バターコーヒーダイエットってご存知ですか?
アメリカの企業家デイヴィッド・アスプリー氏が考案したダイエット方法です。
彼はIT企業家で、自身の著書「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」でバターコーヒーダイエットについて語っています。
ご自身は150kgから50kgの減量に成功し、なんとIQが20上がったとのこと。
まさに、外見的にも内面的にも自分を変えたということですね。
では、そのバターコーヒーダイエットについてご紹介していきます。
目次
バターコーヒーダイエットって何?
バターコーヒーダイエットって、そもそも何のことなんでしょうか。「何だか高カロリーで太りそう」というのが正直な感想ですよね。
別名「完全無欠コーヒー」
海外セレブの間で話題になった「バターコーヒーダイエット」
このコーヒーのことを別名「完全無欠コーヒー」と呼びます。腹持ちが良く、ダイエット中の空腹を我慢することができます。というよりも、空腹を感じにくいというイメージです。
海外セレブに大変な人気で、ダイエット以外にもスタイルを維持するために飲んでいる人もいるんだとか。
バターコーヒーとは、その名の通りコーヒーにバターを入れるだけ。しかし普通のバターではないんです。
ココがポイント!
コーヒーに入れるバターは、グラスフェッドバターというものを使用します。
聞いたことがないかもしれませんが、牧草のみで育てられた「無塩バター」のことです。日本ではほとんど手に入らないのですが、代用品もありますのでご安心くださいね。
なぜグラスフェッドバターなのかというと、ビタミンが豊富で、しかもコレステロールを下げる不飽和脂肪酸のバターなんです。
普通のバターは飽和脂肪酸ですから、太りやすいんですね。
ダイエット中の空腹感が及ぼす影響とは?
ダイエット中の空腹感は、さまざまな悪影響を及ぼすと思いませんか?
空腹感というのは厄介で、人間が生命を維持する上での危険信号のようなもの。それを無視しているのですから、体が異常をきたしてもおかしくないんです。
やる気やパワーもダウンして、仕事や勉強に集中できないことでしょう。また空腹感は、精神的にもイライラすることが多くなります。
そんなマイナスだらけの空腹感を我慢して、ダイエットに成功できるのでしょうか。そうなんです。じつは空腹感をどんなに我慢しても、ダイエットに失敗する時はするんです。
なぜなら痩せられないような間違った食事制限をしているか、空腹感によるストレスがマックスになって失敗することが多いんです。
バターコーヒーダイエットなら、そのような失敗を防ぐことができるんです。その理由をご紹介しましょう。
バターコーヒーダイエットの効果とは?
バターコーヒーダイエットの効果は、痩せる効果だけではないんです。1杯あたりのカロリーは110キロカロリーと、想像どおりの高カロリーです。それなのに痩せる理由は何なのでしょうか?
血糖値の上昇を防ぐため脂肪をためにくい
バターコーヒーに入れるグラスフェッドバターは、不飽和脂肪酸の脂肪分です。
通常ならコーヒーにミルクや砂糖を入れると思いますが、それだと糖分(糖質)を摂ってしまうことになります。
糖質は脳のエネルギーとなりますが、急激な血糖値の上昇と下降を招き、脳がエネルギー不足と感じてしまうんです。
そのため眠くなったり、すぐにお腹が空いたりして集中力がなくなってしまうんです。
眠気や空腹などは、エネルギー不足のダイエット中にありがちなことです。それでパワー不足になってしまうんですね。
バターコーヒーダイエットなら、血糖値の急激な上昇をおさえることで、脂肪をためこみにくくする効果があります。これはダイエットにおいて、大きな効果ですよね。
中性脂肪を減らすはたらきがある
バターコーヒーダイエットの効果は、脂肪をためにくくするだけではありません。なんと中性脂肪を減らすはたらきまであるんです。
高カロリーのバターなのに、そんなうれしい効果があるんですね。イメージとは真逆なので、驚きです。
抗酸化作用でアンチエイジング効果
コーヒーに含まれるポリフェノールは、抗酸化作用が高くアンチエイジング効果が期待できます。そのためインスタントコーヒーではダメなんです。
1杯ごとにドリップするか、コーヒーメーカーでつくりましょう。
もっとこだわるなら、コーヒー豆を浅い焙煎にしたものを使いましょう。豆を挽いてもらう時に確認してください。
浅い焙煎のほうが、抗酸化作用の高いクロロゲン酸をこわさずに摂取することができます。
朝から元気に活動できる
ダイエット中の悩みは、朝から調子が出ないことではありませんか?
ついウトウトと眠くなってしまったり、パワーが出なくて活動的になれなかったり。それではダイエットが裏目に出てしまっていますよね。
それを防ぐためにもバターコーヒーはオススメなんです。
ダイエットのための運動による疲労が抜けきれていない場合もあるでしょう。そのような朝からグロッキー状態を改善してくれる効果も期待できるんです。これは大きいですよね。
バターコーヒーダイエットのやり方
そんなメリットだらけのバターコーヒーダイエットのやり方はどうすれば良いのでしょうか?
バターコーヒーのつくり方
本来の完全無欠コーヒーには、グラスフェッドバターのほかに「MCTオイル」も入れます。しかしチョットお高いので(400mlで1,500円くらい)、入れなくてもかまいません。
- 良質なコーヒー豆を浅い焙煎にしたコーヒーを淹れます。
- グラスフェッドバターを10g入れます。
・グラスフェッドバターの代用品
グラスフェッドバターがない場合に代用できるものでオススメなのは、「ココナッツオイル」です。
ココナッツオイルはグラスフェッドバターのように、不飽和脂肪酸です。そのため脂肪の蓄積をおさえてくれるはたらきがあります。
もしくは「発酵バター」です。乳酸菌が入っているので、ダイエット中にはうれしい便秘解消効果も期待できますね。
ただし発酵バターのデメリットは、不飽和脂肪酸ではなく飽和脂肪酸であること。
そのため通常なら1~4杯が目安のバターコーヒーですが、それよりも少なめにしておきましょう。
「やっぱり、どうしてもグラスフェッドバターがいい!」という人は、こちらの通販でも購入できます。
バターコーヒーダイエットのやり方
朝食の代わりにバターコーヒーを飲むだけのカンタンな方法です。
1日あたりの目安は、1~4杯となっています。情報によっては1日1杯と言っている場合もありますので、飲み過ぎには注意しましょう。
痩せやすい効果があるとは言え、高カロリーであることは間違いありません。
朝食の置き換えダイエットとしての飲み方以外には、食前に飲むのがおすすめ。
食前に飲むことで、食べ過ぎを防ぐはたらきがあります。昼食はともかく、夕食を食べ過ぎると太りやすくなってしまいますからね。
バターコーヒーダイエットは人生を変える
バターコーヒーダイエットについてご紹介しました。完全に再現するには費用も手間もかかりますが、やってみる価値はありそうですね。
バターコーヒーダイエットの考案者である、デイヴィッド・アリプリー氏の自分を変えるメソッドも気になりますね。IQが20上がるということに、ワタシは興味津々です。
バターコーヒーダイエットは、痩せる効果はもちろんのこと、あなたの人生をも変えてしまうほどの驚きがまっているかもしれません。