アボカドは女性にうれしい効果がいっぱい!
アボカドは、ギネスにも認定されるほど栄養価の高いスーパーフード。クリーミーで濃厚な味わいが魅力のアボカドには、驚くべき美容効果があるんです。
美肌やアンチエイジングなどの美容効果だけでなく、ダイエットや健康にも効果的。そんなアボカドは、ヘルシー食材として女性に大人気なんです。
そこで今回は、アボカドのさまざまな効果と、効果的な食べ方についてご紹介します。
美味しいレシピも最後にご紹介しますので、お見逃しなく!
目次
アボカドは森のバター! どんな食べ物?
アボカドは「森のバター」と呼ばれ、その栄養価は世界一とも言われています。とくに女性にうれしい効果がいっぱい。
美肌へと導く美容効果が高く、健康やダイエットにも効果的な食材。その効果を挙げたらキリがないほど。まさに、栄養の宝庫です。
血液をサラサラにする効果をはじめ、体脂肪を減少させたり、腸を元気にしたり、糖質や脂質の分解を促進したり。
健康・美容・ダイエットの三拍子そろった効果がアボカドの魅力です。
アボカドの効果効能|優れた栄養素について
アボカドの優れた栄養素による効果効能は、万能ともいえるほどいっぱいあるんです。
「食べる美容液」と言われるほど美肌効果が高く、アンチエイジング効果も抜群!
美肌効果の他にも、グルタチオンによるデトックス効果、食物繊維による便秘解消効果、ビタミンB2やB6による体脂肪を減少させる効果、リノール酸やリノレン酸によるコレステロールを減少させる効果などがあります。
では、その中でも注目されるアボカドの美容効果とダイエット効果について、それぞれくわしく見ていきましょう。
アボカドの驚くべき美容効果
アボカドには、驚くべき美容効果があります。では、美容に効果のある栄養素について見ていきましょう。
「グルタチオン」で美肌をキープ
抗酸化成分である「グルタチオン」は、肌の老化を防ぎ、美肌をキープする効果があります。グルタチオンは加齢とともに減少してしまうので、アボカドを食べることで補うことができます。
グルタチオンは、シミの元になる「メラニン」を排出したり、老化の原因となる「過酸化脂質」を抑える働きがあります。
そのため老化を防ぎ、いつまでも美肌をキープすることができるのです。
「ビタミンE」でアンチエイジング効果
アボカドに含まれる「ビタミンE」は若返りのビタミンと呼ばれ、強い抗酸化作用があります。
血行を良くし、肌のターンオーバーを正常にしてくれるので、アンチエイジング効果が期待できます。
「リノール酸」「リノレン酸」で保湿効果
アボカドに含まれている「リノール酸」や「リノレン酸」は、肌の乾燥を防ぎ、保湿効果のある「セラミド」を増やしてくれる効果があります。
そのため、肌にうるおいを与えてくれるのです。アボカドを食べれば、プルプル美肌になれちゃいますよ。
アボカドのダイエット効果
アボカドには、ダイエット効果を高める栄養素もたくさん含まれています。アボカドを利用したダイエットが話題になったり、糖質オフダイエットに利用されたりもします。では、どのようなダイエット効果があるのか見ていきましょう。
「ビタミンB2」で体脂肪を落とす
アボカドに含まれるビタミンB2は、脂肪の蓄積を抑え、体脂肪を落とす効果があります。
ビタミンB2は、ふだんの食生活では不足しやすい栄養素なので、アボカドを食べてしっかり補給しましょう。
「食物繊維」「オレイン酸」で便秘を解消する
アボカドには、食物繊維も豊富に含まれています。アボカド1個あたり、ゴボウ1本分の食物繊維が含まれているので、その量がスゴイことがわかりますね。
食物繊維は腸内環境を整え、便秘を解消する効果があります。
また、オレイン酸には腸内にある便をやわらかくして、排便を促す働きがあります。オレイン酸はオリーブオイルの主成分で、便の滑りを良くすることで排便を促す効果もあります。
「カリウム」でむくみ解消
アボカドにはカリウムも含まれていて、むくみを解消するデトックス効果があります。むくみはダイエット効果を妨げる元凶になるため、むくみを解消することは痩せるためには重要なポイント。
カリウムには利尿作用があり、体内にたまった余分な水分を排出して、むくみを解消してくれます。
代謝が低下して痩せにくくなるのは、むくみが原因。そのむくみを解消できるアボカドは、ダイエットに一役買ってくれますね。
食べごろのアボカドを見分ける3つのポイント
健康・美容・ダイエットに効果的なアボカド。スーパーで必ず売っているアボカドですが、色や硬さはまちまち。そこで、食べごろのアボカドを見分けるポイントとして、アボカドの正しい選び方についてご紹介しましょう。
色:黒っぽい深緑でツヤがある
食べごろのアボカドを見分ける1つめのポイントは、色です。黒っぽくて深緑のものが食べごろのサイン。
ツヤのあるものなら、なお良いでしょう。黒すぎると熟しすぎている可能性があります。
ヘタ:ヘタがついていて少しへこむ
食べごろのアボカドを見分ける2つめのポイントは、ヘタです。なるべくヘタがついているものを選びましょう。
ヘタのまわりを押してみて、少しへこむものが食べごろのサイン。やわらかすぎると、熟しすぎています。
また、ヘタが取れている場合には、その部分が黒くなっていないものを選びましょう。
ヘタと皮の間が空洞になっていたり、ヘタのまわりにカビが生えていたりすると、中身が黒くなって傷んでいます。
弾力:適度な弾力がある
食べごろのアボカドを見分ける3つめのポイントは、弾力です。アボカドを軽く握ったときに、適度な弾力があれば食べごろのサイン。やわらかすぎると、熟しすぎている証拠です。
アボカドの保存方法
アボカドを美味しく食べる保存方法についてご紹介します。
硬いときは、熟すまで常温保存
アボカドは、ちょうど良く熟しているものが売っているとは限りません。皮を剥いてみたら、まだ若くて硬い状態だったことはありませんか?
触ってみて硬い場合には、まだ熟していないので熟すまで常温保存しましょう。冷蔵庫に入れてしまうと、それ以上熟さなくなってしまうので注意してください。
ただし、夏の猛暑つづきの時期は、あっという間に腐ってしまう可能性があるので気をつけましょう。気温が20℃くらいの時期なら、常温がオススメです。
切った後はレモン汁を振りかけてラップで包む
アボカドを1個食べきれなくて、半分は保存する場合もありますよね。でも、切ったアボカドは、すぐに茶色く変色してしまうんです。
もしキレイなグリーンのままに保存したいなら、レモン汁を振りかけて、ラップで包んで冷蔵保存すると良いでしょう。
数日間なら、変色せずに食べられるでしょう。スライスにしたものを、冷凍保存してもOKです。
アボカドの効果的な食べ方
アボカドの栄養を存分に吸収するには、効果的な食べ方をするのが良いでしょう。では、どのような食べ方をすると効果的なのかご紹介していきます。
ブロッコリーと一緒に食べる
アボカドは、ブロッコリーと一緒に食べるのが効果的。ブロッコリーには「ビタミンC」が含まれていて、アボカドの「ビタミンE」と一緒に食べると美容効果が倍増します。
美肌効果のためには、ブロッコリーと一緒に食べるようにしましょう。ビタミンCなら、レモン汁をかけて食べるのもオススメです。
トマトと一緒に食べる
アボカドは、トマトと一緒に食べると効果的。トマトに含まれる「リコピン」は、アボカドの「脂質」と一緒に摂ることで吸収率がアップします。
また、リコピンには美肌効果やダイエット効果があるため、美肌効果はもちろん、ダイエット効果も期待できるでしょう。
バナナ&ヨーグルトと食べる
バナナに含まれる「食物繊維やカリウム」は、アボカドにも含まれているため、その効果が倍増します。
また、ヨーグルトに含まれる「乳酸菌やカルシウム」は、便秘解消に効果的。腹持ちも良くなり、食べ過ぎを防ぐことができます。
パセリと一緒に食べる
パセリに含まれる「ビタミンA・C・E」や「ミネラル」は、高い抗酸化作用があります。抗酸化作用があるということは、活性酸素を除去してくれるということ。
そのため、アンチエイジング効果があったり、動脈硬化の予防をしてくれたり、高い美容効果が期待できます。
アボカドの食べ方の注意点
では、アボカドの食べ方の注意点について見ていきましょう。
高カロリーなので食べ過ぎ注意
アボカドはヘルシーなイメージがありますが、さすが森のバターと言われるだけあって、意外と高カロリーです。
アボカド1個あたり約300キロカロリーもあります。ご飯一膳が約230キロカロリーなので、アボカドはかなり高カロリーですね。
そのため食べ過ぎには注意しましょう。1日あたり、半分~1個が目安です。食べ過ぎると吐き気や嘔吐、胃腸の調子が悪くなる恐れがあります。
体に良いとはいえ、食べ過ぎると逆効果になるので注意しましょう。
ダイエットとして食べるなら食前に
アボカドは食物繊維や脂質などが豊富なので、食前に食べることで満腹感があります。そのため、ダイエットとしてアボカドを食べるなら、食前に食べましょう。
1個のアボカドを、2~3回に分けて食べるのがオススメ。アボカドの栄養素が、ダイエット効果を後押ししてくれますよ。
薬との飲み合わせに注意
アボカドは薬との相性が悪いため、薬との飲み合わせに注意しましょう。風邪薬でも良くないそうです。
薬を服用中は、アボカドを食べないようにするのが無難です。どうしても食べたい場合には、医師に相談してみてください。
アボカドを使った美味しいレシピ
アボカドは栄養価が高い果物な上、スーパーで100円くらいで買えるのでお得ですよね。これだけたくさんの美容や健康、ダイエット効果が期待できるなら、かなりコスパのよい食材といえます。
美肌や健康のために食べるなら、美味しく食べたいですね。そこで、アボカドのおすすめレシピをご紹介します。
アボカドでヘルシーマヨネーズ
アボカドでマヨネーズを作れば、ノンオイルのヘルシーマヨネーズになります。タマゴも不要なので、通常のマヨネーズの1/4のカロリー。これは試す価値ありますね。
- アボカド1個、酢大さじ2~3杯、マスタード小さじ2杯、塩コショウ適量を、フードプロセッサーで混ぜます。
- なめらかになったら完成です。
バターでソテーしてワサビ醤油で
アボカドは生で食べるのが個人的にはオススメです。でも若くて硬いアボカドだった場合には、軽く焼いて食べると良いでしょう。
バターをひいたフライパンで、軽くソテーして、醤油を垂らすと美味しいですよ。
アボカドは脂肪分が多いので、あまり加熱すると溶けてしまうことがあるので気をつけてください。
アボカドは、ソテーでも生でも、ワサビ醤油で食べると美味しいです。トロみたいな食感なので、ワサビ醤油はなかなか合います。
アボカドディップがオシャレ
おもてなしレシピにオススメなのが、ちょっとオシャレなアボカドディップです。アボカドディップは「ワカモレ」とも呼ばれていますが、それにはサルサソースが入っています。
今回ご紹介するのは、辛みのないマイルドなアボカドディップです。
- 熟したアボカドの皮を剥いて、適当な大きさに切ります。
- アボカドをペースト状になるように、つぶします。お好みで、アボカドの形がゴロゴロ残っていても良いでしょう。
- そこへマヨネーズとヨーグルトを適量入れて、混ぜます。味やとろみがお好みになるように、量は調節してください。
- 最後に、塩コショウとおろしニンニクを少量入れて、混ぜます。
プレーンタイプのコーンチップにディップして食べると美味しいですよ。おもてなし料理で、「ちょっと1品足りないなぁ」という時に簡単に作れます。
アボカドグラタン
アボカドの皮に入れて、見た目も可愛いアボカドグラタンです。作り方も簡単!
- アボカドの中身をくりぬいて、ボウルに入れてつぶします。
- ベーコンを細かく切って、ガーリックパウダーとブラックペッパー、マヨネーズと一緒に混ぜます。
- それをアボカドの皮に詰めて、とろけるチーズをのせて、刻んだパセリを振りかけます。
- オーブントースターで5~10分ほど焼き、焦げ目がついたら完成です。
まぐろアボカド丼
アボカドはマグロのトロみたいなので、実際にマグロとも良く合います。以前はガストのメニューにもあり、従業員から人気だったようです。
- 刺身用のマグロとアボカドを食べやすい大きさに切ります。サイコロ状に切っても可愛いでしょう。
- それを酢飯の上に並べて、ワサビ醤油をかけます。
- 最後に、ノリや白ゴマを振りかけると、見た目も味も良くなりますよ。
グリーンスムージーがコクのある味わいに
アボカドは、グリーンスムージーに良く合います。毎朝グリーンスムージーを飲んでいる人は、ぜひ試してみてください。
グリーンスムージーに入れると、野菜の青臭さがなくなり、コクのあるクリーミーな味わいになりますよ。
材料はお好みでOKですが、たとえば……
- アボカド
- バナナ
- オレンジ
- レモン
- 小松菜
これにヨーグルトを入れても美味しいですよ。バナナが入ると、甘みがあって美味しくなります。
でも、バナナとアボカドだけだとクリーミーすぎるので、柑橘類でさっぱりと爽やかな味に仕上げます。
アボカドの効果できれいに痩せて元気になろう!
アボカドの驚くべき美容効果と効果的な食べ方、美味しいレシピなどについてご紹介しました。アボカドは健康にも良い食べ物ですが、高カロリーなので食べ過ぎには注意しましょう。1日あたり半分~1個が目安です。ギネスにも認定される世界一の栄養価を誇るアボカドで、きれいに痩せて元気になっちゃいましょう!