ローストビーフはダイエットに最適なメインディッシュ
ローストビーフって、好きですか?
スーパーの惣菜が半額の時間帯に行くと、必ずさみしそうに残っているんです。
何だかチョットかわいそう。
でも実は、ローストビーフがダイエットに最適だったんです。
ローストビーフダイエットには、どんな効果があるのか。
またローストビーフダイエットの注意点もご紹介します。
目次
なぜローストビーフはダイエットに最適なの?
ローストビーフは、なぜダイエットに最適なのでしょうか。
赤身肉を使うのでカロリーは割と低め
ローストビーフのカロリーは、100gあたり約200キロカロリー。これは決して低カロリーではありません。
でも、ほかの牛肉料理に比べると低めなんです。それは調理方法に油を使わないからです。
また脂身の少ない赤身肉を使うので、ダイエット向きと言われています。赤身肉は硬くなりやすいので、焼き加減に気を付けたほうが良いでしょう。
赤身以外の部位を使ったローストビーフは、高カロリーなのでご注意を。
牛肉は栄養価が高い食材
ローストビーフがなぜダイエットに最適なのかというと、牛肉は栄養価が高い食材だからです。
鶏肉がダイエットに最適と言われている理由は、やはり低カロリーだから。豚肉はビタミンBが豊富に含まれています。
では牛肉はというと、ビタミン類もバランス良く含まれているんですが、ミネラルが多いという特徴があります。
とくに多いのが、鉄分と亜鉛です。鉄分は女性に、亜鉛は男性にうれしい効果がたくさんあります。
ローストビーフダイエットの効果とは?
では、ローストビーフダイエットには、どんな効果があるのでしょうか。ローストビーフに含まれる栄養価を考えると、「無酸素運動」と「有酸素運動」をプラスすると効率アップします。
鉄分が豊富で貧血予防
貧血はダイエットの大敵だって、知ってましたか?
ダイエット中は食事量が減り、栄養不足で貧血になりやすいですよね。とくに女性に多い症状です。貧血になると酸素が全身に運ばれなくなり、代謝が低下して痩せにくくなるんです。
この状態は避けなければいけませんね。ダイエット中は鉄分を摂って、貧血予防をすることが大切なんです。ローストビーフは鉄分が豊富なので、貧血予防に一役買ってくれます。
ローストビーフにレモンをかけて食べると、鉄分の吸収率がアップします。味もさっぱりして美味しくなりますよね。
ブロッコリーはビタミン・ミネラルのバランスが良く、とくにビタミンCが豊富なので、付け合わせにオススメ。
タンパク質が豊富で筋トレ効果アップ
ローストビーフにはタンパク質が豊富に含まれているので、筋肉量を保ちながら代謝をキープすることができます。筋トレをセットでおこなうと、よりダイエット効果もアップしますね。
筋肉の損傷や筋肉痛の修復にも効果的です。疲労回復の効果も期待できるので、肉体疲労には、ローストビーフが最適です。
カルニチンの効果で脂肪を燃焼する
ローストビーフに含まれる「カルニチン」は、脂肪を燃焼させる効果が期待できます。そのためウォーキングなどの有酸素運動とセットでおこなうと、よりダイエット効果がアップします。
ローストビーフダイエットの効果は、運動をプラスすることで、かなり効率的なダイエットが可能ということですね。
逆に考えると、ダイエットのための運動を上手にサポートしてくれるのが、ローストビーフとも言えます。
亜鉛は代謝を正常に保つ
ローストビーフに含まれる「亜鉛」はミネラルの一種で、さまざまな機能に関わっています。
ダイエット効果で考えると、糖質や脂質などの代謝を正常に保つはたらきがあります。つまり亜鉛が不足すると、太りやすくなるということですね。
また亜鉛は男性にうれしい効果が期待できます。それは「薄毛予防」と「生殖機能を正常にする」ことです。つまり性力増強ということ。
また亜鉛が不足すると味覚障害になることも多く、現代人の問題の1つです。さらに美肌効果やアンチエイジング効果も期待できるので、女性にもうれしい栄養です。
ローストビーフダイエットのやり方とは?
ローストビーフダイエットのやり方は、どのようにすれば良いのでしょうか。
とくに、どれくらいの量を食べるとか、決まったやり方はないようなんです。
でもローストビーフは決して低カロリーではありませんので、食べ過ぎると太ります。ダイエットの効率を上げてくれる食材ということです。
脂肪を燃焼したり、筋肉の修復をしたりすることがメリットです。
夕食でローストビーフを食べて、糖質であるご飯をひかえる方法が良いのではないかと思います。
ちなみにローストビーフに含まれる糖質は、100gあたり0.9gとわずかしかありません。糖質制限ダイエット中でも、安心して食べられますね。
ただし、ローストビーフのソース次第では、糖質やカロリーが多くなるのでご注意を。せっかくローストビーフがダイエット向きなのに、一気に高カロリーになってしまうこともありますよ。
ローストビーフの脇役「ソースと付け合わせ」に注意
ローストビーフを食べる時は、付け合わせと一緒に食べますよね。ほとんどの場合は野菜だと思いますが、どんな野菜にすれば良いのでしょうか。またソースは、どんな味付けがダイエット向きなのか見ていきましょう。
美味しいけどグレービーソースはNG
肉汁とバターなどで作るグレービーソースは、肉料理には欠かせない美味しさアップのポイントですよね。でも、これが何とも高カロリーなんです。まぁ、想像はついていましたけどね。
では、どんなソースがローストビーフダイエットに向いているんでしょうか。やっぱり「ぽん酢」などのサッパリ系のソースがいちばん低カロリーです。
塩だけかけて食べるのも、なかなか通っぽいですよね。上質な塩にこだわってみても良いかもしれません。ハーブソルトとか岩塩とか。
付け合わせの野菜は糖質に注意
ローストビーフの付け合わせに良く使われる野菜は、「ジャガイモ」や「とうもろこし」ですよね。
アメリカだったら、マッシュポテトが定番ですね。でもこれは避けたほうが良いかもしれません。糖質の多い野菜だからです。
ローストビーフダイエットに最適な付け合わせは決まっていません。ワタシ個人的には、「ピーマンやパプリカ」「ほうれん草」「アスパラガス」「ブロッコリー」なんてオススメですよ。
緑の野菜が好きなので、偏っていてスミマセン。でも、オシャレっぽくなりますよ。
パプリカの赤や黄、オレンジを使えば彩も華やかになりますし、ほうれん草は生で食べられる「ベビースパニッチ」でサラダも素敵です。
アスパラガスは茹でても焼いても(素焼きでチョット焦げ目をつけて)OKです。
ローストビーフ丼は「ご飯」がネックに
ローストビーフだけでは物足りなくて、やっぱりご飯が食べたくなりますよね。
レストランでは、ローストビーフ丼を見かけることもあります。でも、やっぱり「ご飯」は糖質が多く血糖値が上がりやすいので、ダイエット中はオススメできません。
カロリーも高いので、ご飯をたっぷり食べてしまったら「ローストビーフダイエット」の効果は半減してしまいます。
もちろん、ご飯を食べないダイエットも良くありません。適量を食べる分にはOKですが、できれば玄米のほうがビタミンB6が豊富でオススメです。
ローストビーフダイエットは酒のつまみにもオススメ
ローストビーフダイエットの効果とやり方をご紹介しました。もちろん注意点は、「食べ過ぎないこと」です。決してそこまで低カロリーではありませんからね。
また、ローストビーフはお酒のおつまみにもオススメです。赤ワインに良く合いますね。夜は白米を食べないつもりで、ワインを飲みながらローストビーフを食べるなんてのも良いかもしれませんね。