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秋になると食べたくなるのが、きのこ料理ですよね。
きのこはダイエット効果が高いのですが、その中でも「まいたけ」のダイエット効果がスゴイんです。
まいたけにしか含まれていない成分が、まいたけダイエットの最大の効果なんです。
では、まいたけに含まれるどんな成分に、どのような効果があるのか見ていきましょう。
また、まいたけダイエットのやり方と注意点もご紹介します。
さらに、美味しく続けられる「まいたけレシピ」も、お見逃しなく。
目次
まいたけダイエットの効果とは?
まいたけダイエットには、どんな効果が期待できるんでしょうか。まいたけにしか含まれていない成分とは、いったい何のことなんでしょうか。
不溶性食物繊維で便秘解消
まいたけには、不溶性食物繊維が非常に多く含まれています。水溶性食物繊維も含まれているのですが、圧倒的に不溶性食物繊維が多いです。
不溶性食物繊維は腸のぜん動運動を活発にして、腸内環境を良くする効果が期待できます。そのため便秘解消効果が、かなりスゴイそうです。
あまりにも便秘解消効果がスゴすぎて、トイレから抜け出せなくなるほど。これはチョット困りますね。まいたけの量を調節することで、お腹がゆるくなり過ぎるのを防げるでしょう。
MXフラクションでコレステロールを下げる
まいたけにしか含まれていない成分というのが「MXフラクション」です。これのダイエット効果が、何しろスゴイんです。
キノコ全般には「βグルカン」という多糖類が含まれていて、ダイエット効果があると言われています。
この「βグルカン」という多糖類のうち、まいたけに含まれている多糖類だけを「MXフラクション」と呼ぶそうです。
MXフラクションには、中性脂肪やコレステロールを下げるはたらきがあり、ダイエット効果や生活習慣病予防の効果が期待できます。
MXフラクションで脂肪をつきにくくする
まいたけダイエットの要である「MXフラクション」は、血糖値の上昇をおさえる効果も期待できます。
血糖値の上昇をおさえるということは、インスリンの分泌量を減らせるので、脂肪の蓄積を減らすことが可能なんです。
またMXフラクションは、脂肪の蓄積を防ぐだけでなく、脂肪が燃焼しやすくする効果も期待できます。
つまり、すでに付いている脂肪を落とす効果も期待できるということです。運動をプラスすると、脂肪がより燃焼しやすくなりますね。
キノコキトサンで内臓脂肪を減らす
「キノコキトサン」もキノコ全般に含まれている成分で、とくに「えのき」に多く含まれていると言われています。とはいえ、まいたけにもキノコキトサンが含まれていますので、安心してください。
キノコキトサンは、内臓脂肪を減らすはたらきがあると言われています。脂肪が腸で吸収されるのを防ぎ、すでに付いている脂肪を燃焼する効果も期待できると言われています。
ダイエット効果と健康効果の両方が期待できますね。
低カロリーで満腹感もある
まいたけダイエットの効果は、何といっても低カロリーなところ。キノコの中でも、まいたけはカロリーが少ないほうなんです。
一般的なキノコの中で、いちばん少ないと考えられるのが「マッシュルーム」で100gあたり11キロカロリー。
まいたけは100gあたり16キロカロリーなので、かなり低カロリーなほうですよね。
ちなみにスーパーでよく見かけるキノコの中で、カロリーが高めなのが「エリンギ」で100gあたり24キロカロリーです。それでも低カロリーですけどね。
MDフラクションで免疫力UPとアンチエイジング
まいたけダイエットの効果は、ダイエットだけではありませんでした。「MDフラクション」という成分には、抗がん作用などの免疫力をアップする効果が期待できます。
キノコの中では、シイタケをしのいで最も抗がん作用が高いことが実験でわかりました。
そのため秋冬になると風邪をひきやすくなる人は、まいたけを食べて免疫力をアップしておくと良いですね。
また酸性にかたむくのを防ぐ抗酸化作用も期待できるため、アンチエイジング効果あると言われています。
まいたけダイエットで痩せない理由とは?
まいたけを毎日食べているのに、なぜか痩せない理由とは何でしょうか。
それは単純なことです。口コミによると、まいたけを食べていることで安心して、食事を食べ過ぎてしまうことが原因のようです。
まいたけは消費カロリーを増やす効果も期待できますが、その量は劇的には多くありません。そのため食べ過ぎれば当然太ります。
また腸のはたらきが活発になりすぎて、下痢やお腹がゴロゴロしすぎる場合もあるようです。そのため続けられないで断念する人もいるようですね。
あまりにもお腹がゴロゴロするようなら、まいたけの量を減らすなどしてみると良いかもしれません。
また水溶性の成分が多いため、水洗いなど水につける時間が長いと、ダイエット効果が減ってしまいます。
まいたけダイエットのやり方
まいたけダイエットのやり方は、基本的には決まりはありません。毎日たべるだけですが、どのようにやると効果的なんでしょうか。
食べる量の目安は1日50g、多くても100gまで
まいたけダイエットのやり方は、1日50g程度のまいたけを食べるだけです。簡単ですね。50gというと、スーパーで売っているパックの半分くらいの量ですから、それほど多くはありません。
まいたけダイエットは、たくさん食べれば痩せるわけではないので、多くても1日100gまでにしましょう。あまり食べ過ぎると、お腹がゆるくなる恐れがあります。
7日以上毎日食べる
まいたけダイエットのやり方は、毎日食べることです。これが基本ですが、最低でも7日以上は続けましょう。
まいたけダイエットは、一週間くらいで効果があらわれてくることが多いようです。けっこう早いですよね。これは嬉しい効果です。
7日以上続けても良いですが、お腹の調子が悪くなってきたら、量を減らすなどしてみましょう。
運動不要だけど有酸素運動すると効果アップ
まいたけダイエットのやり方は、とくに運動をする必要はありません。とはいえ、まいたけのダイエット効果は、脂肪を燃焼しやすくすることです。
そのため有酸素運動をプラスすることで、効率的に痩せることが可能です。
より早く、そして成功しやすくするためには、有酸素運動を取り入れてみましょう。
もう1つ、まいたけのダイエット効果として、消費カロリーが多くなるということが考えられます。そのことからも、運動をプラスすると効果的ですね。
炭水化物を減らすと更に痩せやすい
まいたけダイエットを効率的にするためには、炭水化物の量を少し減らすと良いでしょう。
炭水化物は血糖値を上昇させやすく、インスリンの分泌によって脂肪が蓄積しやすくなります。そのため、炭水化物の量を少し減らすのがオススメ。
でも、まったく食べないのはオススメできません。たとえば白米を玄米に換えることで、血糖値の上昇をかなり抑えることが可能です。そうすれば炭水化物の量を、それほど減らす必要はないでしょう。
まいたけダイエットの美味しいレシピ
まいたけダイエットを美味しく続けるには、美味しいレシピが必要ですよね。調理の注意点とともに、まいたけレシピをご紹介します。
まいたけダイエットの注意点
まいたけダイエットで調理をする際には、注意点がありますので気をつけましょう。
- 長時間煮込むと成分が壊れる
- 高温調理すると成分が壊れる
- 水に成分が流れだす
長時間の煮込み料理をすると、MXフラクションなどの成分が壊れる可能性があります。あまり煮込みすぎないようにしましょう。
また揚げ物などの高温調理をすると、やはりMXフラクションが壊れる可能性があります。舞茸の天ぷらは最高に美味しいですが、まいたけダイエットではNGです。
さらにMXフラクションは水溶性のため、水で洗うことで流れでてしまいます。サッと洗う程度にして、煮汁もしっかりと食べ切るようにしましょう。
では、いよいよ美味しいまいたけレシピをご紹介します。
いちばん簡単にまいたけダイエットをするなら、「炒め料理」か「味噌汁」がオススメですよ。それ以外のレシピをご紹介します。
まいたけダイエットを続けやすくする美味しいレシピは、「まいたけの炊き込みご飯」です。これは中華風ですが、もちろん和風でも美味しいですよね。
秋になると、炊き込みご飯が食べたくなります。おかずで栄養バランスを考えて食べましょう。
まいたけダイエットでは、まいたけだけを食べるなどの偏った食事法はオススメできません。置き換えダイエットでもないので、いろいろなものをバランスよく食べましょうね。
まいたけダイエットを美味しく続けるレシピは、「まいたけの肉巻き」です。見た目にも華やかなので、食卓が楽しくなりますね。
まいたけと豚肉は相性がよく、ダイエットに必要な「タンパク質」と「ビタミンB2」が同時に摂れるのもうれしいですね。
タンパク質を摂ることで、筋肉の分解をふせぎ、代謝の低下を防止することができます。またビタミンB2は、血行を促進して代謝をアップする効果が期待できます。
まいたけダイエットにぴったりのレシピです。
まいたけダイエットは、きのこダイエットのKING!
まいたけダイエットの効果とやり方をご紹介しました。
きのこの中でも、ダイエット効果はKINGですね。しかも免疫力をアップしたり、アンチエイジング効果もあるので、美容・健康にも良いんです。
とくに生活習慣病の予防に役立ちますので、ぜひ代謝が低下しやすい年代の人はダイエットに挑戦してみてくださいね。ワタシも早速まいたけ買いに行ってきます。秋冬に風邪をひきやすいのは、じつはワタシ自身なので、免疫力もアップしますよ~。