あなたは職場で嫌いな人がいますか?
ほとんどの人は、一人くらい嫌いな人がいるのではないでしょうか。
職場には毎日行かなければいけないし、嫌いな人とも接しなくてはいけない。
嫌いな人と接しなくても良い状況ならば、なるべく関わらないようにすれば良いだけ。
でもたいていは避けられない関係だからこそ「嫌だな~」と感じてしまうことが多いですよね。
そんな時でもストレスをためない接し方をご紹介します。
目次
①嫌いな人がいる自分を許す
あなたの中で「嫌いな人なんてつくっちゃいけない。みんなと平等に接しないといけない」という罪悪感はありませんか?
その罪悪感があなたのストレスになっているのかもしれません。
人はキレイな感情だけでは生きられませんよね。
時には誰かに対して「嫌い」とか「ムカつく」という感情が湧いてしまうもの。
それは人として当然の感情だと思いますよ。
だから嫌いな人がいる自分を許してあげましょう。
だって人間だもの。
②オウム返しをすると感じ悪さをごまかせる
嫌いな人と接する時、あなたはどんな表情・態度・話し方をしているでしょうか。
自分では隠しているつもりでも、嫌っていることを相手に気づかれてしまうこともあるでしょう。
嫌われていると感じた相手は、きっとあなたのことも嫌いだと感じるようになります。
そうすれば関係はどんどん悪化して、余計に面倒くさくなってしまいますよね。
だから嫌っていることを少しでもごまかしたいと思うのではないでしょうか。
その場合の対処法は、相手が言ったことをオウム返しすることです。
たとえば「書類持ってきてくれない?」と言われた時に、「はい」とか「わかりました」だけだと、言葉が短すぎて表情ばかりが強調されてしまいます。
きっとあまり良い表情はしていないでしょうから、相手は「何か感じ悪いな」と感じてしまうことでしょう。
それを回避する方法として有効なのが「書類を持ってくればいいんですね。わかりました」とオウム返しをすることなんです。
「~ですね」という言葉遣いもポイントです。
語尾が「ね」だと、何となく感じ良く聞こえませんか?
その言葉に合わせて適当に笑顔を作っておけばいいんです。
きっとうまくごまかせるはずですよ。
③どんなに嫌いでも挨拶だけはする
あなたには「顔も見たくない!」と思ってしまうくらい嫌いな人がいるかもしれません。
たとえそうだとしても、社会人としての最低限のマナーだけは守っておきましょう。
最低限のマナーを守っていれば、もし相手とトラブルになった場合にあなたの落ち度はかなり減ります。
とくに挨拶に関しては、どんなに嫌いな人でもちゃんとしておきましょう。
「無視されるから挨拶なんてしたくない」という人もいるかもしれませんが、社会人としてのマナー以前に、人間として当然のことです。
それができない相手は他の人からの信頼もなくし、あなたは有利になるはずですよ。
④さり気なくその場からフェードアウトする
あなたが相手を嫌いだということを、相手も気づいていますか?
気づかれていないことも多いですよね。
その場合には嫌いな人から話しかけられることも多いと思います。
はっきり言って、嫌いな人と世間話なんてしたくありませんけどね。
だったらさり気なくその場から立ち去ることです。
ワタシはこれを「マイルドシカト」と呼んでいます。
相手に話しかけられたら曖昧な答えを言って、そのまま笑顔で歩き続けて去っていくという感じです。
決して立ち止まってはいけません。
つまり「無視はしていないけど、何となく無視する」ということです。
うまくやらないとマイルドではないシカトになってしまう危険があるので注意してくださいね。
⑤話しかけられたら突然なにかを思い出す
嫌いな人に話しかけられたら、無視するわけにもいかないでしょう。
その場合には、「突然なにかを思い出す作戦」が有効です。
話しかけられた途端に「あっ、あれやるの忘れてた。ごめんね」と言ってその場を立ち去ることです。
マイルドシカトにちょっと似ていますね。
⑥嫌いな人には嫌われていると覚悟する
あなたが嫌いな人は、相手もあなたのことを嫌いであることが多いでしょう。
人には相手の感情が伝わってしまうものだからです。
相手が自分を嫌いだと思っていると、その雰囲気を何となく感じることって結構あると思うんですよね。
人は無意識のうちに、「嫌いオーラ」を出してしまっているのかもしれません。
それが悪いのではなく、嫌いな人には嫌われていることを覚悟するということです。
「自分は相手のことが嫌いだけど、相手に嫌われるとムカつく」なんて調子の良い話はおかしいですよね。
だってお互い様なわけですから。
⑦いっそなぜ嫌いなのか掘り下げてみる
あなたはなぜその人のことが嫌いなのでしょうか。
それは案外あなたと相手の性格が似ているからかもしれません。
とくにあなたが自分の「ここが嫌い」という部分が嫌いな相手と似ていると、余計に嫌いになってしまう場合もあります。
その場合は接し方や考え方を少し変えれば、仲良くなってしまうこともあるかもしれません。
似ているということは、ある意味では気が合うとも考えられますからね。
【まとめ】嫌いな人に好かれようとすると疲れる
嫌いな人との接し方についてご紹介しました。嫌いな人がいるのは仕方のないこと。それなのに嫌いな人に好かれようとすると、かなり体力と精神力を消耗してしまいますよ。嫌いな人には「近づかず離れすぎず」くらいがちょうど良いでしょう。あからさまに避けると、嫌っていることが相手にバレてしまいますからね。
そしてあまり余計な会話をすることは避けるべきでしょう。嫌いな人と接するときは、なるべく最小限にとどめること。そうしないとあなたがこわれてしまいますよ。