摂取によって体内の水分が奪われ、肌が乾燥してしまいます。すると、シワやハリがなくなり、老け顔になってしまうのです。

老ける食習慣

老化を早める食べ物をご紹介しましたが、次に、日頃の食習慣の中で「老化を早めるポイント」についてご紹介します。

間食でお菓子を食べる

小腹が空いたら間食をするときもあると思いますが、甘いお菓子を食べるのは老化を早める原因になります。

頻繁に甘い物を間食していると太るだけでなく、シワやたるみなどの肌トラブルを引き起こし、糖尿病やアルツハイマーなどの病気も引き起こしてしまう恐れがあります。

間食がダメなわけではなく、間食で食べる物を見直すようにしましょう。たとえば、ナッツ類や小魚などがオススメです。

暴飲暴食

ストレスがたまると暴飲暴食してしまいがちですが、これは老化を早める食習慣の1つです。老化を防ぐには、つねに腹八分目にすることが大事。

腹八分目にすると、健康で長生きできる確率も高まりますよ。

お腹が一杯になるまで食べたり、アルコールを飲みすぎたりしないように気をつけましょう。

早食い

お腹が空いているときは、ついガッついて食べてしまいますよね。忙しくて食事の時間が取れない人も、早食いをしてしまうかもしれません。

しかし、早食いは老化を早める食習慣の1つです。

ゆっくりとよく噛んで食べると消化が良くなるので、内臓に負担がかからず、肌荒れしにくくなります。また、ゆっくり食べることで食べ過ぎ防止にもつながります。

老化を防止する調理法は、蒸す・茹でる・煮る

老化の原因となる「糖化」は、調理法によって防ぐことができます。焼く・揚げるという調理法は、糖化の原因になります。

そのため、老化を防止するなら蒸す・茹でる・煮るという調理法がオススメ。脂質を大幅に減らすことができる調理法なので、ダイエットにも効果的ですよ。

糖化を防ぐには、できるだけ生に近い状態のほうが「酵素」を摂ることができるので、老化防止につながります。

老化は食事で防げる!

老化を早める食べ物と食習慣についてご紹介しました。私たちの体は食べ物でつくられているため、食生活は老化や健康と深く関わっています。つまり、老化は食事で防げるのです。今回ご紹介した食べ物を控えることで、いつまでも若々しい見た目を維持していきましょう