ヨーグルト断食とは、断食ダイエット中にヨーグルトを食べるプチ断食のことです。
やり方は簡単なので、いつからでも始められます。
空腹感はありますが、酵素ダイエットなどに比べると空腹感が少ないのが特徴です。
ヨーグルト断食は、おもに2日間の断食です。
断食の前後1日は、食事の制限が少しあります。
むずかしいことは何もありませんので、簡単なダイエット方法だと思っていただいてけっこうです。
ではヨーグルト断食のやり方と効果について見ていきましょう。
目次
超かんたん!ヨーグルト断食のやり方
ヨーグルト断食のやり方は、むずかしいことは何もありません。
3日間の食事を制限するだけです。くわしく見ていきましょう。
準備するものは以下の4つです。
- プレーンヨーグルト(低脂肪でプロバイオティクスなら尚良い)500~750g
- 100%野菜ジュースor豆乳 1~2リットル
- 水or無糖の炭酸水 4リットルくらい
- レモン汁があると尚良い
前日の夕食は和食などヘルシー食を腹八分目
まずは前日の夕食から食事制限がはじまります。
和食などのヘルシーな食事を腹八分目で食べましょう。
それ以外に前日気をつけることはありません。
1日目は3食ヨーグルトを食べる
ヨーグルト断食の1日目は、3食ヨーグルトを食べます。
1食のヨーグルトの量は、100~150gです。
ヨーグルトと一緒に100%野菜ジュースか豆乳を200~400ml飲みます。
食事以外では水を多めに飲みますが、1回につき300mlにしてください。水を大量に飲んでも、一度に胃で吸収できる量が決まっています。
そのため300mlずつを小まめに飲むようにすると良いでしょう。
どうしても空腹感が我慢できない時は、無糖の炭酸水を飲むと良いでしょう。レモン汁を入れると飲みやすくなります。両方あわせて1日あたり1.5~2リットルが目安です。
2日目は2食ヨーグルト・1食はおかゆ
ヨーグルト断食2日目は、朝・昼をヨーグルト100~150g食べます。
100%野菜ジュースもしくは豆乳200~400ml飲みます。
夕食は味付けなしのおかゆを茶碗1膳と具なしの味噌汁を1杯飲みます。
水は多めに飲んで、空腹感を我慢できなければ炭酸水を飲みましょう。1回の量は300mlで、1日あたり1.5~2リットルが目安です。
レモン汁を入れると、脂肪燃焼効果も期待できます。
3日目の朝食はおかゆと味噌汁
3日目は、もうヨーグルトは食べません。
朝食で味付けなしのおかゆを茶碗に1膳と具なしの味噌汁を1杯飲みます。
昼食からは、ふつうの食事にもどしてOKです。
でも、なるべく消化が良く薄味の食事にしましょう。
ヨーグルト断食の効果とは?
ヨーグルト断食のやり方は、超かんたんでしたよね。
では、ヨーグルト断食の効果とは何か、見ていきましょう。
デトックス効果がある
ヨーグルトには便秘解消効果があるのは、ご存知ですよね。
体内の老廃物を排出しやすくする効果が期待できます。
また体内に溜まっている毒素を排出するはたらきもありますので、デトックス効果が期待できるでしょう。
月に1回やることで美肌と健康を保つ
ヨーグルト断食は、月に1回くらい定期的にやると良いと言われています。
2日間でできますから、週末にやるのがおすすめです。
定期的におこなうことで、美肌効果やからだの健康を保つことができますよ。
食べ物に含まれる毒素は、毎日の食事でどんどんたまっていきます。
便秘を解消するためにも、定期的にヨーグルト断食をすることをおすすめします。
タンパク質が含まれているので代謝が低下しない
プチ断食といえば、酵素ドリンクが思い浮かぶと思います。でも酵素ドリンクでプチ断食する場合には、タンパク質を摂取することができないのです。
すると筋肉量が減ってしまい、代謝が低下すると考えられるのです。
それに比べてヨーグルト断食は、タンパク質が含まれていますので代謝が低下することを防げます。
またビフィズス菌を摂取することで、断食に付き物の便秘を解消してくれるのです。
胃腸を休めることで代謝アップ
ヨーグルト断食の効果は、固形物を食べないので胃腸を休めることができます。
胃腸を休めると、胃腸のはたらきを活性化することができるのがメリットなのです。
胃腸が元気になれば、代謝もアップするので良いことづくしですね。
食べた物が体から排出されるまでに、約48時間かかると言われています。そのためヨーグルト断食を2日間おこなって、体から毒素を排出するのが目的です。
胃腸が空っぽになるとデトックス効果があると同時に、代謝もアップしますよ。
ヨーグルト断食の注意点とは?
ヨーグルト断食の注意点は、4つあります。
ヨーグルトに糖分は加えない
ヨーグルト断食では、糖分が含まれていない無糖のプレーンヨーグルトを選びます。
できればダイエット効果を高めるためにも、低脂肪や無脂肪のヨーグルトがのぞましいでしょう。
そしてヨーグルトソースなどはかけずに、そのまま食べます。どうしても甘みが欲しい場合には、ビフィズス菌のはたらきを助けるオリゴ糖を加えましょう。
ヨーグルト断食前後は、ドカ食いに注意
ヨーグルト断食の前後では、食事制限をおこないます。決してドカ食いをしないように気をつけてください。
リバウンドの危険があるのはもちろんですが、胃腸のはたらきがおかしくなってしまいます。
また2日間は固形物を食べていなかったわけですから、いきなり高カロリーなどの食事にすると、胃腸をこわすおそれがあります。
プチ断食をやる目的のほとんどは、胃腸を空っぽにして休ませること。
前日にドカ食いしてしまうと、ヨーグルト断食の効果が充分に得られなくなってしまいますよ。
ヨーグルトはプロバイオティクスが含まれたものを
プロバイオティクスとは、生きたまま腸に届く乳酸菌のことです。体に良い影響をもたらす善玉菌で、腸内環境をより良くする効果が期待できます。
プロバイオティクスは胃酸の栄養を受けにくく、生きたまま腸に届きやすい性質があります。
ヨーグルト断食は2日でストップ!
ヨーグルト断食の注意点は、2日間でおこなうようにしましょう。それ以上の期間やると、体調を崩すおそれがあります。
また1ヶ月以内の短期間の間に、ヨーグルト断食をくり返すのも良くありません。
貧血などの病気を引き起こすこともありますので、危険をともないます。どうしても長期間やりたい場合には、医師に相談してからおこないましょう。
ヨーグルト断食で頭痛が起きたら糖分不足かも
ヨーグルト断食のやり方と効果、そして注意点をご紹介しました。
ヨーグルト断食に限らず、断食をしていると頭痛が起きることがあるようです。これは糖分不足が原因の可能性があります。
頭痛が起きたら鎮痛剤を飲むのではなく、「ハチミツ」「オリゴ糖」「黒糖」などの糖分を少量とって、様子をみてください。それでも治らないようならヨーグルト断食を中断して、体調を回復させましょう。
ヨーグルト断食は、無理せず正しくおこなってください。体調不良を見逃さずに、健康になることを目的にしてダイエットをしてくださいね。