長く付き合った彼氏と別れるのは、かなりのエネルギーが必要になりますよね。
それを考えると、別れを決断することに迷いが生じてしまう人も多いはず。
でも、一人になるのが寂しいからといって惰性で付き合うのも良くありません。
長く付き合った彼氏だからこそ、別れるときは誠意を尽くしたいし、自分自身も後悔したくない。
そこで今回は、長く付き合った彼氏と別れても後悔しない決断方法と、辛い気持ちの乗り越え方についてご紹介します。
彼氏と別れるべきか迷っている人、「別れたら後悔するのでは?」と不安を抱えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
長く付き合った彼氏と別れたら後悔する?
長く付き合った彼氏と別れて後悔するのは、おもに3パターンあります。どんなときに後悔するのか見ていきましょう。
一時の感情で別れたことを後悔するパターン
長く付き合っていると、時にはケンカすることもありますよね。でも、大きなケンカをしたときは、一時の感情で別れてしまうケースもあります。
ケンカをすると日頃の不満が爆発することも多く、相手を傷つけるような発言をしてしまうことも少なくありません。
そんなときに勢いで「もう、別れよう」と言ってしまい、そのまま別れてしまうカップルもいるのです。
しかし、一度口から出た言葉は取り消すことができません。長い付き合いだからこそ素直になれなくて、そのまま別れて後悔する人も多いのです。
彼の魅力を再確認して復縁したくなるパターン
付き合いが長くなってくると、彼氏の悪い部分ばかりが目につくことも多いでしょう。
不思議なことに、相手の悪い部分にフォーカスすると、どんどん悪い部分が増えてしまうのです。
そして、悪い部分しか見えなくなり、別れを決断してしまうケースもあります。
しかし、いつもそばにいるときは忘れていたけど、別れた後に彼氏の良い部分を思い出し、魅力を再確認して復縁したくなるパターンもあります。
安易に別れを決断すると、自分の本当の気持ちに気づけずに後悔してしまうことが多いのです。
次の恋人ができなくて不安になるパターン
彼氏への愛情は冷めていたし、お互いに納得して別れても、次の恋人がなかなかできなくて不安になるパターンもあります。
彼氏と復縁したいわけではないけれど、独りぼっちの寂しさが身にしみて別れを後悔する人も少なくありません。
しかし、彼氏への愛情が冷めていたなら正しい決断だったのです。その場合は、自分の決断を受け入れて前向きに生きていくしかありません。
元彼にしがみついているうちは、後悔が消えないでしょう。
長く付き合った彼氏と別れるのは辛いけど別れた方が良い場合もある
そもそも長く付き合える彼氏は、あなたにとって貴重な存在。それだけ長く付き合える相手は、そう何人も出会うものではありません。
しかし、それでも別れた方が良い場合もあります。それはどんな場合なのでしょうか? 今の彼氏を貴重な存在だと理解した上で、慎重に別れを決断しましょう。
彼氏に結婚の意思がない場合
多くの女性は結婚したいと思っているので、彼氏に結婚の意思がなければ別れを決断したほうが良いかもしれません。
別れるのが不安だからといって、いつまでもダラダラお付き合いをしていると、結婚適齢期を過ぎて後悔することも多いからです。
彼氏が結婚に対してごまかしたり、消極的な態度を取るなら「結婚する気がないなら別れる」と言ってみましょう。
もし、結婚したい気持ちはあるけど踏ん切りがつかないだけなら、そこで本当の彼氏の気持ちを聞けるかもしれません。
ただし、別れる気がないのにカマをかけて別れを切り出すのは反則です。本当に別れることになったら、それこそ後悔することになるでしょう。あなたへの信用もなくなります。
一人になるのが不安なだけの場合
長く付き合った彼氏と別れたら、今までのライフスタイルがガラリと変わります。いつもそばにいた人がいなくなるので、一人になるのが不安に感じる人も多いと思います。
しかし、一人になるのが不安なだけで別れを決断できないなら、それは彼氏にも失礼ですし、あなたも自分の気持ちに嘘をついていることになります。
彼氏にも自分にも嘘をついて関係を続けても、お互いにとって良いことは1つもありません。彼氏や自分のことを大切に思うなら、きちんと踏ん切りをつけることをオススメします。
とはいえ、自分の気持ちを掘り下げてみたら、彼氏のことが本当はすごく好きだったことに気づくかもしれません。
自分の気持ちにきちんと向き合えば、後悔しない決断ができます。
どうしても許せない部分がある場合
彼氏にどうしても許せない部分があるなら、別れたほうが良いでしょう。
たとえば、浮気したことが許せないとか、金遣いが荒くて結婚するのは無理とか、明確な理由があれば早めに別れを決断したほうが良いかもしれません。
とはいえ、長く付き合った彼氏には情があるので、なかなか簡単には別れられないですよね。その場合は、自分の将来のことを真剣に考えてみましょう。
彼氏のことを考えてあげるのは素晴らしいことですが、あなたの人生が1番大切ですよね。あなたが後悔しないために、あなたの人生を1番に考えましょう。
後悔しない決断をするポイント
では、長く付き合った彼氏と別れても、後悔しない決断をするポイントについて見ていきましょう。
別れたいのは一時的な気持ちかどうか
後悔しない決断をするには、彼氏と別れたい気持ちが一時的なものかどうかをハッキリさせることが大切です。
ケンカをしたばかりで冷戦状態であれば、きちんと仲直りをしてから冷静に判断しましょう。今は正しい判断ができなくなっている可能性があるからです。
せっかく長く付き合ってきたのに、一時的な気持ちで別れを切り出してしまったら後悔する可能性大。必ず、感情的になっていないときに決断しましょう。
自分に改善できる部分があるか考えてみる
彼氏の悪い部分が目につくと、彼氏のほうが悪いと思いがち。でも、本当にそうでしょうか? 彼氏からすれば、あなたにも悪い部分があるかもしれません。
「昔はもっと優しかったのに……」と思っているのも、相手に嫌な部分があって我慢しているのも、あなただけとは限りません。
別れを決断する前に、自分に改善できる部分はないか考えてみましょう。相手の気持ちになって考えてみて、それでも無理だと思うなら別れを決断しても仕方ありません。
別れるメリット・デメリットを比較してみる
長く付き合った彼氏と別れるのが不安なら、別れるメリットとデメリットを比較してみましょう。紙に書き出してみると、ゴチャゴチャになった頭を整理しやすくなります。
たとえば別れるメリットは、束縛の強い彼氏を気にせず友達に会えるとか、電話に出なくても怒られないとか。
別れるデメリットは、一人になると寂しいとか、新しい人と関係をゼロから築いていくのが大変とか。
このメリットとデメリットを比較して、どちらのほうが耐えられるかを考えてみましょう。
長く付き合った彼氏との別れの乗り越え方
二人の関係についてしっかりと考えて別れを決断したら、もう振り返らないこと。そうしないと前を向いて生きていくことができなくなります。
では、長く付き合った彼氏との別れを乗り越える方法についてみていきましょう。辛い時期は、すぐに終わりますよ。
辛い気持ちを思い切り吐き出そう
自分から別れを切り出したとしても、長く付き合った彼氏との別れは辛いもの。たくさんの思い出があるし、もちろん好きだったところもあるでしょう。
色々なことを思い出すと、辛い気持ちになってしまうと思います。そんなときは辛い気持ちを抑えずに、思い切り吐き出しましょう。
我慢すると余計に辛くなるので、思い切り泣いたり、思い切り落ち込んだりするのです。
自分の気持ちをムリに封じ込めていると、心の中でいつまでもくすぶって消えなくなります。
長く付き合った彼氏と別れたら誰だって辛いんです。辛いときは辛いと言っていいんです。隠さなくていいんです。まずは、どっぷり辛い気持ちに浸りましょう。
今まで付き合ってくれた彼氏に感謝しよう
長く付き合える相手なんて、人生のうちでそれほど多くはいません。だから、今まで付き合ってくれた彼氏に感謝しましょう。彼氏に直接伝える必要はありません。
あなた自身の心の中で感謝すれば良いのです。
彼氏のことが大嫌いになって別れたとしても、感謝する部分が1つくらいはあるはずです。1つの出会いに感謝できない人は、次に良い出会いは訪れません。
どんな彼氏であろうと、あなたを深く傷つけた彼氏であろうと、出会った学びに感謝するのです。それが教訓となって、次の恋に活かすことができるのですから。
自分の好きなことをしよう
思い切り辛い気持ちに浸って、彼氏との出会いに感謝したら、次は、思い切り自分の好きなことをしましょう。
今までは彼氏に縛られていた人もいるでしょうし、そうでなくても、何となく好きなことを後回しにしていた人も多いはずです。
だから今こそ、あなたが好きなことをするのです。
趣味でも仕事でも打ち込めるものに一生懸命取り組んだり、行きたかった旅行に行ったり、なかなか会えなかった友達に会ったりしましょう。
自分に投資して、自分磨きをするのも良いでしょう。エステやマッサージでリラックスしたり、欲しかったバッグを買ったり、ちょっとした贅沢をするのもオススメです。
新しいことにチャレンジしよう
長く付き合った彼氏と別れたら、生活が一変します。そんなときは、新しいことにチャレンジするのがオススメ。
前から気になっていた習い事を始めたり、一人旅や一人飲みなどにチャレンジしてみるのも楽しいでしょう。
新しいことを始めると、新しい出会いがあります。そこで新たな恋が始まることも少なくありません。
別れたばかりだと次の恋をするなんて考えられないかもしれませんが、意外と良くあることです。長年付き合った彼氏と別れたすぐ後に、スピード婚する人も多いんですよ。
どうしても忘れられない! 長く付き合って別れた彼氏と復縁するコツ
しっかり考えて決断したつもりだけど、どうしても忘れられなくて復縁したいと思ってしまうこともありますよね。
一度は終わった恋なので、また同じ終わり方をするリスクもありますが、それでも好きで忘れられないなら復縁するコツをご紹介しましょう。
ある程度の冷却期間は必要
一般的に長く付き合うというのは、1~3年以上のことをいいます。中には5~7年付き合って別れた人もいるかもしれません。
それくらい長く付き合って別れた場合、復縁するにはある程度の冷却期間が必要です。少なくとも数ヶ月間は連絡を取らず、冷却期間を置きましょう。
長く付き合っていたカップルが別れるときは、お互いに考え抜いて決断したはず。だから、そんなすぐに気持ちが変わるとは思えません。
しかし、長く付き合ったカップルだからこそ復縁の可能性が高いとも考えられます。
別れてすぐは相手への印象が悪いかもしれませんが、しばらく経つと相手の良い部分や楽しかった思い出などを思い出すこともあるからです。
冷却期間を置いている間に、誰か他の人と付き合ってしまうのが不安かもしれませんが、それくらいのリスクを覚悟するのは前提条件です。
何気ない感じで連絡してみる
冷却期間を置いたら、何気ない感じで連絡してみましょう。思いつめた感じで連絡したら、彼が引いてしまうのでNGですよ。
友達に戻ったみたいな感じで、「久しぶり~、元気だった?」と軽いノリで連絡してみましょう。
冷却期間中に彼もあなたとの思い出を振り返っていたかもしれませんし、別れてから色々あったかもしれません。
近況報告をするつもりで会う約束をして、そこでさり気なく復縁をアピールしてみましょう。新しい彼女がいないかどうかを確認するのは忘れずに。
新しい彼女ができていて、彼があなたに未練がないならあきらめたほうが良いかもしれません。彼の新しい恋路を邪魔するのではなく、あなたも前を向いて歩き出す時なのです。
悪かったところを直す努力を見せる
彼に新しい彼女がいなくて、彼も何となく復縁したそうなニュアンスを感じたら、悪かったところを直す努力を見せてみましょう。
どちらから別れた場合でも、お互いにどこか悪い部分はあったはずです。復縁するか迷った場合、「相手の悪かった部分を許せるかどうか」が重要な判断材料になります。
だから、彼氏が安心して復縁を決断できるように、あなた自身が変わろうとしている努力を見せることが大切なポイントになります。
同じ失敗をくり返さないように注意
一度別れたカップルが復縁した場合、絶対に避けたいのが「同じ失敗をくり返すこと」です。また同じ別れ方をするなら、復縁する意味がありません。
わざわざ二度も悲しい思いをする必要はないのです。だから、復縁するなら絶対に同じ失敗をくり返さないために努力することが大事。
同じようなケンカになりそうになったら一旦冷静になって引いてみるとか、相手の嫌な部分を好きになる努力をしてみるとか、同じ失敗をくり返さないように注意しましょう。
長く付き合った彼氏との学びは次の恋で活かそう!
長く付き合った彼氏と別れたら後悔する理由や、別れが辛いときの乗り越え方についてご紹介しました。長く付き合えば思い出もたくさんあるので、悲しくないはずはありません。だから、辛い気持ちを素直に認めて、その上で前に進むことを考えましょう。一人の人と長く付き合えたことは、あなたにとって大きな学びになっているはずです。元彼との学びは、必ず次の恋で活かせるでしょう!