蕎麦ダイエットは、やり方も簡単で効果的なんですよ。
基本的には蕎麦を食べるだけですから、いつからでも始められそうですね。
また蕎麦にはたくさんの栄養が含まれています。
それぞれの効果を見ていきましょう。
また、蕎麦を食べているのに痩せられない理由もご紹介します。
効果的に、そして健康的にダイエットを成功させましょう。
目次
蕎麦ダイエットの効果とは?
蕎麦は、なぜダイエット効果が期待できるのでしょうか。
低GI食品で血糖値の上昇をおさえる
蕎麦は炭水化物なのに、なぜダイエット効果が期待できるのでしょうか。
それは、蕎麦が低GI食品だからです。低GI食品とは、血糖値の上昇をおさえる食品のことです。血糖値の上昇をおさえると、インスリンの分泌をおさえることができます。
糖尿病の予防になるのはもちろん、インスリンの分泌をおさえることで、脂肪がつきにくくなる効果が期待できます。緑茶を一緒に飲むことで、中性脂肪を減らす作用が高まります。
便秘解消効果がある
蕎麦ダイエットの効果は、蕎麦に含まれる食物繊維によって、便秘解消効果が期待できるからです。
食物繊維の量はそれほど多くはありませんので、頑固な便秘を解消するまでの効果は期待できないかもしれません。
アンチエイジング効果がある
蕎麦に含まれる「ルチン」はポリフェノールの一種で、抗酸化作用が高く、アンチエイジング効果が期待できます。
抗酸化作用が高いということは、血行を良くしたり、活性酸素を除去したりするなど、病気予防の効果も期待できます。
代謝をうながす作用がある
蕎麦がダイエットに効果的な理由は、「ルチン」と「ビタミンB群」の作用によるものです。
蕎麦に含まれるルチンは、血行を促進して、代謝をアップしてくれる効果が期待できます。
また蕎麦に含まれるビタミンB群は、脂肪や糖質の代謝をアップして、太りにくくする作用が期待できます。
蕎麦ダイエットで痩せない理由とは?
蕎麦を食べているのに、痩せない理由は何でしょうか。
乾麺の蕎麦を食べている
蕎麦ダイエットで痩せない理由は、生蕎麦ではなく、乾麺を食べているせいかもしれません。乾麺のほうがカロリーは少ないのですが、そば粉の配分が少ない場合が多いです。
生蕎麦の場合には、そば粉が30%以上入っていないと蕎麦とは認められないそうです。でも乾麺の場合には、そば粉が30%以下でも蕎麦と表記して良いそうなんです。知らなかったです。
つまり乾麺の場合には、ほとんどが小麦粉の可能性があるということ。小麦粉は低GI食品どころか、血糖値が急激に上昇しやすい糖質です。
そのため蕎麦ダイエットをするなら、そば粉の配分が多いものをおすすめします。
そば粉が少ない蕎麦を食べている
蕎麦には、お店によってもそば粉の配分が違いますし、蕎麦の産地によっても特徴がちがいます。たとえば一般的な田舎蕎麦は、茶色っぽくてボソボソとした食感が特徴です。
それに比べて更科蕎麦は、白っぽくてツルツルとしたのど越しが良いのが特徴です。好みによるとはいえ、更科蕎麦のほうが美味しいと感じる人が多いのではないでしょうか。
でも蕎麦ダイエットの効果を高めるには、ボソボソとした蕎麦のほうが効果的です。
そばつゆを飲み過ぎている
蕎麦ダイエットで痩せない理由は、そばつゆをたくさん飲んでいるのかもしれません。そばつゆは塩分が多いので、飲み過ぎるとむくみが生じます。
そのため痩せにくくなると考えられるのです。
蕎麦と一緒に食べる物による
蕎麦ダイエットで痩せない理由は、蕎麦と一緒に何を食べているかということが重要です。蕎麦屋さんに行って、ミニ天丼セットなんて食べたら、痩せられないのはわかりますよね。
また天ぷら蕎麦なども痩せにくいメニューです。いくら蕎麦を食べていても、具や付け合わせによって、痩せられない可能性があります。
蕎麦ダイエットの効果を高める方法
では、蕎麦ダイエットの効果を高める方法は、どうすれば良いのでしょうか。効果的な食べ方をご紹介します。
昼食を蕎麦に置き換える
蕎麦ダイエットの食べ方は、昼食を蕎麦に置き換える方法がおすすめです。基本的には蕎麦を置き換えるのは、朝食でも夕食でも良いのですが、ダイエット効果を考えると昼食が良いそうです。
3食とも主食を蕎麦に変えるという方法もあります。
十割そばを食べる
蕎麦ダイエットの効果を高めるには、十割そばを食べることです。そば粉の配分が、多ければ多いほど良いということ。でものど越しは悪いし、あまり好きではない人もいるかもしれません。
そば通なら、十割そばが良いという人が多いそうですけどね。
蕎麦を硬めに茹でる
蕎麦ダイエットの効果を高めるには、蕎麦を硬めに茹でることをおすすめします。カタ茹でのほうが、よく噛んで食べるので満腹感があります。
また消化するまでにエネルギーを消費するため、ダイエット効果が高まると言われています。
もり・ざる蕎麦を食べる
蕎麦ダイエットでは、温かい蕎麦か冷たい蕎麦か迷うところですよね。温かい蕎麦のほうが、体が温まって代謝がアップします。
でも温かい蕎麦だと柔らかいですし、そばつゆを飲み過ぎてしまう可能性が高いです。
また温かい蕎麦なら、かけ蕎麦では物足りないので、何か具が乗っていることが多いですよね。
蕎麦ダイエットでは具はないほうが良いので、できればもりそばやざるそばがおすすめ。温かい緑茶と一緒に食べると、体も冷えにくいですね。
そばつゆは飲まず、そば湯は飲む
蕎麦ダイエットの効果を高めるには、そばつゆは極力飲まないようにすること。でも、そば湯はなるべく飲んだほうが良いでしょう。
そば湯には、蕎麦の栄養が溶けだしています。そのためそのまま捨てるには、もったいないのです。
そばつゆを少しだけ入れてそば湯を飲んでも良いですし、煮物などの料理に使うのも良いかもしれません。少しドロっとしているので、通常よりも野菜に火が通りにくいかもしれませんが。
蕎麦ダイエットは長寿の秘訣
蕎麦ダイエットの効果とやり方をご紹介しました。
蕎麦を食べると、長生きできると言われています。その理由は、ポリフェノールの一種である「ルチン」のおかげでもあります。
また低GI食品なので、健康管理に役立つということかもしれません。確かに毎日のようにランチで蕎麦を食べていた人は、85歳を過ぎた今もとても元気です。健康的なダイエットをすれば、長生きできるということですね。