ダイエット

水ダイエットの効果とやり方|飲むだけで体の中からキレイに痩せる!

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水ダイエットは飲むだけで痩せる!

スリムでキレイな人は、みんな水を積極的に飲んでいるイメージがありますよね。それもそのはず。実は、水にはダイエット効果があるんです。

水はゼロカロリーなので、ダイエット中でも安心して飲める飲み物。それはわかるけど、どんなダイエット効果があるのか気になりますよね。

そこで今回は、水ダイエットの効果とやり方についてご紹介します。

飲むだけでキレイに痩せるのはもちろん、美肌効果もあるから女性にうれしいダイエット方法なんですよ。

飲むだけだから、手軽にムリなく続けられるのもうれしいポイント。そんな水ダイエットで体の中からキレイに痩せちゃいましょう!

水ダイエットとは?

水ダイエットとは、水を飲むことで体内をデトックスできるダイエット方法の1つ。

小まめに水をたくさん飲むことで、体内の老廃物を排出して代謝をアップさせることができるんです。

しかも、ダイエット効果だけでなく、美肌効果まであるのがうれしいポイント。

体の中からキレイに痩せる効果があるので、モデルや女優も実践しているダイエット方法なんです。

それに、私たちの体はほとんどが水でできています。そんな水が不足すると、血液の流れが悪くなり、体内の老廃物をうまく排出できなくなってしまいます。

すると、代謝が低下して痩せにくくなるのはもちろん、肌もボロボロになってキレイとはほど遠い状態に。

そんな女性の悩みを丸ごと解決してくれる水ダイエットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

水ダイエットの効果とは?

私たちの体には、水が必要不可欠です。毎日のように汗や尿として体内の水分が排出されるため、定期的に水分補給をしなければいけません。では、なぜ水を飲むだけで痩せるのか、水ダイエットの効果についてご紹介します。

デトックス効果

水ダイエットには、体内の老廃物を排出する「デトックス効果」があります。水を飲むとリンパの流れが良くなり、老廃物を排出する効果が高まるんです。

老廃物が排出されると、むくみや便秘を解消し、痩せやすい体をつくることができます。余分な脂肪がたまりにくくなり、セルライトの予防にも効果的ですよ。

代謝アップ

水を飲むだけで痩せる理由は、代謝がアップするから。水を飲むと、体温が一時的に低下し、下がった体温を上げるためにエネルギーを消費して熱を生み出します。

これが代謝がアップするしくみ。

代謝がアップすると、脂肪が燃焼しやすくなり、痩せやすい体になることができます。だから水には、ダイエット効果が期待できるんです。

美肌効果

水ダイエットをすると、血液がサラサラになって血行が良くなります。すると、新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーを促すことで肌細胞が生まれ変わります。

新しい肌に生まれ変わると、古い角質が剥がれ落ち、つねにキレイな肌をキープできるんです。その結果、うるおいに満ちた美肌を保つ効果が期待できます。

食欲を抑える

ダイエットで一番つらいのが、食欲を抑えることですよね。水ダイエットなら、飲むとお腹にたまるので空腹感を紛らわせることができます。

食前に飲めば早食いを抑えたり、食べ過ぎを防止してくれたりする効果が期待できます。

どうしても水だけでは空腹感が満たされない場合は、炭酸水を飲んでみるのもオススメ。炭酸ガスを含んだ炭酸水を飲めば、お腹がふくらんで満腹感が増しますよ。

水ダイエットのやり方

水ダイエットは、置き換えダイエットではありません。水を飲むだけの簡単なダイエット方法ですが、栄養バランスの良い食事を摂ることが基本です。

その上で、水を飲む量やタイミングなど、意識するポイントがいくつかあります。それでは、水ダイエットのやり方について見ていきましょう。

飲む水の量

「1日に2リットルの水を飲むと良い」と聞いたことはありませんか? でも実は、体重によって、水を飲むべき量が変わってくるんです。

1日に2リットルが一般的な摂取量の目安ではありますが、人によって必要な水の量が違うんです。

◆体重の4%の量を目安に

水ダイエットは、飲めば飲むほど効果があるわけではありません。1日に摂取すべき水の量は、体重の4%と言われています。

体重50キロの人なら、ちょうど2リットルになりますね。ちょっと多いと感じるかもしれませんが、小まめに少量ずつ飲めば、ふつうに飲める量です。

あくまでも目安なので、厳密に計算する必要はありませんが、飲む量が足りなければ水ダイエットの効果が半減しますし、飲む量が多すぎるとむくみを引き起こす恐れがあります。

水ダイエットに最適な水の選び方

水には、硬水と軟水があります。水ダイエットには、どちらの水が最適なのでしょうか?

硬水は飲みにくくて苦手な人も多いと思いますが、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれているのが特徴です。

便秘を解消する効果が高く、ダイエットに適している水です。

一方、軟水はミネラルの含有量が少なく、飲みやすいのが特徴です。硬水で下痢になりやすい人には軟水がオススメ。

胃腸への負担が少ないので、飲み比べてみて体に合った水を選びましょう。

水を飲むタイミング

水を飲むタイミングはとくに決まっていませんが、ダイエット効果がアップするオススメのタイミングがあります。

1日のうち、以下の3つのタイミングで水分補給をするようにしましょう。

◆起床時

起床時は、体の水分量が不足している状態です。人は、眠っている間にコップ一杯分の汗をかくと言われています。

これは冬でも同じ。そのため、朝起きたときには水分補給をすることが大切です。

起床時に水を飲むことで胃腸を活発にし、便秘を解消する効果も高まりますよ。

◆食前

お腹が空いていると、食事を食べ過ぎてしまったり、つい早食いになってしまったりしますよね。これを予防するためには、食前に水を飲むのがオススメ。

食前に水分補給をすることで空腹感が紛れ、早食いや食べ過ぎを予防できますよ。

◆寝る前

眠っている間に汗をかくため、寝る前にも水分補給をしておくことが大事。トイレに起きるのが心配という人もいると思いますが、水分不足になるほうが心配です。

寝る直前ではなく、寝る30分くらい前にコップ一杯の水を飲んでおくと良いでしょう。

寝る直前に飲むと、途中でトイレに行きたくなったり、翌朝の顔がむくんでしまうこともあります。

寝ている間は膀胱の活動が弱まるので、寝る直前にトイレに行っておけば目が覚める心配もないでしょう。

常温の水を飲む

冷たい水を飲むと、体が冷えて代謝が低下してしまいます。すると、ダイエット効果が半減してしまうので、水ダイエットでは常温の水を飲むのがオススメ。

常温以上の水なら体が冷えることはないので、白湯もオススメですよ。

ただし、便秘がちな人は冷水のほうが良い場合もあります。冷水を飲むことで胃腸を刺激して、便意をもよおす場合があるんです。

そうすれば便秘を解消して、ダイエット効果が高まりますね。

炭酸水・酵素水・水素水もオススメ

水ダイエットでは、ふつうの水を飲むのが基本ですが、炭酸水や酵素水、水素水などを飲むのもオススメ。ふつうの水と併せて、これらの水も取り入れてみると良いでしょう。

それぞれの水には、どのような効果があるのか順番にご紹介します。

◆炭酸水のメリット

炭酸水には炭酸ガスが含まれていて、お腹にたまりやすいので満腹感がアップするのがメリット。

さらに、炭酸水には血管を拡張する働きがあり、血行を促進して肩こりの解消や疲労回復の効果があります。

ダイエットには関係ありませんが、健康な体を保ちながらダイエットしたい人にはオススメです。

◆酵素水のメリット

酵素水は、野菜や果物に含まれる「酵素」が入っている水のことで、デトックス効果が高いのがメリット。

ただし、酵素は熱に弱いため、加熱するのはNGです。酵素水(酵素ドリンク)は、ファスティングダイエット中の飲み物としても知られていますね。

◆水素水のメリット

水素水は、水素が含まれている水のことですが、飲んだ感じはふつうの水とほとんど変わりません。

活性酸素を除去する抗酸化物質が多く含まれていて、アンチエイジングに効果的なのがメリットです。

水ダイエットを成功させるポイント

水ダイエットを成功させるためには、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか?

小まめに水を飲む

1度に大量の水を飲むと、体がむくみやすくなります。そのため、水ダイエットでは小まめに水を飲むことが大事。

1回あたり200ml程度を目安にして、1~2時間おきくらいに飲むと良いでしょう。そうすれば、自然と体重の4%くらいの量になります。

運動をして水を排出する

水ダイエットは、「水を飲んで出す」という循環によって効果を発揮します。そのため、適量の水を飲むとともに、運動をして汗を出すことが大事。

運動することで消費カロリーもアップし、ダイエット効果が高まります。

また、運動することで筋肉量が増え、血流が良くなり、代謝がアップしますよ。

水ダイエットの注意点

水ダイエットには、いくつかの注意点があるのでご紹介します。

飲めば飲むほど痩せるわけではない

水ダイエットは、「たくさん水を飲めば痩せる」と思ってしまいますよね。でも、違うんです。

体重の4%の量の水を飲むため、普段から水をあまり飲んでいなかった人からすると、大量の水を飲むように感じるかもしれませんが、極端に飲みすぎると「水中毒」になる恐れがあります。

大量に水を飲みすぎると、血液中のナトリウム濃度が薄くなり、めまいや頭痛などが起こります。

最悪の場合には、命に関わることもあるため注意しましょう。これを防ぐには、一度に大量の水を飲むのではなく、少量を小まめに飲むことが大切です。

トイレが近くなる

水を飲むとトイレが近くなるので、仕事中や外出先で困ってしまうかもしれません。

でも、水ダイエットでは「水を飲んで排出する」という循環が大事なポイントなので、これを防ぐことはできません。

体内の水分量を一定に保つ機能があるため、トイレを我慢すると腎臓に負担がかかり、膀胱炎などを引き起こすので注意しましょう。

冷たい水を飲むと体が冷える

水ダイエットでは、常温の水を飲むことが推奨されています。冷たい水をたくさん飲むと、体が冷えてしまうからです。

体が冷えると体温が低下し、代謝が低下することで痩せにくくなってしまいます。

また、体温が低下すると免疫力も低下し、体の不調を引き起こしてしまう恐れがあります。体が冷えやすい人は、白湯がオススメです。

白湯を飲むことで内臓の温度が上昇し、血流アップや便秘解消に効果があります。

水をたくさん飲むとむくんで太るの?

「水をたくさん飲むと、むくんでしまうのでは?」と心配する人も多いですよね。

たしかに水の飲み方によってはむくんでしまうこともありますが、水分不足のほうがむくみの原因になります。

もともと水にはカロリーがなく、脂肪になることはありません。

そのため太ることはありません。飲んだら出して循環を良くすれば、むくむどころか、むくみを解消することができますよ。

水ダイエットは水道水でもOK?

水ダイエットでは、硬水か軟水を飲むのが基本です。では、水道水はどうなのでしょうか? 日本の水道水は安全なので、水道水でもOKです。

ただし、殺菌のために塩素やカルキが含まれているため、そのニオイから「まずい」と感じてしまうかもしれません。これらのニオイを防ぐには、いくつかの方法があるのでご紹介します。

レモン果汁を加えて中和する

殺菌に必要な塩素は、水道水を衛生的に保つために必要不可欠です。とはいえ、塩素のニオイが気になる人は、レモン果汁を加えると良いでしょう。

塩素に酸を加えると中和されるので、レモン果汁の酸で中和しましょう。味もさわやかになるので、飲みやすくなりますよ。

沸騰させてカルキ抜きをする

水道水のカルキが気になる人は、一度沸騰させてから飲むと良いでしょう。

沸騰させると、一時的に「トリハロメタン」という発がん性物質が発生しますが、10分以上沸騰させると除去することができます。

また、沸騰させてカルキ抜きをした水には、保存性がありません。そのため長期保存はできないので、冷蔵庫で保管して1日以内に飲み切りましょう。

浄水器を使う

沸騰させるのは面倒だし、そのまま飲むのもイヤ。かといって、ボトルウォーターを買うとお金がかかる……という人は、浄水器を使うのがオススメ。

浄水器を通した水なら、カルキ臭が消えるので飲みやすいでしょう。

浄水器にも色々な種類があるので、自分に合ったものを選んでみてください。大きく分けると、水道の蛇口につけるタイプの浄水器と、ボトルに水を入れて浄水するタイプがあります。

水を飲むだけで体の中からキレイに痩せる!

水ダイエットの効果とやり方についてご紹介しました。水がダイエットに良いことは知っていても、詳しいことまでは知らなかった人も多いのではないでしょうか? むくみが怖くて水ダイエットを敬遠していた人もいるかもしれませんが、「飲んだら出す」のサイクルを意識すれば大丈夫です。水を飲むだけの水ダイエットで、体の中からキレイに痩せましょう!