ダイエット

おでんはダイエットに効果的!おすすめの具材とコンビニ活用法も紹介

おでんダイエット

寒くなってくると、食べたくなるのが「おでん」。

美味しいおでんを食べるだけでダイエットができたら、最高だと思いませんか?

今回は、おでん好きなら見逃せない「おでんダイエット」についてご紹介します。

選ぶ具材や食べ方に気をつければ、おでんを食べるだけでダイエット効果を得られます

作るのが面倒なら、コンビニおでんを活用することもできますよ。

では、おでんダイエットについて見ていきましょう!

おでんがダイエットに向いている理由

「美味しいものを食べながらダイエットできないかなぁ……」と思っていませんか?

ダイエットしたいけど、食べることを我慢したくないですよね。そんな人の願いを叶えてくれるのが「おでん」です。

おでんはダイエットに最適な食べ物で、栄養を摂りながらダイエット効果も期待できるすぐれもの。では、おでんがダイエットに向いている理由をご紹介します。

体がポカポカに温まる

おでんは温かい食べ物なので、食べると体がポカポカに温まりますよね。

おでんを食べる季節である冬は、気温の低下によって体温も低下しがち。とくに女性は筋肉量が少なく、体が冷えやすいのです。

体が冷えると消費カロリーが減り、痩せにくくなってしまうこともしばしば。

そこで体を温めるおでんを食べれば冷え性を改善し、血行促進や代謝アップによってダイエットをサポートしてくれます。

また、おでんの具材には「大根」や「ごぼう」、「れんこん」などの根菜類が多く含まれ、体を温める効果があります。

食物繊維が豊富に含まれている

おでんの具材には、食物繊維が豊富に含まれているものが多いです。

たとえば「ごぼう」や「大根」などの根菜類、「こんにゃく」や「しらたき」には不溶性食物繊維が豊富に含まれています。

また「こんぶ」などの海藻類にも、水溶性食物繊維が含まれています。

食物繊維はコレステロールを排出したり、満腹感をもたらして食べ過ぎを予防したりするため、ダイエットに効果的です。

また、ダイエットの大敵である便秘の解消にも効果的。食物繊維を食べると腸が刺激され、排便を促すことで腸内環境を整えてくれます。

タンパク質が豊富な具材が多め

タンパク質は筋肉の元になる栄養素なので、積極的に摂ることでダイエット効果がアップします。おでんにはタンパク質が豊富な具材があるため、ダイエットに最適です。

「鶏肉」や「卵」、「つみれ」や「イカ・タコ」などにはタンパク質が豊富に含まれています。また、「厚揚げ」や「がんもどき」は大豆からできているため、植物性タンパク質が豊富です。

これらのタンパク質が多めの食材を選んでおでんを食べれば、代謝がアップしてダイエット効果を高めてくれるでしょう。

おでんダイエットのやり方

おでんをダイエットに活用するためには、選ぶ具材がポイントです。具材選びを間違えると高カロリーになることもあり、かえって太ってしまう場合もあります。

そこで、おでんダイエットのやり方をご紹介しますので、ポイントを押さえてダイエット効果を高めましょう。

タンパク質と野菜の具材を取り入れる

おでんダイエットのやり方は、タンパク質と野菜の具材を必ず取り入れることです。

先ほどご紹介した「鶏肉」や「つみれ」、「厚揚げ」などのタンパク質を含む具材をはじめ、食物繊維が豊富な「大根」や「レンコン」などの野菜も必ず食べましょう。

炭水化物も摂る

おでんダイエットのやり方は、おでんだけを食べるのではなく、栄養バランスを意識することも大事。

ダイエット中は炭水化物を控えがちですが、まったく摂らないのはおすすめできません。

炭水化物をまったく摂らないと逆に代謝が低下してしまうため、ごはんなどの炭水化物も適度に摂りましょう。

目安としては、1食あたり1個のおにぎりが適量です。

1食を500kcal以内にする

おでんダイエットは、1食500kcal以内にするのが効果的なやり方です。おでんを食べてダイエット効果を高めても、他の食事で食べ過ぎればカロリーオーバーになってしまうからです。

体の健康やダイエットのためには、500kcal前後の食事を摂ることが良いと言われています。

しかし、外食をすると簡単に900kcalに到達してしまうこともあります。そのためできるだけ自炊して、おでん以外の食事にも気を使うようにしましょう。

おでんダイエットにおすすめの具材

おでんダイエットにおすすめの具材

おでんが好きな人にとっては最高のダイエット方法、それが「おでんダイエット」です。

でも、好きな具材をいくらでも食べて良いわけではありません。

ダイエットにおすすめの「おでんの具材」は、以下の6つです。

  1. こんにゃく・しらたき
  2. こんぶ
  3. 大根
  4. 厚揚げ
  5. ロールキャベツ

こんにゃく・しらたき

こんにゃく・しらたきは低カロリーで食物繊維も豊富なので、おでんダイエットにおすすめの具材です。

よく噛んで食べれば満腹感も得られ、食べ過ぎ防止にも効果的。食物繊維によって腸の働きを活発にし、便秘を解消してダイエット効果を高めてくれます。

こんぶ

こんぶにも食物繊維が豊富に含まれていて、ダイエットにおすすめの具材です。食物繊維には「水溶性」と「不溶性」がありますが、こんぶにはどちらも含まれています

不溶性食物繊維はお腹の中でふくらみ、満腹感を与えたり、排便を促したりする効果が期待できます。

それに対して水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を増やしたり、腸の働きを活発にしたりして、腸内環境を整えてくれます。

また、こんぶには鉄分などのミネラルも豊富に含まれているため、現代人が不足しがちな栄養素を補うことができます。

大根

大根は、おでんの中でも代表的な具材ですよね。大根は食物繊維が豊富で便秘を解消するとともに、体を温める食材でもあるためダイエットにおすすめです。

また、大根は水分を多く含み、食べごたえもあるので満腹感をもたらしてくれます。食事の最初に食べるとすぐにお腹がいっぱいになるのも、うれしいポイントです。

おでんの汁が染み込んだ卵は、美味しくて大人気の具材ですよね。卵は良質なタンパク質が豊富で、ビタミン・ミネラルも含まれているためダイエットに最適です。

しかも卵は消化吸収が遅めなので、満腹感が持続しやすいのもうれしいポイント。おでんを食べる際には、ぜひ卵を取り入れましょう。

厚揚げ

厚揚げは油で揚げているため、ダイエットには不向きの具材と思われがちですが、実はダイエットにおすすめです。

厚揚げは大豆製品のため、植物性タンパク質が豊富に含まれています。

食べごたえがあるので満腹感もありますし、女性にうれしい「大豆イソフラボン」も含まれています。

大豆イソフラボンは女性ホルモンと似たような働きをするため、美容と健康の両面に最適な具材です。

ロールキャベツ

おでんの定番の具材ではありませんが、飲食店やコンビニなどのおでんでは見かけることがあるロールキャベツ。

お肉とキャベツを同時に摂ることができるため、ダイエットにおすすめの具材の1つです。

タンパク質である肉と、食物繊維が豊富なキャベツを摂れば、栄養バランスもばっちり。自宅で作るのは少し面倒ですが、おすすめ度は高めです。

おでんダイエットにNGの具材と注意点

おでんダイエットを成功させるには、NGの具材や注意点に気をつけることが大切です。以下にNG具材と注意点をご紹介しますので、必ずチェックしておきましょう。

おでんダイエットにNGの具材を避ける

おでんの中には、高カロリーでダイエットに不向きの具材もあります。おでんダイエットでNGの具材は、以下の3つです。

  • 餅入り巾着
  • ちくわぶ
  • はんぺん

餅入り巾着は、美味しくて人気の具材ですよね。でも、糖質が多くダイエットには不向きの具材です。どうしても食べたい場合には、ごはんを減らして餅入り巾着に置き換えると良いでしょう。

ちくわぶは、プニプニとした食感で人気の具材ですが、小麦粉が原料のためやはり糖質が多くNGです。

はんぺんなどの練り物は、おでんの汁が染み込みやすく美味しいのですが、やはりNG。糖質量が多いのはもちろん、カロリーも高めなのでダイエットには不向きです。

おでんダイエットを成功させるには、上記のNG具材は避けるようにしましょう。

汁を飲みすぎない

おでんダイエットの注意点は、汁を飲みすぎないことです。

おでんの汁はみりんを使用することが多いため糖質が多く、醤油などの塩分も多めです。糖質や塩分はダイエットには不向きなので、飲みすぎないようにしましょう。

糖質を摂りすぎると脂肪がつきやすくなり、塩分を摂りすぎると体がむくみやすくなります。体がむくむと代謝が低下し、脂肪が燃焼しにくくなってしまいます。

おでんダイエットを成功させるには、汁はあまり飲まず、水を多めに飲むことが大事。水を飲むと塩分が排出しやすくなります。

空腹を感じやすい

おでんダイエットの注意点は、空腹を感じやすいことです。おでんを食べると一時的に満腹感を得られますが、すぐにお腹が空いてしまうことがあります。

その理由は、噛む回数が少なかったり、早食いをしてしまったりすることが原因です。

空腹感を減らし、満腹感を持続するためにも、よく噛んでゆっくりと食事を摂るようにしましょう。

おでんを食べ過ぎない

おでんは具材選びに注意すれば、ダイエットに最適な食べ物です。とはいえ、もちろん食べ過ぎれば太ります。

1回あたりの食べる量は、おでんの具材を3~4個程度にとどめるのがおすすめです。具材によってカロリーが異なるため、組み合わせも意識してみてください。

いくらダイエットにおすすめだからといって、おでんを食べ過ぎないように注意しましょう。

また、おでんだけを食べて、他の食事を摂らないのもNGです。栄養バランスを保つためにも、おでん以外の栄養も摂りましょう。

おでんダイエットはコンビニを活用すれば便利!

コンビニおでん

おでんダイエットはハードな食事制限がないため、続けやすさが魅力のダイエット方法です。

でも、毎回おでんを作るのは大変ですし、いつも同じ味では飽きてしまいますよね。

そこでおすすめなのが、コンビニおでんを上手に活用する方法。簡単かつ美味しく、おでんダイエットを成功させましょう。

おでんパックは保存がきくのでおすすめ

コンビニに行くとレジの横におでんがあり、冬の風物詩になっていますよね。でも最近は、衛生面の心配から、すでにパックになっているおでんを買う人が増えています。

お弁当が並んでいる棚に、器に入ったおでんが陳列されている場合もありますし、袋入りのおでんも人気です。

味がよく染み込んでいるので、自宅で温めるだけで簡単に美味しいおでんを食べることができます

また、自宅でおでんを作ると保存がききませんが、コンビニのパックおでんなら日持ちするのがメリットです。

いつでも好きなときに食べられるのも魅力ですよね。

カロリーが明確にわかるのがメリット

最近は、食品にカロリーや栄養量などが明記されているため、どれが何カロリーなのか明確にわかるのもコンビニおでんのメリット

一例として、以下にローソンのおでんのカロリーをいくつかご紹介します。

  • 大根 7kcal
  • 卵 82kcal
  • こんにゃく 5kcal
  • つみれ 30kcal
  • ロールキャベツ 34kcal
  • こんぶ 3kcal

(参考:おでん|ローソン

ちなみに、セブンイレブンの「おだし染みるおでん」は、大根・卵・さつま揚・きんぴら三角揚げ・焼きちくわ・こんにゃく・昆布・豆腐揚げボールが入って166kcalです(参考:セブンプレミアム向上委員会

しかも値段は、税込213円とお買い得。カロリーも値段もダイエットにうれしいですね。

コンビニによって味が違うので飽きない

おでんはコンビニのオリジナル商品が多く、それぞれのコンビニで味が違いますよね。

そのため、飽きないことがコンビニおでんを活用するメリットです。

自宅で作ると、どうしてもいつも同じ味のおでんになりがちで、飽きてしまうこともしばしば。

コンビニおでんを上手に活用して、ダイエットを継続させましょう。

まとめ

おでんがダイエットに最適な理由と、ダイエットにおすすめの具材などをご紹介しました。

【ダイエットにおすすめの具材】

  • こんにゃく・しらたき
  • こんぶ
  • 大根
  • 厚揚げ
  • ロールキャベツ

おでんは冬になると食べたくなる食材で、美味しいおでんを食べながらダイエットできるのはうれしいですよね。

ダイエットにNGの具材や注意点に気をつけながら、おでんダイエットを成功させましょう。