暑くなってくると、冷たいビールが美味しいですよね。
「でも、ダイエット中だからビールが飲めない!」と思っているあなたに朗報です。
なんとビールでダイエットができると言うんです!
そんなバカな!!
と、アゴが外れそうになっているあなたの顔が目に浮かびます(笑)
いったいビールでダイエットができるとは、どういうことなのか。
噂のビールダイエットについて、くわしく解説していきますね。
目次
ビールを飲むと、太るんじゃないの?
誰もが知っている常識。それは、ビールを飲むと太るということ。
じつは太るどころか、痩せるというんですからビックリです。
では、なぜビールは太ると思われていたのか。ビールを飲むと太る理由を見ていきましょう。
ビールのカロリーは低くない
ビールを飲むと太る理由は、カロリーが低くないからです。350mlあたり約140キロカロリーなので、白米のご飯1膳弱と同じくらいです。
ご飯も太ると言われている食材ですから、ビールのカロリーが低くないことがわかると思います。
つまりビールは飲み過ぎると太る可能性があるということになります。でもビールのカロリーには、ある秘密があります。それは後でお伝えしますね。
ビールを飲むと食欲が増して、食べ過ぎてしまう
ビールを飲むと太る理由は、食欲が増してしまうからです。昔ビールは胃薬として飲まれていた過去があり、胃酸を分泌して食欲増進の効果がある飲み物なんです。
その結果として、気がつくと食べ過ぎてしまうことが考えられます。だからビールは太ると言われているのです。
結局ビールが太るのではなく、ビールを飲むことによって食べた物が太る原因というわけです。ではビールを飲むと、どんな食べ物が欲しくなるのでしょうか?
ビールを飲むと揚げ物が欲しくなる
ビールを飲むと太る理由は、一緒に食べる物が問題なんです。
ビールを飲んだ時に、あなたは何が食べたくなりますか?
おそらくほとんどの人は、揚げ物などのこってりした食べ物が食べたくなるのではないかと思います。それはビールに含まれる炭酸に関係しているようです。
ビールのおつまみと言えば、「からあげ」などの揚げ物が欲しくなりますよね。
揚げ物じゃなくても、ギョウザやピザなど脂っこい食べ物との相性がバツグンです。
しかも炭酸を飲むことでスッキリと口直しができてしまうので、どんどん食べられちゃうんです。
さらにビールには独特の苦みがあるので、脂っこさを解消してしまうのです。
ビールの怖さをあらためて思い知らされた感じですね。
まさにこれが、ビールを飲んで太る理由だったんです。
ビールを飲むと痩せる理由は?
ビールを飲むと、太るどころか痩せると言われています。
長年ビールは太ると思われていたのに、なぜ痩せると言われるようになったのでしょうか。
その理由は、この本が出版されたことがキッカケなのです。
なんか気になりますよね。
斬新な発想で、今までの常識を覆すような栄養学が書かれています。
では、ビールダイエットの具体的な効果についてご紹介します。
脂肪を燃焼させて蓄積も防ぐ
ビールダイエットの効果は、脂肪を燃焼させる効果があることです。しかも脂肪の蓄積もついでに防いじゃうんですからスゴイですね。
ビールにはビタミンB2が含まれていて、それが脂肪をエネルギーに変換する作用があります。つまり脂肪を燃焼してくれるというわけです。
しかもビールのカロリーは「エンプティカロリー」と呼ばれていて、ほとんど蓄積されないんです。それはいったい、どういうことなのでしょうか?
ビールのカロリーはアルコール由来のものなので、ふつうの食べ物を食べた時のカロリーとは種類がちがいます。
そのため優先的に消費されてしまうので、ほとんど蓄積されないという特徴があります。
しかし、その分ほかの食べ物などのカロリーが消費されにくくなるというデメリットがあります。一緒にたべる物には注意が必要ですね。
炭酸で胃腸が活発になり便秘解消
ビールダイエットの効果は、ビールに含まれる炭酸で胃腸が活発になることです。
炭酸が血行を良くして、腸のぜんどう運動も活発にさせます。そのため便秘解消の効果も期待できるというわけです。
便秘が解消されれば、ダイエット効果を後押ししてくれますからね。
ということは、気の抜けたビールでは役に立たないということになります。
気の抜けていないビールを飲むことで、炭酸が満腹感を与えてくれる作用もあります。
ビールは、ダイエットに大活躍くれるのです。
ビールダイエットの効果とは?
ビールダイエットの効果は、ダイエットだけではありません。さまざまな美容や健康効果があるのです。
抗酸化作用で美肌効果
ワインなら抗酸化作用が高いポリフェノールが含まれていますよね。
じつはビールも、抗酸化作用があると言われています。その秘密は、ビールに含まれる「ホップ」です。あの苦みが、抗酸化作用の証しだったんです。
抗酸化作用があるということは、病気予防をしてくれるのはもちろん、美肌効果も期待できるのです。抗酸化作用とは、体内で発生した活性酸素を除去してくれるはたらきのことです。
活性酸素は体を酸化させるため、アンチエイジングの大敵と言われていますよね。
またビール酵母に含まれるアミノ酸が、シミやそばかすを防いでくれるのです。
ビールの香りで癒し効果アップ
仕事後のビールって、疲れが抜けていくような感覚で格別ですよね。
でも癒される理由は、それだけではなかったんです。じつはビールの香りには、癒し効果があることがわかっています。
ビールに含まれるホップは、昔から薬として利用されてきました。ホップには鎮静作用があるので、心が落ちつく効果があるんですね。
ビールダイエットのやり方
ビールダイエットは、ただビールを飲めば良いわけではありません。
効果的なやり方で、美味しくダイエットをしましょう。
夕食前にビールを飲む
ビールダイエットのやり方は、夕食前にゆっくりとビールを飲むことです。
ゆっくりとビールを飲むことで、血糖値の上昇をおさえる作用があります。美味しいからってグビグビ飲んでしまうと、飲み過ぎてしまうのでご注意を。
ご飯は食べない
ビールダイエットのやり方は、ビールを飲む代わりにご飯は食べないことです。
ビールには糖質が含まれているので、同じく糖質が含まれているご飯は食べないようにしましょう。
最近は糖質オフのビールもたくさんありますので、ダイエット効果を高めたければ糖質オフのビールを選んでください。
ただし朝食と昼食では糖質を摂りましょう。糖質は太るという概念が根付いていますが、まったく摂らないと体調を崩します。
深刻な事態になることもありますので、糖質を制限しすぎるのは注意しましょう。
ビールと同量の水を飲む
ビールには炭酸が含まれていますので、満腹感があり食べ過ぎ防止にも役立ちます。さらにビールと同量の水を飲むことで、満腹感は増していくことでしょう。
お酒と同量の水を飲むことは、悪酔いの予防にも役立ちます。ぜひお酒を飲むときには、水を一緒に飲むようにしましょう。
1日あたり500mlの缶ビール2本まで
ビールダイエットのやり方は、1日の量も決まっています。目安としては、500mlの缶ビールで2本までです。これは、けっこうな量ですよね。
それくらい飲まないと痩せないというわけではなく、これ以上は飲まないようにしましょうという目安の量になります。
ビールダイエットで成功した人は、350mlの缶ビールを1~2本飲んでいた人が多いようです。
ビールダイエットは、おつまみに注意すること
そもそもビールで太る理由と、ビールダイエットの効果についてご紹介しました。
飲み方はお伝えしましたので、もう1つ大切なことがあります。それは、ビールと一緒に食べるおつまみです。
太る理由のところでお話しましたが、ビールで太ると言われていた理由は、おつまみが高カロリーだからです。
ビールダイエットをするなら、おつまみは低カロリーでタンパク質など栄養のあるものがベストです。
おすすめなのは「枝豆」と「豆腐」です。タンパク質が豊富で、低カロリーですね。夏のビールには、枝豆なんて最高ですよ。
美味しくビールダイエットを成功させましょう。