脂肪燃焼スープダイエットは1週間で痩せると話題!
たった1週間で4~5キロ痩せた人もいるという「脂肪燃焼スープダイエット」。そう聞くと、何だかとても気になりますよね。
これはもともと、手術前の患者用に考えられた体質改善スープなんだそう。
安全に体重を減らす効果があるため、ダイエット面からも注目を集めるようになりました。
脂肪燃焼スープダイエットは、1週間、決められたメニューを食べることで、ほぼ確実に体重が減ると言われています。しかも健康になるというメリット付。
そこで今回は、脂肪燃焼スープダイエットの効果や正しいやり方をご紹介します。
やり方を間違えると効果が半減してしまうこともあるので、正しいやり方を忠実に再現してみてくださいね。
目次
脂肪燃焼スープダイエットのメリット
世の中に数あるダイエット方法の中でも、しっかり食べて痩せる方法は、あまりありませんよね。そんなダイエットの常識をくつがえす方法が、脂肪燃焼スープダイエットです。では、具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
デトックス効果で便秘改善
脂肪燃焼スープに入っている野菜には、食物繊維が豊富に含まれていて、さらに水分も補給できるため便秘の改善が期待できます。
腸内の老廃物や毒素をデトックスできれば、むくみの解消にもつながるため、ダイエット効果をグンと高めてくれます。
また、便秘が解消されることで、気になるぽっこりお腹を改善できるのもメリットですね。
美肌効果でお肌つやつや
脂肪燃焼スープのデトックス効果は、便秘の改善だけでなく、美肌効果も期待できます。
老廃物や毒素が排出されることで体の中からキレイになり、ニキビや吹き出物を改善したり、乾燥しがちな肌に潤いをもたらしたりしてくれます。
口コミでも、「お肌の調子が良くなった」という人が多くいるようですよ。キレイに痩せたい女性にとって、お肌がつやつやになるのはうれしいメリットと言えるでしょう。
代謝がアップして痩せやすくなる
冷え性やむくみがある人は代謝が悪く、なかなか痩せられないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
夏でもクーラーで体が冷えてしまったり、冬はホッカイロが欠かせないほど冷え性の女性や、夕方になると脚がパンパンにむくんでしまう人などは、脂肪燃焼スープダイエットがオススメ。
脂肪燃焼スープダイエットをすれば、デトックス効果で血液やリンパの流れが良くなり、代謝がアップして痩せやすい体になることができます。
もちろん、悩みの種だった冷え性やむくみも改善され、体がポカポカになりますよ。
免疫力アップ
免疫力は腸のはたらきが深く関係しているため、便秘を解消できる脂肪燃焼スープダイエットは、腸内環境を改善することで免疫力を高める効果があります。
また、脂肪燃焼スープに入っている野菜には、ビタミン類が豊富に含まれています。
とくに、ビタミンACEは「ビタミンエース」と呼ばれ、アンチエイジングや免疫力アップに高い効果が期待できるビタミンです。
これらが含まれる脂肪燃焼スープを食べれば、風邪をひきにくい健康な体をつくることができますよ。
脂肪燃焼スープダイエットのやり方【1週間メニュー】
脂肪燃焼スープダイエットは、1週間メニューを忠実に再現することが大事。正しいやり方をすれば、ほぼ確実に減量できるはずですよ。では、脂肪燃焼スープダイエットのやり方をご紹介します。
1日目|果物・脂肪燃焼スープ
脂肪燃焼スープダイエットの1日目は、脂肪燃焼スープと果物だけの日です。果物は、バナナ以外ならOKです。
脂肪燃焼スープは、好きなだけ食べてOKなので、むしろお腹いっぱいになるまで食べると良いそうですよ。本当かなぁ?
脂肪燃焼スープといえども、ノンカロリーではないため、1食3杯くらいまでで止めておいたほうが良さそうな気もします。とはいえ、ある程度までは、満足するまで食べたほうが良いですよ。
2日目|野菜・脂肪燃焼スープ
脂肪燃焼スープダイエット2日目は、野菜と脂肪燃焼スープの日です。野菜は、豆類・スイートコーンはNG。
それ以外の糖質が少なめの野菜なら、いくらでも食べてOKです。油はNGなので、ドレッシングには注意しましょう。
脂肪燃焼スープは、好きなだけ食べてOK。
夜にだけ、ご褒美のつもりでベイクドボテトを食べてもOK。(ベイクドボテトは、この日だけです)ちなみに、果物はNGです。
3日目|果物・野菜・脂肪燃焼スープ
脂肪燃焼スープダイエット3日目は、果物・野菜・脂肪燃焼スープの日です。
果物は、バナナ以外ならOKです。野菜は、ベイクドボテト以外の糖質が少なめの野菜を食べましょう。
脂肪燃焼スープは好きなだけ食べてOKです。
4日目|バナナ・スキムミルク・脂肪燃焼スープ
脂肪燃焼スープダイエット4日目のメニューは、バナナ3本(バナナはこの日だけOK)、スキムミルク500ml(低脂肪乳でもOK)、そして脂肪燃焼スープです。
脂肪燃焼スープは、好きなだけ食べてOK。この日は、水を多めに飲みましょう。
5日目|肉or魚・トマト・脂肪燃焼スープ
脂肪燃焼スープダイエット5日目は、肉または魚、トマト、脂肪燃焼スープです。
トマトはいくらでも食べてOKと書いてあるものと、6個までOKという資料がありました。念のため、6個までをおすすめします。
肉は牛・豚・鶏なんでもOKですが、鶏皮はNG。肉の代わりに魚を食べてもOKです。
脂肪燃焼スープは好きなだけ食べてOK。他のものを食べるからと言って、脂肪燃焼スープを食べないのはNGです。この頃から脂肪燃焼スープに飽きていると思いますが、1杯は食べるようにしましょう。
6日目|牛肉・野菜・脂肪燃焼スープ
いよいよ終盤です。脂肪燃焼スープダイエット6日目は、牛肉、野菜、脂肪燃焼スープです。野菜は、ベイクドボテトはNG。
糖質が少なめの野菜と、牛肉はいくらでも食べてOKです。
脂肪燃焼スープも、最低1杯は食べましょう。
7日目|玄米・野菜・フルーツジュース・脂肪燃焼スープ
いよいよ最終日。脂肪燃焼スープダイエット7日目は、野菜と脂肪燃焼スープ、そしてフルーツジュースと玄米です。
フルーツジュースは、100%の糖分の入っていない物を選びましょう。そして、糖質の少ない野菜と、玄米を食べます。脂肪燃焼スープはいくらでも食べてOKです。
脂肪燃焼スープの作り方
脂肪燃焼スープダイエットのやり方を一通りご紹介しました。次に、脂肪燃焼スープの作り方をご紹介します。スープに入れる材料は、しっかりとルールを守りましょうね。食べやすく美味しいレシピがたくさんあるので、他の野菜で代用できる場合もありますが、ここでは基本の作り方をご紹介します。
脂肪燃焼スープに使う野菜
- 玉ねぎ 大3個
- キャベツ 半玉
- セロリ 1本
- にんじん 1本
- ピーマンorパプリカ 大1個
- トマト 大3個
トマトはトマト缶でもOKですが、できればフレッシュトマトを使ってください。
上記の野菜以外の材料は、水2~3リットルと固形コンソメ1~2個です。
脂肪燃焼スープの作り方
- 材料を食べやすく切ります。野菜が苦手なら細かくするのもアリです。逆に大きめに切って、食べごたえを残しても良いですね。
- 鍋に野菜を入れ、ひたひたになるくらいの水を入れて(だいたい2~3リットル)、火にかけます。温かくなったらコンソメも入れましょう。
- 野菜が柔らかくなったら、塩コショウで味を整えて完成です。
脂肪燃焼スープの味変アレンジ
脂肪燃焼スープダイエットは、毎日同じ味のスープを飲み続けるのが苦痛です。ぼやけた味の脂肪燃焼スープは飽きやすいので、そこが挫折しやすい難点と言えるでしょう。
そんな時は、味変でアレンジすれば、美味しく続けることができますよ。以下の中から、お好みのアレンジを選んで試してみてください。
- カレー粉
- キムチ
- 味噌
- 醤油
- 豆乳
- 生姜
おすすめは、カレー粉です。
ワタシだけかもしれませんが、カレー粉入れると何でも美味しくなります。単なるカレー好きかもしれませんが、カレーが嫌いな人って少ないですよね。
何となくぼやけた味の脂肪燃焼スープも、カレー風味にすることで飽きることなく食べられます。
また、カレー粉を使うことで「塩分」などの味付けを控えることができるので、むくみ予防・改善にもカレー粉は重宝しますよ。
脂肪燃焼スープダイエットの注意点
脂肪燃焼スープダイエットの注意点をご紹介します。やってはいけないことが2つあります。これを守らなければ、脂肪燃焼スープダイエットの効果が半減してしまうので気をつけましょう。
24時間前からお酒を飲まない
脂肪燃焼スープダイエットを始める24時間前から、お酒は禁止です。もしお酒を飲んでしまったら、スタートを24時間遅らせましょう。
また、1週間の脂肪燃焼スープダイエット期間中も、お酒は禁止です。
アルコールを飲むと、脂肪が燃焼するメカニズムが狂ってしまいます。脂肪燃焼スープダイエットの効果を十分に得るためにも、お酒は我慢しましょう。
1週間以上は続けない
脂肪燃焼スープダイエットの注意点は、絶対に1週間以上は続けないことです。糖質を制限しているので、1週間以上やると危険です。
また、タンパク質や油も控えているので、栄養バランスが崩れて体調不良になる恐れがあります。肌がカサカサになることもあるので、1週間やり切ったらいったん終了しましょう。
どうしても続けたい場合には、2日~1週間程度お休みしてから再度チャレンジしてみてくださいね。
頭痛が起きることが多い
脂肪燃焼スープダイエットを始めると、頭痛が起きることがあります。
脂肪燃焼スープダイエット期間中は、エネルギー源である「糖質」が不足し、脂肪をエネルギー源にするために「ケトン体」という物質がつくられます。
すると、血液中にケトン体が増え、ケトーシス状態になることで頭痛が生じます。
ケトン体が少し増える程度なら頭痛が起きないこともありますが、ケトン体の血中濃度が一定値を超えてしまうと、頭痛がおこりやすくなります。
この頭痛は、水分を多く摂り、お風呂や運動で汗を出すことで軽減されます。
生理前後にはやらない
生理前後には、脂肪燃焼スープダイエットはやらないようにしましょう。そもそも生理前後は痩せにくい時期なので、脂肪燃焼スープダイエットをしてもあまり効果が感じられません。
また、生理前後はホルモンバランスが崩れるので、体調を崩しやすい時期ですよね。そのため過酷な脂肪燃焼スープダイエットはオススメできません。
脂肪燃焼スープダイエットを長期的にやるときのコツ
脂肪燃焼スープダイエットのやり方と注意点をご紹介しました。脂肪燃焼スープダイエットは、基本的に1週間で行うものなので、長期的にやるのはオススメできません。
それでも、どうしても長期的にやりたい場合には、「応用編」として以下の2つの方法で行うのがポイントです。
- 1日のうち、1食だけ脂肪燃焼スープに置き換えるダイエットにする
- 食事の前に脂肪燃焼スープを飲むという方法にする
長期的にやる場合には、この2つの方法で行いましょう。できれば後者がオススメ。食前に脂肪燃焼スープを飲むと満腹感が得られるので、食べ過ぎを予防してくれます。
脂肪燃焼スープダイエットで痩せる!
脂肪燃焼スープダイエットの効果や正しいやり方をご紹介しました。脂肪燃焼スープダイエットは、1週間の短期集中型ダイエットです。脂肪燃焼スープを食べると、デトックス効果があることで痩せやすい体になり、しかもお肌までキレイになるメリットがありますよ。
ただし、ダイエット終了後に反動で食べ過ぎてしまうとリバンドしてしまうので、暴飲暴食などはしないように注意しましょうね。