断食後は梅干しが効果的｜宿便が出る「梅流し」のデトックス方法

食事を摂らないことで胃腸を休める「断食」。断食には、食べ過ぎや便秘などで疲れてしまった胃腸を休める効果があります。

胃腸を休めるとデトックス効果がありますが、その効果をさらに高めてくれるのが「梅干し」。断食後に梅干しを摂ることで、腸内をキレイにしてくれます。

デトックス効果を高めるには、梅干しをただ食べるのではなく「梅流し」がオススメ！　なんと「宿便」まで出せるほどの効果があります。

そこで今回は、断食後の「梅流し」のやり方についてご紹介しましょう。

断食後に梅干しが効果的な理由

断食で胃腸を休めた後は、デトックス効果が高まっている絶好のタイミング。

このタイミングで梅干しを摂ると、梅干しに含まれる「クエン酸」によって腸のぜん動運動を活発にし、便秘を解消してくれます。

梅干しには塩分が多く含まれていますが、「カリウム」も豊富なので余計な塩分を排出してくれます。

減塩の梅干しを使用すれば、塩分を気にすることなくデトックス効果を実感できるでしょう。

梅流しとは、梅干しを使った「梅湯」を飲んで宿便を出すデトックス法のこと。

一般的に、断食後は「おかゆ」や「重湯」を摂る人が多いと思いますが、それを梅湯にすることでデトックス効果が高まります。

梅流しで出てくる宿便は、腸内細菌の死骸や古い組織が剥がれ落ちたもの。普段の便とは形状が異なり、真っ黒な便や砂のような便が出ることもあります。

便秘をしない人でも宿便がたまっていると言われているので、定期的に梅流しをすることは腸内をキレイに保つために必要です。

宿便が出ると、腸の消化吸収機能が正常になるのはもちろん、美肌やダイエットにも良い影響をもたらします。

頭がすっきりして集中力が高まるメリットもあるため、ぜひ梅流しで健康な体を目指しましょう。

梅流しは、48時間以上の断食後に「梅湯」を飲むデトックス方法です。梅流しで飲む梅湯は、2種類あります。どちらもデトックス効果が高いので、好きなほうを選んで梅流しに挑戦してみましょう。

2種類の梅湯の作り方をご紹介します。

梅流しには3時間くらいかかる場合があるため、休日など時間のあるときに実践しましょう。

断食をしたことがない人が、いきなり48時間の断食をするのは大変です。そのため、断食初心者は「1日断食」をしてから梅流しをしてもOKです。

朝食と昼食を抜いて、夕方くらいに梅流しをすると良いでしょう。

梅流しは、胃を空っぽにした状態でやることで最大限の効果を発揮してくれます。そのため、断食の期間にこだわるよりも、数回の食事を抜いて胃を空っぽにすることが大切です。

梅流しをする最大の目的は宿便を出すことですが、腸内がキレイになることで様々な効果が得られます。

梅流しの手順をすべて行うのは大変なので、定期的に「梅湯」を飲むだけでも健康効果が得られます。

健康管理の1つとして、日頃から梅湯を生活に取り入れてみると良いでしょう。

梅干しに含まれるクエン酸には疲労回復の効果が期待できるため、疲れがたまっている人はぜひ試してみてくださいね。

断食後に梅流しをする効果とやり方についてご紹介しました。梅流しにはデトックス効果をはじめ、様々な美容・健康効果が期待できます。梅湯を飲むだけでも疲労回復に効果があるため、定期的に梅湯を飲むと良いでしょう。宿便まで出せる「梅流し」で、健康的な美BODYをつくりましょう！