爪を揉むだけの簡単健康法！たった10秒の「爪揉み」で免疫力アップ

爪を揉むだけで健康な体を維持できる「爪揉み」。1本の指をそれぞれ10～20秒揉むだけなので、ちょっとしたスキマ時間に簡単に行えます。

爪揉みのスゴイところは、こんなに簡単な健康法なのに効果が絶大であること。冷えや不眠などのさまざまな不調を改善し、免疫力を高める効果が期待できます。

そこで今回は、爪揉みの効果とやり方について解説します。毎日爪をモミモミして、健康な体を手に入れましょう！

たった10秒の簡単ケアでからだの不調を改善！

冷え性や不眠は、健康面だけでなく美容の大敵でもあります。これらの不調は「自律神経の乱れ」が大きな原因になっていて、血行不良を招きます。

血行が悪くなると肌荒れや代謝の低下を招き、美肌づくりやダイエットの妨げになることも。

また、自律神経が乱れるとイライラしやすくなり、メンタル的な不調から思わぬ過食を招いたり、身近な人との衝突を生んでしまう場合もあります。

このような不調を改善するには、毎日の生活で簡単にできる「爪揉み」がおすすめ。いくら効果のある健康法でも、続けられないと意味がないからです。

冷え性や不眠、肌荒れや代謝の低下などを改善するには、自律神経のバランスを整えることが重要なポイントになります。

自律神経は免疫力と深く関わっているため、免疫力を上げるには自律神経を整えることが大切なのです。

自律神経には副交感神経と交感神経があり、このバランスが保たれていることが大切です。しかし、ストレスがたまると交感神経が優位な状態が続き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

爪揉みには自律神経のバランスを整える効果があるため、免疫力を高めて健康な体を維持する効果が期待できるのです。

とくに、爪の生え際には「井穴」というツボがあり、そこを揉むと自律神経に刺激が伝わりやすいと言われています。

爪揉みは、たった10秒の簡単な健康法なので、いつでもどこでもできるのがうれしいですね。また、爪揉みには即効性が期待できるため、体調がすぐれないときはぜひモミモミしてみてください。

爪揉みは、5本指のそれぞれに期待できる効果があります。改善したい症状がある場合には、その指を中心に揉みほぐすと良いでしょう。

小指は、おもに循環器系に効果を発揮してくれます。それにより冷えや不眠、肩こりや肥満などのさまざまな不調を改善する効果が期待できるため、ぜひ揉んでおきたい指です。

効果を発揮してほしい指は20秒ほどマッサージし、それ以外の指は10秒ほどマッサージしましょう。

薬指以外の4本指は、副交感神経を優位にすることでリラックス効果をもたらしてくれます。しかし、薬指だけは交感神経を刺激するため、他の指とは異なる効果があります。

交感神経を刺激するのは良くないと思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。交感神経を優位にすることで「やる気アップ」や「うつ症状の改善」などの効果が期待できます。

日中に眠気やだるさを感じたときは、薬指を揉んでみると良いでしょう。シャキっとした気分になって、活動的になれますよ。

そもそも自律神経を整えるには、バランスが重要です。昼間は交感神経を優位にし、夕方以降は副交感神経を優位にすることで自律神経のバランスを整えていきましょう。

爪揉みの効果についてはたっぷりとご紹介したので、ここからは爪揉みのやり方について解説します。

爪の生え際から2mmほど下の位置に「井穴」というツボがあるので、ここを揉みましょう。

井穴には神経繊維が集中しているので、ダイレクトに自律神経にはたらきかけてくれます。そのため、即効性が期待できるのです。

ツボの位置が良くわからない場合には、細かい場所にこだわらずに爪の生え際あたりをモミモミしておけばOK。それだけでも十分に効果があります。

1本の指あたり10秒ほど揉み、とくに不調を改善したい指は20秒ほど揉みましょう。これを1日2～3回くらい行います。

薬指だけは、日中に揉むことをおすすめします。夜に交感神経を優位にしてしまうと、安眠の妨げになってしまう恐れがあるからです。

爪を揉むだけの簡単な健康法についてご紹介しました。1指あたり10～20秒、これを1日2～3回行うだけ。しかも、テレビを観ながら揉んだり、ちょっとしたスキマ時間に揉んだりできるので、かなりお手軽な健康法です。

爪揉みは免疫力アップに効果が期待できるため、病気予防にはうってつけ。爪揉みを毎日の習慣にして健康な体を維持していきましょう！