もち麦ダイエットは、健康的に痩せたい人におすすめのダイエット方法です。
たった2週間で、ウエストサイズが10センチ以上も減少した人もいるんだとか。
それ以外にも、どんなダイエット効果があるのか。
また、どんなやり方なのかをご紹介します。
注意点も含めて、もち麦ダイエットの魅力を見ていきましょう。
目次
もち麦ダイエットの効果とは?
もち麦ダイエットの効果がどれほどスゴイのか、順番に見ていきましょう。
コレステロールを下げる作用がある
もち麦ダイエットの効果は、コレステロールを下げる作用があることです。もち麦にはβグルカンが含まれていて、胃で消化されずに腸まで届くのが特徴です。
βグルカンの効果がスゴイのは、ここからです。
なんと腸内にあるコレステロールをつつみ込んで、体外に排出するはたらきがあります。そのためコレステロールを下げる効果が期待できるのです。
肥満気味で困っているメタボの人なら、健康的に痩せることができますね。
糖質と脂質の吸収をおさえる
もち麦ダイエットの効果は、糖質と脂質の吸収をおさえることです。つまり太りにくい効果があるということですね。
糖質の吸収をおさえるということは、血糖値の上昇をおさえる作用があります。
血糖値の上昇をおさえるということは、インスリンの分泌をおさえて、脂肪が蓄積されるのを防ぐ効果もあります。
また実際にも、硬くてよく噛まないといけないので、早食いを防ぎ血糖値の上昇をさらにおさえることができます。
食物繊維が豊富で満腹感があり、腸内環境を改善する
もち麦ダイエットの効果は、食物繊維が豊富で満腹感があることです。食べた後の満足感は、白米とは比べ物にならないほどです。
そのため満腹感も持続して、間食をひかえることができるでしょう。
もち麦の食物繊維の量は、完全栄養食と言われている玄米の約4倍、そしてなんと白米の26倍も含まれていると言われています。
これは、かなりの量ですよね。ダイエット効果が高いのも納得です。
そのため便秘解消効果もすごいんです。もち麦を食べ始めてから、1日3回もお通じがある人もいるようですよ。
もち麦ダイエットのメリット
もち麦ダイエットには、多くのメリットがあります。
健康効果もあるようなので、見ていきましょう。
2週間でウエストサイズが大幅ダウンの可能性が
もち麦ダイエットのメリットは、とくに効果があらわれるのがウエストサイズです。
体型にもよりますが、多くの人がたった2週間で10センチ前後ウエストサイズがダウンしているのです。
つまりポッコリお腹の解消には、かなりの効果が期待できるというわけですね。
この理由は、もちろん食物繊維による便秘解消効果が大きいでしょう。腸内環境を180℃変えるほどの効果があるかもしれません。
ガン予防の効果も認められている
もち麦ダイエットのメリットは、ガン予防の効果も期待できるそうです。とくに大腸ガンの予防に効果があるようです。
それもそのはず。食物繊維が豊富で便秘解消してくれるので、腸内に毒素がたまりにくくなります。
そのため腸内環境がつねに良い状態を保つことができるのです。大腸ガンになる原因の多くは、長期間にわたって便秘していることが多いのです。
リバウンドしにくい
もち麦ダイエットのメリットは、リバウンドしにくいことです。食事系のダイエットでいちばん怖いのが、リバウンドすることですよね。
でも、もち麦ダイエットならリバウンドの心配は少ないのです。
なぜならしっかりと食べていたので、ダイエット明けにドカ食いすることないでしょう。
またもち麦を食べつづけることによって、痩せやすい体質に変わっていると言えるのです。栄養価も豊富ですから、ずっと食べつづけることもできますね。
もち麦ダイエットのやり方
もち麦ダイエットのやり方は、とっても簡単です。
食事制限がほぼないので、我慢することも少ないのが特徴です。
白米に混ぜる・白米をもち麦に置き換える
もち麦ダイエットのやり方は、白米を100%もち麦に変える方法です。ただし少しクセがあるため、苦手な人もいるかもしれません。
玄米が苦手な人なら、もち麦のほうがモチモチして美味しいと感じるかもしれませんね。
または白米ともち麦を1:1の割合で混ぜてもOKです。
どうしても苦手な人は、最大で白米ともち麦を7:3の割合にしてもOKだそうですよ。これなら食べられそうですね。
1食で1膳たべましょう。
朝食を含む1日2食の主食として食べるだけ
もち麦ダイエットは、朝食でもち麦を食べるのがおすすめです。もち麦は血糖値の上昇を抑える効果がありますが、この作用は持続するのです。
そのためもち麦を朝食で食べると、昼食や夕食でも血糖値の上昇をおさえてくれる効果が期待できるでしょう。
このことからも1日1食をもち麦に変えるだけでも効果が期待できます。さらにダイエット効果をアップしたい人は、1日2食をもち麦に変えることをおすすめします。
もち麦の食べ方アレンジ
もち麦は、白米と混ぜるだけではありません。いろいろな料理にトッピングすることもできます。
たとえば茹でたもち麦をサラダやスープにトッピングしたり、ハンバーグやつくねに入れても美味しいです。
肉ともち麦を1:1の割合で作るので、カロリーダウンにもなりますね。そしてなんと、ヨーグルトにトッピングするという食べ方もあるそうですよ。
もち麦ダイエットの注意点
メリットの多いもち麦ダイエットですが、注意点はあるのでしょうか。
カロリーは低くないので食べ過ぎると太る
もち麦ダイエットの注意点は、食べれば痩せる食材ではないということです。
βグルカンはコレステロールを下げるはたらきがありますが、たくさん食べると痩せるわけではありません。
カロリーについても、150gあたりのカロリーは、白米で約250キロカロリー、もち麦で約200キロカロリーです。
白米と50キロカロリー程しか変わらないため、それほど低カロリーでもないのです。
そのため食べ過ぎれば太る可能性もありますので、ご注意ください。
腸内細菌が活性化されにくい人は効果を感じにくい
もち麦ダイエットのデメリットとまではいかないのですが、腸内細菌が活性化しにくい人は効果を感じにくいです。
腸内細菌には、通称ヤセ菌とデブ菌が存在します。基本的にもち麦ダイエットは、ヤセ菌を増やしデブ菌を減らすメリットがあります。
しかし腸内細菌が反応しにくい人もいるようで、その場合には稀にウエストサイズが増えてしまうこともあるんだとか。
しかしそこで終わらないのが、もち麦ダイエットのスゴイところ。
そのまま継続していれば、だんだん腸内環境が良くなっていくことが考えられます。
ですから、もし「逆に太ってきた」と思っても、そのまま継続することが大切ですよ。あきらめるのは、まだ早いんです。
もち麦ダイエットは継続することがポイント
もち麦ダイエットの効果とやり方などをご紹介しました。
中には一時的に太ってしまう人もいるようですが、継続することで体質が改善される可能性が高いです。あきらめないで、続けてくださいね。
何事も継続が大切ですが、もち麦ダイエットほど継続がメリットになるダイエット方法はないかもしれません。食べるだけで痩せられるなら、長く続けられそうですよね。