美容

シミ取りクリームのおすすめは?効果を実感できるシミの種類とクリームの選び方

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効果のあるシミ取りクリームが欲しい!

「美白化粧品を使っているけど、なかなかシミが消えない」と悩んでいませんか?

自宅でシミケアをするなら、美白化粧品よりも「シミ取りクリーム」がおすすめです。

でも、シミ取りクリームは種類が多くて、どれを選んだら良いか迷ってしまいますよね。

本当に効果のあるシミ取りクリームを選ぶなら、有効成分をしっかりチェックすることが大切です。

シミ取りクリームは高価な商品が多いため、安易に選ぶとお金をムダにしてしまいますよ。

そこで今回は、「シミに効果のあるクリームの選び方」と、肌質別の「おすすめシミ取りクリーム」を2種類ご紹介します。

効果を実感できるシミ取りクリームで、白く輝く美肌を取り戻しましょう!

シミの原因|シミ取りクリームでシミは消えるの?

シミの種類は、1つだと思っていませんか? 実は、シミにはいくつかの種類があります。シミの原因はそれぞれ違うので、シミ取りクリームが効果的なシミと、クリニックでしか消せないシミがあるんです。

では、シミにはどのような種類があるのか見ていきましょう。

シミ取りクリームで薄くなるシミの種類

ホームケアでシミ対策をするなら、美白化粧品が欠かせません。でも、できてしまったシミを薄くするには「シミ取りクリーム」が効果的なんです。

では、そのシミ取りクリームで薄くなるのは、どの種類のシミなのでしょうか?

◆老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

老人性色素斑とは、もっとも一般的なシミの種類です。紫外線による「光老化」がおもな原因で、加齢とともに発生します。しかし、若い頃から日焼けをしていた人は、20代でも発生することがあります。

紫外線を浴び過ぎたことが原因でメラニンが過剰に生成されると、メラニンを排出しきれなくなり、シミになってしまうのです。そんな老人性色素斑は、シミ取りクリームを使い続けることで、徐々に薄くしていくことが可能です。

ただし、年数が経過するとシミ取りクリームでは改善できなくなる場合もあります。それが、以下のようなケースです。

  • 盛り上がって立体的になったシミ
  • 濃すぎるシミ

このようになシミになると、シミ取りクリームでは消せなくなるため、老人性色素斑は、早めのケアが必要になります。また、予防をすることも大事なので、日頃から紫外線対策や美白ケアを怠らないようにしましょう。

◆肝斑(かんぱん)

肝斑とは、頬や目のまわりなどに左右対称にできるのが特徴です。ぼんやりと薄くできるため、くすんでいるようにも見えます。女性ホルモンの乱れが原因だと考えられているので、男性にはほとんどできないシミです。30~40代に多く、閉経すると薄くなると言われています。

肝斑は、レーザー治療をするとかえって濃くなるケースもあるため、ホームケアがおすすめ。肝斑には、「トラネキサム酸」配合のシミ取りクリームが効果的です。内服することでも効果があります。

◆炎症性色素沈着

炎症性色素沈着とは、ニキビ跡や傷跡に紫外線が当たり、メラニンが沈着してできたシミのことです。肌荒れや虫刺され、衣類の擦れなどでもできることがあり、かきむしった跡がそのままシミになってしまうこともあります。

全身にできる可能性のあるシミですが、顔にできる場合は、スキンケアで肌をこすり過ぎていたり、ニキビをつぶしたりすることが原因だと考えられます。

炎症がおさまったら、シミ取りクリームでケアするとともに、ターンオーバーを正常にすることで改善が早まります。また、シミ予防のための美白ケアなども併せて対策すると良いでしょう。

クリニックでしか消せないシミもある

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シミの種類によってはシミ取りクリームの効果がなく、クリニックでしか消せないシミもあります。ここでまず、クリニックでシミを消す場合の処置方法を簡単に解説しておきます。

  • レーザー治療……メラニン色素を破壊したり、古い角質を取る
  • 光治療……レーザー治療より弱いものの、肌への負担が少ない
  • ピーリング……ターンオーバーをうながし、シミを排出する
  • 外用薬を塗る……ハイドロキノンなど、シミ取りクリームより高濃度
  • 内服薬を飲む……ビタミンCなど、メラニン色素の還元に有効な成分

シミ取りにはレーザー治療が効果的だと言われていますが、レーザーが逆効果になるシミの種類もあります。

また、外用薬や内服薬に配合されている成分は、シミ取りクリームなどにも使われていますが、クリニックで処方されるものは高濃度なので、効き目が強いのが特徴です。

しかし、そのぶん肌への刺激も強く、副作用が出る場合もあります。

では、ホームケアでは消せないシミの種類について見ていきましょう。

◆そばかす

そばかすは、別名「雀卵斑(じゃくらんはん)」とも呼ばれます。遺伝的要因が強いため、シミ取りクリームで消すことはむずかしいでしょう。

紫外線によって濃くなるケースが多いため、紫外線対策を万全にすることが大切です。また、ビタミンCやビタミンEを摂取することも効果的だと言われています。

そばかすは、クリニックでのレーザー治療で一時的には消えても、再発する可能性が高いと言われています。

◆脂漏性角化症

脂漏性角化症は、別名「老人性イボ」とも呼ばれています。もともとは一般的なシミだったものが、角質が厚くなって茶色く盛り上がり、良性腫瘍になってしまったものです。

この脂漏性角化症は、80歳以上になると、ほとんどの人にできると言われています。紫外線の影響を受けやすい顔や頭、皮脂の多い場所にできやすいのが特徴です。

盛り上がっている種類のシミは、シミ取りクリームで薄くするのはむずかしいため、レーザー治療による切除が有効です。ちなみに市販の「イボ取り薬」では効果がないと言われています。

◆花弁状色素斑

花弁状色素斑は、強烈な紫外線を集中的に浴びたことが原因でできるシミです。急激な日焼けで火傷のような状態になると、花弁状色素斑ができやすくなります。花弁状色素斑は、肌の深い部分(真皮層)にできるため、シミ取りクリームでは改善がむずかしいでしょう。

花弁状色素斑を消すには、レーザー治療がもっとも効果的です。クリニックで処方される「塗り薬」や「内服薬」は、医薬品なので効果が高いものの、レーザー治療と併用しなければ改善できないと言われているシミの種類です。

シミ取りクリームの効果|市販の美白化粧品との違い

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ドラッグストアなどで市販されている美白化粧品は、種類が豊富でプチプラなのが嬉しいですよね。でもそれって、本当にシミを消す効果があるのでしょうか?

シミを消す効果のある有効成分は、医薬部外品にしか使えない成分のため、市販されているシミ取りクリームで効果が期待できる商品は限られてきます。

また、美白成分が配合されていても含有量が少なく、十分な効果が実感できない市販品もあります。

そのため本気でシミを消したいなら、有効成分が十分に配合されていて、しっかり肌まで届く「シミ取りクリーム」を選ぶことが大切です。

効果の少ないシミ取りクリームを使っても、時間とお金のムダになってしまいますよね。

では、どのようなシミ取りクリームを選べば、しっかりと効果を実感できるのでしょうか?

効果のあるシミ取りクリームの選び方

では、効果のあるシミ取りクリームの選び方についてご紹介します。どのようなポイントを押さえて選べば良いのか見ていきましょう。

医薬部外品から選ぶ

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シミを薄くする効果のある美白成分は、医薬部外品にしか配合できない有効成分です。

そのため、シミ取りクリームを選ぶときは、医薬部外品であることを確認しましょう。「薬用」という表記のあるものも医薬部外品です。

シミ対策のための医薬部外品は、「シミを予防する有効成分」と、「できたシミを薄くする有効成分」に分かれます。

「アルブチン」や「トラネキサム酸」などは、おもにシミを予防する効果のある成分で、「ハイドロキノン」や「ビタミンC誘導体」などは、できたシミを薄くする効果のある成分です。

シミに効く美白成分が配合されている

効果のあるシミ取りクリームを探しているなら、シミに効く美白成分が配合されているかチェックしましょう。

では、代表的な4つの美白成分について、それぞれどのような効果があるのかご紹介します。

◆代表的な美白成分「ビタミンC誘導体」

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「美白にはビタミンCが効く!」というのは、多くの人が知っていると思いますが、ビタミンCのままでは、肌にしっかり浸透できません。そこで、肌の奥まで浸透しやすくした成分がビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体は、メラニンの生成を抑え、シミを予防するとともに、できてしまったシミを薄くする効果があります。

シミに効くのはもちろん、ニキビを予防したり、コラーゲンの生成を促進したりする効果があり、美肌やアンチエイジングにも効果が期待できます。

ただし、高濃度なら良いというわけではなく、濃度が濃いと肌に刺激を与えたり、皮脂を抑えすぎて乾燥する場合もあります。そのため、実際に使ってみて、自分の肌に合うかチェックしてみましょう。

◆本気のシミ消しなら「ハイドロキノン」

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ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれるほど、シミを消す効果の高い有効成分です。メラニンを生成する「チロシナーゼ」の働きを阻害し、今あるシミを薄くする効果もあります。

ホームケアだけでシミを消したいなら、ハイドロキノンがもっとも効果的だと言えるでしょう。以前は医薬品にしか配合できなかった成分のため、医師の処方がないとハイドロキノンを使用することができませんでした。現在は、医薬部外品に配合できるようになり、シミに悩む人の救世主となっています。

ただし、それだけ効果の高い有効成分なので、使用する際にはいくつかの注意が必要になります。

✔ハイドロキノンの注意点

  • 紫外線に当たるとシミが濃くなる場合があるため、ナイトケアとして使用する。
  • 集中ケア用の高濃度のタイプは、効きすぎて部分的に白くなる恐れがある。
  • くり返し同じ場所に塗ると、肌が弱くなる場合がある。
  • 肌に刺激になる場合があるため、パッチテストを行う。

ハイドロキノンは、現在もシミの治療薬としてクリニックで扱われています。医薬部外品よりも配合量が多いため効果は高いですが、濃度が高すぎると肌に刺激を与えてしまうため、まずは、医薬部外品であるシミ取りクリームから試してみると良いでしょう。

◆シミ予防に効く「アルブチン」「トラネキサム酸」

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アルブチンはハイドロキノンに比べて肌への刺激が少なく、美白効果が高いことで知られている有効成分です。できてしまったシミを薄くする効果の高い「ハイドロキノン」に対し、「アルブチン」はシミを予防する効果が高いと言われています。

アルブチンは、メラニンをつくるチロシナーゼの働きを阻害し、シミになる前に予防してくれる心強い成分です。ビタミンC誘導体と一緒に使うと、より効果を発揮してくれます。

また、アルブチンと似た成分に「トラネキサム酸」があります。メラニンの生成を抑制することで、シミを予防する効果があります。

とくに、肝斑に効果のある有効成分だと言われていて、その他にも、肌荒れを防止する効果もあります。シミケアと美肌を同時に手に入れたい人にオススメです。

どちらの有効成分もシミを予防し、白くクリアな素肌へと導いてくれます。もし、すでにシミができているなら、ハイドロキノンやビタミンC誘導体とセットで使用すると、さらに効果的です。

使い続けられる価格のものを選ぶ

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できてしまったシミを薄くするには、それなりの時間が必要です。どんなに効果の高いシミ取りクリームでも、使い続けなければ意味がありません。

そのため、使い続けられる価格のものを選ぶのがポイントです。

最低でも1~3ヶ月は継続しないと、シミを薄くする効果は期待できないでしょう。本気でシミを薄くするなら、1年くらいはかかる可能性があります。

無理なく効果的にシミをケアするためにも、無理のない価格のシミ取りクリームを選びましょう。

おすすめのシミ取りクリームはコレ!

では、おすすめシミ取りクリームを2つご紹介します。シミを薄くする有効成分が配合されているのはもちろん、肌質別に選ぶことができます。

ご紹介しているのは「トライアルセット」なので、まずは実際に使ってみて、それから購入するかじっくり検討してみましょう。

敏感肌でもシミ予防できる! 高保湿の薬用美白化粧品

シミ取りクリームが欲しくても、「敏感肌だとピリピリするからイヤ!」と悩んでいませんか?

美白成分は肌に刺激を与えることも多く、シミケアをしたくても敬遠している女性が多いのです。

そんな女性にオススメしたいのが「サエル」。実績のある「ポーラ」や「オルビス」グループの薬用美白化粧品「サエル」なら、敏感肌にもやさしく、ピリピリしないのが特徴です。

サエルのラインナップは、シミ予防に効果的な「アルブチン」配合の美白美容液、シミを薄くする「ビタミンC誘導体」配合のシミ取りクリームがあります。

また、セラミドの中でも抜群の保湿力がある「ヒト型セラミド」が配合されているため、美白化粧品による乾燥や刺激を抑え、もっちりとした肌をつくってくれます。乾燥肌に悩む女性が、リピート買いしているそうですよ。

薬用美白化粧品「サエル」の特徴をまとめると……

  • 高保湿成分「ヒト型セラミド」でもっちり肌に
  • 美白有効成分「ビタミンC誘導体」でシミを薄くする
  • 美白有効成分「アルブチン」で徹底的にシミ予防

▼POLA・ORBISグループの 薬用美白化粧品

【通常使用】サエルトライアルセット

公式サイトはコチラ > > >「サエルトライアルセット

美白化粧品にありがちなピリピリ感もなく、敏感肌や乾燥肌の人も安心してシミケアができます。

また、抜群の保湿力でターンオーバーを促し、シミを排出しやすくしてくれます。まずは、トライアルセットで効果を実感してみましょう!

肌の奥に届く「浸透性ハイドロキノン」配合クリーム

効果の高いシミ取りクリームを探しているなら、「b.glen(ビーグレン)のホワイトケア」が断然オススメです。

アルブチンの10~100倍の美白効果があると言われている「ハイドロキノン」配合のシミ取りクリームなので、本気でシミを薄くしたい人に使って欲しいクリームです。

▼医学会が認めた肌の奥まで浸透する美白成分

公式サイトはコチラ > > >「シミ取りクリーム

ビーグレンのシミ取りクリームには、肌の奥まで浸透させる「ハイドロキノン」が配合されています。

医学会も認めた独自の技術で開発されたハイドロキノンが、シミに直接届き、効果を発揮してくれます。

本気でシミを薄くしたい人は、ビーグレンのシミ取りクリームで白い肌を取り戻しましょう!

シミ取りクリームの効果を高める使い方

どんなに効果の高いシミ取りクリームを選んでも、使い方が間違っていると十分な効果が得られません。そこで、シミ取りクリームの効果を高める使い方についてご紹介します。

シミ取りクリームを使う順番に気をつける

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シミ取りクリームの効果を高める使い方は、使う順番に気をつけることです。スキンケアの基本は、水っぽいテクスチャーから順番に塗っていくのが鉄則。

そうしないと、それぞれの成分が、しっかり肌に浸透しなくなってしまうのです。

つまり、シミ取りクリームを塗るのは1番最後。化粧水や美容液、乳液などで肌を整えてからシミ取りクリームを塗りましょう。

シミからはみ出すくらいに塗る

シミ取りクリームは、シミから少しはみ出すくらいに塗るのが効果的です。効果の高いシミ取りクリームほど、塗り方が重要なポイントになります。

シミが薄くなっても、ムラになってしまったら見た目が良くありません。シミの周辺まで丁寧に塗りましょう。

肌をこすらないように塗る

シミの原因はメラニンが発生することですが、それは紫外線によるダメージだけではありません。肌をこすって刺激を与えると、メラニンが生成されてシミの原因になります。

せっかくシミケアをしているのに、そのケアによってシミができてしまったら本末転倒ですよね。

だから、シミ取りクリームを塗るときは、肌をこすらずにやさしく塗るように気をつけましょう。

美白化粧品は夜のスキンケアで使う

シミ取りクリームなどの美白化粧品には、ビタミンCが含まれていることが多いです。

ビタミンC配合の化粧品は、朝のスキンケアで使うとシミができやすくなってしまう恐れがあります。

ビタミンCは、紫外線を浴びることで酸化し、かえってシミができる原因になってしまうのです。そのため美白化粧品は、夜のスキンケアで使うようにしましょう。

紫外線対策をしっかりする

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「シミ取りクリームを使っているから、紫外線対策をしなくてもOK」と思っていませんか? 実は、逆なんです。

シミ取りクリームに配合されている成分には、紫外線を浴びることによってシミができやすくなる成分が多いのです。

たとえば、前述のビタミンCもそうですし、ハイドロキノンも紫外線の影響を受けやすい成分です。

そのため、シミ取りクリームを使っているからこそ、紫外線対策をしっかりすることが大切です。

日焼け直後に使用するのはNG

シミ取りクリームを塗ってから紫外線を浴びるのはNGですが、日焼けした直後にシミ取りクリームを使用するのもNGです。

うっかり日焼けしてしまったときは、少しでも早く美白化粧品を使いたくなりますが、余計に肌に刺激を与えてしまう恐れがあります。

日焼けしてしまった後は、まずは肌を冷やすことが大事。そして、肌の炎症やほてりなどが落ち着いてからシミ取りクリームを使うようにしましょう。

日焼け後は肌が乾燥しやすいので、保湿ケアも忘れずに行いましょう。

効果を実感できるシミ取りクリームは美白の救世主!

おすすめのシミ取りクリームを2つご紹介しました。効果を実感できるシミ取りクリームの選び方は、シミを薄くする有効成分がしっかり配合されているかチェックすること。使い続けることが必要ですが、丁寧にスキンケアをすることで、徐々にシミを薄くしていくことができます。まずはトライアルセットで試してから、購入をじっくり検討してみましょう。あとは、お財布と相談ですね。