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生き方がわからない時にすべきこと|生き方がわからなくなる原因と抜け出し方

「自分らしい生き方がわからない」
「満足する生き方ができていないような気がする」

そんな漠然とした不安や焦りを感じていませんか?

でも、自分が何に悩んでいるのか明確にわからず、迷走している人もいるかもしれません。

そこで今回は、生き方がわからない時にすべきことについてご紹介します。

自分が何に悩んでいるのかが明確になれば、生き方がわからない状態から抜け出せるでしょう!

「生き方がわからない」って、どういうこと?

「生き方がわからない」というのは、どうやって生きていけば良いかわからない状態のこと。

「生き方」を見つけるためには、まずは「生きる目的」を決める必要があります。

逆にいうと、生きる目的が決まっていないから、生き方がわからないのです

こういう話をすると、「じゃぁ、どうやって生きるのが正しいの?」と質問する人がいますが、生き方に正解はありません。

だから、正しい生き方を探そうとしてもムダ。人それぞれ生き方は違ってOKなのです。

生き方がわからない時は、自分の好きなことを見つけたり、生きがいを見つけたりするのがオススメ。

人生を楽しむことを考えれば、生き方がわからない……と迷うことがなくなります

生き方がわからない時にすべきこと

生き方がわからないと思う人は、何か大きな悩みを抱え込んでいる可能性があります。

しかし、「その悩みが何なのかわからない……」と思っている人が多いのです。

何かが心に引っかかっていたり、モヤモヤした感情を抱えたりしているけど、「なぜそう感じてしまうのか」「何が引っかかっているのか」が自分でもわからないのです。

その状態こそが、「生き方がわからない状態」。

では、生き方がわからない時にすべきことって何なのでしょうか?

それは、「心に引っかかっている物」「モヤモヤしている物」の正体を見つけだすこと。

自分の気持ちにきちんと向き合って、漠然とした悩みを1つ1つ探っていくことが大切です。

もしかしたら、いくつもの悩みが複雑にからみ合って生き方がわからなくなっているのかもしれません。

その場合は、一度にすべてを解決するのは不可能。焦らず丁寧に、1つずつ解決していきましょう。

時間はかかるかもしれませんが、次第に心がスッキリしてくるはずですよ。

生き方がわからなくなる原因とは?

「生き方がわからない」という状態になってしまうのは、人それぞれ様々な原因があります。そこで、生き方がわからなくなる原因について見ていきましょう。

目標がない

生き方がわからない人の多くは、人生に目標がないことが原因になっています。

先ほどご紹介したように、生き方がわからないのは、生きる目的がわからないからです。

人生の目標といった大きな目標でなくても、もっと身近な小さな目標でもかまいません。

何らかの目標を設定することで、毎日に張り合いが出てきますよ。

やりたい仕事をしていない

すべての人が、子どもの頃に思い描いた仕事をしているわけではありませんよね。

やりたい仕事があったけど叶わなかった人もいれば、やってみたけど大変であきらめてしまった人もいるかもしれません。

また、やりたい仕事が見つからずに、探し続けている人もいるかもしれません。

いずれにしても、やりたい仕事をしていない人は、生き方がわからないと思ってしまう原因になります。

仕事が苦痛

誰だってやりたい仕事に就いて、いきいきと働きたいと思っています。

でも、仕事にやりがいを感じられずに、苦痛しか感じられない人もいます。

本当にこの仕事で良いのか、自分に向いている仕事はもっと他にあるのではないか、などと自分の決断に自信が持てなくなる場合も。

自分の決断に自信が持てなくなると、生き方そのものを「これで良いのか?」と疑うようになります。

そのため生き方がわからなくなり、人生に迷いが生じてしまうのです。

人とのコミュニケーションが苦痛

仕事をする上で、人とのコミュニケーションが苦痛だと感じている人は多いです。でも、仕事以外でも人間関係を苦痛に感じている人が増えています。

プライベートで友人や恋人と楽しみたいと思っても、人とのコミュニケーションがうまく取れないため、友人や恋人をつくることができないのです。

まわりの人は自然と人間関係を構築できるのに、なぜ自分はうまくコミュニケーションが取れないのだろう……と悩んでいる人も少なくありません。

没頭できる趣味がない

仕事や人間関係がうまくいかなくても、趣味があればプライベートは充実しますよね。

でも、没頭できる趣味がない人は、人生に楽しみを見つけることができません。趣味がない期間が長くなると、何をすれば良いかもわからなくなってきます。

このような人は、つねに悩みやストレスを抱えていて、心が休まる時がありません。そのため身も心も疲弊して、人生を悲観してしまうこともあります。

ここまで来ると、何をしても楽しいと感じることができなくなり、生き方がわからなくなってしまうのです。

「生き方がわからない……」から抜け出す方法

生き方がわからないと思っている人は、悩みが複雑化して、何に悩んでいるのかわからなくなっている可能性があります。

または悩みがたくさんあって、何から解決すれば良いのかわからなくなっている可能性もあります。

だから、まずは1つずつ解決していくことが大切。では、生き方がわからない状態から抜け出す方法を1つずつ見ていきましょう。

他人と自分を比べない

生き方がわからなくなる原因の中で、もっとも私たちの生活に大きな影響を与えるのが「人間関係」。

とくに、他人と自分を比べてしまう人は、勝手にネガティブな気持ちになって生き方がわからなくなってしまいがち。

誰かと比べて「自分のほうがダメだ」と落ち込んだり、「なんで〇〇さんばっかり」とひがんだりして、ネガティブな気持ちになってしまうのです。

だから、他人と比較するのはやめましょう。

すぐに逃げない

人生には困難がつきものですが、人間は困難から逃げたくなってしまうもの。

しかし、逃げてばかりいると困難に立ち向かう勇気がなくなり、すぐに逃げてしまうようになるのです。

  • 責任ある仕事を打診されたけど、自信がなくて断ってしまった
  • 彼氏との関係がうまくいかなくなり、傷つくのが怖くて別れてしまった

責任ある仕事を引き受ければ苦労が増えますが、その代わり出世の可能性が高まります。それを断れば楽な生活になりますが、出世の道は途絶えます。

彼氏との関係がこじれたとき、きちんと話し合えばお互いの欠点を直して、関係を修復できます。その先には、結婚もあるかもしれません。

しかし、自分の欠点を直す努力をせずに別れてしまったり、これ以上傷つくのが怖くて別れてしまったりしたら、一生独身になってしまうかもしれません。

このような状況で逃げ出してしまったら、もったいないです。その先に行って、はじめて人生が充実するのです。

人生について考える時間をつくる

日々の忙しさに追われていると、人生について考える時間をなかなか取ることができません。

でも、一人でじっくり考える時間がないと、生き方に迷ってわからなくなってしまうことがあります。

だから、1日10分でもいいから一人でじっくり考える時間をつくりましょう。

朝起きてすぐの10分でも良いですし、寝る前の10分でもOKです。お風呂に入っている時や、通勤電車の中でも良いでしょう。

たった10分でも、それを毎日続ければ自分と向き合う時間が着実に増えていきます。

その時間の中で、自分が生きる方向性を見つけていくことができるでしょう。

旅をする

毎日同じ空間で、同じものを見て生活しています。しかし、いつも同じものしか見ないと刺激を受けることがなくなります。

つまり、何も感じなくなってしまうのです。

何も感じなくなると人生が色あせて見えてきて、どうやって生きれば良いのかわからなくなってしまうことも。

そんな状態から抜け出すには、旅をすることがオススメです。

旅をすればいつもと違う景色を見ることができ、新鮮な刺激を受けることができます。

たとえば自然が多い場所に行けば、木々の香りを嗅いだり、鳥のさえずりを聞いたり、頬に触れる風を感じたりすることができます。

五感を刺激すると、今まで忘れかけていた感動が蘇ってきて、生きることに意欲が湧いてくることでしょう。

自分の人生に責任を持つ

生き方がわからない状態から抜け出すためには、自分の人生に責任を持つことです。

生き方がわからなくなって、漠然とした不安に押しつぶされそうになっている時は、無責任になっているのかもしれません。

「人生で成し遂げたい事なんて別にないし」とか、「何もない人生でも毎日楽しければいいし」とか、ちょっと人生を適当に考えていませんか?

自分の行動は、すべて自分で決断した結果です。その行動の結果が、未来をつくるのです。

そう考えると、1つ1つの行動に責任を感じるようになりますよね。まずは、そこから始めてみましょう。

限界を超える努力をする

生き方がわからなくなっている時は、あえて辛い道を選んでみるのも効果があります。

自分で自分の限界を決めずに、限界を超える努力をしてみましょう。

年齢を重ねれば、体力的にもできないことは増えていきますが、何でもかんでもあきらめたら人生はくすんでしまいます。

「筋肉と脳は、何歳からでも鍛えられる」こんな説もあるくらいですから、自分で限界を決めないでください。限界にチャレンジしてみましょう。

焦らずに落ち着いて行動する

生き方がわからなくなっている時は、何かに追われるように焦っている可能性があります。

「自分の人生はこのままで良いのだろうか?」とか、「もし今死んだら後悔するだろうなぁ」とか、漠然とした焦りを感じる場合も。

しかし、焦っても何も解決しません。だから、焦らずに落ち着いて行動するようにしてみましょう。

ここで1つ気づいてほしいのが、何を選んでもあなたの自由だということ。何かに制限されることはありません。

人生はいつだって、あなたの好きなように決めることができるのです。それを忘れないでください。

生き方がわからない人は感謝することから始めよう!

生き方がわからない原因と、抜け出し方についてご紹介しました。生き方に迷っている時は、焦っていたり、ネガティブになっていたり、マイナスの感情が動いている時です。そのままでは、マイナスの感情に埋め尽くされてしまいます。

だから、今目の前にあるものすべてに感謝することから始めましょう。感謝することで、あなたの中のプラスの感情が動き出します。それがどんどん好転していけば、人生が充実するようになりますよ!