人付き合いが面倒な人へ。楽になるコツ教えます!
人付き合いって、本当に面倒ですよね。職場の人間関係や、仲間内での付き合いなど、生きている限り人付き合いから逃れることはできません。
とはいえ、私たちがむずかしく考えているだけで、実は、意外とシンプルだったりします。
自分の気持ちを素直に表現していれば、意外と簡単に人間関係がスムーズになったりするんです。
そこで今回は、人付き合いが面倒に思う理由と、人付き合いが楽になるコツについてご紹介します。
面倒だった人付き合いが楽になると、霧が晴れたように幸せな気分になれますよ!
目次
「人付き合いが面倒だなぁ」と思う理由
人付き合いが面倒だと思う理由について見ていきましょう。
付き合う相手が苦手なタイプ
人付き合いそのものが面倒だと思っているのに、付き合う相手が苦手なタイプだと、本当に疲れてしまいますよね。
最初は「気が合うかも」と思って付き合っていたけれど、だんだん付き合うのが面倒になってくる……。
その理由は、打ち解けていくうちに、相手の面倒な部分が目につき始めたからではありませんか? 関係が深くなっていくと、だんだん本性が出てきますよね。
たとえば、明るくて楽しい人だと思っていたけれど、実は、自己中心的な人だったとか。
相手の本性を知ってしまっても、すでに仲良しの関係になっていると、なかなか本当のことが言えなくなってしまいます。
本心を隠したまま付き合うことが、さらに人付き合いを面倒に感じる理由になってしまうのです。これは疲れますね。
他人に気をつかうのが疲れる
人付き合いが面倒だと感じる理由は、他人に気をつかい過ぎているからではないですか?
とくに職場の人と付き合うときは、気をつかい過ぎて疲れてしまう人も少なくありません。
たとえば相手が上司なら、怒らせないように気をつかってしまう。表情や声色を察知して、「今日は機嫌が悪いかな?」とか勝手に空気を読んでしまうんです。
この「空気を読む」という行動は、つねに相手が中心になっている考え方です。自分のことはさておき、相手のことばかり考えているのだから、疲れるのも当然です。
最悪の場合、空気を読みすぎて仕事が手につかず、「ミスを連発してしまう」なんて事態にもなりかねません。いったい何のために、誰のために気をつかっているのでしょうか?
本来、気をつかうのは人間関係を良好にするため。それは自分のためでもあります。自分が不快に思うなら、それは気のつかい方を間違えているのです。
他人に嫌われたくない
誰だって、他人に嫌われたくないと思っています。でも、その気持ちが強すぎると、人付き合いが面倒に感じてしまうことがあります。
「嫌われたくない」と過剰に反応してしまうと、本音を押し殺して人と付き合うことになります。
それって、本当の自分ではないですよね。無理して自分を取りつくろっているのだから、疲れるのは当然です。
自分のペースを乱されたくない
人付き合いが面倒に感じる人は、基本的に「一人でいるのが好きな人」が多いです。このようなタイプは、自分のペースを乱されることを嫌います。
もし自分のペースが乱されると、すごく不快に思ってしまうため、「人付き合いって面倒だなぁ」と感じてしまうのです。
悪口や愚痴を聞かされる
仲間内で誰かの悪口を言ったり、職場や家庭の愚痴を言ったりすることは多いですよね。たまになら良いですが、それが毎回となると人付き合いが面倒に感じてしまう人もいるでしょう。
あなたが話しやすいタイプの人なら、とくに悪口や愚痴のはけ口にされがち。
ある意味では信頼されている証拠ですが、相手はあなたの気持ちを何も考えていないということになります。
「この関係性って何だろう?」と考えたとき、人付き合いが面倒に感じてしまうかもしれませんね。
人付き合いが楽になるコツ
「人付き合いが面倒だなぁ」と思ったときに、楽に付き合えるコツについて見ていきましょう。
「他人の気持ち」よりも「自分の気持ち」を考える
人付き合いが面倒に感じる人は、自分の気持ちよりも、相手の気持ちを優先させてしまう人。だから、疲れてしまうんです。人付き合いを楽にするコツは、その逆。
他人の気持ちよりも、自分の気持ちを考えるようにするんです。そうすれば、「何が大切か」「自分はどうしたいのか」が明確に見えてきます。
人間関係がシンプルになって、人付き合いが一気に楽になりますよ。
相手に期待しない
人間関係って、ギブ&テイクが基本ですよね。何かしてあげたら、相手も何かしてくれる。これが助け合いの精神です。
でも、それって相手に強制することではないし、ギブ&テイクばかり考えると、相手に何かしてあげるときに見返りばかり求めてしまうようになります。
実はこれが、人付き合いが面倒になる入口なんです。
親切心とか優しさって、もともと見返りを期待してやる行動ではないですよね。
そこに見返りを期待する気持ちが入ると、何でもかんでも損得勘定で考えるようになります。
人間って、どんどん欲が出てくる生き物だから、どんどん相手に期待するようになってしまうんです。
そうなったら、もうおしまい。ギスギスした人間関係しか築けなくなります。だから、人付き合いを楽にしたいと思うなら、相手に期待しないこと。
最初から期待しなければ、素直に相手の好意をよろこべるようになります。それって、幸せなことですよね。
「いい人」になろうとしない
そもそも「いい人」って、どんな人のことを言うのでしょうか? 誰にとっての「いい人」なのでしょうか?
結論からいうと、すべての人に好かれることはできません。だから、いい人になろうとするだけ無駄なんですね。骨折り損のくたびれ儲けです。
しかも、いい人になろうと頑張る人は、はたから見ると「八方美人」に見えるので信用されません。いい人になろうと頑張ることが、人から嫌われる原因にもなるんです。
だから、無理にいい人になろうとせず、素直な気持ちで人と接するほうがずっと楽に付き合えますよ。
適度な距離感を保つ
たとえば職場の人間関係の場合、嫌いな人とも付き合わないといけないですよね。そんなとき、無理して気をつかっていると疲れてしまいます。
だから、適度な距離感を保つことが、人付き合いを楽にするコツです。
これは、仲良し関係でも同じことが言えます。人間関係をうまく築きたいと頑張ってしまい、後で疲れてしまうパターン。
たとえば、職場の同期と頻繁に飲みに行き、最初は意気投合して楽しかったけれど、だんだん誘われても行くのが億劫に感じてしまう場合です。
距離感が近すぎたから、疲れてしまうのです。だから、よほど気が合う仲間以外は、最初から適度な距離感を保つことが防御策です。
そうすれば、気が乗らない日は断ることもできるし、たまに気が乗れば楽しく飲める。そんなスタンスが、人間関係には大事ですよ。
相手の機嫌をうかがわない
人に嫌われたくないと強く思う人は、相手の機嫌ばかりうかがってしまいますよね。でも、それが人付き合いが面倒だと感じる原因に。
だから、相手の機嫌をうかがわないようにしましょう。そうすれば楽になります。
だって、どんなに頑張って機嫌をうかがっても、嫌われるときは嫌われます。他人は、相手のどんなところを見て、どう感じるかわからないのです。
それは、人によって違うから、考えてもわかるはずがありません。
だから、人からどう思われようと、たとえ嫌われようと、自分の思ったように行動すれば良いのではないでしょうか?
自分の気持ちに素直に行動していると、いつの間にか自分と相性の良い人だけが集まってくるようになります。
あなたが、自分の気持ちを素直に表現した結果です。そんな人間関係を築けたら、きっとあなたにとって快適な環境になりますよね。
自分を責めない
人付き合いを楽にするコツは、自分を責めないこと。
たとえば相手を怒らせてしまったとき、「なんで、あんなこと言ってしまったんだろう」と自分を責めていませんか? そんなことを考えても、自分がつらくなるだけ。
でも実は、自分を責める人ほど、そんなにたいした失態をしていない場合が多いんです。
だから、「言ってしまったことは仕方ない」くらいに考えておけばOK! あとは「相手がどう思うか」に任せましょう。
相手にどう思われてもいいじゃないですか? だって、あなたが相手のことを好きじゃないなら、どう思われたって関係ないから。
人付き合いが楽になるコツを知って、もう悩まない!
人付き合いが面倒に思う理由と、人付き合いが楽になるコツについてご紹介しました。生きている限り、人付き合いから完全に開放されることはありません。だからこそ悩むのですが、人付き合いが楽になるコツを知れば、もう悩まなくて済みますよ。人間関係なんて、意外とシンプルなんです。自分の気持ちを素直に表現すれば、意外と簡単に人間関係がスムーズになるでしょう!