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妻と離婚したい理由と夫の心理|夫から離婚したいと言われたら?

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夫から突然「離婚したい」と言われたら、あなたはどう思いますか?

きっと疑問や不安があふれ出して、頭が真っ白になってしまうかもしれません。

あるアンケートによると、「妻と離婚したいと思ったことがある?」という質問に、半数以上の男性が「はい」と答えています。しかもそのうち約半数の男性が、離婚について「まだ具体的には考えていない」と答えています。

この「まだ」という言葉は、なんとも不吉ですよね。つまり、離婚は考えているけど具体的にはまだ考えていないということ。

では、なぜ夫は妻と離婚したいと思うのでしょうか?

そこで今回は、妻と離婚したい理由と夫の心理についてご紹介していきます。夫から離婚したいと言われたときの対処法についても見ていきましょう。

夫が妻と離婚したい理由とは?

夫が妻と離婚したいと思う理由についてご紹介します。長年一緒に暮らしてきたのに、なぜ夫は妻と離婚したいと思うのでしょうか?

態度が冷たい

妻と離婚したい理由でもっとも多いのが、妻の態度が冷たいこと。独身のときはやさしかった妻が、結婚後に豹変する話はよく聞きます。

自分への態度が冷たい妻と一緒にいると、夫は家にいても気が休まりません。そのため「一人のほうが楽かも」と思って離婚したいと思ってしまうのです。

夜の生活がない

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妻と離婚したい理由で上位に来るのが、夜の生活がないこと。つまり、セックスレスですね。夫はいつまでも体の関係を求めるものですが、妻は夫との夜の生活が面倒に感じてしまうことも少なくありません。

その理由は、子どもに手がかかったり、家事や仕事に追われたりして疲れていること。そして、夫は家族なので、男として見られなくなったことなどが挙げられます。

しかし、男性は生理的に我慢できないため、夜の生活がないことは離婚したい理由になってしまうのです。

外見に気をつかわなくなった

夫はいつまでも「可愛い妻」のままでいて欲しいのに、妻が外見に気をつかわなくなると離婚したくなる夫が多いようです。

外見を気にしすぎてお金をかけるのも困りものですが、女性としての身だしなみくらいは配慮して欲しいと思っているのです。

また、結婚後に太って体型が変わることは良くあることですが、健康のためにも体型に気をつかったほうが良いかもしれません。それが離婚したい理由につながるなら、なおさら外見にも気をつかうようにしましょう。

家事をやらない

妻と離婚したい理由は、家事をやらないことが挙げられます。家事をやらないことは、主婦業を放棄しているようなもの。たとえ共働きでも、ある程度は女性が担当する夫婦が多いはずです。

とくに男性は、家庭的な女性と結婚したい願望が強いため、結婚後に家事をやらなくなると離婚したいと思ってしまうのです。家庭的な女性がいたら、心変わりしてしまうこともあるかもしれません。

金遣いが荒い

妻と離婚したい理由は、妻の金遣いが荒いことも1つ。とくに、専業主婦で働いていないのに浪費癖がある妻なら、離婚したいと思われても仕方ないかもしれません。

共働きでも、何の相談もなく高額な買い物をされたら、夫の不満もたまるはず。一生懸命に働いたお金を勝手に浪費されては、家計を圧迫してしまいます。

家族の将来に関わることなので、金遣いが荒い妻とは離婚したいと思う夫が多いでしょう。

子育てに関する意見の不一致

子どもに関することは、離婚理由になりやすいでしょう。子育てや教育に関する意見の不一致は、夫婦関係が悪化しやすく、妻と離婚したくなる理由として挙げられます。

妻のほうが子どもと接する時間が長くなりがちなので、妻が頭ごなしに夫の意見を否定してしまうことも少なくありません。

しかし、夫だって子どもの将来を考えて発言しているのですから、黙って引き下がるわけにはいきません。

このような意見の食い違いが夫婦関係に溝をつくり、離婚問題に発展しやすいのです。

親や親族と合わない

妻と離婚したい理由は、妻の親や親族と合わないことや、妻が自分の親や親族と合わないことが挙げられます。

大型連休などのときは実家に帰ることもあると思いますが、それが苦痛に感じてしまうと離婚したいと思ってしまうのです。

また、妻が自分の実家ばかり帰りたがり、夫の実家には行きたがらないとなれば、夫も不満を感じることでしょう。

浮気している

妻が浮気しているなら、夫が離婚したいと思うのは当然ですが、夫が浮気している場合も、妻と離婚したいと思う理由になります。

ただ単に、ほかの異性を好きになってしまったのなら言い訳のしようがありませんが、妻が原因で夫が浮気してしまう場合も少なくありません。

もっとも多いのは、先ほどもご紹介した「夜の生活がないこと」。夜の生活を拒否されたら、ある意味では浮気されても仕方ないと言えるかもしれません。

とはいえ、浮気はいけないこと。もし夫が浮気しているなら、しかるべき手段をとることもできます。

離婚したいけどできない夫の心理

妻と離婚したいと思ったことがある夫は約半数もいるのに、なかなか離婚できない夫が多いのも事実。では、離婚したいけどできない夫の心理には、どのようなことが考えられるのでしょうか?

子どもと離れたくない

特別なケースをのぞけば、離婚すると子どもの親権は妻(母親)になることが多いです。そのため、子どもと離れることを考えると、離婚したいけどできない夫が多いのです。

とくに、妻が家事や育児をしない場合、「子どもを妻に渡すのが心配」という夫もいます。また、妻が夜遊びなどで家をあけることが多いと、「教育上子どもを任せられない」と思ってしまいます。

さらに、妻がバリバリ仕事をしている場合には、「子どもに寂しい思いをさせるのではないか?」と心配になる夫もいるでしょう。

金銭的に不安がある

離婚したいのに離婚できない夫の心理として、金銭的な不安が挙げられます。共働きで家計を支えていた場合には、離婚して世帯年収が減ることに不安を感じている夫もいるようです。

また、財産分与や子ども養育費などで妻にお金を渡すケースも多く、離婚しないほうが経済的に楽なので、離婚したくてもできない夫もいます。

親を悲しませたくない

結婚したときに親が喜んでくれた場合、「親を悲しませたくない」という理由から離婚できない夫もいるようです。とくに親が病気のときには、余計な心配をかけたくないと思ってしまうことも多いでしょう。

そのため、妻と離婚したい意思が固まっていても、タイミングを待っている夫もいるかもしれません。

世間体が気になる

バツイチの人が増えているとはいえ、やはり離婚すると世間体が気になるもの。そのため、世間体を気にして離婚できない夫も少なくありません。

離婚すれば会社に届け出をしたり、親族などに報告したりしなければいけないため、まわりからの評価が悪くなることを心配する夫もいることでしょう。そのため、離婚できずに我慢してしまうことが多いのです。

夫から離婚したいと言われたときの対処法

では、夫から離婚したいと言われた場合、妻が離婚したくないときにはどのような対処法があるのでしょうか?

離婚に応じない

夫に離婚したいと言われても、離婚したくなければ離婚に応じないことです。離婚は、お互いの意思があってこそ成立するものなので、特別な理由がない限り、離婚に応じなければ離婚する確率は極めて低くなります。

ただし、夫がどうしても離婚したい場合、妻に有利になる条件を出して離婚するケースが多いです。または、妻としての非を夫に責め立てられて、それに耐えきれなくなり離婚に合意してしまうケースもあります。

このような場合には、いち早く弁護士に相談したほうが良いかもしれません。

夫婦の経済状況を確認する

夫から離婚したいと言われたら、まずは夫婦の経済状況を確認しておきましょう。離婚したくない場合でも、万が一離婚した場合のことを考えて、夫婦の財産は調べておいたほうが後で失敗することが少なくなります。

夫婦の財産は、半分は妻のもの。結婚後に夫が稼いだお金も、財産分与に当てはまります。財産にも色々ありますが、預金や収入、不動産や保険、年金などについて調べておきましょう。

弁護士に相談する

離婚して財産分与をするにせよ、離婚しないにせよ、いずれにしても弁護士に相談するのが一番です。離婚したいと思っている夫が弁護士をつけてくる可能性もあるため、それに対抗するには弁護士に相談するほうが良いでしょう。

料金は弁護士によって異なりますが、大きな揉め事もなく離婚する場合には20~40万円くらいが相場のようです。離婚しない場合にも、相談料という形で請求されることになると思います。

離婚したいと言われたら、やってはいけない行動

夫に離婚したいと言われたとしても、絶対にやってはいけない行動があります。これをやってしまうと離婚で不利になり、後悔することになりかねません。

別居していはいけない

夫に離婚したいと言われたら、同じ家で暮らすことが苦痛に感じてしまうかもしれません。しかし、簡単に別居をするのはNGです。なぜなら、家を出ていったほうが不利になるからです。

別居することは離婚理由として成立するため、弁護士に相談したところで家を出ていった側に離婚の意思があるとみなされます。だから、離婚したくない妻が家を出て別居してはいけません。

夫の浮気相手と対決してはいけない

もし夫が浮気している場合、夫の浮気相手と対決してはいけません。結果的に離婚する場合でも、離婚しない場合でも、夫の浮気相手と対決することはリスクしかありません。

離婚する場合には、何もしなければ慰謝料を請求できたのに、万が一相手の女性にケガをさせてしまったら、慰謝料を請求できないどころか、傷害罪に問われることもなきにしもあらず。

また、離婚しない場合でも、夫が結婚していることを隠して交際していた場合には、逆に、夫の浮気相手から慰謝料を請求される場合も。そのため、いずれにしても夫の浮気相手と対決してはいけません。

暴力や浮気をしてはいけない

夫に離婚したいと言われたら、冷静でいられなくなるのは当然です。しかし、夫に対して暴力をふるったり、腹いせに浮気したりしてはいけません。

もし夫が離婚したいあまり、あなたの言動を録音していたら、離婚するための証拠になってしまいます。

また、あなたが浮気した証拠をつかまれたら、あなたが不利な状況になるのはもちろん、夫に慰謝料を請求されることもあります。そのため、どんなに感情的になっても、暴力や浮気をしてはいけません。

むやみに夫を非難してはいけない

夫に離婚したいと言われたとき、むやみに夫を非難してはいけません。「離婚したいと言い出すなんて、きっと不倫しているはず」という憶測で非難するのはとくにNG。

夫を非難すればするほど、あなたの立場は不利になります。それが証拠となって、離婚が成立してしまうこともあるからです。

離婚問題は、いつもの夫婦喧嘩とは違います。言動や行動の1つ1つを慎重に行い、むやみな発言はひかえましょう。

夫が本気で離婚したくなる前に対処しよう!

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妻と離婚したい理由や夫の心理についてご紹介しました。妻の言い分もたくさんあると思いますが、まずは夫への接し方から見直してみましょう。長く一緒にいると慣れてしまうものですが、夫からすると女性として見られなくなってしまったのかもしれません。

男性は、妻にはいつまでも女性であってほしいと願うもの。その気持ちに少しだけ応えてあげてはいかがでしょうか? 離婚したくないならきちんと話し合って、これからの夫婦関係を修復していきましょう!