男性の青髭を薄く目立たなくするための対策
「ちゃんと剃ってるのに、なんで青髭が残ってしまうの?」と思っていませんか?
どんなに丁寧に剃っても、口まわりが青く見えると気になってしまいますよね。
でも、深剃りしようとすると、肌を傷めてしまうことも多く、余計に青髭が濃くなる原因になってしまうのです。
そこで今回は、青髭になる原因と、青髭を薄く目立たなくする方法をご紹介します。
青髭になってしまう理由は、髭が濃いことだけが原因ではないのです。
目次
そもそも青髭になる原因とは?
青髭があると、しっかり剃っているのに清潔感がないと思われてしまいますよね。そうなると、ビジネスシーンや恋愛などにも支障が出てしまうこともあるでしょう。そもそもなぜ青髭になってしまうのでしょうか? まずは、青髭になる原因から見ていきましょう。
皮膚が薄く、濃くて太い髭が透けて見えている
青髭が目立ってしまう原因は、濃くて太い髭が透けて見えているからです。髭は他のムダ毛よりも太く、密集して生えているので目立ちやすいのです。
また、顔の皮膚は他の部分の皮膚よりも薄いため、濃い髭が透けて見えてしまうのです。とくに肌の色が白い人は、青髭が目立ちやすいと言えるでしょう。
髭の剃り方が間違っている
青髭になる原因は、髭の剃り方に問題があるのかもしれません。深剃りしようとすると肌を傷つけてしまうことが多く、肌が傷つくと髭が濃くなる原因になります。
また、髭の処理方法によっては肌の乾燥を招き、それが濃くなる原因につながる場合もあります。
そもそもムダ毛は、体を守る(皮膚を守る)ために生えているものなので、皮膚が刺激を受けると、その皮膚を守るためにどんどん濃くなる性質があるのです。
髭が濃くなれば、当然青髭が目立ってしまいます。これが、いくら剃っても青髭が無くならない原因の1つなのです。
男性ホルモンが過剰に分泌されている
青髭になる原因は、男性ホルモンが過剰に分泌されていることが大きく関係しています。
たとえば、日頃から肉食が多い食生活を送っている人や、ハードな筋トレをしている人、格闘技などの闘争心を燃やすスポーツをしている人などは、男性ホルモンの分泌が多くなる可能性があります。
男性ホルモンの分泌が多くなると、髭が濃くなる原因になり、青髭になる可能性が高くなります。
とはいえ、男性ホルモンは年齢とともに減少していくため、青髭も徐々に目立たなくなっていくと言われています。つまり青髭は、若くて健康である証拠でもあるのです。
青髭を薄くする方法
では、青髭を薄くする方法はどうすれば良いのでしょうか? 簡単にできて、しかもキレイな肌になるための青髭対策をご紹介していきます。
正しく髭を剃る
青髭を薄くする方法は、正しい髭の剃り方をすることです。髭剃りをすると、少なからず肌を傷つけてしまうため、正しく髭を剃ることで青髭を最小限に食い止めることができます。
また、カミソリの種類にも気をつけましょう。3枚刃や5枚刃など、刃の枚数が多いカミソリのほうが肌を傷つけにくいです。
ちなみに電動シェーバーは肌を傷つけにくいですが、キレイに深剃りできないので青髭になりやすいです。
◆正しい髭の剃り方
- ホットタオルなどで肌を温めて、髭を柔らかくしておきます。
- シェービングクリームやシェービングフォームをつけます。
- 3枚刃以上のカミソリを使って剃ります。
- 髭の流れに沿って剃ります。(同じ場所を何度も剃らないこともポイント)
- 剃り残しがあれば、その部分を一度だけ逆剃りをします。
正しい髭の剃り方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶正しい髭の剃り方|深剃りしてもカミソリ負けしない髭剃りのコツ
◆アフターシェービングで保湿ケアをする
正しく髭を剃った後は、保湿ケアをして肌をいたわってあげましょう。
アフターシェービングで保湿ケアをしっかりすれば、肌へのダメージが格段に減ります。肌へのダメージが減るということは、青髭を防ぐことにつながるのです。
肌を傷つけるほど髭はどんどん濃くなっていくので、青髭を薄くするには正しい髭剃りをして、アフターケアをすることが大切です。
抑毛ローションで髭が生えるのを遅らせる
抑毛ローションとは、髭が生えてくるのを遅らせることができるローションのことです。
抑毛ローションには「大豆イソフラボン」などの成分が配合されていて、女性ホルモンと似たような働きをするため、髭が細くなったり、髭が生えにくくなる効果があります。
即効性はありませんが、使い続けることで少しずつ青髭が薄くなっていく効果が期待できます。
正しい髭の剃り方を実践するとともに、抑毛ローションを併用することで青髭を薄くしていきましょう。
除毛クリームで処理する
青髭を薄くするには、髭を剃るのではなく、除毛クリームで処理するという方法もあります。
カミソリで髭を剃ると、肌の表面までしか処理できませんが、除毛クリームを使うことで剃るよりも深い場所から髭を処理することができます。
これは、除毛クリームの薬液が、毛穴よりも少し奥まで浸透するためです。
ただし、除毛クリームの成分が肌に合わない場合は、肌荒れを起こしたり、肌がヒリヒリして痛くなる場合もあります。
使用前にパッチテストをして、肌に合うかどうかを確かめてから使うようにしましょう。
コンシーラーなどでメイクする
コンシーラーとは、肌に塗るファンデーションのような化粧品です。最近は男性でもメイクしている人が増えているので、髭用のコンシーラーやファンデーションも販売されているようです。
厚塗りするとメイクをしているのがバレてしまいますが、塗り方のコツをつかめば、自然なメイクができるようになります。
ただし、皮脂の分泌が多い男性は、だんだんメイクが崩れてしまうことがあるため、塗り直しをしなければいけません。
女性ならトイレでメイク直しをするのは普通ですが、男性がトイレでメイク直しをするのは抵抗があるかもしれません。
個室でこっそりメイク直しをする手間が苦痛でなければ、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
もっとも効果的な青髭対策は「脱毛」
何としても青髭を無くしたいという人に、もっとも効果的な対策は「脱毛」をすることです。
脱毛といっても、完全に髭を無くす方法と、髭の量を減らすだけの方法などが選べます。
また、脱毛には種類があり、エステで行う脱毛と、クリニックなどの医療機関で行う脱毛があります。
脱毛の種類によって施術時の痛みや料金、脱毛の効果などが変わってきます。
髭は顔に生えているため、皮膚が薄くてとてもデリケートな場所。そのため、自分に合った施術内容の脱毛を選ぶことが大切です。
◆エステの脱毛とクリニックの脱毛の違い
エステの脱毛は、光脱毛が一般的です。光脱毛は痛みが少なく、料金も安いというメリットがあります。
ただし、通う回数が多かったり、効果が持続する期間が短いというデメリットがあります。
クリニックの脱毛は、料金が高いもののキレイに脱毛できて、効果が持続するのがメリットです。
1回の施術時間は長い場合もありますが、通う回数が少ない場合が多く、手間がかからないことが多いでしょう。ただし、痛みが強いというデメリットがあります。
エステやクリニックによって、さまざまな脱毛プランが用意されているので、自分に合ったプランを厳選しましょう。
選ぶポイントとしては、通う回数・料金・効果の持続期間・痛みなど、自分がどうしても重視したいことを決めておくと良いでしょう。
お試しプランなどで体験してみるのもオススメです。
家庭用脱毛器で脱毛する
エステやクリニックで脱毛するのには抵抗があるという人は、家庭用脱毛器でセルフ脱毛するという方法もあります。
家庭用脱毛器なら、自分の好きな時間に処理することができて、髭以外の場所にも使用できるのがメリットです。
しかし、出力の調節をまちがえると、火傷してしまうリスクがあります。
痛みもそれなりにあるわりに、脱毛器の種類によっては髭にはあまり効果が得られない場合もあり、手間がかかってしまうかもしれません。
トータルの料金や効果、手間などを考えると、エステやクリニックで脱毛したほうがコスパが良い場合が多いです。
日焼けして青髭を目立たなくする
青髭そのものを薄くする方法ではありませんが、日焼けすることで青髭を目立たなくすることができます。
そもそも青髭が目立ってしまう人は、肌の色が白い男性に多いので、健康的な小麦色の肌に日焼けすれば、青髭が目立たなくなります。
ただし、日焼けすることで将来シミができやすくなったり、肌荒れしてしまう恐れもあります。
美肌を重視するか、青髭が目立たなくなることを重視するか、あなたの選択次第と言えるでしょう。
簡単にできてキレイな肌になるための青髭対策をしよう!
青髭が目立ってしまう原因と、青髭を薄くする方法をご紹介しました。正しい髭の剃り方をするだけで、青髭を改善できる場合もあります。また、抑毛ローションを使えば簡単に青髭対策ができますが、それでも改善できない場合には、エステやクリニックで脱毛をするのがキレイな肌になるための1番の対策になります。これ以上青髭で悩まないために、あなたに1番合った対策を実践してみてくださいね。