子宮冷えを改善して、下半身痩せと女性ホルモン活性化
子宮冷えって何?
と思っている人も多いと思います。それが下半身太りに関係あると言われたら、やっぱり気になりますよね。
簡単に説明すると、子宮周りの血行が悪くなることで、子宮が冷えてしまうことを「子宮冷え」と言います。
血行は熱を運ぶ役割もあり、子宮周りの血行が悪くなると、熱が運ばれずに冷えてしまうんです。
子宮冷えは下半身太りの原因になるだけでなく、生理痛がひどくなることもあるんだとか。これは早めに改善しないといけませんね。
子宮冷えは、他にも女性のカラダに悪影響を及ぼします。
これから子宮冷えを解消する簡単なエクササイズと、生活習慣をご紹介しましょう。
目次
「子宮冷え」とは? 引き起こされる症状
「子宮冷え」とは、医学的な見解ではないようですが、現代の女性に多い症状の1つです。子宮が冷えると、どんな不調が引き起こされるのでしょうか?
生理痛がひどくなる
生理痛がひどいと、仕事をするのもツラいですよね。
生理痛がひどくなる原因は色々考えられますが、子宮冷えも原因の1つです。子宮の周辺の血行が悪くなることで、子宮の機能が低下してしまうんです。
子宮筋腫など女性特有の病気になりやすい
子宮冷えによる症状は、女性特有の病気になりやすいということです。
とくに子宮筋腫や子宮内膜症など、子宮の病気のリスクが高くなります。
女性ホルモンのバランスも崩れやすくなり、さまざまな不調を引き起こす恐れがあるでしょう。
不妊症・不育症になる
子宮冷えになると、不妊症になる恐れもあります。女性は妊娠したい時に、いつでも妊娠できると思っている人も多いんです。
でも実は不妊症だったという場合も多いんですよ。
また妊娠はするのに、流産や死産をくり返す人もいます。これを不育症と言います。とくに定義は決まっていないようですが、ワタシもおそらく不育症だったんだと思います。
一般的には、流産や死産を2回以上連続でくり返す場合は、不育症の可能性があります。妊娠初期に起きる場合に限ります。
下半身太りになる
子宮が冷えることと下半身太りは、一見関係ないように感じますよね。でも、かなり関係しているみたいです。子宮が冷えるということは、子宮の周辺の血行が悪くなっている証拠です。
子宮の血行が悪くなると、下半身への血流がとどこおってしまうんですね。そのため下半身がむくんだり、下半身太りになったりするんです。
あなたは大丈夫? 子宮冷えチェック
では子宮が冷えているかどうか、どのように確認すれば良いのでしょうか? あなたも子宮冷えチェックをしてみてください。
お尻を触ると冷たい
自分のお尻を触る機会って、普段ほとんどないですよね。ちょっと試しに触ってみてください。服や下着の上からでは、冷たさを感じないことがあります。
お尻の皮膚を直接、手で触ってみましょう。どうですか? 冷たいですか?
基本的にお尻は冷たいことが多いと、以前なにかで聞いたことがあります。ほとんどの女性は、冷たいと感じるかもしれません。
お腹、とくに下腹部が冷たい
お尻は冷たくても、お腹が冷えていなければ、まだそれ程ひどくはないかもしれません。下腹部を触ってみましょう。
子宮冷えをダイレクトに感じる場所のはずです。日頃からお腹が冷えないように気をつけている人は、温かいかもしれませんね。
生理痛やPMSの症状がひどい
子宮冷えの人は、生理痛や生理不順などになりやすいです。PMS(月経前症候群)の症状がひどい人もいることでしょう。
生理痛の原因はいろいろ考えられますが、子宮冷えを改善するのが、いちばん手っ取り早いんです。
ワタシも以前は、PMSがひどくて困りました。生理が来るたびに彼氏(今の夫)とケンカして、何度別れそうになったことか。原因がPMSだと判明しても、夫は容赦しませんでしたけどね。
「そんなの女性なら、みんな同じでしょ」と言われ、「症状はみんな違うんだよ」と説明するのが面倒で、あきらめましたけど。
手足の先端が冷えることが多い
体はそれほど冷え性ではなくても、手足の先端だけ冷えを感じる人はいませんか?
これを「末端冷え性」と呼びます。
子宮冷えを起こしている人は、全身の冷え性であることも多いのですが、とくに手足が冷たくなることが多いようです。
子宮冷えの原因|解消法は温める習慣
子宮冷えの原因は、普段の生活習慣の中にかくれています。意外とやってしまいがちな習慣を改善することで、子宮を温めることができますよ。
長時間、座っていることが多い
子宮冷えの原因として、いちばん考えられるのが「長時間座っていること」です。
デスクワークの人は、ずっと座っている時間が長いですよね。すると血管が押しつぶされたような状態になり、血行が悪くなってしまうんです。
また立ったままでいることも、下半身の血行が悪くなると言われています。つまり、長時間同じ体勢でいると、筋肉が固まってしまうそうなんですね。
そのため血行が悪くなり、冷え性が生じるというわけです。
冷たい飲み物を飲む
冷たい飲み物が好きな人は、子宮冷えになっている可能性が高いです。子宮が冷えるのはもちろん、胃腸も冷やしてしまいます。
胃腸が冷えると腸内環境が悪化しますので、便秘を引き起こしやすくなります。
お風呂に浸からない
子宮冷えになる原因は、お風呂に浸からずにシャワーで済ませることです。
湯船にゆっくり浸からないと、なかなか体は温まりません。とくに子宮冷えは、直接的にマッサージしたりできないので、温めることがいちばん効果的なんです。
ストレスが多い
ストレスがないという人はいないと思いますが、ストレスが多すぎると血行が悪くなります。全身の血行が悪いということは、子宮の血行も悪い可能性が高いです。子宮の血行が悪くなることが原因で、子宮冷えになってしまうんです。
ストレスの緩和のためにも、ゆっくりとお風呂に浸かるのは効果的ですよ。疲労回復や免疫力アップ、安眠効果も得られますので、入浴はとても大事なんです。
下半身太りを解消する「子宮冷え取りエクササイズ」
以前テレビで紹介されていた、子宮冷え取りエクササイズをご紹介します。
子宮を温める「フラミンゴ」エクササイズ
- 足を肩幅に開いて立ちます。
- 両手は横に広げ、肩の位置まで上げます。
- 左足を上げて、右膝につくようなイメージです。
- そのまま上半身を左にひねります。
- ゆっくりと元の状態に戻しましょう。
左右5回ずつ、2セットおこないます。
足を上げるのが大変な人は、かかとを床から上げた状態で、反対の足に近づけるだけでもOKだそうです。
太もも・お尻に効く「スケーターキック」
- イスの後ろに立ち、背もたれを両手で持ちます。
- 足は肩幅に開き、軽く膝を曲げてしゃがみます。
- 膝を伸ばして元の体勢になったら、左足を後ろに蹴ります。
- もう一度、軽くしゃがんで戻ったら、今度は右足を後ろに蹴ります。
左右1回ずつを1セットとして、30セットやってみましょう。
足を後ろに蹴る際には、床から5センチくらい上がっていればOKです。
無理して足を高く上げる必要はありません。無理のない範囲でやってみましょう。
ふくらはぎ強化の「モグラたたきスクワット」
- 足を肩幅に開いて立ち、手を頭の上で組みます。
- 軽く膝を曲げて、スクワットをします。
- 膝を伸ばしたら、そのままつま先立ちをして、ゆっくりとかかとを下ろします。
これを10回くり返しましょう。
子宮冷えを解消すれば、女性ホルモンを活性化!
子宮冷えを解消する方法をご紹介しました。
子宮冷えを解消することで、下半身痩せに繋がるんですね。
また生理痛を和らげる効果も期待できるので、女性には絶対にオススメですよ。
毎日5分くらいでできる子宮冷え取りエクササイズは、かなり改善された人もいるようなのでお試しくださいね。
子宮冷えを解消すれば、女性ホルモンのバランスも整い、毎日を元気に過ごせることでしょう。冷えに負けない体を作りましょうね。