美容

間違ったドライヤーの使い方が頭皮を傷つける。正しいドライヤーの使い方と注意点

f:id:m-danjyo:20170729154344j:plain

あなたは正しいドライヤーの使い方を知っていますか?

ドライヤーは、ただ何となく適当にザッとやっている人も多いかもしれません。

とくに男性は、髪の毛をあまりしっかりと乾かさない人が多いようです。

そうすると、どんなことが起きると思いますか?

ドライヤーの使い方次第で、髪と頭皮の健康を守れます。

そのための正しい使い方をご紹介しましょう。

間違ったドライヤーの使い方

髪を乾かすことに関して、意外と誤解していることが多いようです。じつは間違っているドライヤーの使い方や、髪の乾かし方をご紹介します。

頭皮が傷むのでドライヤーは使わない

ドライヤーの熱で頭皮が傷むということは、知っている人が多いですよね。だからってドライヤーを使わないで濡れたままの状態は良くないです。

頭皮が蒸れてしまい、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。また濡れた状態は、キューティクルが開いて非常に髪が傷みやすい状態です。

その状態に追い打ちをかけるように、枕と髪の摩擦が、髪をどんどん痛めつけていきます。それで髪が傷まないわけがないですね。

髪がパサパサになるから最後まで乾かさない

髪が乾燥してパサパサになってしまうから、完全に乾かさないという人もいるのではないでしょうか?

じつはこれも雑菌が繁殖しやすいんです。それにキューティクルも開いた状態だと傷みやすくなってしまいます。

じつは最後まで乾かさないことが、頭皮や髪の毛を乾燥させているのかもしれません。

熱で傷むから冷風機能や扇風機で乾かしている

ドライヤーの熱で髪が傷むから、冷風機能や扇風機で乾かしていませんか? 一見何の問題もなさそうですが、じつはこれもダメなんです。

髪の毛はなるべく時間をかけないでササっと乾かすのがポイント。冷風機能や扇風機では乾くまでに時間がかかります。

それに頭皮が冷え切って、頭皮の血行が悪くなる可能性もあります。

正しいドライヤーの使い方

正しいドライヤーの使い方をしっかりと守って、あなたの髪と頭皮を守りましょうね。

タオルでしっかり水気をふき取る

まず最初に、タオルでしっかりと水気をふき取りましょう。

適当に拭いただけでドライヤーを当ててしまうと、長時間ドライヤーを当て続けないと髪がなかなか乾きません。すると髪がドライヤーのダメージを受けやすいのです。

基本的に、ドライヤーの時間が長すぎるとNGです。タオルドライをしっかりするコツは、以下のとおりです。

  • まず一回水気をふき取って、ヘアブラシで髪をとかします。
  • するとまた水が出てきますので、もう一回水気をふき取りましょう。

完全に乾かす

半乾きの状態は、頭皮にも髪にも良くないことはお話しましたよね。髪の毛は、完全に乾かしましょう。

ドライヤーを使用する時間は、なるべく短くする必要がありますので、乾いたらすぐにドライヤーを切りましょう。

髪から20センチ離してドライヤーを当てる

髪にドライヤーを近づけすぎると、髪が熱ダメージを受けてしまいます。頭皮の乾燥も招きやすくなるので、髪から20センチ離してドライヤーを当てましょう。

またドライヤーを軽く揺らすと、一点に熱が集中しないのでおすすめです。

あまり揺らすとドライヤーが壊れるからダメだと書いてありましたが、ワタシは今まで壊れたことは一度もありません。

髪の根元から先に乾かす

洗髪後に髪をセットする時は、ある程度乾いたら毛先を早々にセットしてしまうことってありませんか?

毛先をセットしても根元が乾いていなければ、セットはすぐに崩れてしまいます。そのため根元を先に乾かすようにしましょう。

また根元から乾かす理由は、もう1つあります。それはなるべく早く頭皮に近いところを乾かせば、頭皮に雑菌が繁殖するのを防げるからです。

髪が濡れた状態で長時間過ごすのも良くありません。

髪の毛は、最終的に乾けばOKではなく、いち早く乾かすことが重要なのです。

半分乾いたら上から下に向かってドライヤーを当てる

根元から乾かして、半分くらい乾いたら今度は上から下に向かってドライヤーを当てましょう。

洗髪後はキューティクルが開いている状態ですが、上から風を当てることで、キューティクルが閉じやすくなります。

やってみるとわかりますが、ヘアブラシでとかさなくても、髪が真っすぐに整いますよ。面白いくらいに。

髪を乾かす際の注意点

正しいドライヤーの使い方をご紹介しましたが、髪を乾かす際に注意点があります。

タオルドライではゴシゴシこすらない

ドライヤーで乾かす前に、タオルドライをしっかりするとお話しました。でも、頭皮をゴシゴシこすってはいけません。もちろん髪の毛をこすり合わせるのもNGです。

頭皮を拭くのは正解ですが、やさしく拭きましょう。そして髪は拭かなくてもいいくらい。タオルでギュっと握る感じで充分です。

1ヶ所に熱風を当てない

ドライヤーは、だいたい3段階くらいは温度調節がありますよね。熱風・温風・冷風が一般的でしょうか。

髪の毛は早く乾かすことが大切ですが、高温で乾かせば良いというわけではありません。

高温の熱風を1ヶ所に当てないで、少し低温の温風で乾かします。1ヶ所に熱が集中しすぎると、頭皮がやけどしてしまうかもしれません。

髪もパサパサに乾燥して、キューティクルが剥がれてしまいます。

最後は冷風を当てる

ドライヤーの冷風機能はあまり使わないかもしれませんが、髪を乾かした最後に使うのがおすすめです。

洗髪した状態(髪が濡れている状態)は、キューティクルが開いています。乾かしてもまだキューティクルは、完全に閉じていません。

そのため最後に冷風を当てることで、髪の毛のキューティクルが閉じてくれるんです。すると髪にツヤが出て、パサパサに乾燥することを避けられますよ。

ドライヤーの使い方で髪と頭皮を守る

f:id:m-danjyo:20170729154359j:plain

正しいドライヤーの使い方をご紹介しました。そんなにむずかしくも、面倒でもありません。ちょっとしたことに気をつけるだけで、劇的に髪や頭皮を守ることができますよ。乾かし終わった後の髪の状態を見れば、その違いはすぐにわかります。ぜひ今日からやってみてください。