結婚生活は、二人で協力してつくり上げていくもの。
でも、お互いの気持ちが違っていたら、幸せな結婚生活を続けることができなくなってしまいます。
そのため、結婚前の今だからこそ、いろいろと話し合っておきたいことがあります。
そこで今回は、結婚前に確認すべきチェックリストについてご紹介します。幸せな結婚生活を末永く続けるためにも、しっかりとチェックしてみてくださいね!
目次
結婚前に相手に確認すべきことって?
結婚には人それぞれ理想とする形があるため、結婚前に相手に確認すべきことがあります。結婚前にしっかり確認しておかないと、生活や考え方などにズレが生じて、それが大きなトラブルに発展してしまうかもしれません。
たとえズレがあっても、相手にどのような考えがあるのかを知っておくことで心構えができます。また、自分がどこまで相手に譲ることができるのかを判断することもできますね。
そこで今回は、結婚前に必ず話し合っておきたいことをチェックリストにしました。ぜひチェックして、幸せな結婚を実現させましょう!
結婚前に必ず話し合っておきたい8つのチェックリスト
結婚前に相手に確認すべきことは、大きく分けて8つあります。
- お金のこと
- 仕事のこと
- 子どものこと
- 家事のこと
- 両親や親族のこと
- 異性のこと
- 住居のこと
- お互いの価値観
では、8つのチェックリストについて、それぞれくわしく見ていきましょう。
お金のこと
結婚前に必ず確認しておきたいのが、お金のこと。相手のお金の使い方や貯金額、収入額などは、できるだけ確認しておいたほうが良いでしょう。
結婚する前に細かく確認するのはむずかしいかもしれませんが、せめてお金に対する考え方だけは確認しておきたいところ。
結婚すると独身時代のように自由にお金が使えなくなるため、どちらが家計の管理をするのか、どのような使い方をしていくのかを、ざっくりとでもプランを考えておくことは大切です。
また、結婚後に相手に借金があることが判明したら大変なことになるので、そこもしっかりと確認しておきたいですね。
仕事のこと
お互いの仕事のことについても、結婚前に確認しておきたことの1つ。共働きにするのか、今の職場で転勤の可能性があるのか、子どもが産まれたら退職するのかなど、いろいろと話し合っておくことがあります。
お互いに仕事を続けていくのであれば、産休や育休についても確認しておくと良いでしょう。
また、在宅ワークやパートタイムに切り替えることは可能なのか、転勤になった場合には家族で引っ越しをするのかなど、住む場所や育児にも関わってくるため、仕事のこともしっかりと話し合っておきたいですね。
子どものこと
結婚したら、多くの人は子どもが欲しいと考えるもの。でも、人によって価値観が違うため、中には子どもは欲しくないという人もいるかもしれません。そのため、子どもは何人欲しいのか、そもそも子どもは欲しいのか、についても話し合っておくようにしましょう。
また、教育方針についても併せて決めておくのがオススメです。たとえば、習い事は何をさせたいのか、学校は私立か公立か、行かせたい大学があるか、などについても決めておきましょう。
教育方針について結婚前に決めておく理由は、夫婦のいざこざにつながりやすいからです。「子どもの好きなようにさせたい」と思う人もいれば、「小学校から私立に入れたい」という人もいるため、できるだけ結婚前に話し合っておくことをオススメします。
家事のこと
「家事は女性がするもの」と思っている男性も多いため、家事の分担についても結婚前に確認すべきことの1つ。共働きが当り前の時代ですから、男女ともに家事能力が必要になります。どちらか一方に家事の負担が集中すると、ストレスや疲れをため込む原因になってしまいます。
また、今まで実家暮らしが長かった人は、家事が苦手な人も多いことでしょう。そのため、基本的には家事が得意な人が担当したり、手が空いている人が担当するのが自然な流れ。
とはいえ、初めに決めておかないと結婚してから喧嘩の種になりやすいので、結婚前に話し合っておいたほうが良いでしょう。
たとえば、掃除は誰、料理は誰というように分担を決めても良いですし、週替わりで担当を変えるのも良いでしょう。そこは二人でよく話し合ってくださいね。
両親や親族のこと
結婚すればお互いの両親も家族になり、親族との付き合いも増えます。そして、とくに気になるのが親の介護問題。結婚当初は別々に暮らしていても、ゆくゆくは実家で同居するのかなど、お互いの両親の将来のことはしっかり確認しておくべきです。
併せて確認しておきたいのが、地元への帰省の頻度やタイミング。盆暮れ正月には必ず帰省するとなれば、両方の実家に顔を出すのは困難になります。これは、お互いの家族にも確認しておきたいことですね。
住居のこと
将来の住居のことは、子どもや両親、仕事などの関係が絡んでくるため、すべてを結婚前に把握するのはむずかしいでしょう。しかし、大切なことなのでできるだけ結婚前に確認しておきたいところです。
あらかじめお互いの希望を知っておくことで、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することを防げます。
たとえば、家を買う予定があるか、買うなら一戸建てかマンションか、親の家に引っ越すのか、いずれは親の家を売るのか、などなど。もし親の家を譲り受ける予定があるなら家を買うことはないでしょうし、古い家だから売ろうと思っていたら「売らないで住んでほしい」と言われたりすることもあるでしょう。
こればかりはハッキリと確認しないとわからないことなので、相手の希望をしっかり聞いておくことが大切です。
お互いの価値観
結婚すれば家族になりますが、もともとは育った環境が違う赤の他人です。そのため、価値観や考え方は違って当然といえるでしょう。とはいえ、お互いの価値観や考え方があまりにも違いすぎると、一緒に生活していくことが困難になります。
結婚するなら、相手の価値観についてある程度は確認しておくようにしましょう。たとえば、結婚後の二人の時間の過ごし方、一人の自由な時間はどれくらいあるのか、友人と会える時間はあるのか、子どもができたらどのような過ごし方になるかなど、意見をすり合わせておくことが大切です。
ここで大切なのが、たとえ相手との価値観が違っても、決して自分の価値観を押しつけたり、相手の価値観を批判したりしないこと。できる限り相手の価値観を認め、自分の価値観を伝えることが大切です。
すべてが同じになることはむずかしいですが、「好きなことは違うけど、嫌いなことが同じ」という小さな共通点を発見するだけでも、相手とのつながりを感じて幸せな気分になれますよ。
しっかりと話し合って末永く愛し合おう
結婚前に相手に確認すべきチェックリストについてご紹介しました。結婚してから後悔しないためにも、そして、幸せな結婚生活を長く続けるためにもぜひチェックしておいてくださいね。とはいえ、すべてを結婚前に確認するのはむずかしいかもしれません。そのため、何でも話し合える関係を作っておくことが大切です。いつまでも末永く愛し合える二人になるために、話し合うべきポイントを押さえておいたくださいね!